温泉とビールにリベンジ！　松山・宇和島・大洲

2014/07/19 - 2014/07/21

４月に松山・道後温泉としまなみ海道に行きました。

この時の心残りは、肝臓の治療中で道後温泉入浴後にビールを飲めなかったこと。

治療が順調に進んだ今、そのリベンジをしに道後温泉に向かいました！
ついでに？１５年ぶりぐらいに宇和島と、途中の大洲に寄っています。

道後温泉本館の改修が２０１７年にあるとのことです。
改修には１０年かかるらしいので、２０１７年までにはもう一度行きたいですね。

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

３連休でLCCも混雑しており、価格もそれなり。
かくして、久しぶりにＪＡＬの国内線に乗りました。

のんびり行ったら空港が結構混雑していて、あまりラウンジでは休憩できず。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

到着は夕方。
松山空港からバスで松山市駅に移動しました。

前回見れなかったいよてつ高島屋を訪ねることと、この近辺ならご飯食べれそうだな、という２つが目的です。

松山市駅前駅 駅

いよてつ高島屋。

下層階のルイ・ヴィトンを代表する高級ブランドと、高層階の日用品のバランスが良いと思います。

地下１階の食料品売り場も、パンが美味しそうで秀逸でした。パンとジュース、持ち帰り用にクラムチャウダーを買ってみました。

クラムチャウダーは美味しかったら通販してみます。

いよてつ高島屋 百貨店・デパート

いよてつ高島屋の地下１階は、松山市駅の市電・バス乗り場に上がれる地下街になっています。

海鮮ものが食べられそうなお店があったので、入ってみました。
いよてつ高島屋を出てすぐ左手にある「黒潮亭」。

黒潮亭 グルメ・レストラン

早速新鮮な魚介類のご到着。
泡が出ていますが、大丈夫でしょうか？

続いてアナゴ天丼。

瀬戸内海はアナゴの名産地です。
お重をはみ出すアナゴ天。これで８００円だったかな。

美味しかったです。

大街道のロープウエー通り。

土曜日で、夜市開催中でした。まだ明るいですが（笑）

大街道停留場 駅

お琴の演奏をしている方がいました。

宿泊は「道後温泉　ホテルパティオ・ドウゴ」です。

左は道後温泉会館。まさに目の前にあります。
そして、お隣がリベンジ会場の道後麦酒館。

道後温泉　ホテルパティオ・ドウゴ 宿・ホテル

フランス製アメニティ「オムニサンス」をもらえるプランで申し込みました。

すごくいい匂いがするシャンプーとボディーソープで、持ち帰りました。
フランス行った時に探したんですが、なかなか見つからなかったんですよね。

日本だと楽天市場では売っているのを見つけました。

いよいよリベンジ。

道後温泉に入浴です。

道後温泉本館 温泉

そして麦酒館。
し、しかし満員！

テーブル２つぐらいで、あとはカウンターなので仕方ないと言えば仕方ない。
しまった、昼から飲むんだった（こら）

道後麦酒館 グルメ・レストラン

道後麦酒館では、持ち帰りのビールも販売しているので、道後温泉館を見ながら美味しく地ビールを頂きました。

まぁ、リベンジ完成でいいでしょう。

おとなりは、みかんで作ったドレッシングやお菓子などを販売している「みかんの木＆ドルチェ」。

みかんジェラートを食べました。

みかんの木＆ドルチェ 道後坊ちゃん広場店 グルメ・レストラン

2日目朝。
ホテルの朝食です。
ホテルに併設の「すし丸」で和テイストの朝食です。

すし丸 道後店 グルメ・レストラン

松山駅前にレンタカーを借りに行きました。

松山市電に乗ろうとしたら、運よく坊っちゃん電車が来たので、飛び乗ることにしました。

レンタカーで宇和島方面に。

前日、地元テレビ局のニュースで、ショッピングモールの大幅リニューアルがあったと報道されていた。松山市の隣松前町にある「エミフルMASAKI」に寄りました。

朝9時から営業の嬉しいモール。
リニューアルで、アメリカンイーグルアウトフィッターズ」など、東京のショッピングモールとも遜色ないお店のラインナップになってます。

松山市の人もここまで買い物に来るんじゃないですかね。近いし。

エミフルマサキ ショッピングモール

エミフルを出た後、そのまま宇和島まで高速道路で直行。

まず、道の駅うわじま　きさいや広場でご飯を食べることにしました。

道の駅 うわじまきさいや広場 道の駅

道の駅内の「食のひろば」。

宇和島風鯛めしとそうめんのセットを食べました。

鯛中心の海鮮丼に、卵の黄身をだしで溶いたものをかけて食べます。

続いて街中を散策。宇和島駅です。

宇和島観光の注意点ですが、とにかく細い道が多く、看板もなくて分かりにくい。
スマートフォンのGPS頼りに歩きましたが、なかなか難しかったです。

事前に十二分に調査してから向かうことをお勧めします。

宇和島駅 駅

宇和島駅前の蒸気機関車。

宇和島といえば鉄道唱歌で有名な大和田建樹氏の出身地です。

大和田建樹氏の詩碑も建っていました。

大和田建樹詩碑 名所・史跡

もう一つ、宇和島といえばこれ、闘牛。

市内を手短に観光することにしました。暑い暑い・・・

写真は穂積橋。
宇和島出身の日本最初の法学博士、穂積陳重先生にちなんで名づけられています。

銅像を建てる計画に対し、

老生は銅像にて　同郷万人に仰ぎ視らるるよりは　橋となって公衆に履（ふ）んで渡らるるを以って無上の光栄とす

と仰られて、橋の名前になったとのこと。カッコイイ。

穂積橋 名所・史跡

穂積橋のかかっている辰野川。
風情がありますね。

江戸時代後期の医者・蘭学者、高野長英氏の居住地跡です。

小学校時代の友人高野君のあだ名は「チョーエー」でした。
どうでもいいですね。

江戸幕府末期、異国船打払令を批判し開国を唱えたことを契機にいわゆる「お尋ね者」になり、硝酸で顔を焼いて人相を変えながら放浪。

この屋敷の裏手も辰野川で、追手が来たら裏手から川の中を走って逃げるつもりだったとか。

高野長英の居住地跡 名所・史跡

宇和島自体は失礼ながら結構さびれた街。

３０年以上前の玩具自販機「コスモス」がまだ残ってました。
会社自体は２５年前に倒産してるはずです。

火薬で音を鳴らす小さな銃のおもちゃとか、この自販機で買ったなぁ。
昭和の雰囲気。

高野山真言宗の龍光院。
江戸時代に建立された、宇和島藩の祈願所であった場所。

龍光院 寺・神社・教会

１００段ぐらいの階段を登ると、宇和島の市街地を一望できます。

敷地内には松尾芭蕉の句碑も。

というか、句碑を探してここに迷い込んだんですけどね。

標識出しとけ〜

続いて車で闘牛場に移動しました。

閉まってました orz

宇和島市営闘牛場 名所・史跡

ただ、格子状のシャッターだったので中は覗けました。

コロシアム型の観客席で囲まれた土俵。
これまた昭和の古き良き風景な感じです。

ここに行くのも迷いました！

再び街中に戻り、きさいやロード。

宇和島の繁華街と言えるアーケードですが・・・（略）

宇和島きさいやロード (宇和島商店街) 市場・商店街

暑かったので、きさいやロードの近くにあったお店でアイスを購入。

お店の名前は「じゅていむ」。英語にすると I love you。

１階がアイスやケーキ、甘いものなどを売っているパティスリーで、２階が喫茶店。アイスやお菓子は自社製でしたね。

クルマで、庭園が美しいと言われる西江寺に。

ナビに住所を入れて向かうと、これがまた細い道。
おまけに細い道はほぼ行き止まりの、そこに駐車場はなし。裏道に回ったコインパーキングに入れろと書かれていましたが、Uターンするだけでも一苦労。


そこに行くのもまた細い道。
レンタカーぶつけないか、ひたすら心配でした。
はっきり言って車除け、嫌がらせ・・・
最初に徒歩で来てしまえばよかったんだけど、持ってた地図では道もわからなかったし・・・

火事でも起きたら、消防車入れるんでしょうか・・・

西江寺庭園。
ちょうど法事をしていて、そこに観光客が入っていくのは気が引けたのですが、ズケズケ入っていくのが正解でした。

苦労して行った割に、手入れもイマイチ。うーん。

西江寺庭園 寺・神社・教会

宇和島山間部の薬師谷渓谷に行きました。

ここに行く道も・・・

薬師谷渓谷 自然・景勝地

狭い！

もう嫌がらせとしか思えない！

でも四国って山間部の国道もこんなもん。
昔、地芳峠で車もすれ違えない、標識もない、ヘアピンカーブで道が交差してるような「酷道」いや「国道」に出くわして、遭難しかかったことを思い出しました。

ここは渓谷まで１本道なので、遭難はしませんが（笑）

しかし、薬師谷渓谷はいいところでした。

山の奥から流れてくる冷たい清水。
ザイオン国立公園のようです。

家族連れが水に入って遊んでました。
水に入ることは想定してなくて、もう服のままジャボン！って感じでしたね。
（かといって着替える場所も車の中ぐらいしかないですけど）

渓谷の奥には滝や断崖などの見所があるのですが、これまた岩場に無理に通したような崩れそうな道で、３００ｍぐらい進んでやめました。

岩戸の滝。

薬師谷渓谷、宇和島の観光地としてもっとアピールしてもいいのではないでしょうか。

松山方面に高速道路経由で戻ることにしました。

宇和島道路「津島高田インター」近くにある温泉施設兼道の駅、津島やすらぎの里に寄りました。

熱田の湯 (道の駅 津島やすらぎの里熱田温泉) 温泉

ナトリウム−炭酸水素泉のお湯です。

露天風呂や足湯、レストラン、マッサージなど、上質のスーパー銭湯相当の設備が整っています。

宇和島道路の三間ICすぐそばの「道の駅　みま」に立ち寄りました。

物販施設、レストランを併設し、広い駐車場を持つ道の駅です。

道の駅 みま 道の駅

み、みかん汁プシャー？？

非公認だからといって、出稼ぎに来るのはいかがなものでしょうか。

松山への帰り道に、大洲に少し立ち寄りました。

まちの駅「あさもや」に車を停めて、徒歩で観光します。

大洲まちの駅あさもや 道の駅

おはなはん通り。

白い壁の家々も綺麗な、江戸及び明治の面影を残す町並み。

NHK朝の連続テレビ小説「おはなはん」のロケが行われたことから「おはなはん通り」と呼ばれているそうです。

おはなはん通り 名所・史跡

ポコペン横丁。

行った時にはお店は開店していなかったのですが、昭和50年代の駄菓子屋を思い起こさせる店舗が並んでいます。

ポコペン横丁 名所・史跡

おおず赤煉瓦館です。
大洲商業銀行として建築されたレンガ造りの建物。

今は１階は地元の名産品や地元の作家による作品を販売。
２階は休憩所になっていました。

おおず赤煉瓦館 名所・史跡

赤煉瓦館のすぐ隣を流れている肱川。

それなりに山の中で小さな川かと思って行ってみたら、案外雄大な流れでびっくり。水運にも使われていたとのこと。

肱川 自然・景勝地

大洲の商店街。
ここも昭和の香りですが、昔は栄えていたんでしょうね。

松楽旅館。

昔ながらの雰囲気を醸し出していました。

宿泊4,500円、朝食500円、夕食1,000円。
いずれも税込。

消費税何％の頃から税込だったの？って突っ込みたくなる、男らしい端数切捨て（切り上げ？）価格。

大洲城。小高い丘の上に建っている４層４階のお城。

小早川隆景が伊予を平定した後、藤堂高虎も城主を務めたお城です。
大洲の中でも高い所にあるため、天守閣からは街を一望できますね。

大洲城 名所・史跡

松山市内に戻りました。

レンタカーを返してホテルに戻る途中、ロープウエー通りにある「揚げ鯛」に立ち寄り。

松山名物の鯛で作ったフィッシュアンドチップス（いや、チップスはなかったな）と泡の出る水が入ったジョッキを頼みました。

フィッシュアンドチップスは美味しかったのですが、もう少しサイズが大きくても良かったような気がします。やや高めかな。

揚げ鯛 グルメ・レストラン

宿泊していた「ホテルパティオ・ドウゴ」の１階にあるすし丸で夕食兼お麦茶。
松山名物の松山鮓とそうめんを頼みました。

弾丸でも松山の味と黄金の液体だけはしっかりクリア。

すし丸 道後店 グルメ・レストラン

夜はもちろん道後温泉。
やわらかいお湯に包まれて至福の一時。

再度麦酒館のリベンジを考えましたが、混んでました。。。

最終日。

道後温泉で開催中の道後オンセナート2014「霧の彫刻」。

決まった時間に道後温泉本館から冷たい霧が吹きだして、夏はさわやか。

椿の湯で朝風呂。
ホテルに浴槽はあるとはいえ、道後温泉はこれに限りますね。

道後温泉椿の湯 温泉

松山最後の昼食は空港で。

せんざんき定食だいたい９００円。
もう少し多かったら言うことなしでしたが、美味しかったです。

レストラン東雲 松山空港ビル店 グルメ・レストラン