■春の車旅〜相生・奈良・柳生・伊賀上野・志摩・伊勢・姫路・岡山〜第７編<br /><br />▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町〜中院町<br />　７１０年に平城京へ都が遷されたとき、飛鳥の法興寺（飛鳥寺）が元興寺として平城京に移され、この地は「平城（奈良）の飛鳥」と呼ばれていました。<br />　現在、「飛鳥」という町名は残されていませんが、「飛鳥小学校」などの呼称にその名を留めています。 <br />　この元興寺の旧境内を中心とした地域を「ならまち」と呼んでいます。<br />　平城京の「外京」にあたり、当時の道筋をもとに発展した長い歴史を持つ町です。<br />　平城京への遷都以来まちづくりがはじまり、南都と呼ばれる社寺のまちから商業のまちへ、商業のまちから観光のまちへと様々な時代背景の中で盛衰をくり返してきた町でもあります。<br />　江戸時代の末期から明治時代にかけての町家の面影を今に伝える「ならまち」は、訪れる人々にやすらぎとうるおいを与え、時には懐かしささえ感じさせてくれる古い町並みです。 <br />　鎌倉時代には、大寺院の保護のもとに北市・南市、室町時代には中市が開かれ商業が発達しました。<br />　さらに社寺と結びついた手工業も発達し、郷に住む人たちの経済力、政治力が向上しました。<br />　室町時代後半に下剋上の風潮がおこり支配層が混乱したため、郷に住む人たちはしだいに社寺の支配を離れて自治意識が高くなるとともに、町民として自立するようになりました。<br />　このような動きは、江戸幕府の支配権が確立するまで続きました。<br />　安土桃山時代には、郡山城に入った豊臣秀長の支配下におかれました。秀長が郡山の繁栄をはかり、強大な興福寺の勢力を抑えるため、ならまちの商業に統制を加えました。<br />　そのため、ならまちは一時沈滞してしまいますが江戸時代に入って奈良奉行が置かれると、晒(さらし)や酒などで産業の町として活気を取り戻します。 <br />　江戸時代中期以降は、墨以外の産業が衰え、東大寺や春日大社の門前町としてようやく命脈を保ちます。<br />　明治になってからは、ならまちにも文明開化の波がおしよせ、牛肉店、洋髪の散髪屋、カステーラ屋などができました。<br />　そして明治22年には町制が、明治31年には市制が施行され現在に至っています。 <br /><br />２日目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br />◆早朝５時ころ、兵庫県相生駅前Ｈ出発<br />▼山陽自動車道→中国自動車道→近畿自動車道→南阪奈道路<br />★川原寺／奈良県高市郡明日香村<br />★石舞台古墳／奈良県高市郡明日香村<br />★伝飛鳥板蓋宮跡／奈良県高市郡明日香村<br />★酒船石／奈良県高市郡明日香村<br />★橘寺／奈良県高市郡明日香村<br />★亀石／奈良県高市郡明日香村<br />★天武・持統天皇陵／奈良県高市郡明日香村<br />★飛鳥歴史公園（観梅）／奈良県高市郡明日香村<br />★高松塚古墳／奈良県高市郡明日香村<br />▼たかとり町家の雛めぐり／奈良県高市郡高取町<br />★大和郡山城跡（観梅）／奈良県大和郡山市城内町<br />★大和郡山市町並みめぐり／奈良県大和郡山市紺屋町<br />▼ならまち通り／奈良県奈良市<br />▼元興寺／奈良県奈良市中院町<br />▼興福寺／奈良県奈良市登大路町<br />★奈良公園／奈良県奈良市登大路町<br />◆奈良県新大宮駅前Ｈ泊<br />３日目へつづく・・・<br />★印は想い出ふかい地です。<br /><br />【手記】<br />　今回は（も）老体にムチ打って梅の花が咲く相生〜奈良〜伊賀上野〜志摩〜伊勢〜姫路〜岡山と言ったところを回ってきました。<br />　大和郡山城から奈良市西新屋町の「ならまち通り」まで移動してきました。この日はいろんな観光地を歩き回ってきたので　Ｉ　ａｍ　ベリータイアード　＾＾；；ですダ。旅行２日目はハードスケジュールすぎたー。<br />　あとひと踏ん張り、ガンバンベー！！ということで「ならまち通り」の散策記です。

Solitary Journey ［1536］元興寺の旧境内を中心とした地域が「ならまち」と呼ばれています。＜古い町並み・ならまち通り＞奈良県奈良市

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2015/03/07 - 2015/03/11

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■春の車旅〜相生・奈良・柳生・伊賀上野・志摩・伊勢・姫路・岡山〜第７編

▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町〜中院町
　７１０年に平城京へ都が遷されたとき、飛鳥の法興寺（飛鳥寺）が元興寺として平城京に移され、この地は「平城（奈良）の飛鳥」と呼ばれていました。
　現在、「飛鳥」という町名は残されていませんが、「飛鳥小学校」などの呼称にその名を留めています。
　この元興寺の旧境内を中心とした地域を「ならまち」と呼んでいます。
　平城京の「外京」にあたり、当時の道筋をもとに発展した長い歴史を持つ町です。
　平城京への遷都以来まちづくりがはじまり、南都と呼ばれる社寺のまちから商業のまちへ、商業のまちから観光のまちへと様々な時代背景の中で盛衰をくり返してきた町でもあります。
　江戸時代の末期から明治時代にかけての町家の面影を今に伝える「ならまち」は、訪れる人々にやすらぎとうるおいを与え、時には懐かしささえ感じさせてくれる古い町並みです。
　鎌倉時代には、大寺院の保護のもとに北市・南市、室町時代には中市が開かれ商業が発達しました。
　さらに社寺と結びついた手工業も発達し、郷に住む人たちの経済力、政治力が向上しました。
　室町時代後半に下剋上の風潮がおこり支配層が混乱したため、郷に住む人たちはしだいに社寺の支配を離れて自治意識が高くなるとともに、町民として自立するようになりました。
　このような動きは、江戸幕府の支配権が確立するまで続きました。
　安土桃山時代には、郡山城に入った豊臣秀長の支配下におかれました。秀長が郡山の繁栄をはかり、強大な興福寺の勢力を抑えるため、ならまちの商業に統制を加えました。
　そのため、ならまちは一時沈滞してしまいますが江戸時代に入って奈良奉行が置かれると、晒(さらし)や酒などで産業の町として活気を取り戻します。
　江戸時代中期以降は、墨以外の産業が衰え、東大寺や春日大社の門前町としてようやく命脈を保ちます。
　明治になってからは、ならまちにも文明開化の波がおしよせ、牛肉店、洋髪の散髪屋、カステーラ屋などができました。
　そして明治22年には町制が、明治31年には市制が施行され現在に至っています。

２日目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆早朝５時ころ、兵庫県相生駅前Ｈ出発
▼山陽自動車道→中国自動車道→近畿自動車道→南阪奈道路
★川原寺／奈良県高市郡明日香村
★石舞台古墳／奈良県高市郡明日香村
★伝飛鳥板蓋宮跡／奈良県高市郡明日香村
★酒船石／奈良県高市郡明日香村
★橘寺／奈良県高市郡明日香村
★亀石／奈良県高市郡明日香村
★天武・持統天皇陵／奈良県高市郡明日香村
★飛鳥歴史公園（観梅）／奈良県高市郡明日香村
★高松塚古墳／奈良県高市郡明日香村
▼たかとり町家の雛めぐり／奈良県高市郡高取町
★大和郡山城跡（観梅）／奈良県大和郡山市城内町
★大和郡山市町並みめぐり／奈良県大和郡山市紺屋町
▼ならまち通り／奈良県奈良市
▼元興寺／奈良県奈良市中院町
▼興福寺／奈良県奈良市登大路町
★奈良公園／奈良県奈良市登大路町
◆奈良県新大宮駅前Ｈ泊
３日目へつづく・・・
★印は想い出ふかい地です。

【手記】
　今回は（も）老体にムチ打って梅の花が咲く相生〜奈良〜伊賀上野〜志摩〜伊勢〜姫路〜岡山と言ったところを回ってきました。
　大和郡山城から奈良市西新屋町の「ならまち通り」まで移動してきました。この日はいろんな観光地を歩き回ってきたので　Ｉ　ａｍ　ベリータイアード　＾＾；；ですダ。旅行２日目はハードスケジュールすぎたー。
　あとひと踏ん張り、ガンバンベー！！ということで「ならまち通り」の散策記です。

エリア

奈良市(奈良)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 自家用車

■春の車旅〜相生・奈良・柳生・伊賀上野・志摩・伊勢・姫路・岡山〜第７編
　大和郡山城から奈良市西新屋町の「ならまち通り」まで移動してきました。
▼ならまち通り／奈良県奈良市鵲町鵲町
・小川又兵衛商店ちょこっとカフェ
　この日はいろんな観光地を歩き回ってきたので　Ｉ　ａｍ　ベリータイアード　＾＾；；ですダ。
▼ならまち通り／奈良県奈良市鵲町
　旅行２日目はハードスケジュールすぎたー。あとひと踏ん張り、ガンバンベー！！ということで「ならまち通り」の散策記です。
▼ならまち通り／奈良県奈良市中院町
・奈良町情報館
　７１０年に平城京へ都が遷されたとき、飛鳥の法興寺（飛鳥寺）が元興寺として平城京に移され、この地は「平城（奈良）の飛鳥」と呼ばれていました。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・喫茶工房まほろば
　現在、「飛鳥」という町名は残されていませんが、「飛鳥小学校」などの呼称にその名を留めています。

▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
　この元興寺の旧境内を中心とした地域を「ならまち」と呼んでいます。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
　平城京の「外京」にあたり、当時の道筋をもとに発展した長い歴史を持つ町です。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・蔵馬工房
　平城京への遷都以来まちづくりがはじまり、南都と呼ばれる社寺のまちから商業のまちへ、商業のまちから観光のまちへと様々な時代背景の中で盛衰をくり返してきた町でもあります。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・ギャラリーサマサマ
　江戸時代の末期から明治時代にかけての町家の面影を今に伝える「ならまち」は、訪れる人々に江戸時代の末期から明治時代にかけての町家の面影を今に伝える「ならまち」は、訪れる人々にやすらぎとうるおいを与え、時には懐かしささえ感じさせてくれる古い町並みです。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・菊岡漢方薬局
　元興寺荒廃後、その付近に家々が立つようになりましたが、ここから西新屋町に向かうとまっすぐ道路が通っていません。これは元興寺金堂跡の土壇をさけて道路がついたためです。

▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・菊岡漢方薬局
　鎌倉時代には、大寺院の保護のもとに北市・南市、室町時代には中市が開かれ商業が発達しました。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・菊岡漢方薬局
　さらに社寺と結びついた手工業も発達し、郷に住む人たちの経済力、政治力が向上しました。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
　室町時代後半に下剋上の風潮がおこり支配層が混乱したため、郷に住む人たちはしだいに社寺の支配を離れて自治意識が高くなるとともに、町民として自立するようになりました。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・菊岡漢方薬局
　このような動きは、江戸幕府の支配権が確立するまで続きました。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館
　昔なつかしい各種民具、仏像・看板・古銭・その他の美術品が展示されています。

▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館
　家々の軒先に、三尸の虫が嫌うという「身代わり申（さる）を吊るして、庚申の日の難に逃れようと言うのが、ならまちに残る「身代わり申（さる）」です。
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館　身代わり申（さる）

▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館　身代わり申（さる）
　飛騨高山の「さるぼぼ」そっくりです。
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館　
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館　
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館　
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・奈良町資料館　
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
　島津家の家紋に似ているが？
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・奈良町物語館
　安土桃山時代には、郡山城に入った豊臣秀長の支配下におかれました。秀長が郡山の繁栄をはかり、強大な興福寺の勢力を抑えるため、ならまちの商業に統制を加えました。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・奈良町物語館
　そのため、ならまちは一時沈滞してしまいますが江戸時代に入って奈良奉行が置かれると、晒(さらし)や酒などで産業の町として活気を取り戻します。
　
▼ならまち通り／奈良県奈良市中新屋町
・奈良町物語館
　江戸時代中期以降は、墨以外の産業が衰え、東大寺や春日大社の門前町としてようやく命脈を保ちます。

▼ならまち通り／奈良県奈良市芝突抜町
・ここはな
　明治になってからは、ならまちにも文明開化の波がおしよせ、牛肉店、洋髪の散髪屋、カステーラ屋などができました。
　　
▼ならまち通り／奈良県奈良市芝突抜町
・ここはな
　そして明治２２年には町制が、明治３１年には市制が施行され現在に至っています。
▼ならまち通り／奈良県奈良市毘沙門町
・遊悠工房　
▼ならまち通り／奈良県奈良市毘沙門町
　純良薬品？　古い看板だ。
▼ならまち通り／奈良県奈良市西新屋町
・はちみつ　
▼ならまち通り／奈良県奈良市高御門町
・染物工芸二塚
▼ならまち通り／奈良県奈良市脇戸町
・あしびの郷　　電気工事中
▼ならまち通り／奈良県奈良市脇戸町
・あしびの郷
▼ならまち通り／奈良県奈良市脇戸町
・奈良市立史料保存館
　奈良市に残る古文書や歴史資料の収集、調査、保管、公開などを行っています。
▼ならまち通り／奈良県奈良市脇戸町
・奈良市立史料保存館
　奈良町関係の史料や、元興寺の鐘楼推定地から出土した礎石なども展示しています。