世界一の繁栄を誇った東京は黄河の氾濫で地下に埋もれてしまいましたが只二棟の建築物が１０００年の歴史を経て今尚現存しています。その一つが鉄塔と呼ばれる開宝寺塔です。1049年創建の高さは55.08メートル、平面八角13層の塔である。基礎部分は黄河の氾濫で地下に埋もれているので当初の高さは不明です。外壁に褐色の瑠璃レンガが用いられている処から鉄のように見えるので鉄塔と呼ばれています。この外壁のレンガには菩薩や龍などのレリーフが埋め込まれていて美しいです。塔に登る事が出来て168段の階段を頂上まで上ると、開封の街を一望できるそうですが６０歳以上は登る事が禁止されており、見る事が出来ませんでした。鉄塔公園には他に接引殿は北宋時代に作られた接引佛とその内壁の壁画「西方極楽世界図」。そして霊感院にある玉で作られた顔の穏やかな弥勒菩薩像があります。<br />

開封の鉄塔公園・歴史建築物

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2014/05/24 - 2014/05/24

13位(同エリア98件中)

中国の風景さん

世界一の繁栄を誇った東京は黄河の氾濫で地下に埋もれてしまいましたが只二棟の建築物が１０００年の歴史を経て今尚現存しています。その一つが鉄塔と呼ばれる開宝寺塔です。1049年創建の高さは55.08メートル、平面八角13層の塔である。基礎部分は黄河の氾濫で地下に埋もれているので当初の高さは不明です。外壁に褐色の瑠璃レンガが用いられている処から鉄のように見えるので鉄塔と呼ばれています。この外壁のレンガには菩薩や龍などのレリーフが埋め込まれていて美しいです。塔に登る事が出来て168段の階段を頂上まで上ると、開封の街を一望できるそうですが６０歳以上は登る事が禁止されており、見る事が出来ませんでした。鉄塔公園には他に接引殿は北宋時代に作られた接引佛とその内壁の壁画「西方極楽世界図」。そして霊感院にある玉で作られた顔の穏やかな弥勒菩薩像があります。

エリア

開封(中国)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

交通: 3.0

同行者: 友人

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

入場券、２０元。
今朝は開封では少ないパン屋さんで朝食。
パン屋さんの店内。
高速鉄道のキップが売ってる。
１路のバスの終点が鉄塔公園。終点と言っても城壁の内側です。城門の安遠門（北門）も近くにあります。

１路のバス。地下は遺跡だらけで地下鉄は出来ない。
鉄塔公園入口。
鉄塔公園配置図。鉄塔は入り口から遠い。
真っ直ぐに道が伸びています。
数少ない日本語の説明。
開封鉄塔は開封市の東北隅に位置している。北宋の皇裕元年（西暦
１０４９年）に建立し、今まで１０００年あまりの歴史がある。
１９５５年に鉄塔辺りは公園として整備し、敷地面積」は37.24ｈａ、中国のＡＡＡＡ級風景区に指定されている。国家の重要文化財で、中国名園１００の１つでもある。園内で既存の文化財は北宋時代「開宝寺塔」と「接引殿」があり、民国の文物「白玉仏」もある。「開宝寺塔」「鉄塔」は国務院に１９６１年に第一陣の国家級重要文化財として指定され。「天下第一塔」と言われる。開封市に現存する２点の北宋時代の文物の内の一つで（もう一つは開封繁塔）、とても貴重な観賞価値と歴史研究価値がある。
「天下第一塔」の花車。
三拱橋。
道は鉄塔へと進む。
「天下第一塔」の石碑と「鉄塔」が見えます。
花の咲いてる路を進む。

極楽世界の牌坊。
接引殿の上に鉄塔が見える
霊感院山門。
霊感院の説明。
霊感院。
布袋様みたいなのが「薬師如来像」です。
岩のオブジェ。
木製の橋を渡り。
玉佛殿
白玉の仏様。霊感院にある玉で作られた顔の穏やかな弥勒菩薩像。
万佛殿。
接引殿。接引殿は北宋時代に作られた接引佛とその内壁の壁画「西方極楽世界図」。接引殿内は撮影禁止です。
いよいよ鉄塔の全景が見えて来ました。
接引殿の後側。
国家重点文物保護単位。　開宝寺塔。
鉄塔の説明。
日本語の説明があります。
鉄塔の原名は開宝寺塔だった。北宋の皇裕元年（西暦1049年）に建立し、高さ55.63ｍ、八角で十三層になり、中に１６６段の階段がある。巧みで完璧で絶妙なな建築芸術と勇壮で美しい姿で内外にその名を知られる。１９６１年に第一陣の国家重要文化財として指定された。塔の全体は茶色の瑠璃レンガで貼り付けられ、鉄のように見えることから、民間では「鉄塔」とも呼ばれている。鉄塔は現存の文化財の中では一番高く、歴史が最も長く、完璧に保存している瑠璃レンガ塔だから、「天下第一塔」と呼ばれている。鉄塔に貼り付けているレンガの表に五十種類余りの図案があり、飛天降龍、麒麟、座佛、菩薩、楽伎、花弁、などいずれも、生き生きとしている、北宋時代の趣がある。境内には木造と同じくさまざまな形のレンガからなり、ほぞと穴で接合し組み立てているため、とても頑丈である。鉄塔は建ててから今まで地震が４０数回、雹が２０数回、黄河の氾濫が六数回と度重なる災難に見舞われてながらも、今も高く聳え立っている。
千年経っても倒れない塔、建築技術の高さも高い。塔身の中には塔心柱があり、これが周囲の柱と螺旋階段で結合されていて、1000年の風雪に耐える堅固な造りとなっている。日本の五重の塔も塔心柱があるのは中国からの技術供与でしょう。
窓には仏様が嵌め込まれています。
開宝寺塔（鉄塔）は外壁にある見事な彫刻は見物です。鉄塔に貼り付けているレンガの表に五十種類余りの図案があり、飛天降龍、麒麟、座佛、菩薩、楽伎、花弁、などいずれも、生き生きとしています。

基礎部分は、黄河の氾濫により地下に埋まっている。何層目かの窓が現在の床に成っています。
レンガで組み合わされた精微なひさし。
塔に登るのは有料です。
６０歳以上は無料かなと思ったら、高齢者は登れない。
高齢者はここまで。
文物陳列館。
文物陳列館。
鉄塔の風鈴。
広場、
水謝長廊。
水上公園。
開封市文物保護単位、河南省佛学院旧址。
開放三宝、清明上河図、開封刺繍、呉増活画
博雅斎。
翠雲閣。
鉄塔の横顔、少し傾きがあるような。