2015/08/14 - 2015/08/15
5位(同エリア29件中)
amadeoさん
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カシュガルから南疆鉄道に乗り、約8時間かけてホータンに到着。ホータン駅から白タクの乗り合いでホテルへ。団結広場周辺を探索するが、カシュガルのような活気を感じない。早々にホータン市内観光に見切りをつけ、タクシーをチャーターして郊外観光に切り替える。第1目的のアラール砂漠公路入口を見学。
迫り来る砂漠の魅力に圧倒される。その後、ホータン博物館、マリカワト遺跡を見学し、ホータン空港から北京へ向かう。
*今回の旅程*
8/8(土) 成田→北京→ウルムチ
8/9(日) ウルムチ→カシュガル
8/10(月) カシュガル
8/11(火) カシュガル→タシュクルガン
8/12(水) タシュクルガン
8/13(木) タシュクルガン→カシュガル
8/14(金) カシュガル→ホータン
8/15(土) ホータン→北京
8/16(日) 北京→羽田
〔7日目〕
団結広場周辺を探索
宿泊:華豫国際酒店
〔8日目〕
アラール砂漠公路入口〔景観台〕
ホータン博物館
アリカワト古城遺跡
CA1294
ホータン 15:15 → 北京 22:20
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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華豫国際酒店。
新疆最後の宿なので、ゆっくりと快適にちょっと贅沢したいと思い、ホータン市内で一番星の数が多ホテル(★★★★)を予約した。
と言っても標準房340元である。
期待を裏切り、たいしたことないホテルであった。
ホータンという場所にある中ではまともなのか? -
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部屋の様子。
総じて不満指数が高かった。
・値段の割りに部屋が狭い。
・全館WiFiが壊れていて使用不可。
・窓が小さい。部屋を変えて欲しいと文句を言ったら他の部屋の窓も同じであった(カーテンの明るい部分だけが窓の部分)。
・チェックアウト時の処理が30分も係り、優し目に早くして欲しい言ったら逆切れされた。 -
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ホテルそばのバス停には3路と12路の路線バスが走っていた。
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情報不足でホータン市内のことは良くわからないのと、おそらく一番栄えているであろう団結広場前は歩いていけそうな距離なので、歩いていく。
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迎賓路を北上して行き、玉州世紀大酒店を左折する。
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阿恰勒西路。
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100mほど歩き、右折して塔乃依南路を進む。
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この辺はホータンの繁華街らしい。
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団結広場へ到着。
ホテルから30分しないうちに着いた。 -
ウイグル族のクルバン・トゥルムと主席が握手している銅像。
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このクルバン・トゥルムは、ロバ車でタクラマカン砂漠を越えてウルムチまで行ったという武勇伝を持つ。
その後、共産党の取り計らいで飛行機で北京へ行き、1958年毛主席と面会したそうだ。
「クルバン叔父さん、どこ行くの?」という伝説の歌もある。 -
歩き方で唯一紹介されていたレストランが、団結広場の先200mほどの塔乃依北路上にあるので、行ってみる。
しかし行ってみたが無かった。
ここの辺、塔乃依路沿いはホータン市内の繁華街らしいのだが、ただの街中という感じで急にテンションが下がる。
カシュガルみたいな活気が全くない。
21:00前なので、ホテルへ戻ることにする。
夕食はホテル周辺で適当に食べよう。 -
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ホテル方面に歩いていると、とあるビルの中に見覚えのあるオブジェが・・
カシュガルで宿泊したホテル、天縁酒店5Fの朝食を食べた場所にあったものだ!
あそこは昼と夜は火鍋屋になる。
よく見ると店の名前は違うが、「麻辣火鍋」という火鍋屋だった。
なんか野菜が食べたくなったので、ここで食事することにした。 -
お肉は牛肉中心で、羊肉は1種類しかなかった。
中国の牛肉はおいしくないので、羊肉にする。
これで合計88元。
レシート発行不要で酸梅湯(冷)1ボトルを無料サービスしてくれた。 -
明日の計画を考えたが、市内には面白そうな場所が無さそうなので、朝から郊外観光をすることにする。
空港からホテルまで乗ってきた白タクの運ちゃんが、何かあれば連絡をくれ、と名刺(上)をもらったので電話をかけてみる。
砂漠公路入口ははじめから行こう決めていたが、マリカワト古城遺跡が空港から近いので、ついでにそこも行き、最後空港まで送ってもらうことにした。またどちらも方向が逆で、途中市内を通るので、ホータン博物館も付け加える。約半日チャーターで360元と言われたが、300元に値切り、交渉成立。明日9:30にロビーで待ち合わせをした。
写真下の名刺はフロントで紹介してもらったドライバーの名刺だが、顔見知りの方が信頼出来ると思い、電話はしなかった。
どちらも漢族のドライバー。 -
朝8時前起床。
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部屋から外を眺めた様子。
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ウイグル族の住居らしい建物が見える。
まだ取り壊しにあっていないようだ。 -
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部屋は朝食付き。
1Fのレストランで朝食を食べる。
バイキング方式で味は普通。 -
運ちゃんと9:30にロビーで待ち合わせしてあるので、9:20にチェックアウトする。
しかしカードがうまく処理できず、またレシートの機械が壊れたとかでかなり待たされる。
運ちゃんは少し遅れて9:35頃来たが、まだチェックアウトが出来ていなかった。 -
9:45 ようやく砂漠公路に向け出発。
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ユルンカシュ(玉龍喀什)河を渡る。
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橋の上で渋滞にはまる。
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でもそのおかげで降りて写真が撮れた。
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この河で良質の玉が取れると言われているが、とっている人は見かけない。
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橋を渡った所に「和田玉石交易センター」の看板がある。
運ちゃんが言うには、ここでユルンカシュ河でとれた玉を換金できるという。 -
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絨毯工場。
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ショッピングモール。もう直ぐ開店するとのこと。
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市街地から外れていく。
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まだ砂漠地帯ではなく、緑も多い。
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砂漠公路へ入る。
途中、石碑があったが、壊れていた。 -
道路に積もった砂を吹き飛ばしている。
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また渋滞。
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降りて様子をみる運ちゃん。
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乗ってきた白タク。
正真正銘の白タクである。 -
何をやってんのか分からないが、このトラックが道をふさいでいる。
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砂を触ってみた。
海辺の砂浜と同じでやさしい感じがする。 -
まもなく片付き、渋滞が解消される。
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砂漠行路にも速度制限がある。
誰も守っていないと思うが。 -
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自分の安物デジカメでは、この迫力は伝えられないが、実際にここに立つと物凄い迫力がある。
砂漠が両脇から迫ってくる感じだ。 -
今回、バスでウルムチへ戻り、この砂漠公路を縦断することも考えたが、バスの切符が入手できないと帰国に影響するし、入手出来たとしても、真ん中の列の上段とか景色を満喫できない席では意味がない。リスクのある選択肢は避けた。それにホータン−ウルムチの飛行機を加えても、使用マイレージが同じであったため、止めた。
砂漠公路を縦断するのであれば、絶対乗用車の助手席か自分で運転するかがお薦めである。
この景色を見ながら運転するのは、さぞ快適であろう。 -
観光用のラクダもいる。
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ここは「景観台」と言う名前の観光地になっている。
入場は無料。 -
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至庫車。
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砂漠公路の説明。
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植林に勤めている。
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この世界2位のタクラマカン砂漠を相手に植林なんて、無謀過ぎる気がする。
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中国の諺で言うと「精衛填海」に近い。
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数は多くないが、観光客もいた。
みな漢族。 -
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40分くらい見学して、市内へ戻る。
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帰り際、運ちゃんに庫車までチャーターで行ったらいくらか聞いてみた。
帰りの客が確保できていれば800元で行ってもいいが、そうでなければ1500元という。
7〜8時間掛かり、帰りのことを考えると、それくらいもらわないと割に合わないという。 -
今年7月末までホータン空港が閉鎖されていたため、今年7回ほど庫車まで客を乗せて行ったらしい。
帰りは一人だが、砂漠を車で飛ばして帰るのはやはり気持ちがいいという。 -
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胡楊樹。
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ユルンカシュ河3号橋。
最近出来たらしい。 -
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ここでは玉を探している人が結構いた。
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ウォォォ!
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市街地へ入る。
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運ちゃんがお昼はどうするか聞いてきたが、時間が無いのでいらないと答える。
するとこの店の肉膜包はホータンで一番美味しい、おごるので食べろ、と買ってくれた。
ところで何それ? -
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ホータン博物館到着。
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1時間ほど見学して、最後の目的地マリカワト古城遺跡へ向かう。
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移動中、運ちゃんが買ってくれた肉膜包を食べる。
途中、水も買ってくれた。 -
パンの部分は非常に硬く、中に羊肉の餡が入っているのだが、非常にしょっぱい。
半分食べて、窓から捨てたくなったが、そんなこと出来るわけなく、ここは大人の付き合いで我慢して全部食べた。 -
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空港を通り過ぎ、この辺、なにやら工事をしている。
運ちゃんが言うには、アクス−カシュガル−ホータンの高速道路が2018年に開通するらしく、ここがホータンのインターになるという。
そのための工事だそうだ。 -
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到着!
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売力克阿瓦堤古城(マリカワト古城)の石碑。
歩き方には別の漢字で表記されていたが、まぁ、どちらも当て字なんで。 -
歩き方には入場料10元とあるが、誰も居ないのでそのまま入る。
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向こうに見える遺跡まで歩いていく。
20分くらいかかる。 -
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風化が激しい。
触ってみて非常に脆い。 -
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もう一つの方へ。
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こんな状態で野ざらしで、何の保護対策もされていない。
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風も非常に強く、この遺跡、このまま放置していると10年で完全に消滅するとのこと。
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隣にはユンカシュ河が流れる。
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この河があるから、ここで都が発展したそうだ。
ご最もな理屈。 -
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このようにして中へ入り、出た。
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マリカワト古城遺跡から15分位で空港へ。
となりの壁の向こうは空港の敷地内。 -
13:00 ホータン空港へ到着。
ここで運ちゃんともお別れ。
運ちゃんには非常に良くしてもらったので、チップ加えて清算した。 -
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地方空港ということもあり、空港内は非常に狭い。
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定刻通り15:15出発。
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こちらはウルムチから来た飛行機。
ホータン空港はウルムチ行きしかない。 -
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これで新疆ともお別れ。
(ウルムチでトランジットするが) -
ホータン空港は小松空港みたいに軍民一帯の空港なので、戦闘機がある。
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砂漠の景色が見えるが、ホータン河沿いは緑がある。
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だんだん近づいていく。
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上空を通過。
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天山山脈を越えると雲景色になり、暫くして街が見えてきた。
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ウルムチ上空。
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17:00 定刻通りウルムチ空港へ到着。
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ここで1時間ちょっと待機する。
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自分の乗ってきた国航。
給油している。 -
隣の鄭州行きはフライトが大幅遅延になり、係り員が乗客に詰め寄られている。
中国の空港でこういう光景はよく見る。 -
自分の飛行機は定刻通り18:15に出発。
良かった。 -
飛行機で配られた新聞。
今日は8/15。
昨日夕方発表された安倍談話の記事が、8/13に発生した天津爆発事故より大きく取り上げられている。 -
今度こそ本当のお別れ。
新疆さようなら。 -
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離陸後1時間くらいで機内食が出てきた。
ミートソースの麺。
東へ向かっているため、外は19時台ですぐに暗くなり、写真は撮らなかった。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nao520さん 2016/04/07 08:49:56
- こんにちわ
- Amadeoさん、こんにちわ。
今年の労働節の旅の参考にさせていただいてます。
カシュガルー和田の軟臥は今さっきとりあえず押さえたのでこれから和田の後を考えます。
和田の近郊の観光につきお尋ねさせていただくかもしれません。
本当は砂漠公路を車でクチャかクルアまで戻りたいのですが、1人のため余りにcostyなためフライトでウルムチに戻ろうと思っています。昨年クチャで値段聞いたら1500だったので。
よろしくお願い致します。
nao
- amadeoさん からの返信 2016/07/27 12:20:07
- RE: こんにちわ
- nao520様
こんにちは。
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
仕事の都合で、ドタバタし、このサイトを見ていませんでした。
今年はどこも行いけそうもなく、残念ながら何の計画もありません。
さて砂漠航路縦断ですが、和田〜クチャは1500元が相場らしいです。
和田で運ちゃんにきいたら、往復でもこの値段、岐路確実に誰か客を見つけてくれたら、片道800元で良いとのことでした。バスだと景色を満喫できませんね。
2日掛けてチャルチャンへ抜けるルートもあります。以前は砂漠に路が埋もれていましたが、今は大丈夫らしいです。
すみません、労働節に行かれるとのことで、もう過ぎてしまいましたね。
Amedeo
> Amadeoさん、こんにちわ。
>
> 今年の労働節の旅の参考にさせていただいてます。
> カシュガルー和田の軟臥は今さっきとりあえず押さえたのでこれから和田の後を考えます。
> 和田の近郊の観光につきお尋ねさせていただくかもしれません。
>
> 本当は砂漠公路を車でクチャかクルアまで戻りたいのですが、1人のため余りにcostyなためフライトでウルムチに戻ろうと思っています。昨年クチャで値段聞いたら1500だったので。
>
> よろしくお願い致します。
>
> nao
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