海か山かと問われれば・・やっぱり海。　パンコールラウ　ステイ （１）

2011/10/24 - 2011/10/26

子供の2歳の誕生日のお祝いに家族で何処かへ出掛けようーでも、まだ小さい子どもに無理させて、親も疲れてちゃ意味がない。細かく予定立てたって、子ども次第で狂うのは目に見えているーだったら最初から予定もいらないリゾートステイではどうだ？と。高原リゾートに行きたかったらしい旦那に、リゾートといえば海！の私が勝って、パンコールラウ島へ行くことに。
それぞれの休みの都合もあって、正味はたった2泊3日のステイとなりましたが、それでものんびり息抜きできました。
西洋人は1、2週間滞在する人が多いようですが、働く世代の日本人、なかなかそこまでの余裕はないですね〜。3泊できれば理想的だけど、なんせ小さな島のこと、2泊3日だって、十分リゾートを満喫できます。(自論:飽きるまでいるより、もうちょっと居たいと思いながら帰るべし。)

エリア パンコール・ラウ島(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

リゾートステイの旅行記ですが、まずは食べ物からはじまります。

KL(クアラルンプール)からルムッまでは約3時間半のドライブ。途中ビドーという小さな町で休憩しました。幹線道路沿いにあるこのお店はダックヌードルで有名だそうです。昔ながらの風情を残すお店の雰囲気から、勝手に金子光晴のマレー蘭印紀行に出てくる珈琲店/コーヒーハウスを連想。

ダックスープです。チャイニーズハーブと一緒に煮込んであって、枸杞の実が入っているからかちょっと甘みもあり、おいしい。

ルムッに到着すると、船着場のすぐ向かいにあるホテルの事務所でチェックイン。中はクーラーも聞いていて、待合スペースもあり、サービスのドリンクをもらうと、だんだんリゾートへ行くぞという気分になってきました。
チェックインして1５分も待たず、島へ渡るボートが出るとのことで、船着場へ。

沖に見えた船・・貨物船？　3本マストで立派です。

島へはスピードボートで渡ります。豪華客船ではないですが、新しくきれいなボートです。救命胴衣も比較的きれいでした。子供用には小さなサイズの救命胴衣も用意されています。
結構飛ばすので船に弱い人にはもしかするとちょっときついかもしれませんが・・。島へは20分ほどで着きます。

島の桟橋に到着！お天気もよく海が光っていてきれいです。桟橋の向こうに見えるのはホテルのフロントとレストラン。
桟橋へはホテルのスタッフが迎えに出てくれていて、スタッフに誘導されてフロントへ向かいます。

フロントのスタッフいわく、お部屋が用意できるまでしばらくかかるので、まずはプールサイドのカフェでランチをどうぞ。とのこと。

食事をオーダーしてふと横を見ると大きな鳥がつっつっと歩いて客席を横切っていくのが見えました・・。これは孔雀？？

なんだなんだ？と思っていると、今度はまた別の鳥が。

カメラ小僧たちが近寄って、こぞってシャッターを切ります。そういう私も仲間入り。プールサイドに南国の鳥。絵葉書のような光景です。

ランチはサンドイッチにしましたが、かなりのボリューム。
でもデザートも頼んじゃう。サゴ（日本だとタピオカと呼んでいると思うけれど一緒なのかな？）にココナッツミルク、ココナッツの砂糖（黒蜜のような味）をかけた、マレーシアの典型的なデザートも、カフェ仕様でおしゃれ。

ランチを終えてフロントへ行くと、お部屋の用意ができたとのこと。そのままスタッフに案内されて、ガーデンビラへ。
小さな子供連れなので、便利さを優先してフロント・ロビーのすぐ裏にあるビラをお願いしたので、見晴らしは期待していなかったのですが、、二階だったので、思ったよりも見晴らしがよく満足。
ビラまでの道はちょっとだけ坂になっているけれど去年泊ったヒルサイドビラに比べれば、移動は全然楽。
写真は泊まったビラのベランダからの眺め。

お部屋で一息入れたら水着に着替えてプールサイドへ。
プールからお部屋までの道々、南国らしいディスプレイがいたるところにあって、歩くのも楽しい。

私の写真ではちょっとわかりづらいけど、10数年前、最初にリゾートへ来たきっかけが、雑誌に紹介されていたこのプールの写真。プールの水面の向こうにそのまま海面が続いているように見えて、わー！これは行って見なくては。と思ったのでした。最近ではそういうプールを雑誌で時々見かけますが、当時はまだ珍しかったんです。

旦那と一緒に娘がジャグジーできゃっきゃとはしゃいでいる間に、私は大人プールでひと泳ぎ。大人プールは深くて、160cmの私だと肩の上まで水に浸かります。

泳ぐ気のないうちの母は、プールサイドで読書。濡れる危険のない所にもデッキチェアがあるので、水着でなくとも大丈夫。

そろそろ娘もお昼寝タイム。お部屋へ戻ってゆっくりすることに。

部屋へ戻る途中、前を歩いていた親子連れが立ち止まって上を眺めているので、私も見上げてみたら、木の枝になにやら黒いものが…。
よくみたら　蝙蝠…！！

娘と一緒にお昼寝の旦那を部屋へ残し、私と母はリゾート内をお散歩。

フロントとその裏の広場の周りには、自由にくつろげる椅子やソファーが沢山あります。木漏れ日の下での読書も気持ち良さそう。

散歩から戻りお部屋でくつろいだ後、娘も起きたのでフロント横のレストランへディナーに。
ここはビュッフェスタイルで、料理の種類も豊富。
食べ終わる頃になって急に雨になったので隣のロビーへ移動して雨宿り。デイベッドを陣取って、レストランで珈琲を注文してここまでもってきてもらう。
昼間とは違って、ランプに照らされたロビーはなんだかノスタルジックな雰囲気。雨の音を聞きながら、デイベッドに寝そべって飲む珈琲は、さっきレストランで飲んだのとは味が違うような気がするから不思議。

翌朝起きてみると、部屋のバルコニーに、昨日プールサイドのカフェで見たあの鳥が！しかも二羽並んで。

カメラを持ち出していそいで撮った写真は、なんだか霧の中のよう・・。朝から晴天だったのに、部屋の中でクーラーの真下に置いていたカメラと外の温度差のせいで、レンズがくもって、まるで朝もやの中で撮った写真のように。

水着の上にサンドレスを着て、朝ごはんへ。
朝もビュッフェスタイルで種類豊富。野菜とフルーツを選ぶとジュースをその場で絞ってくれるサービスもあって、朝からお腹いっぱいに。
朝ごはんを済ませて、フロント近くのピックアップポイントへ行き、エメラルドベイ行きのホテルのバンを待ちます。
ちいさなラウンドアバウトの真ん中の待合スペースはリゾートムード満点の絶好の撮影ポイント。なんだか結婚写真の撮影にも使えそうな雰囲気。

3分ほど、車に揺られ、島の反対側のエメラルドベイへ到着。
まだ10時前だから人も少ない。

ホテルのスタッフがデッキチェアーを整えてくれたり、氷の入ったバケツのなかで冷やしたミネラルウオーターをもってきてくれたり、至れり尽くせりのサービス。

海辺の親子は仲良しこよしー。

まさにプライベートビーチ、というかんじの、こじんまりしたビーチ。かといって狭苦しいこともなく、程よい広さです。

わーい　海だー！

去年、始めて海へ行ったときは怖がっていた娘ですが、二回目はもう平気。生意気にサングラス。

ビーチサイドのカフェでランチを済ませ、もうひと泳ぎしたら、お部屋へ戻ってひと休み。
お昼寝から起きた娘がたたたーと走っていくので、慌てて後を追いかけたら、またあの鳥が部屋の外まで遊びに来ていました。
娘とご対面ー。