2013/10/30 - 2014/11/01
89位(同エリア236件中)
やまやまさりーさん
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黒川温泉を後にして、再び大分県に入りました。
豊後竹田駅から長湯温泉へ。そうです、ラムネ温泉で有名な長湯を目指します。
黒川温泉も良かったけど、ここでは、泉質にびっくりすることばかり!
目を丸くしながら、温泉を満喫しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル ソラシド エア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
豊後竹田駅に到着。
瓦屋根が印象的です。
こういう駅舎、本当に好きです!
ここからバスで約50分の長湯温泉を目指します。
駅から乗ったのは、私一人でした。 -
駅にあったのぼりですが・・・。
壇蜜、?、違う人・・・? -
バスは山の奥へ奥へと進みます。
途中、結構町が開けてきてびっくり。
そろそろ、長湯温泉・・・。あれ、どのバス停で降りるんだっけ・・・?
私にしては珍しく(A型なもので)、確認し忘れていました。
バスの運転手さんも、宿の名前を言ってもわからないみたいなので、とりあえず、道の駅で下してもらいました。 -
本当は、まず、長湯温泉のラムネ湯に入ってから、数キロ離れたところにある、これまた炭酸泉で有名な七里田(しちりだ)温泉にいくはずでした。
・・・が、あいにくポツポツと雨が・・・(泣)。
道の駅の観光案内所の方に聞いたところ、レンタサイクルがありますよ、とのこと。本当に!?
公共の交通手段がないので、タクシーで行こうと思っていたのですが、これはナイス!早速お借りして、雨が小降りなうちに、七里田温泉を目指すことにしました。
行きは上りが多いとのことですが、なんと、電気自転車が無料で借りられました!やった〜。
電気自転車には乗ったことがなかったのですが、簡単に説明を受けて、まず今夜泊まる宿に荷物を置いて、超ダッシュで向かうことにしました。 -
宿に荷物を預けて、まず川沿いに進みました。
お願い、これ以上、雨よ強くならないで!! -
道は単純で、県道をひたすら西に進みます。
途中ファンキーなおまわりさんに道を確認しながら、必死でペダルをこぎます雨がやんできて、ほっ。
それにしても登り坂が多い・・・。日頃の運動不足が・・・><。 -
必死でこぐこと、20分。
お目当ての七里田温泉に到着しました!
まず、こちらの、七里田温泉館 木乃葉の湯で、チケットを購入します。
私が入りたいのは、炭酸泉の「下湯」(したんゆ)です。
幸い、すぐに入れるとのこと(狭いのでいっぺんに10人位しか入れません)。
鍵を受け取り、2分程離れた温泉へ向かいます。 -
川沿いにあるようです。 -
ここが入口。
鍵を開けて入ります。 -
壁にはこんな文章が。
高濃度の炭酸泉ですから、同時に同等の炭酸ガス(二酸化炭素)を含みます、このため、空気よりも比重が重い炭酸ガスが浴槽近くに滞留し酸欠状態を起こす危険があるそうです。
ふむふむ・・・。
で、ここからは先客がいるので、写真は撮れなかったのですが・・・。
10人がぎりぎり入れるくらいのこじんまりとした浴槽です。
早速はいったところ、「ん?ん?ん?、何これ・・・!」という感じで、すぐさま腕に、足にと泡がどんどんくっついてきます。すごい!!こんなの初めて!!面白くって、ずっとずっとくっつく泡を見ては、指で文字を書いて遊んでいました。
お湯の温度は37度前後とぬるめ。ただ自噴する炭酸泉では最も温度の高い部類に入るそうです。通常湯温が上がるにつれ、炭酸の混入濃度も少なくなるため40度が限界と言われているみたいなので・・・。まあ、とにかくサイダーの中につかっているような感じでした。
ぬるめな為、みなさん1時間位つかるのが普通のようです。
一緒に浸かっていた70歳の方は毎週2回は大分市からご夫婦できているそう。羨ましい!その方が、湯口に顔をつけてごらんというのでやってみたところ、泡がしゅわわと顔についてマッサージみたいで気持ちよかったです。
去りがたくはありましたが、暗くなる前に戻らなくては!
浴槽から上がったところ、私の後姿を見て皆さんが「すごい泡がついてる!」とびっくりしてました。温泉から出ても体についてるの?すごいな〜。
う〜ん、また必ず来たい!! -
鍵を返しにいったら、炭酸泉が飲めるようになっていました。
くせのないお水でしたよ。
砂糖を入れたら、サイダーになるのかな?
下りはらくちん。電気自転車ですし、念願だったラムネ湯にも入れたしで気分は上々です! -
長湯温泉に近づくと、こんな湧水が汲めるところも。 -
飲泉所もありました。 -
レンタサイクルを返して、宿へ戻ります。
秋だなあ・・・。 -
川沿いに歩き、この階段を下りればあるのが、 -
そう、ガニ湯ですよ。
湯船がカニの形に似ていることからこう呼ばれているみたいです。
24時間無料で入れる川原の温泉です。
入れる人、いるのでしょうか・・・? -
芹川沿いをそのまま少し歩いていると、見えてきました。
ラムネ館です。
素敵な建物ですよね。
本当は七里田温泉に行く前に入りたかったのですが、さっき七里田温泉で一緒になったおばちゃんに、「ここ入ったら、ラムネ温泉は入らない方がいいよ、がっかりするから!」と言われたばかり。
う〜ん、どうしよう。
でも、長湯温泉に泊まるのに、ここを素通りするのもな・・・というわけで、やっぱり入ることにしました。 -
ロビーもしゃれています。
何だかいい匂いもします。
スタッフの方たちも感じいいです。 -
この奥の建物に、ラムネ温泉があります。
内湯は、いくつか浴槽があって、ゆったりしています。
ここは熱めのお湯。
そして、露天風呂が、より炭酸泉を感じられるとのことでしたが・・・。
こちらはものすごくぬるく、そして、もちろん泡の量は控えめ。
お湯が出てくるところならもっと泡が感じられそうですが、おばちゃんたちが動かないので行くことができませんでした。残念。
ラムネ度としては、やはり七里田温泉を体験してしまうと物足りなさは感じてしまいますが、ここはここで、素敵な空間でした。
それにしても、やはり37度あって、あの炭酸・・・。いかに七里田温泉がすごいかわかりました。 -
さて、今回泊まることにしたのは、かじか庵さん。
日帰り温泉としてもオープンしていますが、併設して9部屋ほど宿泊施設がついています。 -
うふふ、こちらもトイレ付。
今回の旅行は贅沢だな〜。
とてもきれいで落ち着けました。 -
ご飯の前に温泉に行きます。
・・・と、内湯を見た途端、びっくり!
こんなに大量の湯の花を未だ見たことがありません・・・。
なんでもこちらの温泉は、炭酸泉を大事にする配湯方式「底入れ底出し」とのこと。普通は熱い新湯は上から入れて上から出すので、古い温泉が底にどうしても滞留してしまうそうですが、こちらは底から入れるので、熱い新湯が表面へゆっくり上がり、新鮮なお湯が常に楽しめるみたいです。
湯の花が浮いているどころではなく、まんべんなくまさに咲いている感じです。湯の花が見える温泉が大好きなので、これはたまらない! -
露天風呂も同様。
ぬるい浴槽ほど、湯の花が濃いです。 -
ちなみにこれは、翌朝、露天風呂に浸かる前に手を入れてみたもの。
白いのが湯の花が固まっているところですよ。すごいですよね。
腕に首にとなすりつけると、湯の花がざらざらくっつくのが分かるほどでした。感動! -
さっぱりしたところで、晩御飯です。
こちらでは食事処でいただきます。
手作り感満載の食事の数々。手が込んでいてどれも美味しいです。 -
和食あり、洋食あり。 -
地元でとれる、エノハ(ヤマメ)の塩焼き。
昨日の黒川温泉で食べたヤマメも美味しかったけど、こっちも身がふっくらでペロリといただけました。 -
最後には手作りデザートまで。
ごちそうさまでした。 -
部屋に戻って、また爆睡。
9時頃ムクりと起きて(←お約束)、館内にある岩盤浴を体験することにしました。
専用の浴衣を着て、一人で30分ほど寝ころびます。
汗がいい感じに出てきます・・・。
この後はまた大浴場に入って、2日目も終了。
お休みなさい・・・。 -
翌朝。朝風呂を満喫し、朝ご飯。
今日もモリモリいただきます。 -
チェックアウトし、バス停へ向かいます。
有名な大丸旅館からも、温泉が川に入っていくのが見えます。 -
そして、どこの温泉地に行ってもある、与謝野晶子の歌碑。
この方、本当にすごいですよね。昔の交通事情を考えると、考えられないくらい数多くの日本中の温泉に行っていて・・・。好きだったんだなあ(負けられない!) -
今回は行きませんでしたが、長湯温泉ではこの御前湯も有名です。
時間、もっとほしかったなあ・・・。 -
バスで豊後竹田駅まで戻り、列車の時間まで竹田観光をすることにしました。
持ち時間2時間弱。私の旅はなんてハードなんでしょう・・・。
こちらでも、レンタサイクルを借りました(2時間300円)。
電気自転車がまたしてもありました。
早速、車で行くと5分程のところにある、岡城址へ。 -
このチケット、なんか、いいですよね!
城内の地図は、巻物ですよ! -
よっこらしょと登っていきます。
-
-
だいぶ上まで登ってきました。
景色、いいです・・・。 -
本丸跡からの景色です。
曇っていますが・・・、この景色に感動。 -
その昔、この景色を見ていた人達がいたんだなあ・・・。
-
-
家老の屋敷跡も残っていました。
見学にそんなに時間取られないかな?と思っていたのですが、想像以上に素敵なところで、もっとゆっくりしていたかったです。
桜の季節は、いいでしょうねえ・・・。 -
先を急ぎます。
こちらは、殿町武家屋敷跡。
こういうのが、町の中にあるって素敵ですよね。 -
武家屋敷通りを少し入ったところにある、こちらは、キリシタン洞窟礼拝堂です。
その昔、領内には1万5千人のキリシタンがいましたが、禁止令が出てからは地下に潜るしか方法がなかったそうです。 -
人目にふれぬよう、岩をくり抜いて作られています。 -
礼拝堂の横には、彼らが生活した穴も残されていました。 -
さあ、駅に戻りましょう。
目指すは、廉太郎トンネル。
歩くと荒城の月のメロディが流れてくるそうなので、楽しみにしていました。
時間がない!急がなきゃ!
でも、トンネルを前にしたときに、めちゃくちゃいい匂いが・・・!
地元で有名な、三笠野でした。
焼きたても食べられるみたい。早速、ばら売り1個を購入しました。
これを素通りできる人は果たしているのだろうか・・?
上品な甘さで何個でも食べられそうです。 -
そして、廉太郎トンネルを通り抜けます。
ゆっくり歩きたかったけど、風のように自転車で走り抜けたら、めちゃくちゃ速いテンポの荒城の月を聞くことができました!(笑)
そして、ギリギリで列車の時間に間に合いました!
豊後竹田は、思った以上に素敵なお店もあって、もっとゆっくりできたら良かったなあと思いました・・・。
この後は鈍行で、別府へ行きます。
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