ちゅてぃ　ちゅてぃ　まれーしあ　: 海を求めてまたパンコールラウトへ　(1)

2014/08/14 - 2014/08/16

マレー半島西海岸、ルムッという町の沖1.6キロ沖に浮ぶ小さな島、パンコールラウト。
至極のプライベートアイランドリゾート　という謳い文句の通り、島全体がリゾートホテル。宿泊客とホテルのスタッフ以外島には入ってこないので、隠れ家気分が味わえるリゾートです。

子供が夏休みの間に何処か行こうよという話になって、冬休みは高原リゾート行ったし、今度はビーチへ。クラビ、コサムイ‥も考えていたけど、最終的に２泊３日で行ける所‥と、今回もまたパンコールラウトにおさまりました。

エリア パンコール・ラウ島(マレーシア)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルムッの沖合に浮かぶパンコールラウトへは、KL郊外スバン空港から小型機でパンコール本島へ飛び、そこからリゾートの専用ボートで子島へ渡る方法もあるようですが、うちはKLから車で。
日本からKLIAに国際線でついた場合も、おそらく空港間の移動や待ち時間をいれたら、KLIAから直接車で向かった方が早いかも？ホテルに頼めば、有料ですがKLIAから送迎車も手配してもらえるようです。

今回は西海岸の町を抜けて行く道を通って行ってみようと、まずはクアラセランゴールへ向かい、そこからルムットまで北上していきます。こんな、パーム椰子のプランテーションの中の道を抜け、海沿いの港町クアラセランゴールへ。
普段、クランバレーと呼ばれる首都KL(クアラルンプール）近郊から出ることがないので、改めて、ここ南国だったんだよなあーと。

クアラセランゴールから北上する道は、綺麗に整備された大きな道だけど、左右の風景はこんな感じ。手前はサトウキビ、奥はパーム椰子。

ココナッツ。南国だなー。

道沿いには椰子などに囲まれるようにして点々と住居が。伝統的な高床式マレーカンポン（村）ハウスもちらほら。

ペラ川を越える道路。この景色が見えたら、ルムットはもうすぐ。

新しいジェティ（船着場）ができたようで、パンコールラウリゾートのロビーもジェティのすぐ前に移ってました。

前よりずっと広くなった待ち合いロビー。ここで予約の確認や支払い方法のチェックをしておくので、リゾートについてからのチェック・インが簡単。

リゾートへの専用ボートへは、待ち合いロビーのすぐ前から乗れます。前の場所よりずっと便利。

さあ、ボートへ乗って

島へ出発ー

パンコール島をぐるっと回って

海風吹かれて海や島を見ているうちに、パンコールラウトへ到着。エメラルドグリーンの海に、リゾート気分も高まる。

船着場からリゾートへ繋がる桟橋。
あ、お魚が沢山。

フロントロビーは、モダンなアジア調で開放的。ウェルカムドリンクをもらい、ソファーに座って待っているとスタッフがチェックイン＆説明に来てくれます。

チェック・インタイムは３時。前回同様、食事付きのレジデンスパッケージを選んだので、お部屋の用意が出来るまでランチをどうぞーとプールサイドのカフェへ。
ホテルの設備等は、奥のレストランが再オープンした以外は２年半前からほとんど変化なしです。

変わらぬカフェの風景。

ああ、パンコールラウトリゾートに来たなーと実感するこの景色。
オープンした２０年位前からインフィニティプールの基本的な構造は変わっていないけど、古臭さは感じない。

サラダと、エビの串刺しバーベキューをオーダー。
レジデンスパッケージは、２泊３日だと、ランチ、ディナー、朝食それぞれ２回づつついています。パッケージ用のセットメニューではなく、前菜一つとメイン一つをメニューから選べるのでリゾート内の好きなレストラン（フィッシャーマンズコーブ、ストレイツ以外）で好きなように食べられます。水とコーヒー紅茶以外のドリンクは有料。

子供メニューもあり。娘にはミニピザをオーダー。

例の鳥も健在。でも孔雀はもういないらしい。

ゆっくりランチを済ませたらチェック・インにちょうどいい時間。フロントへ戻ります。

フロントとインフィニティプールの間には、ジム。２４時間使えるそうです。朝早く起きて海を見ながらエクササイズ。いいかも（ぐうたらな私には無理）

このリゾートは全室がビラ。水上に建つシービラ、スパビラ、インフィニティプールそばのビーチに近いビーチビラ、景色のいいヒルビラがありますが、うちは今回も、お値段と移動の便利さを考えて、フロントから近いガーデンビラを予約しました。

今回は３９２号室。フロント奥に立っているビラの上の階です。前回泊まった３９６号室のあるビラのお隣。こっちのほうがひとつ奥でちょっと下がったところに建っているので、ガーデンビラに泊まるなら３９５か３９６号室がオススメかと。

ガーデンビラの出入口はベッドのあるお部屋から。

ベッドの上には、タオルで作った象。娘、象だーと早速持ち上げて崩す‥。

ベッドルームの奥に、クローゼットと洗面台のあるスペース、その奥にトイレ、シャワーがあって真ん中にバスタブ。

ベッドのある部屋の窓からの景色。隣のビラの人がバルコニーに出ていたら、部屋の中のが見えてしまうので、お昼寝したい時なんかはもう一つサッシを閉める必要あり。

ベッドに寝転がって天井を見るとこんな感じ。天井高くて気持ちいい。

まだ歩けない時、２歳のお誕生日、と娘一緒に過去２回来ていますが、そこは４歳児、あんまり覚えていないよう。

前回のように、初日はプールで、２日目はビーチで過ごそうかなーと思っていたら、娘が、チェック・インするなりビーチへ行きたいというので、ゴロリとする間もなく着替えてロビーへ。
こんなバンに乗って島の反対側、エメラルドビーチへ向かいます。

５分かからずエメラルドビーチへ到着。
午後は潮が満ちて、砂浜の上の方まで波が押し寄せて来ます

午後遅くの海。波がざっぷーんとおし寄せるので娘は怖がるかなと思ったら、たのしー！と。
６時過ぎてようやく部屋へ戻りました。

ビュッフェがあまり好きじゃない旦那の希望で、夕食はリゾート内のチャイニーズレストラン、アンクルリムで。ここへもバンで移動するのですが、部屋から出ようとしたら雨。傘が部屋になく、フロントから持ってきてもらうのにちょっと部屋で待つ。せっかちな旦那はイライラして催促の電話‥

ビーチの岩の上に建つのアンクルリム。辺りが暗いので赤い提灯が幻想的に光る。

レジデンスパッケージだと、各自メニューから前菜１つ、メインがひとつ選べます。

前菜の魚の浮袋の入ったスープ。薬膳スープ風かなという予想に反して、とろみがついたピリ辛スープ。娘はもちろん辛いもの苦手な旦那もダメ。

もう一つの前菜、鴨の春巻きと、メインの香港風蒸魚に貝柱とアスパラの炒め物。炒め物はサンバルという辛いソースで炒めてあるのですが、辛くてもサンバルは好きな旦那。

西洋人のお客さんも多いので、コース風に一つづつお持ちしましょうかと聞かれたけど、娘が食べられるご飯と魚を早く出してもらいたかったので、全部一気に作って持ってきてもらいました。

アンクルリムというのは、オープン当初からいるコックさんで、７０過ぎた今でもまだ厨房に立って、時々こうしてお客さんに挨拶に出るのだとか。奥の白髪のオジサンがそう。

ビーチではしゃいでいた娘は自分が食べ終わると大あくび。寝てしまう前に、バンでお部屋へ戻りました。
(2)へ続く。