2015/08/10 - 2015/08/10
552位(同エリア1219件中)
滝山氏照さん
萬固山・天徳寺(てんとくじ、秋田県秋田市泉字三獄根)は常陸国の雄として北関東に隆盛を誇っていましたが、関ヶ原の戦いで西軍に通じていたとして家康より突然に秋田転封を言い渡された清和源氏の後裔である佐竹氏の菩提寺でここには本堂の西側に御霊屋が配されています。
境内の一角に立っている説明文では次の通りとなっています。
「 天徳寺 四棟 本堂、書院、山門、総門
漕洞宗・萬固山天徳寺は、秋田藩主佐竹氏の菩提寺で、境内には代々の墓と御霊屋がある。
佐竹義人が、夫人を弔うために常陸国(現茨城県)に創建したもので、佐竹氏の転封によって久保田に移し、当初は樽山に建てられた。
寛永元年(1624)の焼失に伴い、翌二年に現在の地へ移された。延宝4年(1676)に再び火災にあったが、幸い総門・山門・御霊屋は残った。
総門は、寛永元年の火災で残ったものを移築したもので、境内でも最も古い建築物であり、山門とともに平成7~10年に復元整備を行っている。
また、天徳寺は『佐竹侯累代の肖像(十二幅)』など県・市指定等の文化財を多く所蔵している。
平成2年3月19日 指定
文 化 庁
秋田市教育委員会」
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
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秋田憲観光地図
先に訪問した久保田城から一旦秋田駅に戻り、観光案内所にて佐竹氏菩提寺である天徳寺へ行く手段を尋ねます。 -
天徳寺総門全景
秋田駅前からバスにて約15分(料金¥250)天徳寺前で下車、T字交差点北側に天徳寺の総門が視野に入ります。 -
総門
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天徳寺説明板
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扁額
総門に掲載されている山号「萬固山」がかなり薄くなっています。 -
山門
総門を潜ると奥には二階部を施した山門が控えています。 -
佐竹家霊屋標柱
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山門全景
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仁王像説明
九代藩主義和の命によって製作に入り寛政9年(1797)完成をみます。製作者は当代一の大仏師と言われた京都の七条左京であることが台座墨書で認められています。 -
仁王像・阿形
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仁王像・吽形
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本堂
正式には萬固山天徳寺と称する漕洞宗の寺院で、もとは常陸国にて佐竹義人が創建したもので、慶長6年(1603)家康より羽後国転封の命を受けた佐竹義宣一族に従って秋田に移転した経緯があります。 -
本堂近景
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天徳寺説明板
現在の本堂は延宝4年(1676)の建立で国指定文化財となっています。 -
境内風景
本土から山門方向を捉えます。 -
佐竹氏墓所全景
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佐竹家霊屋説明板
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霊屋入口
周囲はブロック塀などで仕切られ入場することができません。やむなくできるだけ接近して撮ってみます。 -
霊屋
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墓標
奥の方に「侯爵佐竹家累代之墓」と刻された墓標が確認されます。 -
墓所風景
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霊屋
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霊屋連絡口
本堂経由で入場できる仕組みとなっているようです。 -
本堂
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