2015/04/12 - 2015/04/12
1425位(同エリア4573件中)
まみさん
東京国立博物館の「博物館でお花見を」。
この企画、結構気に入っていたりします。
この時期は、ふだんは立ち入れない博物館の庭園も開放されて、庭園の桜も楽しめるのですが、遅咲きの桜の方は、本日、新宿御苑でたっぷり楽しんできました。
関連の旅行記
「東京の屋内と屋外の遅咲き桜を愛でる(前編)新宿御苑の垂涎の八重桜を超広角レンズを交えて楽しむ」
http://4travel.jp/travelogue/11000231
でも、今年2015年は、きちんとお花見ができた感触が得られずに過ぎてしまったせいもあり、久しぶりに博物館のコレクションでお花見をしたくなりました。
というわけで、4月12日の日曜日、「博物館でお花見を」のぎりぎり最終日の本日、4月の土日は開館時間が1時間延長となり、18時までやっていることを事前にチェック済みでしたので、新宿御苑のあと、なんとか1時間、「博物館でお花見を」してくることができました。
本日、スロースタートでなければ、新宿御苑散策ももっと早くに終わらせ、博物館でもう少し時間をかけられたかもしれませんが、後悔先立たず。
桜以外の作品のほとんどはスルーして急いだのですが、1時間で回れたのは本館2階のみで、本館常設展の半分でした。
ただし、最初に、特別展示室の「母と子のギャラリー 美術のくにの象めぐり」コレクションを鑑賞しました。
17時以降、見学者も少なく、鑑賞しながらチャカチャカ連続して写真を撮ってしまえました。
残りの時間は、「博物館で花見を」───常設展の桜モチーフの作品探しをしました。
回れたのは常設展第9室まで。
ただし、チラシで紹介されていたハイライト11作品のうち、なんとか探せたのは6作品まで。
チラシに掲載された以外にも、桜マークのある「博物館でお花見を」の企画のためにピックアップされた桜モチーフの作品はいくつもありました。
またね桜マークがなくてクローズアップされていなかった展示の中に、桜モチーフの作品を見つけることができました。
デジカメを初めて手にしたその昔、忘れもしない2006年、撮影可と分かってから何度も訪れるようになった東京国立博物館の常設展ですが、展示の入れ替えもあるし、こうやってテーマを追って回ると楽しさが増します。
ただ、常設展なのでまた見に来れらると安心して、いつも回りきらないで終わってしまうのが、いつも惜しいです(苦笑)。
<東京の屋内と屋外の遅咲き桜を愛でた1日の旅行記のシリーズ構成>
□(前編)新宿御苑の垂涎の八重桜を超広角レンズを交えて楽しむ
■(後編)博物館でお花見を───東京国立博物館の桜コレクションめぐり最終日
東京国立博物館の公式サイト
http://www.tnm.jp/
<タイムメモ>
11:20頃 家を出る
12:13 和光市駅始発の副都心線に乗車
12:46 新宿三丁目駅に到着
12:55 新宿門から新宿御苑へ入苑
13:00頃 新宿御苑散策開始
15:10-15:20 おみやげ物色&休憩
15:50 大木戸門から新宿御苑を出る
15:59 新宿御苑前駅発の丸ノ内線に乗車
16:07 赤坂見附駅で銀座線に乗り換え
16:27 銀座線の上野駅に到着
16:50 東京国立博物館に入館
16:55-18:00 博物館でお花見を
18:00頃 東京国立博物館を出る
※東京国立博物館を含め、これまでの国内における博物館・展示会・フェスティバル等の旅行記は、目次を作成中です。
「博物館・展示会・フェスティバル・テーマパーク紀行(国内)〜花の展示会を含む〜 目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744682
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
上野公園の大噴水越しに眺める国立博物館の本館
上野公園には16時半に到着しましたが、国立博物館まで距離があります。
16時45分頃、やっと見えてきました。
上野公園内では、新宿御苑ほどではないですが、八重桜が見頃で、宴会客もいました。
清水観音堂と桜など、絵になる写真が撮れたろうと思います。
でも、上野公園内の八重桜がどこにどうあるか、把握できていなかったので、八重桜を愛でるなら、と新宿御苑に行ってしまいました。
というか、番狂わせの晴天にフテ寝をせずに、早起きして早く来ていれば、上野公園でもゆっくり八重桜探しができたでしょう。
詳しくは前編の表紙にて。
「東京の屋内と屋外の遅咲き桜を愛でる(前編)新宿御苑の垂涎の八重桜を超広角レンズを交えて楽しむ」
http://4travel.jp/travelogue/11000231 -
もうすぐ17時だけど、さあ、いまから「博物館でお花見を」しよう!
この企画、2015年は本日4月12日が最終日なのです。 -
エントランスホールの階段前
スタンプラリーはやらないです。
本日が最終日で、もうすぐ17時。
缶バッジの引き換えは10時から17時なので、これから完成させても、もうもらえないから。 -
本日のハイライト展示をチェック
「親と子のギャラリー美術のくにの象めぐり」と、本館2階第2室の国宝展「花下遊楽図屏風」と、第7室の「桜山吹図屏風」、第8−1室の「枝垂桜蒔絵棗」、第9室の「振袖 紅縮緬地桜流水模様」までは見てこられました。
象めぐりを除き、いずれも「博物館でお花見を」の企画の展示です。
下3つの浮世絵、手鉢、特集の甲冑と模写図は見逃しました。 -
先に特別展示室の「美術のくにの象めぐり」を見に行く
このポスターのまんまるな象の像が気に入ったので@
この展示は、5月17日までやっていますが、次にいつ国立博物館を見に来られるか、分からないので。
根付コレクションは、展示の入れ替えはあるかもしれませんが常設ですので、今回はスルー。
ここは子供向けの展示でしたので、解説が平易で読みやすく、興味深かったです。
私のレベルはそこか、という気もしましたが……。 -
象の頭をした神さまの仮面
鎌倉時代・14世紀
寺や神社の儀式のときのバレードのときに活躍する仮面だそうです。
今の自分が見ると面白いと思うのですが、子供時代に見たら、悪夢に出てきそうなかんじで、ちょっとこわいかも(笑)。 -
イチオシ
象の形をした黒い器
クメール出土
アンコール時代・12〜13世紀
ポスターにあった作品です。
東南アジアでは象は荷物を運んだり、人を乗せたりする身近な存在だったので、象の形の器もたくさん作られたそうです。 -
まん丸まるまる、可愛いナ
-
象の水滴
江戸時代・18〜19世紀
水滴って、あの水滴?
と、首を傾げましたが、解説パネルを読んでみたら、書道のときに、固形の硯を溶くための水入れのことでした。
私が小学生の頃の書道の授業では、はじめはそうやって硯をすって墨液を作っていました。
デザインとしては可愛らしいのですが、水が出て来るのは、本物のゾウのように鼻からではなく、口からだそうです。 -
イチオシ
象の水滴
江戸時代・18〜19世紀
これもポーズが可愛らしいです。
これも水が出て来るのは鼻からではなく口から。 -
駕籠をのせた象の水滴
江戸時代・18〜19世紀
水滴としてはけっこう大きめでした。
たくさん文書を書く人を想定したのかも。 -
象の香炉
江戸時代・19世紀
背中にあるのは、さまざまな願いを叶えてくれるという火炎宝珠。
この作品は、1878年開催のパリ万博に出品されたそうです。 -
右:中国風の建物と子どもたちをのせた象の香炉
明治時代・19世紀
左:中国風の建物をのせた白い象の香炉
江戸〜明治時代・19世紀
香炉としての本体はゾウの体で、香りは背中の楼閣から漂ってくるしくみです。 -
ゾウのユニークな顔つきに注目
-
ゾウの背中の楼閣には……
楽器を演奏したり、おやつを食べたり、生き生きとした子供の像がたくさんです。 -
ゾウの背中のぼり遊び!?
背中と楼閣の子供たちはあわせて49人いるそうです。 -
にこやかな顔部分
-
親孝行な大舜と象のエピソードを表した図
歌川国芳・筆
江戸時代・19世紀
親孝行な子供24人のエピソードの一つで、これはいわばその挿絵。
自分を殺そうとたくらむような両親と弟のためであっても一生懸命働く大舜のもとに、畑仕事を手伝うゾウと鳥がやって来たという場面。 -
大舜の絵の左半分
大きな体で大舜を手伝うゾウの穏やかさが印象的。
おおらかさがにじみでているようです。 -
大舜の絵の右半分
チャーミングなOK2!? -
象と象使い
インド・ピカネール派
18世紀後半〜19世紀初
嬉しそうなゾウの姿が可愛らしくて気に入りました。
ゾウは歩くとき、同じ側の前足と後ろ足を出して歩くようです。
そういうところなど、きちんと本物のゾウを観察して描いた痕跡が見られるとのこと。 -
象の根付
根付けなのでとても小さいですが、とても精巧に作られていました。
根付けは、江戸時代の男性の代表的なおしゃれ小物で、腰にさげる印籠や煙草入れにつけた、いまでいうストラップです。 -
象を洗う
狩野勝川院<雅信、素尚斎>模写
江戸時代・19世紀
仏教の教えを表したゾウを洗う図。
詳しくは次の解説写真で。 -
「象を洗う」ことと仏教の教えの関連
語呂合わせからきていました。
中国の明・清時代に、年中行事として夏の「洗象」があったというのも面白いでしょう。
解説に登場しているのシロゾウは、最初の展示のゾウの仮面がモデルのようです。 -
洗ってもらっているゾウはうれしそう@
頭がぼこんと出ていて、牙があるので、アジアゾウのオスかな。 -
象を洗う
丁雲鵬(ていうんぽう)・筆
中国
明時代・16世紀
「洗象」行事の最中かもしれません。 -
イチオシ
まるまるなゾウもうれしそう
-
象を洗う人びとを描いた大皿
伊万里
江戸時代・18〜19世紀
まゆげが太いユニークなゾウです。
それもアジアゾウのオスでしょう。
ゾウにまゆげってあったかな? -
釈迦如来と獅子に乗る文殊菩薩と象に乗る普賢菩薩
鎌倉〜南北朝時代・14世紀
そういえば浜松市動物園のエントランスのアーチは、ゾウとライオンがいるんですよ。
関連の写真
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=36816816
関連の旅行記
「元旦レッサーパンダ詣は埼玉から浜松へ(1)東海道新幹線で富士山を眺めながらアクセス編&五社神社でストレスフリーな初詣&浜松市動物園いろいろ&グルメ編&おみやげ編:浜松はやっぱりウナギ!」
http://4travel.jp/travelogue/10966898 -
イチオシ
菩薩を背中に乗せつつ、獣は獣同士でリラックス!?
-
博物図鑑の象
明治時代・19世紀
足が短くかしこまったゾウの絵が可愛らしいです。
解説は達筆すぎて読めません(苦笑)。 -
象の写生
狩野栄川<古信>・筆
江戸時代・享保14年(1729)
徳川吉宗が子供のゾウといわれているそうです。
おそらく絵師も初めて見た本物のゾウを目の前にして、つぶさに写生したように伺えます。 -
体のしわや毛の生え方も丁寧に写生
-
足を持ち上げ、鼻を丸めた様子も生き生きと
-
長い鼻の動きにやっぱり注目したらしい@
-
江戸時代に象が日本にやってきたときのエピソード・その1
将軍・徳川吉宗がベトナムから象を呼び寄せたときの苦労道中です。
ゾウも大変だったと思います。 -
江戸時代に象が日本にやってきたときのエピソード・その2
美濃路の難関で、ゾウが川でおぼれかけたり、興奮して脱走したり、とか、ゾウが可哀想になってきてしまいました。 -
江戸時代に象が日本にやってきたときのエピソード・その3
日本に来る前にメスが亡くなってしまったし、オスも道中、病気になったりしたようですが、オスだけでも無事に江戸まで到着してなによりでした。
そのあと江戸で長くおだやかに暮らせたことを祈りたいです。
特別展示「美術のくにの象めぐり」で撮った写真はここまで。 -
第1室 日本の美術のあけぼの──縄文・弥生・古墳より
重要文化財の遮光器土偶
ここからは「博物館でお花見を」。
とはいえ、1番手に撮った写真は桜モチーフではないですし、以前も写真を撮った覚えがあるのですが、縄文時代の美術はお気に入りなのです。 -
第2室 国宝室
国宝「花下遊楽図―屏風」右隻
狩野長信・筆
江戸時代・17世紀
チラシでも紹介していた代表的な桜モチーフの作品です。
残念なことに、この右隻中央2扇は、関東大震災のときに焼失したそうです。
狩野長信は狩野永徳の末弟で、狩野派がそれまで京都を中心に活躍していたところ、長信は家康に召し出されて駿府(静岡県)に行き、それから活動拠点が江戸になったようです。
ただ、彼の作品は多くは残されてなくて、数少ない貴重な作例だそうです。 -
国宝「花下遊楽図―屏風」左隻
風流踊りをする人々と、それを眺める人々が描かれた左隻。
桜が描かれていたのは右隻のみで、こちらに描かれている花木は海棠のようです。 -
国宝「花下遊楽図―屏風」右隻
満開の桜を愛でる人々
桜は八重っぽいです。
桜と言われないと、分かりにくいかも。 -
桜の木の下でツバキの枝と重箱を運ぶ女性たち
-
風流踊りに興じる人々と、それを愛でる人々
-
花見を楽しむ人々と、その人々にもてなしの様子をする人々
愛でているのは、解説によると海棠らしいのです。 -
第3室 宮廷の美術 平安〜室町より
桜花双雀鏡
平安時代・12世紀
「博物館でお花見を」の桜マークがついていないけれど、桜モチーフを見つけました。
ひょっとしたら、と思って、近づいてみたら、桜だったのです。
平安時代後期には、背面に四季の景物や鳥・蝶などの紋様を鋳表した、薄手で小型の銅鏡が数多く作られるようになったそうなのでその中で春物を展示したのだと思います。 -
第4室 茶の美術より
志野茶碗 銘 橋姫
美濃
安土桃山〜江戸時代・16〜17世紀
これは特に桜モチーフと関係ないけれど、惹かれた作品です。
こんな茶碗で、お茶をじっくり味わってみたいです。 -
黒織部沓形茶碗 銘 鶴太郎
美濃
江戸時代・17世紀
これも特に桜モチーフとは関係ないけれど、惹かれた作品です。
茶碗ってけっこう好き@ -
第5室 武士のよそおい──平安〜江戸より
重要文化財
黒韋肩妻取威胴丸(くろかわかたつまどりおどしのどうまる)
室町時代・15世紀
随所にちりばめられた花の意匠に注目。 -
桜ではなく、菊だったけど@
-
菊造腰刀
南北朝〜室町時代・14〜15世紀
これも、おやっ、と柄の花の意匠に注目。 -
こちらのデザインも菊@
「武士のよそおい」の部屋で、外国人が熱心に見ている姿をよく目にしますが、なんだか日本人としてこそばゆ嬉しさを感じたりします。 -
第7室 屏風と襖絵──安土桃山・江戸より
桜山吹図屏風
俵屋宗達・筆
江戸時代・17世紀
チラシで紹介していた屏風は、こちらではなく尾形光琳の「吉野山図屏風」の方でしたが、そちらは出展者の意図により撮影禁止でした。
好みはそちらの方でしたが、これもなかなか。
「博物館でお花見を」する桜モチーフです。
17時半を過ぎ、空いていたので、こうやって左右隻いっぺんに写真に収めることができました。
屏風の上に、色紙が貼り付けられ、和歌が書き記されています。
こうやって左右いっぺんに眺める方が、解説で絶賛している大胆な画面構成や独創性が分かりやすいです。 -
イチオシ
桜やヤマブキがふんだんに描かれた右隻から注目
-
右隻の右半分も華やかで、大胆な山の形と色紙が散りばめられた構図がステキ
-
和歌が描かれた色紙が散りばめられた左隻
-
右隻の満開に桜にさらに注目
-
右隻の桜とヤマブキの競演にさらに注目
-
第8−1室 暮らしの調度 安土桃山・江戸より
打掛 白綸子地菊立湧花束模様
江戸時代・19世紀
武家女性の礼服用の小袖や打掛のデザインとして典型的な、立湧の中に菊花を配したパターン模様と桜・藤・菖蒲の花束を交互に配した模様だそうです。
どうやら江戸時代後期の多くの女性達の衣装のようです。 -
色とりどりの桜の刺繍
-
小袖 染分縮緬地鯉瀧草花模様
江戸時代・19世紀
これも武家女性のデザインの特徴的な模様。
鯉の瀧昇りのデザインは昇り龍にも通じ、出世のシンボルとして好まれたそうです。 -
イチオシ
流れるような桜や紅葉や菊の花の模様が美しくてため息が出そうなほど
-
鯉の瀧昇りの部分も含めて
-
鯉だ、鯉だ@
-
小袖 白綸子地竹垣枝垂桜文字模様
江戸時代・18世紀
比較的大ぶりな桜のデザインが散りばめられていました。 -
桜のデザインがすばらしい@
-
枝垂桜蒔絵棗
江戸時代・17世紀
チラシで紹介されていた代表的な桜モチーフの作品の1つです。
量産品だったようですが、それゆえの素朴さがかえって茶人たちに高く評価されたそうです。 -
吉野山蒔絵棚
江戸時代・19世紀
桜のモチーフがふんだんに使われた飾り棚。
金粉がに蒔き付けられているので、一見、桜モチーフではないかと思ってしまいがちですが、よく見ると、あちこちに。 -
観音開きや引き戸の表面に描かれているのは吉野山の桜の景色
-
取っ手や金具にも桜
-
色絵桜花鷲文大皿
伊万里
江戸時代・18世紀
「博物館でお花見を」の桜マークがついていませんでしたが、これも作品のタイトルにあるとおり、桜モチーフがありました。
菊の方がが目立つので分かりにくいですが……。 -
鷲がとまっている木は桜
枝振りから、エメかな、とちょっと思ったけれど、桜ですね。 -
色絵金彩桜柴垣文徳利
「湖東」染付銘
江戸時代・19世紀
「博物館でお花見を」のマークがついていた作品です。
これも梅っぽく見えたけれど、桜。 -
イチオシ
三島写桜文茶碗
永楽保全・作
江戸時代・19世紀
縁近くの桜の模様が可愛いです。
これも、「博物館でお花見を」のマークがついていた作品です。 -
色絵花筏図皿
鍋島
江戸時代・18世紀
再会!
以前の「博物館でお花見を」で、チラシで紹介されていたことがある作品です。
花筏とは、散って水面に浮かんだ花びらのことですが、このデザインはその意味の花筏というよりは、花と筏を大胆に組み合わせたところからと呼んでいるようです。 -
染付梅桜文角徳利
「安政三年於下野国那須郡小砂村製之」染付銘
江戸時代・安政3年(1856)
こちらに見えている花のデザインは梅かなぁ。 -
瓢(ひさご)形酒入
船田一琴・作
江戸時代・天保14年(1843)
これも以前の「博物館でお花見を」で、チラシで紹介されたことがある作品です。
金の桜がくっきりと分かります。 -
第8−2室 書画の展開 安土桃山・江戸より
「桜に春草図」
尾形乾山・筆
江戸時代・18世紀
チラシで紹介されていて、ぜひ見たいと思った作品です。
以前の「博物館でお花見を」でも、桜モチーフの作品として取り上げられた覚えがあります。 -
ズームしていわばトリミング効果で@
-
イチオシ
桜図扇面
観嵩月(かんすうげつ)・筆
江戸時代・19世紀
見れば分かる、桜の模様の扇子ですが、上品で美しいです。
表紙候補でした。 -
桜図扇面
円山応瑞・筆
江戸時代・19世紀
赤い葉と共に咲いているので、ヤマザクラ系かな。 -
桜図扇面
山口素絢(そけん)・筆
江戸時代・19世紀
桜の中でみも花がこぶりな品種です。 -
源氏物語図 初音・胡蝶
板谷桂舟<宏隆>・筆
江戸時代・19世紀
桜もステキですが、鳥と蝶な華やかな衣装の舞人に目が引かれます。 -
桜と華やかさを競うがごとく
これも表紙候補でした。 -
桜花図
広瀬花隠・筆
江戸時代・19世紀
掛け軸の花木の絵にはやっぱり惹かれます。
まずは全体を。 -
繊細な花木の姿
-
可愛らしく呼び合っているよう
-
勿来関図(なこそせきず)
狩野伊川院<栄信>・筆
江戸時代・19世紀
ふと桜を見上げる武士が、ひととき心のやすらぎを得られた場面。
表題だけで特に解説はなかったのですが、「勿来関図」は歌枕のようです。
所在地は諸説あるとのこと。 -
イチオシ
散り始めた桜のはかなさよ
-
第9室 能と歌舞伎より
襦袢 紅縮緬地蝶模様
江戸時代・19世紀
閉館の時間です、という放送が流れていたので、大急ぎで鑑賞。
桜ではなく、セミの衣装に目が引き寄せられました。 -
振袖 水浅葱繻子(しゅす)地枝垂桜模様
江戸時代・19世紀
これは「博物館でお花見を」の桜モチーフの展示で、歌舞伎の衣装。
歌舞伎や能の衣装はデザインの柄が大きいのが多いようです。
舞台映えするからかな。 -
振袖 紅縮緬(ちりめん)地桜流水模様
江戸時代・19世紀
チラシでも紹介されていた桜モチーフの展示です。
模様は中綿で肉付けされて浮き上がった刺繍や切付(アップリケ)で立体的になっていましたが、やはり舞台衣装として目立つ効果があるためのようです。 -
襦袢 鬱金繻子地桜模様
江戸時代・19世紀
両袖の部分は失われていますが、立体感のある重厚な衣装です。 -
イチオシ
襦袢 縹繻子(はなだしゅす)地蝶花の丸模様
江戸時代・19世紀
青い地に色とりどりの花が刺繍された華やかさから、表紙に選びました。
左袖が失われていますが、逆に失われているからこそ、衣装としては困るけれど、意匠としの美しさが増しているように思えました。
おわり。
<これまでの東京国立博物館の旅行記>
2014年1月5日
「新春・観劇前に東京国立博物館に初もうで(前編)特集陳列・午年にちなんで」
http://4travel.jp/travelogue/10846707
「新春・観劇前に東京国立博物館に初もうで(後編)新春特別公開の国宝&馬具や常設展の正月らしい美術・工芸品など」
http://4travel.jp/travelogue/10846710
2013年1月12日
「観劇前に東京国立博物館に初もうで(前編)今年の干支モチーフの特集陳列───巳・蛇・ヘビ」
http://4travel.jp/travelogue/10741988
「観劇前に東京国立博物館に初もうで(後編)リニューアルされた上野公園と本館の新春を感じた作品など」
http://4travel.jp/travelogue/10742215
2011年4月2日
「東京国立博物館「博物館でお花見を」(2)漆器にみる桜とパンダ・桜景気!?」
http://4travel.jp/travelogue/10557213
2011年1月15日
「観劇ついでに新春の上野公園(3)東京国立博物館に初もうで───美術の中の陽気なウサギたち」
http://4travel.jp/travelogue/10538000
「観劇ついでに新春の上野公園(4)東京国立博物館で日本の美の源流をふり返る」
http://4travel.jp/travelogue/10538004
2010年3月6日
「雨の週末の上野公園は東京国立博物館へ(1)長谷川等伯にうなった後、縄文と埴輪のエナジーに触れる」
http://4travel.jp/travelogue/10436635/
「雨の週末の上野公園は東京国立博物館へ(2)おひなさまと人形の魂に触れた後、神韻SHEN YUN公演にしびれる」
http://4travel.jp/travelogue/10436640/
2008年4月1日
「念願の桜の季節の上野公園(1)提灯桜通りの桜トンネルと東京国立博物館・常設展「博物館でお花見を」」
http://4travel.jp/travelogue/10230308/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
94