2014/07/04 - 2014/07/13
20位(同エリア193件中)
風神さん
ホルヴィラップ修道院(KhorVirap)はアルメニアの首都エレヴァンから40km足らずですが、
地図で見ると、アルメニアとトルコとの殆ど国境線上に位置しています。
実際国境まで1から2km位のようです。すぐそこに見えるアララト山と小アララト山はトルコ領です。
ホルヴィラップ修道院は、アルメニアがまだキリスト教を国教と定める以前、キリスト教の布教に努めていた聖グレゴリウスを、当時まだ異教徒であったトゥルダット3世が12年間地下牢に幽閉した、その地下牢の上に聖堂を建てたのが始まりと言われています。
病の床に就いたトゥルダット3世は聖グレゴリウスを解放し、そのことで、病気は癒え、自らもキリスト教に改宗したと言い伝えられています。
その地下牢はホルヴィラップ修道院の一角に残っていて、危うい鉄梯子で下りることが出来ます。
ホルヴィラップ修道院のホルKhorは深いを、ヴィラップVirapは穴を意味します。
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エレバンを発ち、放棄された巨大な工場跡地等を見ながらホルヴィラップ修道院へ向かいます。
アルメニアではこのような打ち棄てられた大工場を何箇所か見ました。 -
見えて来ました。
左から小アララト山(3925m、標高については諸説あり)、アララト山(5137m)、ホルヴィラップ修道院。 -
アララト山とホルヴィラップ修道院。
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小アララト山。
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これはトルコ側からのアララト山です。(2013.7)
http://4travel.jp/travelogue/10800454 -
ホルヴィラップ修道院がすぐそこに見えます。
とんがり屋根が見えています。 -
城壁のように見えますが、
実際ホルヴィラップ修道院は歴史的には、
砦あるいは監視所としての機能も持っていた時期があります。
見通しがきく小高い場所にあり、
東西交易路の監視にはもってこいです。 -
ハチュカルです。
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聖堂の背面。
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聖堂背面と城壁の間。
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聖堂前の、
中庭の様な場所。 -
城壁と一体となった部屋、居住空間。
頑丈な扉を閉め切ってしまえば、
守りも堅固です。 -
聖堂。左は鐘楼。
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強い日差しの中、完全逆光です。
建物で太陽を隠していますが、苦しいです。
鐘楼に鐘が見えています。 -
太陽はここです。
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聖堂に入ります。
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アルメニア使徒教会のスタイルです。
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アルメニア人の多くが、
アルメニア使徒教会の信者と言われています。 -
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十字架の形、
左右の独特の十字が目立ちます。 -
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聖堂を出て左前方、
地下牢がある建物です。 -
ここから入ります。
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一階はこんな感じ。
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見学の地元学生。
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絵本のような、
素朴な筆致の絵です。 -
微妙にオーバーハングした鉄梯子を伝って、
地下牢に下りました。
(握力の弱い人は危険かもしれません)
この絵などは、もちろん後世の新しい物で、
牢屋に使っていた時は何もなかったと思います。 -
天井は高いのですが・・・
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かび臭く、
壁・天井はカビか煤かで黒く変色しています。 -
空気は、淀んでまとわりつくように湿って、
長居したくありません。 -
(亡霊のように写っているのは外国人の観光客で、たまたまこのように写りました。十字架の背後の黒い汚れがデヴィルの顔のように見えますが、それもたまたまです。)
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城壁から出て、
裏の丘に登ります。 -
小アララト山が見えています。
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聖堂の全景です。
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小アララト山。
緑がないところは完全にトルコ領だと思います。 -
下の墓地。
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わかりにくいのですが、
ヒマワリ畑です。 -
門を出たところ。
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アゼルバイジャンから来て、今はアルメニアに住んでいる。
生活は苦しい、と言っていました。(モデル代欲しい?)
これから、ガルニ神殿とゲガルト修道院をまわります。
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