2015/06/06 - 2015/06/13
1600位(同エリア3770件中)
ミツキさん
夏季休暇3日目から、フェレンツェ観光スタート。
今回の旅行も、基本一都市滞在型なので(ピサ観光には行ったけど)、ホテルも連泊です。観光の写真の前に、まずはホテルの詳細等、書いておきます。
2015.6.6 KL0868 KIX 10:25発 AMS 15:10着
KL1645 AMS 20:50発 FLR 22:45着
2015.6.7 ピサ観光
2005.6.8〜6.11
フィレンツェ観光
2015.6.12 KL1638 FLR 06:30発 AMS 08:45着
KL0867 AMS 14:40発
2015.6.13 KIX 08:35着
KLMオランダ航空 航空券代 97,350円
宿泊ホテル Hotel Caravaggio シングルルーム1部屋6泊で予約 朝食付き
料金640.50ユーロ(消費税込)
(クレジットカードで支払い 約90,695円)
1名1泊あたり3.5ユーロの市税別
(市税は現金のみの支払い)
支払合計 661.5ユーロ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回の旅行も、一つのホテルに連泊します。
インターネットで検索してでてきた Hotel Caravaggio(ホテル カラヴァッジョ)。シングルルームでバスタブ付きの条件で探したなかでも、比較的抑え目な料金設定。
場所はサン・ロレンツォ地区で、中央市場まで徒歩10分ほど。ドォーモやサンタ・マリア・ノヴェッラ駅まででも、15分くらいでしょうか。
フェレンツェ自体が大きくない街なんで、観光で回るところは、頑張ればほぼ全て徒歩圏内。
でもやっぱり、観光の中心となるのはドォーモのあるチェントロ地区。
できればチェントロ地区に宿泊する方が便利だと思います。ホテル カラヴァッジョ ホテル
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フロントで渡されたのは、カードキーではなくって、ごろっとした重いルームナンバー表記のプレート付のルームキー。ということは、出かけるときはその都度フロントにルームキーを預けていかねばなりません。
アサインされたのは、2階(イタリア式1階)の101号室。
天井が高い部屋で、おそらくはダブルルームで、エキストラベッドをいれたら定員3名になる部屋。一人使いだと、広い!
奥の白いカバーのかかったソファの横の丸テーブルに、湯沸かしケトルとインスタントのコーヒー・紅茶のティーバックが。補充はされてなかったようですが、一人だし、朝は朝食会場でコーヒーを飲んだらいいし、部屋で飲む分には十分な数が置いてありました。ホテル カラヴァッジョ ホテル
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テレビは衛星放送付?で、チャンネルはたくさんありました。ありすぎて結局よくわからないまま。
テレビのある机の下、カバーのかかった椅子の右の扉を開けたら、冷蔵庫です(冷凍機能はナシ)。中には有料の缶ジュースやアルコール、スナック等。うまく重ねて収納すれば、自分で買ってきた飲み物なども冷やせます。
しかしこの冷蔵庫、到着日に開けたら…中の空気が暑い。
到着日はもう時間も遅かったので、翌朝にフロントで修理依頼しておくと、夕方帰ると治っていました(が、冷蔵庫の扉がちゃんと閉まっていなくて、中のものは冷えていませんでした…)。でも机の棚に引っかかるのか、ちょっと扉を上げながらでないと、きちんと閉まらない。それでも閉める度に、ガツン、と音がする…。
クローゼットのなかに、セキュリティボックスがありました。ホテル カラヴァッジョ ホテル
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海外旅行先では、必ずバスタブ付きの部屋をリクエストします。その分、料金も高くなるんですが、これだけは譲れない条件なのです…。
備品としては、シャワージェル・ミニサイズの固形石鹸・プラスチックのコップが用意されています。バスタオルがかかっている、白いはしご状のもの…これ、なんて言うのかわからないですが、要するに洗濯物の乾燥機。鉄パイプでできたはしごが暖まり、そこに干した洗濯物が早く乾く…のですが、どこをどう触っても、温度調節できず。
シャワーのお湯ですが、少し湯量の勢いが弱いかなあと感じるののの、まあ、2日目までは問題なかったんです。でも3日目から、あまりお湯の温度が熱くならず(ぬるい)、おまけに湯量まで弱くなってきて…。連日真夏日だったからまだよかったものの、これが涼しくなった頃〜冬場なら、間違いなく風邪ひいてます。
このホテル、館内図を見てみると、バスタブ付きの部屋は角部屋のみのようでした。ホテル カラヴァッジョ ホテル
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窓はベッドサイドの一か所のみ。
ホテル正面の道路とは真反対に面しているらしく、騒音等はありません。 -
窓からの風景を違う角度から。
こういう枝ぶりの樹って、イタリアらしいなあと思います。
窓には網戸はありません。で、もうこの季節から、小さな蚊が飛んでいます。
ベッドの両サイドにはコンセントがあるのですが、虫よけのアースが用意されていました。
(両ベッドサイドのランプも、片方が明かりをつけると、何事?!ってびっくりするくらい大きな音がしました。もうめんどくさくなって、冷蔵庫以外の修理は頼みませんでした。) -
朝ごはんは7時半から。
2階(くどいようだけど、イタリア式1階)の、まるで広めのエレベーターホール?っていうスペースが朝食会場です。
あたしの部屋をでて、5歩で到着します。
部屋と会場の間にはもう一部屋あるのですが、7時前くらいになると、会場の朝食準備の音が(うるさいほどではないですが)聞こえてきました。
パンが4種類ほどと、シリアル・ヨーグルト等。奥の黒い機械は、コーヒーマシン。紅茶のティーバックも各種あります。 -
ホットディッシュはありませんが、ハム・サラミにチーズ(スライスチーズと、、いわゆる6Pチーズも有り)・ゆで卵等。ミニトマトにリンゴやバナナ、アプリコットなどの生のフルーツ。
3日目くらいから、マチェドニアやカットされたメロン・アメリカンチェリーなどもありました。
ハムやチーズはおいしいな〜と思ったんですが、正直、パンはあまり…。フィレンツェのパンは、塩気がなくってイマイチと聞いていたので、それほどガッカリはせず。 -
だいたい、毎朝こんなかんじです。
テーブルにはお皿やカップがセットされているので、好きなところに座って、自分で飲み物や料理を取りに行きます。
生野菜はトマトのみ。あたしはこのまま食べてましたが、チーズ(写真に写ってますが、日本の6Pチーズと違って、フレッシュな味わいです!)もあるし、用意されていた塩・胡椒やオリーブオイル・ワインビネガーとで、カプレーゼみたいにしても良かったかも。
でも、毎朝あまり変わり映えのしないメニューで飽きてきて…3日目から、朝食会場に行く前に、自分の部屋で日本から持ってきた食料をちょっと食べてから、会場ではパン以外のものを食べてました。やはりパンがイマイチだったのが、飽きる原因だったかな…。 -
朝食会場から、テラスに出られます。
ホテル内は禁煙なので、煙草はテラスや中庭で、ということですが、朝から煙草を吸う人はおらず、デザート代わりのヨーグルトや食後の紅茶は、こちらのテーブルに移動したり。 -
イチオシ
さて、本日より本格的にフィレンツェ観光です。
前日、ピサに行く前に、駅前のインフォメーションで「フィレンツェカード」を購入しておきました(ここのインフォメーションでは現金では購入できず、クレジットカードしか使えません)。
これは予約なしで市内約60か所の博物館・美術館等に入場でき、市バスのチケットも付き、Wifiも使えるというカードです。カード裏面に氏名を書いておき、使い始めから72時間有効とのこと(クリアホルダーに、使用できる施設のわかりやすい地図やバス路線図もセットされています)。
72ユーロと安くはないので、どこまでお得なのかということですが、これ、あたし的には買って大正解でした。
このカード、入場が行列になっていても、優先的に入れます。このカードがあっても並んだのって、ウフィッツィ美術館で15分程とアカデミア博物館で20分くらい。あとは人数の制限のために待つことはありますが、入場できるようになったら優先で入れてくれます。
入場前に、窓口でチケット発行が必要なところもありますが、フィレンツェカードの有る無しで、入場までの時間はかーなーり(強調)変わります。
(普通に並べば入場に30分以上はかかるところ、フィレンツェカード示して優先レーンから即入場って、正直、優越感があったりします…。)
ただ、Wifiの使い方がよくわからず…。市内の主だったところでログインして使えますって聞いてたんだけど…。購入時にフィレンツェカードの裏にある番号でログインして、と言われた気がしたんだけど、どうも上手くいかない。インターネットで口コミを検索してみると、ログインパスワードを書いたカードがあるらしい。でもそのようなカードはセットされておらず…。
今回はWifiルーターをレンタルしてきたので、まあ支障はなかったんですが、ホントのところ、どうしたら使えたのかは不明。
市バスのチケットは、結局72時間内に使えずでした。 -
まずはサンタ・クローチェ教会へ。
ホテルを出て、徒歩で向かいます。ホテルのフロントでもらったのもいいけど、フィレンツェカードに付いていた地図がわかりやすい。
歩いて20分もかからなかったはずですが…とにかく、暑い。
昨日もそうだったけど、朝から、暑い。
今回の旅行はお天気には恵まれて、日中の動き回る時間はほぼ晴天(2日ほど夕立に会うときもあったけど)。おまけに連日最高気温は30度越えという…この夏一番の暑さを、まずフィレンツェで体験しました。サンタ クローチェ聖堂 寺院・教会
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教会見学は9時半から。その10分ほど前に着いたのですが、入り口(教会正面を左側に回ったところ)には、すでに数組が並んでいます。
時間になると係員が入り口を開くのですが、ほかの人達は右側に進むよう誘導されたのですが(多分、チケット購入の窓口?)、あたしはフィレンツェカードを示すと左側に進むように指示されました。
そこは教会見学の入り口のようで、フィレンツェカードをバーコードにかざして、レシートのようなものをプリントして渡されます。このフィレンツェカードでこの施設に入場した、という記録がされるのでしょう(でも後に行った施設では、小さいところだとフィレンツェカードを見せるだけでOKなところもあったり…)。
これで、フィレンツェカード有効の72時間がスタートします。
写真は教会内部ですが、この教会ホントに広いのです。
天井も高くて、教会にしては明るめです。 -
サンタ・クローチェ教会には、多くの文化人のお墓や記念碑があります…ということで、写真を撮ったものの、ちょっと記憶があやふやになってきた…。
これは多分、ガリレオ・ガリレイのお墓。 -
GINO CAPPONI(ジーノ・カッポーニ) イタリアの政治家であり作家であり歴史家であった人物のお墓。
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ミケランジェロのお墓
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ダンテの記念碑(「記念碑」とあるので、お墓ではないみたい)。
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ヴィットリオ・アルフィエーリ(イタリアの貴族・劇作家で伯爵)のお墓。
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マキャベッリ(ルネサンス期イタリア・フィレンツェの外交官で政治理論家)のお墓。
マキャベッリって、政治家としては失脚して、フェレンツェ郊外で暮らすことになったけど、最期はフェレンツェに眠ることができたのか〜と、ちょっと感慨深いです。 -
ドナテッロ(フィレンツェ出身の彫刻家)作の「受胎告知」。
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ロッシーニ(イタリアの作曲家)のお墓。
「ウィリアム・テル」や「セビリャの理髪師」の作曲者。門外漢のあたしでも知ってるタイトル。
教会内部には、こういった側面のお墓や記念碑のほか、床にも色大理石を使ったお墓があり…その上を普通に歩けてしまうのだから、ちょっと気が引けます。 -
中央礼拝堂付近のステンドグラス。
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朝早い時間のためか、東向きの礼拝堂からは光が差し込んでいました。
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中央礼拝堂向かって右奥にある、メディチ家の礼拝堂。
思ったよりは派手派手市区はない…。
奥には聖母子像があります。 -
第一回廊に出ます。
フィレンツェの教会は、こういった中庭(?)の周りに回廊があることが多いみたいです。見学した教会には、ほとんどこのような回廊がありました。
第二回廊もあります。 -
パッツィ家の礼拝堂。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドォーモ)のクーポラを設計した、ブルネッレスキが設計したそうです。 -
確か、付属美術館。
講堂のように、天井も高くて広々しています。 -
中庭も広々…。
逆光ですが、青空に尖塔が美しいです。
出口付近にお手洗いもありますが、工事中でした。 -
サンタ・クローチェ教会前に広場が柵で囲まれており、何なんだろ〜って思ってたのですが、後でガイドブックを見ると、どうやら中世サッカー試合の会場作りの為のようです。
中世サッカーとは、手も使うことができて取っ組み合いや殴り合いもOKらしく…かなりハードな試合のようです。
フィレンツェを4つに分けての地区対抗戦ということで、さぞかし盛り上がるんだろうなあ。 -
次は、ブオナロッティ邸美術館へ。
サンタ・クローチェ教会から一筋北へ向かうだけ。何も知らずに前を通っても、美術館とは思えないかも。
ミケランジェロが土地を買って、甥に家を建てさせたけど、自身は一度も住んでないそうです。
ここもフィレンツェカードで入場。
ミケランジェロの数多くのデッサンやデザイン類が展示されているということで、講師らしい人物による解説を受けているグループもあったけど…。
正直、イタリア語が全く解らず、カタコト英語のみのあたしには、何がなんやらさっぱりわからず…。館内も入り組んで、見学ルートもよくわからない。
次回フィレンツェに来たとしても、再訪問はないだろうな…と思います。ブオナロッティ邸美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ブオナロッティ邸美術館前の通りをまっすぐ西に向かうと、バルジェッロ国立博物館です。
ここも、フィレンツェカードで入場。
元は13世紀に建てられた行政長官の館で、16世紀には司法長官(バルジェッロといい、この博物館の由来となるらしい)の役所兼邸宅となり、その後は監獄や拷問にも使われたそうで…。
ルネサンス期の彫刻を主に集めた、イタリア最初の国立博物館です。バルジェッロ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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回廊の天井部分にも、絵画が施されています。
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ポデスタの礼拝堂。
「ポデスタ」とは、行政長官のこと -
この部屋に入った時に「あれ、どっかで見たことある」と思う。
少し考えて思いついたのは、パリのサント・シャペル教会の1階。
天井が青く、ゴールドの星が散りばめられているのは、何か流行りの文様だったのか? -
側面にも、紋章のレリーフやら石版で飾りがあります。
1階からのエレベーターもありますが、基本階段で上がります。外階段は2階まで。
写真は、外階段から見下ろしたところ。 -
1階には主に彫刻が。
展示室には、有名どころのミケランジェロやドナテッロの彫刻がありますが、中庭の周りの回廊にも彫刻が。
バスタブに、魚の口から水が出るようになってるのか? -
大砲なんだろうけど…弾が出るところから、お髭の立派な男性が。
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対になっているライオン。
王冠を被ってるのにも、意味はあるんだろうけど、わからず…。 -
次はダンテの家へ。
屋根の低いほうの建物で、ダンテが生まれたとされているそうです。
この建物の前は、広場とまでいかなくても、ちょっとしたスペースがあるのですが、観光ツアーの立寄り箇所になっているらしく、常に団体で観光客がいました。ダンテの家 博物館・美術館・ギャラリー
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ダンテの家にもフェレンツェカードで入場。
外にはあんなに団体がいるのに、内部の見学者はそれほど…。
ダンテの家1階はミュージアムショップ、というかお土産物屋で、無料で入れます。見学は2階から。2階の階段上がったところが受付です。
当時の家の様子のイラスト。 -
建物の、塔になってる部分は立ち入り禁止になってるけど、一部、ガラス張りしてますが、ダンテの部屋の再現があります。
展示の解説は当然のことながらイタリア語で、わかりません。
それに、展示の半分は主にフィレンツェの各地域の特色を解説してるような…。
フィレンツェカードで入場したのでなかったら、「入場料もったいなかった…。」と思うだろうな(イタリア語が解らないゆえの感想です)。 -
で、次に向かったのがこのお店「TADDEI」
以前にフィレンツェに来た折に、父に革製のコインケースを買ったお店。
コインケースは当時、22〜23ユーロだったと思う。
もう10年以上経つのに、ずーっと使い続けても壊れもせず皮がいい色になってきて、と品質がいいのがわかったので、今回は自分用にほしいなと。 -
が、ダンテの家のそばのはずなのに、どうしてもお店がみつからない。
革製品を売っているお店はあるんだけど、店名が違う。
それに10年前に来たきりだから、外観とかの記憶もない!
30分くらい、行ったり来たりした末に、ダンテの家にもう一回戻って、それでもお店が見つからなかったら諦めよう…としたら、あった…。
なんてことない、ダンテの家の前の通りを北に上がる道沿いに、ホントに近くにあるのに、お店の外観がまるでオフィスのような目立たないショーウインドーがあるきりで、隣に皮製品を売る目立つお店があるために、キレイにスルーしてた…。
苦労してお店を探したものの、希望の色がなかったために購入断念。
手作りで作ってるから、たくさん在庫がないんだそうです。
品質は保証します! -
これだけ動いて、やっとお昼…。
ランチはこのお店、Trattoria I DUE G(トラットリア・イ・ドゥエ・ジー)。
http://www.trattoriai2g.com/dovesiamo.php
あたしがよくチェックしてる、パリ在住の日本人女性のブログに、フィレンツェ旅行のおいしかったレストランってことで、書かれてたお店。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅エリアにあります。
入店したのは12時半ごろ。1時間ほどいましたが、結局のところ、客は10組いなかったような…。でもおかげで落ち着いて食べられました。
ガッツリお肉(フィレンツェ名物のビステッカ)を食べてるテーブルもあり。おいしそうでした〜。
客層は、ツーリストと地元の人で半々くらい。おひとり様で入店は、あたしともう一人のアジア人女性のみ。日本人かな〜と思いつつ、席も離れてたので分からずじまいでした。
http://www.amoitalia.com/firenze/trattoriaidueg.html
↑この旅行サイトでも、紹介されていました。トラットリア イ ドゥエ ジー イタリアン
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席案内されると、日本語メニューを持ってきてくれました。
わかりやすい!
アンティパストはパスして、プリモはここの名物らしい「緑のリゾット」。
つまりはホウレン草のリゾット。お米もちゃーんとアルデンテの仕上がり。別に持ってきてくれたパルメザンチーズをかけて、いただきます。
でもこのチーズ、ついついたっぷりかけちゃうんだけど、あまりかけすぎると、お味が濃くなるので、あとでツラくなるので気を付けて!
ここで一人前頼んでしまうと、一人の食事では次が食べきれないので、ハーフサイズ(Mezzo メッゾ)で頼みました。パスタ類はハーフサイズOKなものもある、と聞いてたので。但し、お値段はきっちりは半額ではありません。 -
セコンドは、「牛肉のカルパッチョ」。
これにもパルメザンチーズのスライスがたっぷり!緑の野菜はルッコラです。
そうか、パルメザンチーズって、粉チーズにする以外にもスライスしてサラダにかけるのもアリよね〜、と。
オリーブオイルをかけ、レモンを絞って、さっぱりといただきます。
パンは、頼まなくてもでてきました(その分、コペルト[席料]払ってますが)。パンのお味は、ホテルの朝食のパンよりはおいしいけど…って感じでした。
レシートの写真を撮ったけど、ボケボケだったんでちょっと内訳があやふやですが、
お水 2ユーロ
緑のリゾット(ハーフサイズ) 6ユーロ
牛肉のカルパッチョ 13ユーロ
紅茶 2ユーロ
コペルト 2ユーロ
合計 25ユーロ
お腹いっぱい、満足でした…。 -
食後に向かうは、駅近くの観光です。
中庭に外回廊があり、ということで、ここも教会。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅の目の前の、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会です(もちろんフィレンツェカード利用)。
この教会の見学入り口は、駅前のインフォメーション横から入りました。インフォメーションの建物に入ったら正面に教会の見学入り口があり、右手がインフォメーションっていう感じです。
サンタ・マリア・ノヴェッラ広場側にも入り口があるのですが、口コミにこの入り口はプレイヤー(教会で信心のために祈る人)用で、見学者は入れてもらええなかった、というのがありました。サンタ マリア ノヴェッラ教会 寺院・教会
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またもや逆光ですが、
青い空、中庭、回廊です。
こういう木(多分、杉の木?)も、トスカーナっぽいです。 -
この教会も、床面に色大理石で飾られたお墓が多数。
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「スペイン人の大礼拝堂」
フレスコ画で、壁一面に描かれています。
何故「スペイン人」なのか?
ここは、トスカーナ大公コジモ1世がナポリから嫁いできたレオノーラ・ディ・トレドのために作ったそうです。当時ナポリはスペイン人が支配していたので、彼女もスペイン人だったことから、この名がついたとのこと。 -
「スペイン人の大礼拝堂」を、内部から入り口に向けて撮った写真。
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「スペイン人の大礼拝堂」は、「緑の回廊」に沿ってあります。
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美術館のエリアです。
旧食堂が使われているろうで、その壁にも、フレスコ画かな?が、描かれています。 -
教会内部です。ここも広く、奥行きがあります。
白黒の、ボックスクッキーを思わせる縞々な装飾も…。 -
この豪華な部屋は、土産物売り場です。
もともとは聖具室。 -
お土産物売り場に、こんな豪華な部屋を使うって、すごいな〜。
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教会内部のステンドグラスも、細かくてキレイです。
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教会中央に天井から下がっているのは、
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ジョットの「十字架像」です。
ジョットは、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の鐘楼のデザインを手がけた人物。 -
あれ、もう6月なのに、プレゼーピオがある!
イタリアだけかな?クリスマスが近づくと、教会ではプレゼーピオ(キリストの生誕をジオラマにしたもの)を飾ってるんだけど、長くても1月中旬には片付けると思ったんだけど、教会内部に飾ってありました。
以前にフィレンツェに来たときは、教会の外からも見えるところに飾ってあって、ホテルに帰るときにじっくり見ようとしてたら、帰ったときはもうなかったんですよね。そうそう、あれは1月の半ばでした。 -
イタリアの教会は、いろいろ見学してアタマが一杯になってしまっても、こういう回廊でほっと一息つけるのがありがたいです。
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教会を出て、前に広場からの写真。
ホントに正面(ファサード側)と裏では、印象は大違いです。
去年行ったパリの教会と比べると、フィレンツェの教会は、ファサードが一見、平面的な印象があります。もちろんそばに寄って見たら、全然そんなことないんだけど。建設された時代や様式の違いはあるので、異なる印象も当然なんでしょうが。
どちらがお好みかは、人それぞれ。あたしとしては、フィレンツェの教会は「可愛らしい」印象です。
長くなったので、いったん旅行記をここで区切ります。
この後はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へ。サンタ マリア ノヴェッラ広場 広場・公園
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