2015/06/06 - 2015/06/06
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Wind99さん
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6月に入りあじさいの季節になった。
あじさいで有名な鎌倉明月院を調べると、その独特の淡い青色が、明月院ブルーと言われるそうでがぜん行きたくなった。
一方、同じくあじさいで有名な成就院を調べると、参道の修復工事であじさいは2017年までお休みしますとあった。
従って江の電コースの長谷寺中心はやめて、北鎌倉駅から、鎌倉駅までの散歩するコースとした。
コース
北鎌倉駅-明月院-建長寺-長寿禅寺-県立近代美術館鎌倉別館-鶴岡八幡宮の宝物殿-鏑木清方記念美術館(小町通り)-鎌倉駅
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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朝10時、北鎌倉駅から歩く。明月院まで多くの訪問客で溢れていた。
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明月院に入ってすぐに、うさぎと亀が橋の欄干のスタートライン?に揃っていて、用意ドーン直前の石像があった。
境内中では、うさぎを飼っていたが、寺との関係性はよくわからない。 -
北条五代執権となった北条時頼公墓所。
19歳で執権職となり、北条政権を確固たるものにし、全盛を向かえた。
この次に詣でる、わが国最初の禅の専門道場、建長寺を創建した。 -
明月院の境内の中にある月笑軒。抹茶サービスがある。
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明月院ブルーに出会えた。
このほとんどが日本古来からの品種ヒメアジサイだそうだ。 -
このあじさいと、他のあじさい寺のそれと色を比べてみたくなった。
この日本の豊かな四季を誇れる。 -
中門に行く参道。
あじさいより人の方が多い。 -
開山堂。
左手の階段を上がって行くと宗猷堂と書かれた額があった。
今は開山堂と呼ばれ、中にはの木像と、位牌が祀られていた。 -
開山堂の横、山側に鎌倉のやぐらがあり、鎌倉最大で、間口約7m、奥行き6m、高さ3mあり、明月院やぐらと呼ばれる。
中央の宝篋印塔は、山内上杉家の上杉憲方のものと伝えられている。
その背後の壁面には釈迦如来、多宝如来が浮き彫りされ、その周りに十六羅漢の浮き彫りもあるため「羅漢洞」とも呼ばれているそうだ。
かろうじて彫り物が分かる。 -
瓶ノ井(つるべのい)。
鎌倉十井の一つで、内部が水瓶のようなふくらみがあることから瓶ノ井と呼ばれている。 -
本堂内 悟りの窓
この本堂脇から、特別公開の本堂後庭園に入る(別料金)。
花菖蒲と紅葉の見頃のみの特別公開。 -
庭園には、あじさいの色に合わせて?青地蔵さまと赤地蔵さまが居られた。
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確かに花菖蒲が見頃でした。
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三千株が植えられているという花菖蒲田。
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本堂裏の庭。
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明月院通りを戻る。
途中に洒落た店舗があった。葉祥明(ようしょうめい)美術館のショップだった。ショップのみ無料。 -
バス通りに出ると、足利尊氏ゆかりの寺、季節限定公開と看板があり、寄って見た。
階段を上がり正面の本堂に進む。 -
小方丈からの窓景。
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書院の庭園がきれいだ。
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部屋の一番奥に赤いじゅうたんが敷かれていて、座って鑑賞する場所が指定してあった。
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観音堂。聖観音像が祀られていた。
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足利尊氏の墓。
観音堂背後の崖には、足利尊氏の遺髪を埋めたとされる「やぐら」があって五輪塔が建てられている。今にもくずれそうな五輪塔だ。 -
鎌倉五山の第一位、建長寺に来た。
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総門、三門、仏殿、法堂、方丈が一直線に並ぶ伽藍配置は中国の禅宗様式だそうだ。さらに奥はハイキングコースに続いている・・・。
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まずは総門。
ここは1253年、開山された日本で最初の禅の道場。 -
三門(重文)この門の大きさは感動する。
三解脱門のことで、空、無相、無作を表しこの三門をくぐることであらゆる執着から解き放たれることを意味する。 -
梵鐘
創建当時の数少ない遺品の1つとして貴重であり、国宝。高さ2.1m。 -
これもすごい。建長寺の柏槇(ビャクシン)
実は先週、鎌倉の浄光明寺に行って、樹齢750年のマキの大木を見て、調べていたら、この建長寺の柏槇の大木の存在を知り、それでここに来たかったのだ。 -
仏殿。
増上寺にあった、徳川秀忠夫人崇源院の霊屋を建て替えに際し、譲渡されたもの1647年に建長寺に移築された。 -
堂内には本尊の地蔵菩薩坐像(室町時代の作、像高2.4m)があった。
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法堂に入る。天井画は小泉淳作筆の雲龍図。
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奥に千手観音坐像、手前に釈迦苦行像。
2005年愛知万博に陳列された、ラホール中央博物館所蔵の釈迦苦行像のレプリカが、万博終了後パキスタンより寄贈され安置されたそうだ。 -
唐門。どう見ても、この豪華さは東照宮様式だ。
これも仏殿と同じく、芝の徳川秀忠夫人崇源院霊屋から移築したものだったので、納得。 -
唐門前から振り返ると、左の大きな建物が法堂、その向こうに見える薄緑に見える屋根の建物が仏殿だ。
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方丈に入り、夢窓疎石の作といわれる庭園を見る。
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半僧坊への道標。山の中腹にあり徒歩10分とあった。
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急な階段を登っていく。途中、小さいがきれいな花が咲いていた。
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天狗の像が多く出てきた。
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このすぐ上に半僧坊権現があった。
ここはお告げにより明治23年に創建されたと分かる。 -
さらに150階段上に展望台があると看板があり、行ってみた。
勝上献(しょうじょうけん)展望台。海抜145.1m
眼下の建長寺と湘南の海が見渡せた。 -
先週近代美術館の鎌倉館に行ったが、今日はその別館に来た。
何かの美術展で知った片岡球子の「徳川家康」が見られて良かった。 -
鶴岡八幡宮に入る。
本宮横の丸山稲荷神社。
皆が上を見上げていて、見ると木の上にリスがいた。 -
本宮から、階段下を見下ろす。
本宮横には、有料の宝物殿があったので、入ってみた。 -
階段を降りると、舞殿では神前結婚式が始まっていた!
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源平池に来た。左右に池があるが、八幡宮本宮に向かって右側が源氏池で、そこの中の島に旗上弁財天がある。
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この旗上弁財天は、源頼朝の妻、北条政子が建立したものとも伝わっている。
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その裏手に政子(姫)石というのがあった。
源頼朝が妻の北条政子の安産を祈ったとされる石だそうだ。
この2つの石の場所には入れないようになっていたが、前に居た女性がその囲いの隅から無理に入り、石に触っていた。入らないもう一人の女性は、ちゃんと2つの石に触った?と聞いていた。 -
源平池近くの太鼓橋。
この半径のきつい円形の橋は、今は通行止めだが、その昔通った記憶があり、調べると約20年前に通行止めになったようだ。
太鼓橋の曲面を降りる時、わざと靴を滑らせて降りた記憶があった。 -
小町通りに来た。
日本画の巨匠、鏑木清方が晩年この鎌倉に住み、その旧居跡に記念美術館があった。実は名前も存じていなかったが、入ってみると、何度か目にした画風であり、知識が広がった。 -
先週小町通りで目に付いた鎌倉ビールを買ってみた。
種類が多いのと、店により小瓶で、500円、660円、750円とまちまちだった。
普段は焼酎のみでビールを飲むことがなく、慣れていないせいか、味はイマイチだったので、レモンラガー(発泡酒)を飲んでみると、抜群に旨かった!
そして、つみ入り付焼を食べたり寛いで散歩を終えた。 -
今回の散歩を、アンドロイド端末で、GPSロガーしてみた。
実は先週の鎌倉散策でもやってみたが、上手く行かず今回はアプリを変えてみた。
今回は標高もわかり、まずまずであるが、GPSロガーはまだ試用中だ。
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