冬の北海道を巡る旅 ～最北の地に広がる景勝地の数々を満喫してきた～

2014/12/12 - 2014/12/12

「北海道＆東日本パス」を利用して、冬の北海道（道央・道北・道南地方）を巡るローカル線の旅を満喫してきました。

--
冬の北海道を巡る旅 ～【さようなら健さん・・・】３つの「さようなら」が言いたくて・・・訪れてみた～
http://4travel.jp/travelogue/10962483

冬の北海道を巡る旅 ～宗谷本線に乗って極寒な北の最果ての地に～
http://4travel.jp/travelogue/10962536

冬の北海道を巡る旅 ～宗谷本線の定期排雪列車（宗谷ラッセル）を追いかけて@天塩中川、音威子府 （失敗編）～
http://4travel.jp/travelogue/10962625

冬の北海道を巡る旅 ～宗谷本線の定期排雪列車（宗谷ラッセル）を追いかけて@勇知～
http://4travel.jp/travelogue/10962775

冬の北海道を巡る旅 ～最北の地に広がる景勝地の数々を満喫してきた～
http://4travel.jp/travelogue/10962808

冬の北海道を巡る旅 ～宗谷本線の定期排雪列車（宗谷ラッセル）を追いかけて@天塩中川、音威子府 （リベンジ編）～
http://4travel.jp/travelogue/10962930

冬の北海道を巡る旅 ～「SLはこだてクリスマスファンタジー号」を追いかけて～
http://4travel.jp/travelogue/10963109

冬の北海道を巡る旅 ～「DLはこだてクリスマスファンタジー号」に乗って～
http://4travel.jp/travelogue/10963198

冬の北海道を巡る旅 ～「はこだてクリスマスファンタジー」に訪れてみた～
http://4travel.jp/travelogue/10963316

冬の北海道を巡る旅 ～【旅の最後に・・・】やり残したことを清算しに・・・新冠に訪れてみた（リベンジ編）～
http://4travel.jp/travelogue/10963531
--

最北の地稚内周辺に広がる景勝地（ノシャップ岬→宗谷岬→抜海港）を巡って行きました。

エリア 稚内(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

稚内駅前にやって来ました
朝方強かった吹雪も稚内駅に戻って来た頃にはすっかりとなくなっていましたねｗ

稚内駅 駅

せっかく最北の地に訪れているのに日本最北端なあの場所に行かないのは非常に勿体無いですよねえ〜
でもその前に、路線バスに乗って移動です

路線バスに揺られること10分、雪に包まれたノシャップ岬にやって来ました〜

ノシャップ岬 自然・景勝地

夕日が沈むときの美しさで有名なノシャップ岬からの風景
今回は時間的な都合で朝方に訪れることになってしまいましたが、次回訪れた際はノシャップ岬からの綺麗な夕日を眺めてみたいものです

ただ、冬場のノシャップ岬はちょっと難易度高かったですね
とにかく、風がもの凄く強くてめっちゃ寒かったあ〜！
（ノシャップ岬のイルカさんも寒そうだｗ）

お天気が良かったら、この場所から利尻島や宗谷岬が見えるらしいのですが・・・ま、こんなお天気ではしょうがないですよねｗ

日本海も大変荒れていましたね
お、あの先にある島はもしかして樺太島かな？（違

カモメさん達も強い風に流されて全然前に進めまない状態でありましたねｗ

尚、当日の日の入り時間は15:51
稚内のほうではこの時期はだいたい15時半を過ぎるともう薄暗くなり始めますので、旅行中はこれにちょっと驚かされましたねｗ

稚内灯台 名所・史跡

さてさて、ノシャップ岬に来ましたので名物海鮮丼で舌鼓しましょう〜
・・・と思ってやって来たのですが、ノシャップ岬にある全てのお店が閉まっているじゃありませんか、このやろー
冬季期間中はどのお店も閉まっているのですね、それは知らなかった、とほほ・・・

ノシャップ岬での海鮮丼が食べられなかったことに打ち拉がれつつ、ノシャップ岬を後にして稚内副港市場にやって来ました

稚内副港市場 市場・商店街

ここで海鮮丼とはいかなかったのですが、稚内牛乳のソフトクリームで舌鼓
濃厚な味で大変美味しゅうございました＾＾

稚内牛乳 グルメ・レストラン

ところで、稚内副港市場の館内はちょっと驚きの光景があり・・・なんと、館内に漁船が停泊してありましたｗ

もちろん、館の外にもちゃんと漁船が停泊してありましたよｗ

稚内駅に戻って来ました
さてさて、ここからが本日のメインイベントであります
ちなみに、宗谷バスの往復チケットを買うといくらかお得になりますよ

宗谷バス 乗り物

11:25 宗谷バスに乗って稚内駅前を出発
稚内の市街地を抜けてしばらくすると、目の前には宗谷丘陵の風車群が建ち並ぶ風景が見えて来ました

相変わらず荒れている日本海を眺めながら宗谷バスは進んでいきます
・・・ちょっと演歌でも歌ってみたくなっちゃうような風景ですね(笑)

12:15 宗谷バスは宗谷岬に到着です
稚内駅から１時間弱の路線バスの旅でした

宗谷岬 自然・景勝地

そして、目の前に広がる風景・・・ついにやって来ましたよ！\(^o^)／

北緯45度31分22秒、日本最北端の地に立つ！
人生で一度は訪れてみたいと思っていた場所なだけに、この地に立てたことにもう感無量でありました！

この先にはもう日本の地がない！と思うと、不思議と胸熱な達成感がこみ上げてきましたね
いやいや、来るところまで来たもんだｗ

ただ、冬場の宗谷岬はちょっと難易度高かったですね
とにかく、風がもの凄く強くてめっちゃくちゃ寒かったあ〜！
（宗谷岬の間宮さんも寒そうだｗ）

当日は-4.5℃と極寒な気温でありましたが、それ以上に寒く感じましたね・・・もう凍ってしまうかとｗ

日本最北端の地に降り立った感動はありつつも、やはり寒い！という感想が一番強かった感じかなｗ
次回は夏場に訪れてみて、宗谷丘陵のほうまで行ってみたいですね

12:40 宗谷バスに乗って宗谷岬を出発
帰りのバス接続の影響で、滞在時間はたった20分足らずになってしまいましたが、これで十分過ぎる時間でありましたねｗ
日本最北端の地の碑さえ見られれば十分かとｗ

稚内駅に戻って来ました
ここで昼食タイム・・・駅前のラーメン屋で頂きました

ラーメンたからや グルメ・レストラン

さてさて、稚内駅からそろそろ撤退のお時間であります
最北端の駅らしく、稚内駅に到着して早々猛吹雪の洗礼を浴びたりもしましたが(笑)、とても素敵な駅でありました
何しろ、この駅に降り立っただけでも達成感が全く違いますよねｗ

いやあ、北の最果ての地にはまた訪れてみたいですね
極寒の魅力を十分に味わった北の最果ての地でありましたが、次回は暖かいときの北の最果ての地の魅力を味わってみたいものですかねｗ

14:12 JR宗谷本線のローカル列車に乗って、東京駅から1,574.5km先にある稚内駅を出発
最後の稚内駅からの出発は、少し青空も覗かせるような素敵な出発でありました

稚内駅 駅

南稚内駅を出発してからしばらくして、車窓からは日本海の荒々しい風景が見える絶好のビュースポットを通過していきます
今回も利尻富士のお姿を見ることが出来ませんでしたねｗ

このあたりは車窓からはいかにも北海道らしいのどかな風景がずっと続いていきますので要チェックですよｗ

さて、本日の旅の最後にもう一箇所是非とも立ち寄っておきたいところがありまして・・・ほら、前方に見えて来ましたよｗ

14:27 JR宗谷本線のローカル列車は抜海駅に到着です

抜海駅 駅

日本最北端の無人駅である抜海駅
この木造駅舎も大変素晴らしいのですが、この駅に下車した理由はそれだけではなく・・・

この抜海駅は映画「南極物語」の劇中に出てくる駅でもあり、健さんもこの駅に降り立った駅でもあります

劇中で健さんが列車から降り立つシーンって確かこんなアングルだったかなあ〜と、目の前に広がる風景の中に健さんの姿を思い浮かべながら、しばしこの素敵なロケーションを堪能していました

この抜海駅で健さんと荻野目慶子さんが共演するシーンは私の中でも特に好きなシーンでありましたので、今回この駅に訪れることが出来て感無量であります

「ありがとう健さん・・・そして、さようなら」

尚、抜海駅では幾寅駅（幌舞駅）のような健さんの献花台等が設置されていなく、駅舎の中はいたって普通ののどかな風景でありました

抜海駅から歩いて30分ほどの場所には抜海港がありますのでちょっと行ってみましょう〜

但し、注意点としまして抜海周辺は冬場は北海道でも有数の地吹雪地帯のため単独での行動は非常に危険です
当日は雪も降っていなく非常に穏やかなお天気でありましたので、今回は行動することが出来ました

抜海駅から歩くこと30分、何事もなく無事に抜海港に到着することが出来ました
途中、自販機も何もない道を歩いてきましたので、ちょっと心配でしたねｗ

さて、ここ抜海港といえば・・・あのお方達がいらっしゃる場所でもありますよねｗ
今日はいらっしゃるかなあ〜

抜海港アザラシ観察所 名所・史跡

お、いらっしゃいましたよ、アザラシのゴマちゃんが
こんにちは〜
当日はゴマちゃん達のお姿が10匹くらいはありましたね

「よく来たねえ〜ｺﾞﾏ」
ゴマちゃんはそう言っているかように私のほうへお顔を向けていましたね
かっかわええ〜！

護岸でじっと休んでいるゴマちゃんの姿もあれば、元気に泳ぎ回っているゴマちゃんの姿もありましたねｗ

いやあ、野生のアザラシのお姿は見ていて全然飽きませんね
ゴマちゃんの一挙手一投足がほんと可愛くて\(^o^)／
しばしこの素敵なひとときを楽しんでいました

ここ抜海港からもお天気が良ければ遠く利尻富士のお姿を眺めることが出来る絶好のビュースポットなのですが・・・ほんの一瞬だけ利尻富士のお姿が見えたのですが残念ながらカメラには収めることが出来ませんでした
冬場の利尻富士のお姿が見れたらほんとにラッキーだと耳にはしていたのですが、なかなか難しいものでありますねｗ

そろそろ、ゴマちゃんともお別れの時間・・・
「抜海港にまた来なさいなｺﾞﾏ」
ゴマちゃんはそう言ってくれているかのように私を見送ってくれました
う〜ん、ここにはまた来たいですね〜ｗ

あたりもすっかりと暗くなった抜海駅に戻って来ました
抜海駅周辺には民家等はなく抜海駅の明かり以外は全く何もないので、駅前はちょっと神秘的な空間でありましたねｗ
（但し、これはまだ17時前の風景なんですよねｗ）

抜海駅 駅

当然のように誰もいない抜海駅のホーム
利用者は少ないのですがホームの除雪がきちんとされていました

木の質感をたっぷりと残した最北の木造駅舎
実に味わい深い風貌であり、十分に北海道を感じさせてくれる素敵な駅舎でありました

本日は、ノシャップ岬→宗谷岬→抜海港と最北の地に広がる３大景勝地を巡ってきまして、非常に内容の濃い旅を満喫することが出来ました
健さんの面影にも出会えたし、ゴマちゃんにも出会えたし・・・もう大満足であります\(^o^)／

抜海駅に雪がちらつき始めた頃、JR宗谷本線のローカル列車がやって来ました
17:23 抜海駅を出発です

以下に続く・・・
--
冬の北海道を巡る旅 〜宗谷本線の定期排雪列車（宗谷ラッセル）を追いかけて@天塩中川、音威子府 （リベンジ編）〜
http://4travel.jp/travelogue/10962930