２０１５GW　今年も南ドイツとアルザスとチロル　【１８】ティティゼーへ寄り道

2015/04/30 - 2015/04/30

フライブルクの２泊を終え、次の街へ移動です。
やはりフライブルクは素敵ないい街でした。是非また再訪したいもの。
この日、まずはシュヴァルツヴァルトの人気観光地、ティティ湖へちょっと寄り道。
そしてそこからドナウエッシンゲン、大好きなメーアスブルクまで旅します。
その道すがらも楽しみな路線です。

以下が旅程。●印がこの旅行記です。

　４月２５日（土）　福岡〜成田〜フランクフルト〜ヘッペンハイム
　４月２６日（日）　ヘッペンハイム〜マウルブロン〜ヴァインハイム〜ヘッペンハイム
　４月２７日（月）　ヘッペンハイム〜エスリンゲン〜カルフ〜ヘッペンハイム
　４月２８日（火）　ヘッペンハイム〜シュパイアー〜ブライザッハ〜フライブルク
　４月２９日（水）　フライブルク〜ミュールーズ〜コルマール
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ブライザッハ〜フライブルク
●４月３０日（木）　フライブルク〜ティティゼー〜ドナウエッシンゲン〜メーアスブルク
　５月　１日（金）　メーアスブルク〜ユーバーリンゲン〜ラドルフツェル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜コンスタンツ〜メーアスブルク
　５月　２日（土）　メーアスブルク〜リンダウ〜インスブルック
　５月　３日（日）　インスブルック
　５月　４日（月）　インスブルック〜ミュンヘン〜フライジング〜ミュンヘン
　５月　５日（火）　ミュンヘン〜エッタール〜オーバーアマガウ〜ミュンヘン
　５月　６日（水）　ミュンヘン〜レーゲンスブルク〜ニュルンベルク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜ニュルンベルク〜ヴュルツブルク
　５月　７日（木）　ヴュルツブルク〜フランクフルト〜イトシュタイン〜マインツ〜フランクフルト
　５月　８日（金）　フランクフルト〜マールブルク〜フランクフルト空港から帰国便
　５月　９日（土）　羽田〜福岡

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フライブルクを発つ朝。
７：３０頃から朝食を。
早いので一番乗りでした。

ハムやチーズ類。

パンやケーキ、飲み物はこちらの壁際に。

ヨーグルトやフルーツ。

これらをたーっぷりいただきました。

８：３０前にチェックアウト。駅へ向かいます。
こちらは前夜夕食を摂ったイタリアンレストラン。

フライブルク中央駅へ到着です。

８：４０発のＲＢに乗ります。

電車にはバーデン・ヴュルテンブルク州のマークが。

ひとつ目の駅です。
赤い部分の文字は「Ｈｏｌｌｅｎｔａｌｂａｈｎ」訳すと「地獄谷鉄道」。

なんだかものものしい名前。
まだしばらくは「地獄谷」にはほど遠いのどかな住宅地や、

田園地帯が続きます。
今日もいいお天気でよかったー！

３つ目の駅。
通勤や通学でしょう。結構たくさんの人が行き交います。

その先からだんだん山並みが見えてきました。

高い木立も増えてきます。

乗った車輌には私だけ！
自由に右に左に移動しながら車窓を楽しみます。

４つ目の駅「Ｈｉｍｍｅｌｒｅｉｃｈ」。
神の帝国、天国。神々しい地名ですね。

小さいかわいい駅舎。

このあたりからぐっと山が迫ってきました。

「地獄谷」と感じるほどの切り立った谷には出会えませんでしたが、

緑豊かな素敵な路線です。

「地獄谷」という名は、その昔ここシュヴァルツヴァルトの中でもとりわけ
木々が鬱蒼と茂り、追い剥ぎや盗賊が多く出没していたのが由来だそう。
ですが現在は「花嫁街道」と呼ばれているそうです。

その花嫁とは、かのマリー・アントワネット。
フランスへのお嫁入りの際に通ったルートなのだそうです。

フライブルクから５つ目の駅がこちら。

赤いのはＤＢのバスですね。

そこを過ぎたらほどなく見えてきた教会や建物の集落が・・・

ティティゼーでした。
フライブルクからここまで４０分弱の道のりでした。

のどかな静かな駅です。

駅舎も素朴なたたずまい。

この街については、地図などの下準備がゼロでした。
小さい街だろうし、次に乗る電車まで１時間ほどのわずかな時間。
ちょちょっと歩いて湖を望めばそれでいいので、適当に歩けば
どうにかなるでしょ、とタカをくくっていました。
それで、まずは駅から出て正面の道をまっすぐ進んでみることに。

やがて道は右に折れて、のどかな中を歩きます。

あ、何やら少し賑やかになってきた。

靴屋さんのかわいい看板も発見。

花壇のあるロータリーに出ました。

十字路でしたが、まっすぐ進んでみることに。

右手に大きな建物が現れました。

ここは南ドイツでも有数の保養地。
クアハウスやホテルなどが数多くあります。

電車から見えた教会も近づいてきました。
で、肝心の湖は・・・？

あ、こちらですかね。

お、見えてきた、見えてきた！

うーん、ですがボートやお土産屋さんや、そういう賑わう場所が
あるはずですが見当たらないですねー。

あら？木々の間から左手奥に見えるあの一角、あの辺が賑やかそう。

ということは、先ほどのロータリーを直進せず左に曲がればよかったのね。
来た道を戻ります。

そだ、やっぱりこちらが湖畔の方向だったのですね。

ですが、お土産を買うわけでもない、ボートに乗りたいわけでも
乗る時間があるわけでもないので、駅へ戻ることに。
ロータリーを左に折れます。

その角にはかわいらしいホテル。

レストランもあるガストホフですね。

名前の「Ｓｏｎｎｅ」＝太陽を示す看板。

壁の紋章や、

壁絵も素敵です。

左手にはきれいに整備された花壇。
有名な保養地だけはあります。

建物や街路樹もいい雰囲気ですしね。

そして駅に到着。

小さな待合室。
時刻はちょうど１０：００。
次にのる電車の１０：１９の発車まで少し時間があります。

ので、構内のカフェでひと休み。

なかなかいろいろな種類のパンがありました。

が、このあともあるのでコーヒーだけにしました。
なんとも間抜けな街歩きだったなー、と振り返りながら。（笑）

駅を出たら駅前の道を右に進み、道なりに突き当たりを左へ。
ロータリーに出るのでそこを直進するのがティティ湖畔への最短コースです。
ご参考まで。

ホームに出て電車を待ちます。
標高８５８ｍの駅でした。