Solitary Journey ［1535］ 金魚の産地で有名な大和郡山市の城下町を歩く＜柳町・紺屋町の古い町並み編～春の車旅＞奈良県大和郡山市

2015/03/07 - 2015/03/11

■春の車旅～相生・奈良・柳生・伊賀上野・志摩・伊勢・姫路・岡山～第６編

▼大和郡山町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
　金魚の産地で知られる城下町。天正５年（１５７７年）、戦国武将の筒井順慶が大和を統一し郡山城を築城しました。
　その後、豊臣秀吉の義弟・秀長が大和三国１００万石で入城し、町は大いに栄えました。
　紺屋町、綿町、材木町、鍛冶町など業種で住み分けられていた町は「箱本十三町」と呼ばれ、今もその面影をとどめています。和菓子の老舗、藍染め工房などがあります。

２日目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆早朝５時ころ、兵庫県相生駅前Ｈ出発
▼山陽自動車道→中国自動車道→近畿自動車道→南阪奈道路
★川原寺／奈良県高市郡明日香村
★石舞台古墳／奈良県高市郡明日香村
★伝飛鳥板蓋宮跡／奈良県高市郡明日香村
★酒船石／奈良県高市郡明日香村
★橘寺／奈良県高市郡明日香村
★亀石／奈良県高市郡明日香村
★天武・持統天皇陵／奈良県高市郡明日香村
★飛鳥歴史公園（観梅）／奈良県高市郡明日香村
★高松塚古墳／奈良県高市郡明日香村
▼たかとり町家の雛めぐり／奈良県高市郡高取町
★大和郡山城跡（観梅）／奈良県大和郡山市城内町
★大和郡山市町並みめぐり／奈良県大和郡山市紺屋町
▼ならまち通り／通奈良県奈良市西新屋町
▼興福寺／奈良県奈良市登大路町
★奈良公園／奈良県奈良市登大路町
◆奈良県新大宮駅前Ｈ泊
３日目へつづく・・・
★印は想い出ふかい地です。

【手記】
　今回は（も）老体にムチ打って梅の花が咲く相生～奈良～伊賀上野～志摩～伊勢～姫路～岡山と言ったところを回ってきました。
　サクラが終わりかけている時期に梅の花をブログアップ？＾＾；）今頃になって観梅日記か？とお思いでしょうが、作成に手間取っております。今が旬の旅日記を優先してアップしているため春の車旅編が後まわしになっている次第です。ご容赦のほどお願いいたしま～す。
　大和郡山城では満開の梅の花に出会えてよかったです。大和郡山記第２部はお城で観梅を終えたあと、柳町・紺屋町を散策してきました。

エリア 大和郡山・田原本(奈良)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自家用車

■春の車旅〜相生・奈良・柳生・伊賀上野・志摩・伊勢・姫路・岡山〜第６編
　大和郡山城では満開の梅の花に出会えてよかったです。
　　観梅記　→　http://4travel.jp/travelogue/10992242
　

★大和郡山城跡お堀沿い／奈良県大和郡山市城内町
　大和郡山記第２部はお城で観梅を終えたあと、柳町・紺屋町を散策してきました。

▼大和郡山市町並み散策／奈良県大和郡山市城内町
　鉄御門跡
　紺屋町、綿町、材木町、鍛冶町など業種で住み分けられていた町は「箱本十三町」と呼ばれ、今もその面影をとどめています。和菓子の老舗、藍染め工房などがあります。

▼大和郡山市町並み散策／奈良県大和郡山市城内町
・鉄御門跡

▼大和郡山市町並み散策／奈良県大和郡山市城内町
・近鉄橿原線踏切

▼大和郡山市町並み散策／奈良県大和郡山市北郡山町
・近鉄橿原線踏切　交通安全

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市南郡山町
・柳御門跡
　

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市南郡山町
・柳御門跡

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市南郡山町
・柳御門跡

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市北郡山町
・大和郡山市役所
　大和郡山市役所へ来るのは久しぶり、懐かしい。15年前のことですが、郡山城見学の際、市役所で詳細を聞いたことがあるのです。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市北郡山町
・百寿橋　お城の建物をイメージしたお城オブジェが欄干にありました。
　

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市北郡山町
・大和郡山市役所　百寿橋
　昭和11年に地元の百嶋芳松氏の寄付によって架けられたそうです。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市北郡山町
・大和郡山市役所　百寿橋

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　『本家菊屋』は、大和郡山市の市役所前にお店を構える和菓子屋さんで、創業四百有余年という老舗で建物は江戸末期のものです。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　郡山は平城京は朱雀大路南端にあった羅城門の外に広がる荘園にその端を発し、戦国時代に大和を制した筒井順慶によって郡山城が築城され城下町として歩み始めます。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　豊臣秀吉が天下を取ると筒井順慶の子筒井定次は、伊賀上野へ転じられ替わって秀吉の弟である羽柴秀長が大和、和泉、紀伊3ヶ国100万石で郡山城へ封じられました。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　これにより１００万石にふさわしい城の整備と城下町が造られます。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　秀長は当時商都として栄えていた奈良町での、一切の商業を禁止し大和国において郡山城下のみ商業活動を許可する保護政策を取り、城下町は急速に発展しました。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　徳川家康の時代になると郡山城には大阪の陣の功労者である水野勝成が６万石で封じられ郡山藩が成立します。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・本家菊屋老舗
　継いで大津より松平（奥平）忠明が12万石を経て、徳川譜代名門の本多政勝が１５万石で封じられます。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・柳町商店街
　しかし、政勝が没すると跡継ぎを巡るお家騒動「九六騒動」により、嫡子政長９万石と庶子正利６万石に分割されます。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・柳町商店街
　これはやがて名門本多家衰退のきっかけへとなります。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市柳１丁目
・柳町商店街
　松平（藤井）信之８万石、本多忠平が１２万石で封じられ４代続きますがついに無嗣改易。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・紺屋町の水路
　そして最後に五代将軍徳川綱吉の側用人と知られる柳沢吉保の子である柳沢吉里が甲斐府中より１５万石で入封し、６代続いて明治を迎えます。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・紺屋町の水路
　大和郡山の風景として有名な紺屋町の水路は今もなお、ひっそりと残されています。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・紺屋町の水路　箱本館「紺屋」
　かつては１３軒の紺屋がこの水路で藍染め布を晒していたと言われます。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・箱本館「紺屋」
　江戸時代から続いた藍染め商の町家を再生した場所だそうです。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・紺屋町の水路　箱本館「紺屋」

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・紺屋町の水路　箱本館「紺屋」

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
　

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」
　大和郡山の金魚といえば、全国的によく知られている名産の１つです。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」　　金魚の町大和郡山らしいお店です。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」
　

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・こちくやの『金魚すくい道場』
　金魚すくいをやってました。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」
　「大和な雛まつり」は３月８日（日）までだったようです。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」
　江戸時代末期に当時の郡山藩士佐藤三左衛門により、養殖を手がけたのが最初であるとされています。

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・おみやげ処「こちくや」「大和な雛まつり」

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・大和な雛まつり

▼大和郡山市町並み／奈良県大和郡山市紺屋町
・大和な雛まつり　　だれかが写っているよおー。

▼大和郡山市町並み散策／奈良県大和郡山市城内町
・近鉄橿原線踏切

★大和郡山城跡／奈良県大和郡山市城内町
　愛車を停めていましたのでお城へ戻ってきました。

★やまと郡山城ホール近く／奈良県大和郡山市北郡山町
　県道９号線と近鉄橿原線が交差するところに金魚の形がくりぬかれたオブジェがあります。

▼ならまち通り・奈良町資料館／通奈良県奈良市西新屋町
　大和郡山城をあとにして奈良公園へ向かました。＝3＝3
　つぎの旅日記は「奈良公園・ならまち通り散策記」です。

　　　ＴＨＥ　ＥＮＤ．　つづく・・・