スイスアルプス 大自然と鉄道の旅　(７) リッフェルアルプ～ブラウヘルト　花畑ハイキング

2014/08/09 - 2014/08/16

仕事の関係でなかなか長い連休がとれない夫。一方4トラでスイスに行かれた方々の旅行記を見てはスイスへの想いをつのらせていた私。昨年、夢が叶ってお盆休みに8日間のスイス旅行に行くことができました。
期待以上の雄大な景色に時に圧倒され、時に癒され、写真も山のように撮ったのですが行っただけですっかり満足してしまい、旅行記作成が手つかずになっていました。1年越しの旅行記ですが、スイスの素晴らしさを少しでもご紹介できればと思います。

＜8/9＞ 　成田→チューリッヒ　（LX0161)
　　 　　　　　チューリッヒ→サンモリッツ　（バス）　　
　　　　　　　サンモリッツ泊


＜8/10＞　ベルニナ鉄道の旅　
　　　　　　　サンモリッツ泊

＜8/11＞　氷河特急の旅　（サンモリッツ→ツェルマット）
　　　　　　　ツェルマット泊

＜8/12＞　マッターホルン観光
　　　　　　　ツェルマット泊

＜8/13＞　シャモニー、ベルン観光
　　　　　　　 グリンデルワルト泊

＜8/14＞　ユウグフラウヨッホ観光
　　　　　 　　グリンデルワルト泊　

＜8/15＞　グリンデルワルト→チューリッヒ　（バス）
　　　　　　　　チューリッヒ→成田　（LX0160）　
　

エリア ツェルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

ランチの後は電車で一駅下り、リッフェルアルプ〜ブラウヘルトをハイキング

午前中案内してくれたガイドのノブさんお勧めのコース

森林や花畑の中、グリュンゼー、グリンゼー、ステリゼーの３つの湖を巡る約８?の景観の良いハイキングコースです。

ツアーで親しくなったＹファミリーと共に地図を片手に歩きます。

さっそく眼下に絶景！

ツェルマットの村が見渡せました。

午前中のハイキングコースとは全く違った景観

このあたりが森林限界のようです

沿道の草花も標高が違うと異なる種類が見られるので楽しいですね（＾＾）　

これはシラタマソウ

釣鐘型の紫の花もあちこちに咲いていました

遠くの集落はフェンデル村でしょうか

こんな所にホテル＆レストラン

夜は満点の星空なんでしょうね〜

所々にあるルートマップや標識

コースがいくつもあるのでこうした表示は助かります。

グリュンゼーに到着

グリーン色がキレイな湖です。

左奥のマッターホルンは雲に隠れてしまいましたが…

フィンデル氷河やリンプフィシュホルンがのぞめます。

湖畔に群生していた花々

名前がわからず残念

さすがにアザミはわかりました（＾＾）

これはオサギリス？

花の絨毯

そしてフィンデル氷河

しばらく花と氷河を見ながらの道が続きます♪

チングルマ

これは・・・日本でも見かけますがなんでしたっけ？

再びマッターホルンが見えてきました　（＾＾）

花の中を進みます

ミミナグサに似ていますが、真ん中が黄色いから違うかな？

グリンジゼー

カラマツに囲まれた湖

ここも逆さマッターホルンが見られるポイントですが、ちょっと雲が出てきてしまい、見られたのは逆さカラマツ（笑）

この辺りも高山植物の宝庫

アルペン・ベルフラワー

ナデシコの一種かな？

写真が多くなりますが、ハイキングで出会った草花たちです

左側の山からアップダウンを経てここまで歩いて来ました〜！

かなり足にきていますが、絶景に励まされ

花に癒されながら、ゴールを目指します。

この辺りは細い上り坂

やっと見えてきた！

3つ目の湖、ステリゼーはあの赤いフルーエヒュッテの麓のはず

氷河がせまる絶景ですが、まだ湖までけっこうありそう…

ステリゼーも逆さマッターホルンがキレイに見えることで人気の湖ですが、曇り空で見えそうにない…　何よりかなり歩いて疲れもＭＡＸだったので、湖まで行くのは諦めました。

逆さではない本物のマッターホルンを見ながら

ブラウヘルトのゴンドラ駅を目指します

この景色がパワーの源

着きました〜！

ヒツジの群れに占領されていますが、ここがブラウヘルトのゴンドラ駅

ヒツジは建物の日影に集まっているようです。涼しい場所が好きなんでしょうか？
密集していてかえって暑そうですが…

スネガまではゴンドラで下ります。

スネガのレストランで一休み

ここまでほとんど休憩もせず、よく歩きました！

ビュッフェ バー スネガ 地元の料理

歩いた後のスィーツは最高　（＾＾）

アップルケーキの美味しかったこと！！

スネガはツェルマットからケーブルカーで簡単に登って来られる展望台

ここからツェルマットへ下るハイキングコースも人気のようです。

展望台から見えるマッターホルン

雲がかかってしまいましたが、スネガからはマッターホルンの左右の稜線もよく見えるため、ゴルナーグラートから見た表情とはずいぶん違います。

スネガ 山・渓谷

さすがに歩き疲れたので、ケーブルカー「スネガエクスプレス」でツェルマットへ戻ります。

地下ケーブルカーとのことですが、近未来的な車両にびっくり！

そしてこの急勾配

駅自体が階段になっており車両も斜めに造られています。

標高２２８８ｍのスネガからたった３分で下山！

ツェルマット駅の長い通路

これが駅です。

ケーブルカーというより遊園地のアトラクションのような…不思議な乗り物でした。

ケーブルカーの駅は宿泊ホテルのすぐ近く

一旦、部屋に戻って休憩後、夕食がてらツェルマットの村散策へ

朝は見られなかった村からのマッターホルン！

頂上までは見えませんが、教会の塔の奥に見えました〜　（＾＾）/

ネズミ返しの小屋

カラマツで造られた高床式の穀物倉庫です。

サース・フェーでも見られましたが、床下にネズミ返しと呼ばれる円盤状の石が付けられ、倉庫へのネズミなどの侵入を防いでいます。

ネズミ返しの小屋が残る一帯

左右に10数軒、小屋が立ち並ぶ小路があり趣があります。

日本の古い街並のように美観地区になっているようです。

小路からメインストリートにでるとこの賑わい

駅前を通るバーンホフ通りです。

さすがスイス

ホテル、飲食店にならんで時計を扱うショップが多い！

ガソリン車乗り入れ禁止のツェルマット

馬車も大事な移動手段ですね（＾＾）

駅前のＣＯＯＰ

飲み物やおやつを調達します

海外ではスーパーを見るのも楽しみのひとつ

その国の食生活や文化、物価などがわかって面白いですね。

スイスは物価が高くマクドナルドのバーガーセットが1000円位しますが、野菜も高い！ほとんど輸入なので仕方ないのでしょうけど・・・

スーパーにリンツチョコ、しかも安い！

お土産はこれに決定です（笑）

夕食も今日は自由行動

どこかしら入れるだろうと予約しなかったら甘かった！
候補にしていたチーズホンデュのお店はどこもいっぱいでした。

結局、こちらのレストラン・ビクトリアでパスタを食べ、何とか夕食難民にはならずにすみました（＾＾；）

明日はモンブランへ向かいます♪