2014/08/15 - 2014/08/23
216位(同エリア971件中)
赤い彗星さん
ポーランドの古都クラクフを散策します。
ポーランド国内は、第二次大戦の影響でほとんどの都市が
大きな被害を受けたのですが、クラクフは歴史的遺産が
多かった事から連合国が攻撃を避けて、市街の7割が無事残ったそうです。
ヨーロッパの中でも最も人気のある街というだけあって、
町並みの美しさは素晴らしいものがありました。
もっとゆっくりと、色々な建物の中に入ってみたかった街です。
- 旅行の満足度
- 5.0
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クラクフ市内のマテイキ広場でバスを降りました。
広場の中央には、ヴワディスワフ2世の銅像が建てられています。
ヴワディスワフ2世は、ポーランド=リトアニア連合期のヤギェウォ朝初代国王です。
当時のヨーロッパ最大国の国王として、君臨していたそうです。 -
他の都市に漏れず、クラクフにもトラムが走っています。
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バルバカンと呼ばれる円形の砦です。
15世紀に造られ、ヨーロッパ中にも数カ所しか残されていない、貴重な建造物のようです。 -
バルバカンの正面です。
クラクフのバルバカンは、現存するものの中では最大級だそうです。 -
ポーランドの画家であるヤン・マテイコの銅像です。
ポーランドの歴史を題材にした絵画や国王の肖像画等、多くの作品を残したそうです。 -
クラクフ旧市街の入り口、14世紀に建てられたフロリアンスカ門です。
ポーランドの守護聖人である、聖フロリアンにちなんで名付けられています。 -
門中央の白鷲はポーランドの象徴で、先ほど銅像のあったヤン・マテイコが制作したものだそうです。
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市街側には、聖フロリアンのレリーフが飾られています。
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聖フロリアンのレリーフのアップ。
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フロリアンスカ門をくぐると、中央市場広場までフロリアンスカ通りが続きます。
この通りの両側には、様々な店舗が並んでおり、多くの観光客で賑わっています。 -
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フロリアンスカ通りの建物の壁に、ヤン・マテイコの説明板が飾られていました。
点字で読む事も出来るようです。 -
中央市場広場に建っている、聖マリア教会が近づいてきました。
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広場の中央に建つ織物会館です。
14世紀に建てられた後、火災を経て、ルネサンス様式に改築されたそうです。
元々は、布や衣服の交易所で織物の店舗が並んでいました。
現在は、1Fが土産物屋が並んでいて、2Fは国立美術館として使用されています。 -
聖マリア教会です。13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。
国宝にも指定されているヴィオット・ストウオシ聖壇は、ヨーロッパ最大級の木像彫刻だそうです。
教会の塔からは、1時間毎にラッパが吹き鳴らされていますが、曲の途中で演奏が終了します。
その昔、クラクフがモンゴル軍に攻められた時、ラッパを吹いて敵襲を知らせましたが、ラッパ手はモンゴル兵の矢で喉を射抜かれ絶命します。
この伝説にちなみ、ラッパ手の演奏が止まった所で演奏を終えているそうです。 -
街歩きに夢中で、教会に入るの忘れてたなあ。
内装もすごく綺麗そう。残念。。。 -
教会前では、死神が手持無沙汰にしています。
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広場中央に建つアダム・ミツキェヴィチの銅像です。
ポーランドの国民的ロマン派詩人だそうです。 -
中央市場広場は、中世から残る広場としてはヨーロッパ最大です。
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織物開館には、小さなナイフがぶら下がっています。
このナイフには、建築家兄弟にまつわる謂われがあります。
聖マリア教会の塔は、建築家兄弟が一棟ずつ競って建設していました。
弟の優秀さを妬んだ兄は、弟をナイフで殺してヴィスワ川に捨ててしまいました。
弟側の塔は、弟がいなくなったため建設が中止され、円形の屋根を付けて完成とされました。
良心の呵責に耐えられなくなった兄は、塔が完成した後、自らの罪を告白して自殺してしまいました。自殺には二つの説があり、弟の塔から飛び降りたとも、弟を刺した同じナイフで自殺したとも謂われているそうです。
この事件の教訓として、織物会館の入口にナイフが掛けられているそうです。 -
織物会館を散策してみます。
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建物内の両側には、ずらりと土産物屋が並んでいます。
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旧市庁舎の一部だった塔です。
旧市庁舎の建物部分は取り壊されましたが、塔だけ残されたそうです。
当時塔の地下は、地下牢として使用されていたそうです。 -
宗教に関する手芸品のお土産屋さんです。
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これまたでかいパンを売っていますね。
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現代アートの彫刻家、イゴール・ミトライ氏のブロンズ像「エロス(Eros Bendato)」です。
作品の展示場所については、旧市街の景観維持の観点と作者の意向で一悶着あったそうです。 -
クラクフのヤギェウォ大学にやってきました。
1364年にカジミェシュ3世により創立された、ポーランド最古の大学です。 -
ポーランド国内では、ワルシャワ大学と凌ぎを削る国内トップクラスの大学です。
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大学の建物の中でコレギウム・マイウスと呼ばれる、15世紀に建てられたゴシック様式の建物です。
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中庭部分は、大勢の観光客でごった返しています。
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手洗い場なのか、水飲み場なのか分かりませんが、手を出しづらい彫刻です。
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建物の通路部分の天井です。
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ヤギェウォ大学の出身者には、コペルニクスやヨハネ・パウロ2世がいます。
ガイドさんにポーランド国内に日本語学科は、3個所あると聞いた気がしますが、この大学とワルシャワ大学、もう一つは忘れました。 -
たくさんの紋章が掲げられているけど、何の紋章なんだろう?
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コペルニクスのブロンズ像です。
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市内は、多くの観光用馬車が走っています。
必ず美人の御者が、同乗していました。 -
大学の寮です。
ヨハネ・パウロ2世の写真を飾ってある部屋が、法王が学生の頃、過ごした部屋だそうです。 -
大学横にある聖フランシスコ教会を訪れます。
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祭壇部分です。
天井が高く奥行きも長いので、結構大きな教会です。 -
ステンドグラスも美しいですね。
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少し暗めの堂内が、重厚な内装を引き立たせているように感じます。
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歴代の聖職者の肖像画が、たくさん飾られています。
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もちろんここにも、ヨハネ・パウロ2世の肖像画が飾られています。
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ヴァヴェル城に向かう途中の建物には、かなり古そうなサイの彫刻が、鳩の休憩所になっていました。
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こちらは象の彫刻ですね。
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聖ペテロ・パウロ教会です。
教会前には、12使徒の像が安置されています。
イエズス会は、教会前の像に費用を掛け過ぎ、経済面から建物自体の建設が難航したそうです。 -
聖ペテロ・パウロ教会横の聖アンデレ教会です。
11世紀に建てられたロマネスク様式の建物だそうです。 -
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この通りを抜けるとヴァヴェル城が現れます。
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