Russia　ロシアのんびり旅行10　サンクトペテルブルグ⑤　戦勝記念パレードの練習

2015/05/05 - 2015/05/05

エルミタージュ美術館の近くの広場にゾクゾクと集結する軍隊。

★Russia ロシア旅行のサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/10541902

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5

ソビエト時代は
空港、駅、鉄道、橋梁、港湾、警察、もちろん軍隊も撮影は禁止でした。

今はどうなの？見つかったらぶち込まれる？
でも、こんなチャンスって滅多にないよね？撮りたい、撮っちゃダメかな？

ガイドのエフゲニーはいともあっさりと答えた。

「いいんじゃない？
軍事訓練じゃないし。テレビで放映されるんだし。みんな撮ってるし。
戦勝70周年記念のお祭りだから。」

「全員が兵隊ってわけでもないし。」

「あ、いや、もと兵隊っていう意味。除隊して学生してる人もいるしね。」

「行進には背が高くてイケメンが選ばれるんだよ。」

戦争は嫌だといいながら
この人殺しの道具をワクワクしながら撮る私っていったいなんなんだ？
ただただ好奇心が旺盛すぎなだけなんです。
消防車もパトカーも呼んだ当事者には一大事なのに野次馬が集まるのと同じ。

さういへぱ仲間内には「唐辛子婆る」という動詞がある。
「サイレン聞いたら走りだす」の意味です。
ワタクシも病気で救急車のお世話になったことがありますので
当事者の切羽詰った気持ちは知ってるんですけどね。

ああよかった。観光客みんなが撮ってれば恐くない。
未だにソ連時代のKGBの陰におびえる唐辛子婆。

くどくど言わずにイケメン写せって？

いるかな？

こっち向いてよ〜。

こっち向いてったらぁ〜。

こんなタンカーが繰り出されるのは記念日だけだといいんですけど。

永きにわたる冷戦時代やハンガリー動乱、プラハの春など
市民が辛い思いをするのはたくさんです。

軍楽隊だ。

バイト代入ったら飲みにいく？

え？日本の国旗が見える。

日本領事館ですって。