鎌倉材木座海岸－2014年夏

2014/08/18 - 2014/08/18

　鎌倉市材木座まで来たついでに海岸を覗いてみた。夏の暑い日指しの中で海水浴客もそれとなくいる。日焼けしたサングラス姿の監視員が一段高い屋根付きの椅子から海を見ている。40年余り前の三浦海岸海水浴場ほどの賑わいはないが、ここ材木座海岸から鎌倉市の海水浴場は岩場を除いた砂浜に江ノ島手前まで続いている。
　海の波は意外と高い。昔からお盆を過ぎると土用波と言って、海水浴には不向きとなっていた。昔よりも海水温が高くなっているから、かつてのようにクラゲに刺されることはまだないのかも知れない。
　稲村ガ崎方面に目をやると、由比ガ浜海水浴場の方が人手が多く、賑わっている。鎌倉駅からは何とか歩ける距離であるが、中世であれば、町民の遺骸が打ち捨てられた海岸である。何100年も経って今は海水浴場で大勢の人が集まる。何とも不思議な光景に見えてくる。
（表紙写真は材木座海岸（小坪方面））

エリア 鎌倉(神奈川)

ガードを潜ると浜辺だ。

ガードを潜って浜辺へ。

材木座海岸（小坪方面）。砂浜が続く。

浜辺に草葺き屋根の海の家？

浜辺に草葺き屋根の海の家？