2015/08/10 - 2015/08/10
25位(同エリア264件中)
amadeoさん
- amadeoさんTOP
- 旅行記80冊
- クチコミ3件
- Q&A回答1件
- 121,692アクセス
- フォロワー36人
南疆鉄道の途中駅カシュガルで一旦下車する。
今回の旅行でカシュガルには連泊ではないが、2泊滞在する。
だけど丸2日たっぷり時間があるわけではなく、時間を有効に使いたいので、事前に予習し、行く場所を決めていた。
カシュガルは見所が多いが、効率的に回れば1日観光でも十分だと思う。
*今回の旅程*
8/8(土) 成田→北京→ウルムチ
8/9(日) ウルムチ→カシュガル
8/10(月) カシュガル
8/11(火) カシュガル→タシュクルガン
8/12(水) タシュクルガン
8/13(木) タシュクルガン→カシュガル
8/14(金) カシュガル→ホータン
8/15(土) ホータン→北京
8/16(日) 北京→羽田
〔3日目〕
午前中カシュガル着
ホテルにチェックイン
人民広場を観光
欧日大というレストランで昼食
カシュガル博物館
香妃墓
ユフス・ハズジャジェブ墓
エイティガール寺院
大巴扎(バザール)
高台居民区
老城
カシュガルで見て回りたいところは初日に全て回れてしまった。
自分にとってカシュガルは、期待以上に面白い場所であった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
PR
-
カシュガル駅前。
-
駅前は3重の柵が作られ、ここも装甲車を配備し、完全武装した武警が厳重に警備している。
-
下車した乗客は駅から出される。
問答無用で駅に近づくことは出来ない雰囲気だ。 -
-
-
以前はこんな柵なかったのだろう。
-
-
タクシーも決められた場所で待機していた。
-
呼び込みは全くしつこくはない。
自分も呼び込みを受けたが、「自分はバスで行く」と言うと、運ちゃん達はあっさり引き下がっていった。 -
タクシー乗り場の後方にいくつかバスが止まっていたので、歩き方を参考に28路バスに乗車。
なんかウルムチのバスとは全く雰囲気が異なる。 -
それとバス中、独特に匂いが充満している。
なんの匂いかというと、香辛料をたっぷりかけた羊肉串の匂いだ!
初めて韓国へ言ったとき、ホテル周辺がキムチの匂いがしたが、それと似たような感じだ。
本当に羊肉串の匂いだ! -
出発。
バスの先頭に座り、そこから撮影。 -
どこで降りるべきか分からないが、予約してあるホテルは大観覧車近くなので、それが見えたら下車しよう。
バス料金は1元。 -
バスの中のモニター画面なのだが、国航でも同じ放送をやっていた。
-
ただ国航のと違うのは、、
-
漢服を纏ったこの子が中国語ではなく、バリバリのウイグル語を話し出した点である。
-
-
-
-
カシュガル駅を出発して20分くらい。
大観覧車が見えた!
ということは、この通りは人民東路。
次の停留所の「農業銀行家属院」で下車した。 -
ハンバーガー兼洋食店。
下車したところは洒落た店が多かった。
食事をするのに良さそうな店が無かったら、ここへ来ようとチェックしておく。
(結局来ることはなかった。またカシュガル市内でマック、ケンタは発見できず、Dicos'はあり。) -
人民東路を人民広場方面に歩いていくと、天南路の長距離バスターミナルが見えたので、明日のタシュクルガン行きのチケット先に購入しに行く。
-
しかし閉鎖されていた。
今年6月16日にここから19km近く離れた郊外の広州広場隣へ移転されていた。
とりあえずホテルへ向かう。 -
人民広場へ到着。
-
-
いたずらされている。
-
ホテルが見えてきた。
-
天縁酒店。
7月はじめ、elongで予約し211元であったが、標準房200元キャンペーン中で、自分の部屋も200元になった。 -
昼食を食べに、バスで「欧日大」へ行く。
歩き方やこのサイトの口コミで紹介されていたわけではなく、
たまたまネットで見つけたウイグルレストランである。
ホテルと同じ人民東路上にあり、駅へ戻る方向にあるので、先ほどと同じ28路のバスで行く。
カシュガルでよく利用したホテル最寄のバス停「老城区四小」。
人民広場人民東路側にあり、ここから駅方面(28路)、高台居民区、大バザール、香墓妃(20路)へ行ける。 -
老城区四小から一駅の「東湖賓館」で下車。
道路対面にあった。
欧日大に到着。 -
入口が良く分からず、人の家に入ってしまった。
すると中から子供が2人出てきて、 -
この子がお店の入口まで案内してくれた。
この子のおじいさんが欧日大のオーナーらしい。
ウイグル族の子であるが、きれいな中国語(普通話)を喋れていた。
今回の旅行を通して分かったが、双語教育が進んでいて、少数民族でもみな普通話を学習すると言う。
普通話が全く通じない少数民族の大人は大勢いたが、中学生以下くらいだと大体流暢に普通話を喋れていた。 -
-
イスラム式かウイグル式かよく分からないが、明らかに中華圏とは異なる雰囲気。
-
-
内装はとても豪華である。
さっそくラグメンを注文する。
ラグマンという方が現地語に近いらしいが、メニューには単に「拉麺」(欧日大拉麺)と書かれていた。
ウルムチの店や歩き方では、ラグメンは漢字で拌麺と書かれていたのを見たが、ここでは拉麺=ラグメンである。この後行くタシュクルガンでも同じであった。
九州でラーメンと言えば、必然ととんこつラーメンを指すのと同じようなものか? -
拉麺を頼んだが、店員にこの辺のヨーグルト食べたこと無いでしょ、是非食べてみて、と薦められたので、注文してみる。
これもなんのヨーグルトか分からないが、これはこれで美味しかった。
ちなみに店員はみな20代以上ウイグル族で、普通話は片言レベル。 -
そしていよいよ拉麺の登場。
初ラグメンである。 -
麺に豪快に具をかけ、
-
食べる!
トマトベースの味でさっぱりしていて、麺は讃岐うどんににているようで異なるが、とてもコシがある。牛肉麺の麺とも違う。
とっても、とっても美味しかった!!
感動した、ここへ来て本当に良かった!!!
ヨーグルト5元、拉麺22元、計27元でサービス料等なし。 -
ちなみにこの店はウイグルレストランであり、アルコール類の販売はありません。
コーヒーはあり、そこそこ種類は多かったです。 -
-
欧日大からカシュガル博物館まで1kmなさそうなので、歩いていく。
-
徒歩15分くらいで到着した。
-
しかし現在改修中で10月まで閉鎖、残念。
-
ところで歩き方に、「米蘭」というレストランが博物館前にあることが紹介されていたので、探してみる。
-
見つからなかった。
この辺、建替えが進行中で、おそらく無くなったのであろう。 -
博物館前から香妃墓まではやや遠いので、タクシーで行った。
10元。
運ちゃんはウイグル族で、普通話は伝わりにくい。
会話にならないが、地名の単語は理解できるようだ。
こちらもウイグルに行って、ウイグル語が理解できずに申し訳ないが・・。 -
-
-
-
-
香妃墓とは、阿巴克霍加麻扎(アパク・ホージャ墓)のことで、新疆イスラム教白帽派の領導アパク・ホージャとその家系の陵墓。
清朝乾隆帝のウイグル族出身の王妃(和卓氏)もここに葬られたと誤伝され、香妃墓と別称が付いたらしい。
実際のウイグル妃のお墓は河北省清東陵の乾隆帝陵墓裕陵内にある。 -
切符売り場が分かりにくい場所にある。
-
入場料30元。
決して安くはない。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
内部撮影は禁止で、係員が見張っている。
なので外から撮影。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
香妃墓の説明。
-
読めない!
どっちが原文だろう?
漢字と逆で、ウイグル文字は右から左へ読む。 -
-
-
-
-
香妃墓の見学を終え、少し付近を探索。
-
周辺全て取り壊しが進行中。
-
ニーハオ!
と声をかけてみた。 -
ニーハオ返ししてくれた。
「何族」と聞いたら、もちろん「維族!(ウイグル族)」。
だけどしまった!と思った。
挨拶単語くらい、ウイグル語を覚えてくればよかった。
※言い分けながら少しは覚えようとましたが、発音が分からず、また難しくて覚えられませんでした。 -
-
-
5年後くらいにきたら、周辺の雰囲気がガラッと一変しているのだろう。
-
-
-
-
-
-
ウイグル式の建物に翻る五星旗。
-
香妃墓からバス停までは10分くらいの道のりを歩く。
-
-
行きはタクシーで入口まで連れて行ってもらったが、ここへ初めてバスで来る分かりにくいかもしれない。
-
20路のバスはホテル近くまで行くので、一旦ホテルに戻る。
-
少し休んで、ユフス・ハズ・ジャジェブ墓へ行く。
ホテルから近いので、人民広場を横切り、歩いて行く。 -
-
歩き方によると、この小学校の敷地にあるらしい。
だけど入れない。 -
小学校を半周して、見つかった!
王素莆哈斯哈吉莆麻扎(ユスフ・ハズ・ジャジェブ墓) -
入場料は30元。
口コミ評判が良くなく、外から中の棺も見えたので(見るものはこれだけらしい)、入るのは辞めた。
見学終了。 -
門壁の模様。
-
-
-
体育路を歩いて解放路へ。
-
-
近くの体育路バス停から次なる目的地、エイティガール寺院までバスで行く(1元)。8路のバスで4つ目。
-
-
着後、先ずは周辺を探索。
いろんな商店が集っており、非常に賑わっている。 -
-
ウイグル帽の店。
-
-
-
-
-
-
-
-
ウイグル風の建物であるが、全て新しい。
昔からあるというような建物は無い。
この一帯、全て再開発、再建済みのようだ。 -
-
ネットでよく見る歯医者の看板。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ウイグルのナン。
店にもよるが、大体1つ2、3元。 -
-
-
-
-
-
アイスと食べている人を見てつられて買う。
-
-
大5元、小3元。
大を買った。
こういうような感じでアイスを売っている店はよく見かけた。
味はヨーグルト風味でそこそこ美味しい。 -
-
エイティガール寺院広場にいた観光用のラクダと馬。
中国語で「瘦死的駱駝比馬大」という諺がある。
腐っても鯛と同じ意味だ。
馬とラクダを一緒に見て、改めてそう感じた。
比較すると駱駝ってデカい。 -
さっそく寺院内を見学する。
-
ここは入場料20元。
前の2箇所に比べ、10元安い。 -
-
エイティガール寺院の説明文。
-
-
-
熱心にお祈りしている。
-
-
-
-
-
ミニの半ズボンを穿いていた女性が入口の係員に呼び止められ、注意を受け、上着で足を隠していた。
-
手前の女性も係員に「これでいいでしょ」と言い、緑の布を下半身に巻いていた(透けているけど)。
つまり女性は、膝上を露出した状態で寺院に入ってはいけないらしい。 -
-
この後、歩き方に紹介されていた「売売提熱衣木阿吉快餐」を探す。
広場横を通っている諾貝爾希路にあるらしい。 -
10分くらい彷徨い、
-
あった!
売売提熱衣木阿吉快餐。 -
但しちょっと迷う。
この通りに同じような飲食店が数多く並んでいる。
他店の方が客が入っていたりもする。
漢字表記が一切ないウイグル拉麺屋もある。
歩き方にも口コミにも載っていたが、特別な店という訳でもなさそう。 -
5分くらい、店の前で考え、とりあえず食べ比べしてみようと入ってみる。
店内の様子。
北京時間17:00ころであるが、新疆時間だと15:00。
夕食時ではないせいか、他の理由か人が少ない。 -
菜単(メニュー)。
-
拉麺の小(8元)を食べてみた。
小でも量は十分。
ここの面はきしめんみないに幅広。
味はというと値段相応。
お昼に欧日大の拉麺と食べてしまったので、感動はなかった。
たぶんこれがどこでも食べられる普通の味なのだろう。 -
こちらの店もアルコールの販売はありません。
-
-
-
この後、20路のバスで高台民居がある東門(吉扎爾)へ行く。
-
東門バス停目の前。
奥の方が高台民居。
周辺は一掃され更地化されている。 -
-
-
バザール(大巴扎)入口。
特に購買意欲をそそるようなものを売ってそうだし、エイティガール寺院周辺にも似たような雑貨の店があり、そちらをみたので、ここでの見学はちら見程度でパス。 -
-
-
この橋を渡って高台民居へ入る。
-
普通に人が暮らしている。
-
入場料と取るとか、時間制限があるとか、いろいろ口コミを見たが、とにかく入ってみる。
特になんの制限もなかった。 -
-
-
-
-
-
-
-
坊主頭の女の子。
ウイグル族の女の子は小さいとき、誰でも一度は坊主にするらしい。
将来綺麗な髪の毛が生えてくるように。 -
ポーズを取ってくれた。
-
迷路のようで、どこを歩いているのか全く分からない。
適当にぶらつく。 -
-
赤ちゃんが寝ている。
-
-
このようなみやげ物屋も何件かあった。
-
何でここでこのようなものを置いているのだろう?
-
-
-
-
さっき外から見えた赤ちゃん。
同じところを通ったら、後ろから「ニーハオ」と声が聞こえ、「コンチハ」とも聞こえた。 -
この子に声をかけられた。
この家もお土産屋を兼務していて、手に持っているウイグル式?のウチワと買わないか?と進められた。
普通語はOK。
ちょっと話をすると、ここに住んでいた親戚のお姉ちゃんが日本へ留学しているとのことで、
「もしもし」と「コンチハ(こんにちは)」の2つの日本語を知っていた。
結構電話は掛かってくるらしく、普通話の「Wei」は日本語では「もしもし」と言うんでしょ、と言ってた。
普通語は学校で学習したといい、普段んはウイグル語で話をしているという。
それよりも、適切な言葉が見つからないが、ここに住んでいても日本へ留学出来るんだ、と思ってしまった。 -
-
-
-
1時間くらい見学した。
ほとんどの路地を通ったかもしてない。
満足した。
観光客は西欧人1組と漢族1組くらいしか出くわさなかった。
ここは観光用として残すとか残さないとか話があるらしいが、見た感じ取り壊されるような気がする。
今度来る時はないな。 -
-
-
高台民居の前に老城という地区があるが、いまいちここがどういう地帯なのか分からない。
15年に発行されている最新の歩き方(西安とシルクロード編)が13〜14年度版、つまり2012年出版のもので、情報が当てにならないのと、老城とはあるが、街並みが新しい。
再開発された旧市街地といったところか?
まだまだ明るいし、時間もあるので、探索してみる。
老城地区入口の時計台。
これも新しい。 -
-
老城だけど街並みはやはり全て新しい。
取り壊し後、再開発したのであろう。
古い面影は全く無いが、建築物全てがウイグル調になっている。 -
自分がどの辺にいるのか分からなくなってきたが、適当に探索する。
-
-
ちょっと不安になるが、時々タクシーを見かけるので、いざとなればタクシーを拾ってホテルに戻ろう。
-
-
-
-
20分くらい歩き、見覚えのある景色が・・
-
適当に歩いていたのだが、さっきいたエイティガール寺院の広場に辿り着いてしまった。
-
時間は20:30頃。
この時間帯、屋台で食事している人が多い。
新疆時間で18:30頃なので、地元の人にとってはこれからが食事時なのだろう。 -
さっき来たときはこんなにぎやかではなかった。
-
いろいろ美味しそうなものが売られていたが、さっき拉麺と食べてしまったので、食事はしなかった。
-
-
-
-
-
-
-
さっきと同じ店でまた買ってしまった。
今度は小(3元)。 -
-
-
-
ここからホテルまで歩いて戻れそうな距離なので、帰りは歩いて戻る。
-
15分くらいでホテルに到着。
意外と近かった。
写真はホテルの部屋から撮影。 -
明日はタシュクルガンへ行くので、22時頃就寝、
しようとしたのだが、外がまだ明るくて寝れないよ!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2015年 南疆鉄道の旅
-
前の旅行記
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ②南疆鉄道に乗る
2015/08/09~
新疆ウイグル自治区
-
次の旅行記
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ④カラクリ湖経由でタシュクルガンへ
2015/08/11~
新疆ウイグル自治区
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ①成田からウルムチへ
2015/08/08~
烏魯木斉
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ②南疆鉄道に乗る
2015/08/09~
新疆ウイグル自治区
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ③カシュガル市内探索
2015/08/10~
喀什
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ④カラクリ湖経由でタシュクルガンへ
2015/08/11~
新疆ウイグル自治区
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ⑤タジク族の住む街 in タシュクルガン
2015/08/11~
新疆ウイグル自治区
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ⑥カラコルム・ハイウェイを走り、カシュガルへ戻る
2015/08/13~
新疆ウイグル自治区
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ⑦再び南疆鉄道に乗り、ホータンへ
2015/08/14~
新疆ウイグル自治区
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ⑧ホータン市内とアラール砂漠公路
2015/08/14~
和田
-
ウルムチ~ホータン南疆鉄道の旅 ⑨ホータンから北京経由で帰国
2015/08/15~
北京直轄市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2015年 南疆鉄道の旅
0
228