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ポーランドの古都クラクフを散策します。<br /><br />ポーランド国内は、第二次大戦の影響でほとんどの都市が<br />大きな被害を受けたのですが、クラクフは歴史的遺産が<br />多かった事から連合国が攻撃を避けて、市街の7割が無事残ったそうです。<br /><br />ヨーロッパの中でも最も人気のある街というだけあって、<br />町並みの美しさは素晴らしいものがありました。<br />もっとゆっくりと、色々な建物の中に入ってみたかった街です。

ポーランド旅行⑨(クラクフ歴史地区Ⅰ)

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2014/08/15 - 2014/08/23

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旅行記グループ ポーランド旅行

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赤い彗星

赤い彗星さん

ポーランドの古都クラクフを散策します。

ポーランド国内は、第二次大戦の影響でほとんどの都市が
大きな被害を受けたのですが、クラクフは歴史的遺産が
多かった事から連合国が攻撃を避けて、市街の7割が無事残ったそうです。

ヨーロッパの中でも最も人気のある街というだけあって、
町並みの美しさは素晴らしいものがありました。
もっとゆっくりと、色々な建物の中に入ってみたかった街です。

旅行の満足度
5.0
  • クラクフ市内のマテイキ広場でバスを降りました。<br />広場の中央には、ヴワディスワフ2世の銅像が建てられています。<br />ヴワディスワフ2世は、ポーランド=リトアニア連合期のヤギェウォ朝初代国王です。<br />当時のヨーロッパ最大国の国王として、君臨していたそうです。

    クラクフ市内のマテイキ広場でバスを降りました。
    広場の中央には、ヴワディスワフ2世の銅像が建てられています。
    ヴワディスワフ2世は、ポーランド=リトアニア連合期のヤギェウォ朝初代国王です。
    当時のヨーロッパ最大国の国王として、君臨していたそうです。

  • 他の都市に漏れず、クラクフにもトラムが走っています。

    他の都市に漏れず、クラクフにもトラムが走っています。

  • バルバカンと呼ばれる円形の砦です。<br />15世紀に造られ、ヨーロッパ中にも数カ所しか残されていない、貴重な建造物のようです。

    バルバカンと呼ばれる円形の砦です。
    15世紀に造られ、ヨーロッパ中にも数カ所しか残されていない、貴重な建造物のようです。

  • バルバカンの正面です。<br />クラクフのバルバカンは、現存するものの中では最大級だそうです。

    バルバカンの正面です。
    クラクフのバルバカンは、現存するものの中では最大級だそうです。

  • ポーランドの画家であるヤン・マテイコの銅像です。<br />ポーランドの歴史を題材にした絵画や国王の肖像画等、多くの作品を残したそうです。

    ポーランドの画家であるヤン・マテイコの銅像です。
    ポーランドの歴史を題材にした絵画や国王の肖像画等、多くの作品を残したそうです。

  • クラクフ旧市街の入り口、14世紀に建てられたフロリアンスカ門です。<br />ポーランドの守護聖人である、聖フロリアンにちなんで名付けられています。

    クラクフ旧市街の入り口、14世紀に建てられたフロリアンスカ門です。
    ポーランドの守護聖人である、聖フロリアンにちなんで名付けられています。

  • 門中央の白鷲はポーランドの象徴で、先ほど銅像のあったヤン・マテイコが制作したものだそうです。

    門中央の白鷲はポーランドの象徴で、先ほど銅像のあったヤン・マテイコが制作したものだそうです。

  • 市街側には、聖フロリアンのレリーフが飾られています。

    市街側には、聖フロリアンのレリーフが飾られています。

  • 聖フロリアンのレリーフのアップ。

    聖フロリアンのレリーフのアップ。

  • フロリアンスカ門をくぐると、中央市場広場までフロリアンスカ通りが続きます。<br />この通りの両側には、様々な店舗が並んでおり、多くの観光客で賑わっています。

    フロリアンスカ門をくぐると、中央市場広場までフロリアンスカ通りが続きます。
    この通りの両側には、様々な店舗が並んでおり、多くの観光客で賑わっています。

  • フロリアンスカ通りの建物の壁に、ヤン・マテイコの説明板が飾られていました。<br />点字で読む事も出来るようです。

    フロリアンスカ通りの建物の壁に、ヤン・マテイコの説明板が飾られていました。
    点字で読む事も出来るようです。

  • 中央市場広場に建っている、聖マリア教会が近づいてきました。

    中央市場広場に建っている、聖マリア教会が近づいてきました。

  • 広場の中央に建つ織物会館です。<br />14世紀に建てられた後、火災を経て、ルネサンス様式に改築されたそうです。<br />元々は、布や衣服の交易所で織物の店舗が並んでいました。<br />現在は、1Fが土産物屋が並んでいて、2Fは国立美術館として使用されています。

    広場の中央に建つ織物会館です。
    14世紀に建てられた後、火災を経て、ルネサンス様式に改築されたそうです。
    元々は、布や衣服の交易所で織物の店舗が並んでいました。
    現在は、1Fが土産物屋が並んでいて、2Fは国立美術館として使用されています。

  • 聖マリア教会です。13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。<br />国宝にも指定されているヴィオット・ストウオシ聖壇は、ヨーロッパ最大級の木像彫刻だそうです。<br /><br />教会の塔からは、1時間毎にラッパが吹き鳴らされていますが、曲の途中で演奏が終了します。<br />その昔、クラクフがモンゴル軍に攻められた時、ラッパを吹いて敵襲を知らせましたが、ラッパ手はモンゴル兵の矢で喉を射抜かれ絶命します。<br />この伝説にちなみ、ラッパ手の演奏が止まった所で演奏を終えているそうです。

    聖マリア教会です。13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。
    国宝にも指定されているヴィオット・ストウオシ聖壇は、ヨーロッパ最大級の木像彫刻だそうです。

    教会の塔からは、1時間毎にラッパが吹き鳴らされていますが、曲の途中で演奏が終了します。
    その昔、クラクフがモンゴル軍に攻められた時、ラッパを吹いて敵襲を知らせましたが、ラッパ手はモンゴル兵の矢で喉を射抜かれ絶命します。
    この伝説にちなみ、ラッパ手の演奏が止まった所で演奏を終えているそうです。

  • 街歩きに夢中で、教会に入るの忘れてたなあ。<br />内装もすごく綺麗そう。残念。。。

    街歩きに夢中で、教会に入るの忘れてたなあ。
    内装もすごく綺麗そう。残念。。。

  • 教会前では、死神が手持無沙汰にしています。

    教会前では、死神が手持無沙汰にしています。

  • 広場中央に建つアダム・ミツキェヴィチの銅像です。<br />ポーランドの国民的ロマン派詩人だそうです。

    広場中央に建つアダム・ミツキェヴィチの銅像です。
    ポーランドの国民的ロマン派詩人だそうです。

  • 中央市場広場は、中世から残る広場としてはヨーロッパ最大です。

    中央市場広場は、中世から残る広場としてはヨーロッパ最大です。

  • 織物開館には、小さなナイフがぶら下がっています。<br />このナイフには、建築家兄弟にまつわる謂われがあります。<br /><br />聖マリア教会の塔は、建築家兄弟が一棟ずつ競って建設していました。<br />弟の優秀さを妬んだ兄は、弟をナイフで殺してヴィスワ川に捨ててしまいました。<br />弟側の塔は、弟がいなくなったため建設が中止され、円形の屋根を付けて完成とされました。<br /><br />良心の呵責に耐えられなくなった兄は、塔が完成した後、自らの罪を告白して自殺してしまいました。自殺には二つの説があり、弟の塔から飛び降りたとも、弟を刺した同じナイフで自殺したとも謂われているそうです。<br /><br />この事件の教訓として、織物会館の入口にナイフが掛けられているそうです。

    織物開館には、小さなナイフがぶら下がっています。
    このナイフには、建築家兄弟にまつわる謂われがあります。

    聖マリア教会の塔は、建築家兄弟が一棟ずつ競って建設していました。
    弟の優秀さを妬んだ兄は、弟をナイフで殺してヴィスワ川に捨ててしまいました。
    弟側の塔は、弟がいなくなったため建設が中止され、円形の屋根を付けて完成とされました。

    良心の呵責に耐えられなくなった兄は、塔が完成した後、自らの罪を告白して自殺してしまいました。自殺には二つの説があり、弟の塔から飛び降りたとも、弟を刺した同じナイフで自殺したとも謂われているそうです。

    この事件の教訓として、織物会館の入口にナイフが掛けられているそうです。

  • 織物会館を散策してみます。

    織物会館を散策してみます。

  • 建物内の両側には、ずらりと土産物屋が並んでいます。

    建物内の両側には、ずらりと土産物屋が並んでいます。

  • 旧市庁舎の一部だった塔です。<br />旧市庁舎の建物部分は取り壊されましたが、塔だけ残されたそうです。<br />当時塔の地下は、地下牢として使用されていたそうです。

    旧市庁舎の一部だった塔です。
    旧市庁舎の建物部分は取り壊されましたが、塔だけ残されたそうです。
    当時塔の地下は、地下牢として使用されていたそうです。

  • 宗教に関する手芸品のお土産屋さんです。

    宗教に関する手芸品のお土産屋さんです。

  • これまたでかいパンを売っていますね。

    これまたでかいパンを売っていますね。

  • 現代アートの彫刻家、イゴール・ミトライ氏のブロンズ像「エロス(Eros Bendato)」です。<br />作品の展示場所については、旧市街の景観維持の観点と作者の意向で一悶着あったそうです。

    現代アートの彫刻家、イゴール・ミトライ氏のブロンズ像「エロス(Eros Bendato)」です。
    作品の展示場所については、旧市街の景観維持の観点と作者の意向で一悶着あったそうです。

  • クラクフのヤギェウォ大学にやってきました。<br />1364年にカジミェシュ3世により創立された、ポーランド最古の大学です。<br />

    クラクフのヤギェウォ大学にやってきました。
    1364年にカジミェシュ3世により創立された、ポーランド最古の大学です。

  • ポーランド国内では、ワルシャワ大学と凌ぎを削る国内トップクラスの大学です。

    ポーランド国内では、ワルシャワ大学と凌ぎを削る国内トップクラスの大学です。

  • 大学の建物の中でコレギウム・マイウスと呼ばれる、15世紀に建てられたゴシック様式の建物です。

    大学の建物の中でコレギウム・マイウスと呼ばれる、15世紀に建てられたゴシック様式の建物です。

  • 中庭部分は、大勢の観光客でごった返しています。

    中庭部分は、大勢の観光客でごった返しています。

  • 手洗い場なのか、水飲み場なのか分かりませんが、手を出しづらい彫刻です。

    手洗い場なのか、水飲み場なのか分かりませんが、手を出しづらい彫刻です。

  • 建物の通路部分の天井です。

    建物の通路部分の天井です。

  • ヤギェウォ大学の出身者には、コペルニクスやヨハネ・パウロ2世がいます。<br />ガイドさんにポーランド国内に日本語学科は、3個所あると聞いた気がしますが、この大学とワルシャワ大学、もう一つは忘れました。

    ヤギェウォ大学の出身者には、コペルニクスやヨハネ・パウロ2世がいます。
    ガイドさんにポーランド国内に日本語学科は、3個所あると聞いた気がしますが、この大学とワルシャワ大学、もう一つは忘れました。

  • たくさんの紋章が掲げられているけど、何の紋章なんだろう?

    たくさんの紋章が掲げられているけど、何の紋章なんだろう?

  • コペルニクスのブロンズ像です。

    コペルニクスのブロンズ像です。

  • 市内は、多くの観光用馬車が走っています。<br />必ず美人の御者が、同乗していました。

    市内は、多くの観光用馬車が走っています。
    必ず美人の御者が、同乗していました。

  • 大学の寮です。<br />ヨハネ・パウロ2世の写真を飾ってある部屋が、法王が学生の頃、過ごした部屋だそうです。

    大学の寮です。
    ヨハネ・パウロ2世の写真を飾ってある部屋が、法王が学生の頃、過ごした部屋だそうです。

  • 大学横にある聖フランシスコ教会を訪れます。

    大学横にある聖フランシスコ教会を訪れます。

  • 祭壇部分です。<br />天井が高く奥行きも長いので、結構大きな教会です。

    祭壇部分です。
    天井が高く奥行きも長いので、結構大きな教会です。

  • ステンドグラスも美しいですね。

    ステンドグラスも美しいですね。

  • 少し暗めの堂内が、重厚な内装を引き立たせているように感じます。

    少し暗めの堂内が、重厚な内装を引き立たせているように感じます。

  • 歴代の聖職者の肖像画が、たくさん飾られています。

    歴代の聖職者の肖像画が、たくさん飾られています。

  • もちろんここにも、ヨハネ・パウロ2世の肖像画が飾られています。

    もちろんここにも、ヨハネ・パウロ2世の肖像画が飾られています。

  • ヴァヴェル城に向かう途中の建物には、かなり古そうなサイの彫刻が、鳩の休憩所になっていました。

    ヴァヴェル城に向かう途中の建物には、かなり古そうなサイの彫刻が、鳩の休憩所になっていました。

  • こちらは象の彫刻ですね。

    こちらは象の彫刻ですね。

  • 聖ペテロ・パウロ教会です。<br />教会前には、12使徒の像が安置されています。<br />イエズス会は、教会前の像に費用を掛け過ぎ、経済面から建物自体の建設が難航したそうです。

    聖ペテロ・パウロ教会です。
    教会前には、12使徒の像が安置されています。
    イエズス会は、教会前の像に費用を掛け過ぎ、経済面から建物自体の建設が難航したそうです。

  • 聖ペテロ・パウロ教会横の聖アンデレ教会です。<br />11世紀に建てられたロマネスク様式の建物だそうです。

    聖ペテロ・パウロ教会横の聖アンデレ教会です。
    11世紀に建てられたロマネスク様式の建物だそうです。

  • この通りを抜けるとヴァヴェル城が現れます。

    この通りを抜けるとヴァヴェル城が現れます。

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