袋井市でバードウォッチング [2014](1)

2014/02/25 - 2014/02/26

　和歌山での那智の滝観光を午前中で終えて、その後予定していた伊勢神宮参拝を取りやめて急遽やってきた袋井市。目的地を探してうろうろ走り回り、やっと現地に辿り着いたのは１６時近くになっていました。
　目的は、ここに珍鳥サバンナシトドが出ているという情報を戴き、初見初撮りを狙っての事でした。ところが、目的地についてみるとバーダーはＫ市の鳥友一人だけでした。
　話を聞いてみると、今日は風が強くてサバンナシトドは朝から一度も出ていないとの事です。やむなく駅前のビジネスホテルで一泊し、翌朝に期待する事にしました。
翌朝６時にホテルを出発し、やっと念願の珍鳥サバンナシトドに御面会がかないました。

表紙写真は、珍鳥サバンナシトドが見られた袋井市の田園風景です。

（注）「珍鳥のブログへの掲載は慎重に」とのアドバイスを戴いておりましたが、撮影からすでに３ヶ月を過ぎて、冬鳥のサバンナシトドも完全に抜けたものと判断し、また、他のブログでも掲載されているので、今回、掲載に踏み切りました。

エリア 袋井(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝の袋井市の田園風景です。

かわいいワンちゃんの絵が書かれた工場？も見えます。

車の外に出ると、鳥さんが警戒して出ないというので、車の中で待機します。
私達が一番最初でしたが、後から続々とバーダーが集まりました。
１５〜２０人ぐらいバーダーが集まったかな？

まずは、ハクセキレイ（白鶺鴒）が露払いにお出ましです。(^_^;

でたっ！　\(^o^)／
・・・と思ったら、これはコジュリンの冬羽だそうです。

スズメ目ホオジロ科の鳥さんです。

コジュリン（小寿林）冬羽

コジュリンというと、茨城県の浮島でも見られますが、夏羽の頭が真っ黒いオスの個体しか見ていないので、冬羽のコジュリンは初撮りかも・・・。

コジュリン冬羽

オオジュリン冬羽にもよく似ていて、冬羽は識別が難しいです。(^_^;

コジュリン冬羽

夏鳥として、熊本県と本州北・中部で局地的に渡来します。

コジュリン冬羽

環境省レッドリストの絶滅危惧２類に指定されています。

やっと出ました。\(^o^)／　珍鳥サバンナシトドです。

初見初撮りです。嬉しい〜。\(^o^)／　

サバンナシトド

スズメ目ホオジロ科
別名：クサチヒメドリ

サバンナシトド

キマユホオジロに似ているとの情報でしたが、確かに眉斑が少し黄色っぽいですね。

サバンナシトド

バードウォッチングを始めて間もない頃、茨城県の浮島にも出た事がありましたが、探しても見つけられませんでした。

サバンナシトド

稀な冬鳥または迷鳥として、各地で記録があるそうです。

サバンナシトド

本来の生息地は、北米大陸だそうです。

サバンナシトド

カナダなどの北方で繁殖するものは、冬に南方に移動します。

サバンナシトド

その途中で、道？を間違えて日本にやってきたのでしょうか。

サバンナシトド

春になったら、元気で仲間のいるところに帰るんですよ。

こんどは、ホオアカ（頬赤）ですね。

留鳥または漂鳥です。
スズメ目ホオジロ科の鳥さんです。

こちらは、コジュリン冬羽ですね。

７時３０分を過ぎると、サバンナシトドはほとんど姿を見せなくなりました。
名残惜しいけど、これで帰ります。