2014/07/04 - 2014/07/13
55位(同エリア229件中)
風神さん
エチミアジン大聖堂は、アルメニア正教会の総本山であり、大司教座が置かれています。世界最古のキリスト教会とも言われています。
また神学校や聖遺物・古い祭礼用十字架等を収めた宝物庫等を併設した複合宗教施設としての性格も持っています。
アルメニアがまだキリスト教を国教と定める以前、キリスト教の布教に努めていた聖グレゴリウスを、当時まだ異教徒であったトゥルダット3世が現在のホルヴィラップ修道院の場所にあった地下牢に12(13)年間幽閉。トゥルダット3世は自らの病をきっかけに、聖グレゴリウスを解放し、そのことで病気は癒え、自らもキリスト教に改宗したと伝えられています。 http://4travel.jp/travelogue/10910988
幽閉を解かれた聖グレゴリウスが、いっそうキリスト教の布教に努めている時、キリストが天から降りた地との啓示を得て、301〜303年ころ質素なアーチ状のものを建てたのが、エチミアジン大聖堂の始まりと伝えられています。
アルメニアは301年キリスト教を国教と定めます。
エチミアジン大聖堂は2000年に「エチミアツィンの大聖堂と教会群及びズヴァルトノツの古代遺跡」として世界文化遺産に指定されています。
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旅行6日目、アルメニアの首都エレバンを出発し、トルコ国境近くのホルヴィラップ修道院を見学したあと、アルメニア正教の総本山エチミアジン大聖堂に向かっています。
まだうっすらとアララト山・小アララト山が見えています。
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遠くの草原にコウノトリがちらほら・・・
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と思っていたら、
たくさんのコウノトリの巣がある場所に・・・ -
幼鳥らしきコウノトリもいます。
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巣の下に、これ。
開け放しのトランクに、
大量のスイカ。
買い込んだ? これから売りに? -
幼鳥です。
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首の羽を逆立てています。
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遠くに大きな教会が見えたと思ったら・・・
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エチミアジン大聖堂に到着しました。
ここは正門です。 -
内側から見ています。
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横から見ると、かなり複雑な造りです。
手前の建物は、音響を考慮してか、
段々の天井と、ステージ状の床。
宗教的なイベント、賛美歌のコンサート、屋外ミサなどに使えそうです。 -
ハチュカルと、背後は神学校。
敷地内にはたくさんのハチュカルがあります。
しかし斬新なデザインの新しい建物や大規模な花壇がたくさんあり、
あまり目立ちません。存在感は薄いと思います。
凝った装飾のハチュカルは、極端に装飾が少なく、
非常に地味なアルメニア正教会に置くと、見た目のバランスを格段に改善し、存在価値が生まれます。
http://4travel.jp/travelogue/10912976 -
現代風のハチュカル。
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奥の建物は大聖堂風ですが・・・
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エチミアジン大聖堂はこれ・・・
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ずっと修理が続いています。
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大聖堂は三つの鐘楼をもっていますが、
画面右、一番大きな鐘楼の下が入り口になっています。
入ると正面が主祭壇・至聖所になりますから、
工事とは関係なく本来の入り口だろうと思います。 -
その鐘楼の外側の壁。
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その拡大。
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そのすぐ横。
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その足元(床)の銘板。
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その対面(反対側の外壁の内側)。
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その拡大。
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鐘楼の真下中央から見上げた天井。
必ずしもアルメニア風ではありません。 -
よく見ると、象や・・・
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水牛が。
アルメニア人の歴史は、一面から言うとトルコでの大虐殺やさまざまな迫害など、悲劇の歴史です。
そのためアルメニア人は世界中に散っています。
アルメニア人にとって、エチミアジン大聖堂は心の拠り所です。建設や修理には世界中から浄財が集まります。
その結果、エチミアジン大聖堂内も良く見ると、必ずしもアルメニア風ではないものが見られます。 -
天井の角。
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聖堂内に入りました。
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ドームの天井。
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どこの国で見られる様式に近いでしょうか?
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聖堂内には、
たくさんのイコンが掲げられています。 -
その拡大。
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主祭壇・至聖所の方向を見ています。
小さめですが、
中央に女性信者がひざまずいているのが見えます。 -
ここです。
画面下の布を張った台に膝をつき、
前の十字架に口付け(風に)します。 -
その横から至聖所方向。
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至聖所。
カーテンで仕切られていません。 -
エチミアジン大聖堂の至聖所も、
2枚のカーテンで隠せるようになっていますが、
開け放たれています。
アルメニアの正教会で、
至聖所のカーテンが閉じられていることはほとんどありませんでした。 -
近づいて、
向かって右側から。 -
同じ。
天井を入れています。 -
聖堂内を時計回りに歩きます。
信者の真剣な祈りは、
できるだけ妨げないように気を遣います。
カメラのシャッター音も気が引けます。 -
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「キリストの洗礼」
だと思います。
約束事、白い鳩も見えます。 -
では、なぜキリストが洗礼を受けなければならないのか?
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聖書の物語 新約
イエスの洗礼
マタイ3、マルコ1、ルカ3
洗礼者ヨハネは、ヨルダン川で説教をしていた。そこにイエスがあらわれる。ヨハネから洗礼を受けるためである。
ヨハネはためらい、言った。「私こそ、あなたから洗礼を受けなければならないのに、なぜ私のところへ・・・」
イエスは「今は止めないでほしい。正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいから」と言った。
腰布をまとったキリストは川の流れの中に立ち、岸に立ったヨハネから頭に水をかけられる。イエスに洗礼をほどこしたのである。
イエスが洗礼を受けると、天が開き、神の霊(聖霊)が鳩のように、イエスに向かってきた。そして、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が天から聞こえた。
絵画にあらわれる、白い鳩は、この記述からきたものである。鳩の上には父なる神が描かれることが多い。 -
時計周りに、
左側に移動します。 -
至聖所の天井。
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2本の金属のバーは、
至聖所を仕切る2重のカーテンのものですが、
カーテンは閉められていません。 -
至聖所に向かって右側の階段の横に、
宝物展示室の入り口があります。 -
これです。
2重のドアです。 -
内側のドア。
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これが例の「ノアの箱舟」の破片。
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「ロンギヌスの槍」と並ぶエチミアジン大聖堂の至宝です。
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十字架の台になっている縦長の長方形、
左下隅が欠けています。
化石化した木片に見えますか? -
「ノアの箱舟」が漂着したとされる場所は何箇所もあります。エチミアジン大聖堂から一番近いのは、今はトルコ領になっているアララト山の麓、谷を挟んで反対側の斜面です。
このアララト山を望む斜面です。 -
その斜面の背後に、これが見えます。
画面右上から左下にかけて、巨大な菱形の茶色い高まりが見えます。
これが「ノアの箱舟」の残骸だというのです。
http://4travel.jp/travelogue/10800454 -
欠けている断面を拡大しました。
層をなしています。
化石化したした木片の欠けた断面、のはずですが・・・ -
磔刑のキリストの死を確認するために、
ローマ兵ロンギニスが、キリストの右のわき腹(胸)を突いた槍。 -
「ロンギヌスの槍」あるいは「聖槍」と称するものは、
世界にいくつもあります。 -
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不鮮明な画像ですが、あえてここに載せたのは、
この十字架が「キリスト降架」を題材としていると思われるからです。、
「キリスト昇架」「キリスト降架」はルーベンスやレンブラントの連作が有名ですが、全体としてはあまり多くありません。
十字架で見たのははじめてです。
これだけの大きさのなかに、生々しい臨場感を表現していて見事です。
http://www.salvastyle.com/menu_baroque/rembrandt_descent.html -
十字架。
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「磔刑のキリスト」が題材ですが、
非常に緻密な細工です。 -
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古い聖書
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布の装飾。
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キリストの右脇腹から出血しています。
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左は幼子イエスキリストと聖母マリア。
決まりに従い、キリストが左手に巻物(聖書)をもっています。 -
同じく布の装飾。
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キリストです。
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おそらく何代目かの大司教が使用した儀式用法衣。
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これも大司教の儀式用具だと思います。
上部中央は被り物です。 -
これも同じ。
(係員、多分私語に熱中) -
「磔刑のキリスト」ですが、
何故か下にどくろがあります。 -
幼子キリストと聖母マリアの肌の色、
そして幼子キリストの髪、
黒人風に見えます。 -
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挿絵入りの聖書。
古いのに色彩は非常に鮮やかです。
良質の天然顔料を使用しているのだと思います。 -
大聖堂から出ました。
エチミアジン大聖堂の敷地は大変広く、
新旧の建物が混在しています。 -
斬新なデザインの建物もたくさんあります。
お金がかかっている印象です。 -
これは神学校。
派手にならないように注意してお金をかけているようです。
しかし反面、本山には浄財が集中し、末寺には行き渡らない、
状況もうかがわれます。
エチミアジン大聖堂を出て、ガルニ神殿、ゲガルト洞窟修道院と周るのですが・・・ -
まずその前に腹ごしらえ。
これはパン焼き。
奥の女性が右端に並べてある「団子」を薄く延ばし・・・ -
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手前の女性が振り回しながらさらに延ばし・・・
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大きなアイロン台のような物で、
形を整え・・・ -
釜の壁に貼り付けます。
釜に炎は入りません。
レンガの壁が熱くなっているだけです。
熱レンガ・遠赤外線焼きです。 -
火脹れが出来れば出来上がり。
あっと言う間です。
美味しいです! -
エイのような茸が生えた木の下で・・・
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大きなマスを食べました。
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