2014/06/07 - 2014/06/07
88位(同エリア956件中)
こあひるさん
盛岡シティ歩き2日目。
昨日は、中ノ橋~紺屋町~内丸あたりを散策した。本日は、材木町~大通あたりをウロついてみようと思う。
ホテルを出て、材木町に行く前に、北上川沿いの遊歩道散策からスタート。川沿いは遊歩道が整備され、そこは今まさに満開のバラの帯に縁どられていた。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9時半頃・・・ホテルを出て左手は、すぐに北上川。不来方橋を渡った向こう側の遊歩道を歩こうと思います。
川沿いの遊歩道では、朝の散歩をする人たちとすれ違います。
しばらく遊歩道を上流に向かって歩いてみます。行く手に見えるのは「開運橋」です。 -
「開運橋」のたもとまで来ました。川沿いには、草や灌木、野の花が元気よく茂っています。こういう場所の散策には、虫刺され防止スプレーは必需品ですね。
開運橋 名所・史跡
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「開運橋」をくぐると・・・わ〜〜ぁ(*^。^*)!!満開のバラの帯が出現〜!
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街歩きをしばし忘れて・・・お花撮影に没頭〜〜!お花撮影って・・・無心になれて本当に気分転換になります。
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「開運橋」から一つ上流の「旭橋」までの300mほどの間、土手沿いにずっと薔薇が植えられて、華やかで素晴らしい散歩道になっています。
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グラデーションが美しい・・・。
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眩しいほどの深紅のバラ。
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「開運橋」のほうを振り返ってみました。
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まもなく「旭橋」。
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「旭橋」をくぐりました。薔薇の帯は終わって、ここからは紫陽花のようですね。遠くに見えるのは、一つ上流の「夕顔瀬橋」。
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紫陽花もありますが、ほかにも草がぼうぼう・・・生え放題って感じでもあります。
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「夕顔瀬橋」に近づいてきました。
夕顔瀬橋 名所・史跡
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遊歩道の片側は土手になっており、その上に道路や住宅地があります。土手に上がる階段が所々にあるのですが、キレイな薔薇が見えたので、ちょっと上がってみました。住宅のフェンスにある小振りの薔薇も満開となっていました。
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「夕顔瀬橋」をくぐって、もうちょっと歩きます。
本当は、ここの「夕顔瀬橋」から上に上がるとすぐに材木町なので、川沿い歩きはここまで・・・の予定だったのですが・・・もうひとつ上流に橋が見えたので、あれが「夕顔瀬橋」だと思ってしまって(ちゃんと数えていなかったのですよね、きっと)、さらに進んでしまいます。 -
しかし、「夕顔瀬橋」をくぐったところで、遊歩道がなくなり、土手の上の道路に上がらざるを得なくなりました。
閑静な住宅街で、カメラを持って歩いていることがとっても浮いているような・・・場所です。この道をまっすぐ進んで「夕顔瀬橋」まで頑張ろう!(ほんとうは、通り越していたのですが・・・) -
どこのお家の薔薇もキレイに咲いています。
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道端のお花も可愛らしいです。
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「夕顔瀬橋」を越えてしばらく歩くと、また下の川沿いの遊歩道に降りる階段がありました。
(私がそう思い込んでいた)「夕顔瀬橋」は、もうまもなく・・・。
このあたりの遊歩道は、土手壁も高く、上へ通ずる階段もありません。川側にも草がぼうぼうで、茂り放題になっています。 -
「夕顔瀬橋」だと思っていた橋は、鉄道の橋でした〜〜!ここまで来てやっと間違いに・・・行きすぎちゃっていたことに気づきました。
これからまだまだ歩くのに、ここで無駄に歩いて疲れてどうする〜!!??と自分のそそっかしさが悲しくなりました。 -
通り越してしまったひとつ前の橋・・・「夕顔瀬橋」まで戻らなくてはなりません。
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同じ道を通ってもつまらないので、住宅街の中を通って戻ることに・・・(←いつもの道に迷うパターンだから止めときゃいいのに・・・)。
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道端にまで、はみ出たお庭の小花が気持ちを癒してくれます。
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色々な野の花が咲いていますね!
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「夕顔瀬橋」まで戻り、材木町へと向かいます。
材木町へ入る前に、ちょうど通りがかりにある染物店に寄ってみようと思います。
盛岡には、様々な伝統的な染物がありますが、ここもそのひとつで「南部古代型染」という技法を受け継いでいる「蛭子屋(えびすや)小野染彩所」というお店です。 -
慶長4年(1599)から続く老舗で、南部古代型染の技法を、盛岡で唯一継承する工房だそうです。
模様を切り抜いた型紙を作り、布地の上に型紙をあて、絵柄を染め抜きます。熟練の技、根気、手間と時間をかけて、染物ができあがるのです。
こちらの小野家は、代々、南部藩政時代のお抱えの染師でした。武家の衣類等に使われた図柄・・・300種類以上の伝統の図柄が代々受け継がれています。 -
町家造りの店舗の2階は、資料展示室となっており、無料で見学できるとのことなので、ちょっと覗いてみます。
型染の図柄は、シルクロードを経てこの地にたどり着いた紋様だそうで、アジア各地の染物が集められていました。 -
型染は、もともと武将の旗指物や馬印、幕張などに、紋章を染め出すために用いられたもので、室町時代に始まったともいわれています。
江戸時代には、袴、小袖、単衣、鎧下などに用いられました。 -
藩政時代の原型。約300種もあり、古いものでは約300年前に作られたものもあります。
これらの原型を渋紙(和紙に、水に耐えるよう柿の渋を塗ったもの)の上に乗せ、刷毛で墨汁を擦り込んで紋様を写し出します。そして、渋紙に写し出された紋様を、小刀で正確に切り抜いて型染に使います。 -
型紙を置いた布の上から、刷毛で染色します。差し色として、グラデーションやアクセントが施されます。
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こちらは、1700年代の享保雛。着衣は中国のものだそうです。
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武家で用いられた柄らしく、素朴で力強く、格調高く、優美な中にも豪快な動きが感じられる柄が多いようです。
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室町時代の織物や、ちょっと時代はわかりませんが、型染製品の展示品。
さて・・・次はすぐ目の前の材木町(宮沢賢治の「注文の多い料理店」を出版した光原社があるエリア)を歩きます。⑥へ続きます。
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この旅行記へのコメント (6)
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- たらよろさん 2014/09/04 21:43:14
- 川を彩る☆彡
- こんばんはこあひるさん。
入院中の旦那様がいない隙に、、、シリーズ!!
この日は北上川のほとりを綺麗に色づくバラの花を見ながら、
優雅にお散歩♪
マダムを気取って良い時間ですね(笑)
暑い夏が終わって、今度は秋バラの季節ですね。
こうしてバラを眺めていると、久しぶりにバラの花を見に行きたくなったな〜
秋バラ、楽しみに行ってこよう!
たらよろ
- こあひるさん からの返信 2014/09/07 11:52:54
- RE: 川を彩る☆彡
- たらよろさん、こんにちは!
> 入院中の旦那様がいない隙に、、、シリーズ!!
> この日は北上川のほとりを綺麗に色づくバラの花を見ながら、
> 優雅にお散歩♪
> マダムを気取って良い時間ですね(笑)
優雅なマダム風が似合うシチュエーションでしょうが、実際、こちらはせかせかと写真撮りまくりながら、土手を上ったり下りたりの怪しい女というところでした。
> 暑い夏が終わって、今度は秋バラの季節ですね。
> こうしてバラを眺めていると、久しぶりにバラの花を見に行きたくなったな〜
> 秋バラ、楽しみに行ってこよう!
春の薔薇に比べると小振りですが、春のようにムズムズした空気ではなく、すっきりとした爽やかな空気の中で見る薔薇鑑賞は、気持ちも爽やかになりますね〜。
こちらもどっか近くに秋薔薇咲いてないかな〜〜?
こあひる
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- fuzzさん 2014/09/02 11:46:09
- なつかしの界隈
- あそこらは街の中に川があって、昔ながらの店があって始めて行った方も
なんだか懐かしい気持ちに浸れますよね。
住んでいた頃はせわしなく、川沿いの散策などしたことはありません。
下流の方の中津川では夏になるとチャリに乗って息子を連れて遊びに行ってました。
小野染彩所は有名です。先日、岩手のローカルテレビで南部古代型染の技法を観ました。
それで、気に入ってしまって小さなトートバッグを買いました。
浴衣にもデニムにも似合ってお気に入りです。
和の小物って最近とても気になります。
盛岡続編も楽しみにしております(#^.^#)
fuzz
- こあひるさん からの返信 2014/09/06 13:40:17
- RE: なつかしの界隈
- fuzzさん、こんにちは!
> あそこらは街の中に川があって、昔ながらの店があって始めて行った方も
> なんだか懐かしい気持ちに浸れますよね。
川がある街の風景っていいですよね〜。盛岡は、とくに中津川沿いに風情があってよかったです。
> 住んでいた頃はせわしなく、川沿いの散策などしたことはありません。
> 下流の方の中津川では夏になるとチャリに乗って息子を連れて遊びに行ってました。
住んでいると、自分の生活範囲以外をゆっくり歩いてみるなんてことは、かえってあまりしないかもしれませんね。
> 小野染彩所は有名です。先日、岩手のローカルテレビで南部古代型染の技法を観ました。
> それで、気に入ってしまって小さなトートバッグを買いました。
> 浴衣にもデニムにも似合ってお気に入りです。
細かい連続柄もキレイだな〜と思いましたが、微妙な色もなかなか渋くてステキですね。私も小さめのポーチを買いました。トートバッグ、確かに和服にも似合いそうですね〜!
もうしばらく、岩手旅行つづきますので、お時間があったら遊びにきてくださいね!
こあひる
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- aoitomoさん 2014/09/02 11:12:50
- 藍染の座布団カバーがほしい〜
- こあひるさん
『盛岡シティ歩き』
6月に入って、バラ満開の時期だったのですね〜
見事に咲いてますね。
接写も、景色とのコラボも計算されて素敵に写ってますね。
写真楽しく安心して見てられます。
安心できないのは道に迷うことでしょうか〜(笑)
健脚のこあひるさんですから心配は御無用ですが。
『蛭子屋小野染彩所』
資料展示室もあり無料で見学できるというのは入りやすいです。
染物の色や紋様が素敵ですね。
私は濃い目の藍染の座布団カバーがほしいです。四畳半の茶の間に。(笑)
そこでPC叩いてます。
1700年代の享保雛もフォトジェニックで着衣が凄いです。
面白い店を見つけましたね〜
aoitomo
- こあひるさん からの返信 2014/09/06 13:33:51
- RE: 藍染の座布団カバーがほしい〜
- aoitomoさん、こんにちは!
> 『盛岡シティ歩き』
> 6月に入って、バラ満開の時期だったのですね〜
> 見事に咲いてますね。
この一人旅で、まさかこんなにたくさんの満開の薔薇に出会えるなんて予想もしていなかったので、ほんとに感激してしまいました。街歩きを忘れてお花撮影に没頭してしまいました。
> 安心できないのは道に迷うことでしょうか〜(笑)
> 健脚のこあひるさんですから心配は御無用ですが。
健脚だとは思えないですけど、どこに行こうと必ず道に迷わずにはいられない・・・。きちんと地図を確認しながら進むというあたりがいい加減で、つい適当に進んでしまうのが一番いけないと思うのですが・・・やってしまうのです・・・。
> 『蛭子屋小野染彩所』
> 資料展示室もあり無料で見学できるというのは入りやすいです。
> 染物の色や紋様が素敵ですね。
お土産にちょっと小物を買おうかな〜と思って、買えそうなデザインの小物がありそうなこの染物屋さんに入りました。こういう老舗の専門店って、買わないのにひとりで冷やかし半分で入りにくいですからね〜。2階の資料展示は、お店に入ったらたまたま見かけたもので、上がらせてもらうことにしましたが、おまけをつけてもらったみたいで、お得でした。
> 私は濃い目の藍染の座布団カバーがほしいです。四畳半の茶の間に。(笑)
> そこでPC叩いてます。
綿がギッシリ詰まった疲れにくい座布団と、さっぱりしたさわり心地の藍染のカバーはよいですね〜。aoitomoさんの旅行記は、じっくりと時間をかけて作られるのでしょうから、座布団は重要ですね!
こあひる
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