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東京の玉川上水に興味があり、調べていく内、そこで入水自殺した太宰治が、その後晩年の7年ほど三鷹市に住んでいた事を知った。<br /><br />太宰治の小説はおおむね読んでいたことと、場所が近いこともあり、ゆかりの場所を中心に三鷹市を散歩してきた。<br /><br />残念ながらゆかりの地では、すべて建物が建て替えられ、当時の雰囲気はなかったが、解説パネルが貼ってあった。<br /><br />玉川上水は多摩の羽村から四谷までの全長43kmが1653年に築かれた。その玉川兄弟の事も興味深い。いずれまたそこも調べて散歩してみたい。<br /><br />コース<br /><br />井の頭公園の萬助橋−三鷹の森ジブリ美術館−みたか井心亭−禅林寺−三鷹駅−太宰治文学サロン−三鷹市美術ギャラリー −玉川上水(風の散歩道)−玉鹿石−山本有三記念館

三鷹(風の散歩道)

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2015/06/14 - 2015/06/14

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Wind99

Wind99さん

東京の玉川上水に興味があり、調べていく内、そこで入水自殺した太宰治が、その後晩年の7年ほど三鷹市に住んでいた事を知った。

太宰治の小説はおおむね読んでいたことと、場所が近いこともあり、ゆかりの場所を中心に三鷹市を散歩してきた。

残念ながらゆかりの地では、すべて建物が建て替えられ、当時の雰囲気はなかったが、解説パネルが貼ってあった。

玉川上水は多摩の羽村から四谷までの全長43kmが1653年に築かれた。その玉川兄弟の事も興味深い。いずれまたそこも調べて散歩してみたい。

コース

井の頭公園の萬助橋−三鷹の森ジブリ美術館−みたか井心亭−禅林寺−三鷹駅−太宰治文学サロン−三鷹市美術ギャラリー −玉川上水(風の散歩道)−玉鹿石−山本有三記念館

旅行の満足度
3.5
同行者
一人旅
交通手段
徒歩
  • たまに行く、井の頭恩賜公園の駐車場の横に、玉川上水の案内板も掲げられていて玉川上水が流れていた!<br /><br />その萬助橋から歩くことにした。

    たまに行く、井の頭恩賜公園の駐車場の横に、玉川上水の案内板も掲げられていて玉川上水が流れていた!

    その萬助橋から歩くことにした。

  • せっかくなので、井の頭恩賜公園の西園の散歩道を進む。

    せっかくなので、井の頭恩賜公園の西園の散歩道を進む。

  • 5分位歩くと、トトロ?が受付にいた。<br /><br />ジブリ作品はあまり見ていないので詳しくない。

    5分位歩くと、トトロ?が受付にいた。

    ジブリ作品はあまり見ていないので詳しくない。

  • 三鷹の森ジブリ美術館だ。<br /><br />完全予約制であるが、なぜか並ぶ行列ができていた。

    三鷹の森ジブリ美術館だ。

    完全予約制であるが、なぜか並ぶ行列ができていた。

  • わー、巨人兵がいる!と声が上がった。屋上にユニークな姿が見えた。

    わー、巨人兵がいる!と声が上がった。屋上にユニークな姿が見えた。

  • 印刷したMAPを忘れてしまい、迷いながら到着。よく見るとあちこちの電柱に案内があった。<br /><br />みたか井心亭といい、文化施設であるが、この向かいの3軒家の奥が、太宰治の旧宅であった。<br /><br />今はもう立て替えられているが、玄関前にあったさるすべりの木がが庭に移植されていた。

    印刷したMAPを忘れてしまい、迷いながら到着。よく見るとあちこちの電柱に案内があった。

    みたか井心亭といい、文化施設であるが、この向かいの3軒家の奥が、太宰治の旧宅であった。

    今はもう立て替えられているが、玄関前にあったさるすべりの木がが庭に移植されていた。

  • これがそのさるすべりの木で、道から見えるように、案内板があった。

    これがそのさるすべりの木で、道から見えるように、案内板があった。

  • また道に迷い三鷹八幡大神社に来てしまった。<br /><br />立派な神社で、江戸の明暦の大火(振袖火事)で罹災して神田連雀町から入植した人々の鎮守として、寛文4年(1664年)に創建され、そのため、その地名を取ってこの辺りは下連雀となったという。

    また道に迷い三鷹八幡大神社に来てしまった。

    立派な神社で、江戸の明暦の大火(振袖火事)で罹災して神田連雀町から入植した人々の鎮守として、寛文4年(1664年)に創建され、そのため、その地名を取ってこの辺りは下連雀となったという。

  • 目指す禅林時は隣であった。<br /><br />ここに太宰治の墓がある。

    目指す禅林時は隣であった。

    ここに太宰治の墓がある。

  • 太宰治と津島家の墓石。<br /><br />太宰の本名は津島だ。今も花と線香が絶えない。

    太宰治と津島家の墓石。

    太宰の本名は津島だ。今も花と線香が絶えない。

  • その目の前に森鴎外の墓。<br /><br />森鴎外を尊敬してやまなかった太宰治は、禅林寺にある鴎外の墓について、「花吹雪」に「ここの墓所は清潔で、鴎外の文章の片影がある。私の汚い骨も、こんな小奇麗な墓所の片隅に埋められたら、死後の救いがあるかもしれない」と書いている。その意を汲んで、美智子夫人が太宰をこの寺の鴎外の墓の側に葬った。<br />

    その目の前に森鴎外の墓。

    森鴎外を尊敬してやまなかった太宰治は、禅林寺にある鴎外の墓について、「花吹雪」に「ここの墓所は清潔で、鴎外の文章の片影がある。私の汚い骨も、こんな小奇麗な墓所の片隅に埋められたら、死後の救いがあるかもしれない」と書いている。その意を汲んで、美智子夫人が太宰をこの寺の鴎外の墓の側に葬った。

  • ここには三鷹市で一番大きい大銀杏があった。<br /><br />アジサイがきれいだった。

    ここには三鷹市で一番大きい大銀杏があった。

    アジサイがきれいだった。

  • 三鷹駅近くまで来た。中鉢家跡。<br /><br />戦時中山梨の疎開から戻った太宰は、ここを仕事場に借り「ヴィヨンの妻」などを執筆した。「朝」はこの部屋が舞台だそうだ。

    三鷹駅近くまで来た。中鉢家跡。

    戦時中山梨の疎開から戻った太宰は、ここを仕事場に借り「ヴィヨンの妻」などを執筆した。「朝」はこの部屋が舞台だそうだ。

  • うなぎ若松屋跡。<br /><br />太宰が編集者との打ち合わせ場所にしていた馴染みの屋台。

    うなぎ若松屋跡。

    太宰が編集者との打ち合わせ場所にしていた馴染みの屋台。

  • 三鷹駅前通りの三鷹コラル前。

    三鷹駅前通りの三鷹コラル前。

  • 三鷹駅南口ロータリー。<br /><br />ロータリー側に三鷹観光案内所があり、そこで太宰ゆかりの地MAPを確認した。

    三鷹駅南口ロータリー。

    ロータリー側に三鷹観光案内所があり、そこで太宰ゆかりの地MAPを確認した。

  • 小説にも、ここの名が出てくる伊勢元酒店跡。

    小説にも、ここの名が出てくる伊勢元酒店跡。

  • 伊勢元酒店跡地には、太宰治文学サロンが開設されいた。<br /><br />太宰の直筆原稿や初出雑誌など様々な資料を無料で公開している。絵の才能もあったらしく、自画像も飾ってあった。<br /><br />今なら、三鷹市美術ギャラリーでも太宰展をやってますよと教えてくれた。(事前に調べていたが、すっかり忘れていた。戻ってギャラリーに入ると無料であった。) <br /><br />

    伊勢元酒店跡地には、太宰治文学サロンが開設されいた。

    太宰の直筆原稿や初出雑誌など様々な資料を無料で公開している。絵の才能もあったらしく、自画像も飾ってあった。

    今なら、三鷹市美術ギャラリーでも太宰展をやってますよと教えてくれた。(事前に調べていたが、すっかり忘れていた。戻ってギャラリーに入ると無料であった。)

  • 田辺肉店離れ跡。<br /><br />1947(昭和22)年4月から、「斜陽」を書き継ぐために、田辺肉店のアパートを借りた。この店を舞台にして「犯人」が書かれた。

    田辺肉店離れ跡。

    1947(昭和22)年4月から、「斜陽」を書き継ぐために、田辺肉店のアパートを借りた。この店を舞台にして「犯人」が書かれた。

  • この狭い道が太宰横丁だ。行きつけの「喜久屋」(小料理屋)が、この通りの三鷹駅近くにあったそうだ。<br /><br />今は店舗が少なくビルやマンションが並ぶ。

    この狭い道が太宰横丁だ。行きつけの「喜久屋」(小料理屋)が、この通りの三鷹駅近くにあったそうだ。

    今は店舗が少なくビルやマンションが並ぶ。

  • 駅前近くの千草跡。<br /><br />1947(昭和22)年7月から小料理屋千草の2階も仕事場にしていた。

    駅前近くの千草跡。

    1947(昭和22)年7月から小料理屋千草の2階も仕事場にしていた。

  • 千草跡の向かいにあった野川家跡。<br /><br />山崎富栄と親しくなった1947(昭和22)年9月頃から、彼女の下宿先の野川家2階も仕事場にしていた。太宰最後の日、ここから2人で玉川上水へ向かう。

    千草跡の向かいにあった野川家跡。

    山崎富栄と親しくなった1947(昭和22)年9月頃から、彼女の下宿先の野川家2階も仕事場にしていた。太宰最後の日、ここから2人で玉川上水へ向かう。

  • 左側のSOGIの看板が永塚葬儀社で、野川家跡。手前右のビルが千草跡。<br /><br />太宰は、三鷹駅のすぐ近くのテリトリー内で、よく仕事場を変えているし、交流も広く、男女にモテ男だったのだろうと思う。<br />

    左側のSOGIの看板が永塚葬儀社で、野川家跡。手前右のビルが千草跡。

    太宰は、三鷹駅のすぐ近くのテリトリー内で、よく仕事場を変えているし、交流も広く、男女にモテ男だったのだろうと思う。

  • 三鷹駅下から、井の頭公園へ一直線に玉川上水が走る。

    三鷹駅下から、井の頭公園へ一直線に玉川上水が走る。

  • かつては水量が多く、人喰い川と言われていたとあるが、上水としての役目を終え昭和40年以後、水が途絶えたが、東京都の清流復活事業で蘇った。<br /><br />今は川幅2mも無い小川だ。

    かつては水量が多く、人喰い川と言われていたとあるが、上水としての役目を終え昭和40年以後、水が途絶えたが、東京都の清流復活事業で蘇った。

    今は川幅2mも無い小川だ。

  • この上水通りは、風の散歩道と言われ、まさに丁度いい風が吹いてきて気持ちよかった。

    この上水通りは、風の散歩道と言われ、まさに丁度いい風が吹いてきて気持ちよかった。

  • 風の散歩道の休憩スポットに、太宰の乞食学生の一節で、玉川上水を記述した内容をパネルにして飾ってあった。

    風の散歩道の休憩スポットに、太宰の乞食学生の一節で、玉川上水を記述した内容をパネルにして飾ってあった。

  • その休憩スポットとパネル。

    その休憩スポットとパネル。

  • 途中に橋が掛っていた、むらさき橋だ。<br /><br />橋の上からおじさんが、パンくずを投げていた。

    途中に橋が掛っていた、むらさき橋だ。

    橋の上からおじさんが、パンくずを投げていた。

  • 玉鹿石(ぎょっかせき)<br /><br />青森県五所川原市金木町産 1996年6月 とだけ書かれている。<br /><br />家族が故郷の石を持ってきたのだろうか。<br /><br />昨年、太宰の実家金木の斜陽館に行った事を思い出す。

    玉鹿石(ぎょっかせき)

    青森県五所川原市金木町産 1996年6月 とだけ書かれている。

    家族が故郷の石を持ってきたのだろうか。

    昨年、太宰の実家金木の斜陽館に行った事を思い出す。

  • 太宰がこのあたりの玉川上水で身を投げたが、その場所が分からないのが不思議であった。<br /><br />行方不明になって1週間後に玉川上水で発見されたとサロンで書かれてあり、納得した。太宰は、若い頃から自殺未遂を4度近く起していた。

    太宰がこのあたりの玉川上水で身を投げたが、その場所が分からないのが不思議であった。

    行方不明になって1週間後に玉川上水で発見されたとサロンで書かれてあり、納得した。太宰は、若い頃から自殺未遂を4度近く起していた。

  • 風の散歩道を歩くと、三鷹市山本有三記念館に着いた。<br /><br />大正時代の作家で「路傍の石」等が有名。<br /><br />戦後は参議院議員、1965(昭和40)年には文化勲章を授与された。<br /><br />

    風の散歩道を歩くと、三鷹市山本有三記念館に着いた。

    大正時代の作家で「路傍の石」等が有名。

    戦後は参議院議員、1965(昭和40)年には文化勲章を授与された。

  • 実は全く知らない作家であったが、きれいな洋風の建物に誘われ入ってみた。

    実は全く知らない作家であったが、きれいな洋風の建物に誘われ入ってみた。

  • 中はフラッシュレスならすべて撮影OKと教えてくれた。<br /><br />食堂の暖炉。

    中はフラッシュレスならすべて撮影OKと教えてくれた。

    食堂の暖炉。

  • 一回から階段を上がったところ。

    一回から階段を上がったところ。

  • 2階の執筆の間。

    2階の執筆の間。

  • 南側に出ると庭があり、今は有三記念公園として、一般に開放されている。

    南側に出ると庭があり、今は有三記念公園として、一般に開放されている。

  • 南側の外観。大正時代末期の建物だ。

    南側の外観。大正時代末期の建物だ。

  • 今は三鷹市の文化財になっている。<br /><br />今回はこれで散歩を終えた。

    今は三鷹市の文化財になっている。

    今回はこれで散歩を終えた。

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