開封まで無座の旅（立席）・高速鉄道

2014/05/21 - 2014/05/21

開封市は紀元前からの都で北宋の時代（９６０年から１１２７年）の間ここ開封を首都として全国の政治・経済の中心でした。当時の人口は168万人いたとされ、世界最大の都だったそうです。その繁栄を描い
た絵巻物が「清明上河図」です。中国万博開催時、中国館の目玉だった長い映像が「清明上河図」です。場所は中国の中心で「中原」と呼ばれています。首都開封は「東京」と呼ばれ、「北京」「南京」より勿論日本の「東京」より古く中国六大古都の一つです。黄河の南に位置し、黄河の氾濫で都は水没し、その上に都を作り、また水没を繰り替えし、地下には何層もの遺跡が残っているそうです。浦東空港で翌日の開封までのＤ列車のキップを買いに行った所売り切れ、日に３本あるＤ列車全て無し、しかたが無いので無座（座席無し）を購入しました。徐州東から開封までは高速鉄道の専用軌道がまだ無く在来線を走る為６時間半掛かります。長時間の席無しは老人にはキツイ旅でした。

エリア 開封(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日、浦東空港に到着時買に行ったが既に３本共売り切れ、予定を変えられないので「無座」（座席なし、自由席は存在しません）を購入しました。上海虹橋０７：２５発、開封１３：５２着、所要時間６時間２７分間。走行距離９１８ｋｍ、長時間座席の無いのは厳しい。金額は同額です。

朝の虹橋高速鉄道駅待合室。東京ドームより広い、地下鉄からの入り口は反対側なので端から端まで歩くと大変です。

開封到着時帰りのキップを確保。１４：５７発、上海虹橋２２：２１着、所要時間７時間２６分間。浦東で無いと言われたが買えて良かった、一安心です。飛行機、寝台列車、寝台バスかなと頭を過ぎりました。上海虹橋から地下鉄２号線に乗れましたが、人民広場で８号線には乗れませんでした。上海の地下鉄は終電が早い。

列車ごとの改札口が並ぶ。

発車１０分前前後に一斉改札です。

待合室の上にはレストラン街が並んでいます。

ケンタッキー。

朝食は永和大王で包子と豆乳で１４元。

待合室の上にはレストラン街が並んでいます。

レストラン、ショップの商業中心。

ディズニーショップ。

０７：２５　鄭州行きの改札が間もなく開始です。

虹橋駅のホーム。

最近高速鉄道は人気があり満席です。

最近高速鉄道は人気があり満席です。座席は無いが車両の指定がある。「無座」も発券枚数に限度があります。

同一方向に走る高速鉄道。

途中の駅、Ｇ列車で無くＤ列車なので停車駅が多い。徐州東と鄭州間は高速軌道が出来ていません。

荷物置き場に座る場所を確保。「無座」は空いてる席に座っても良いが満席で座る席がありません。虹橋で座ったが一駅で乗客が来ました。

個室の前の通路に座っています。

個室の洗面台に座っています。

座席の最後尾の隙間に入り込んだ人。

売店前に座ってる人。

食堂車を占拠した人。何も注文しなくても良いのか？

途中駅の停車時間にホームへ降りて煙草を吸う人が多い。

三本程抜かれるので１５分程時間があります。

高速列車の連結部分。

連結器。

Ｄ列車は良く停まります。

「無座」の人はホームで気分転換してます。

何処まで行っても満席です。

夕食は車内弁当４０元。幸いにも友人の席には乗客が最後まで来ず、交替で座りました。座席でゆっくり弁当を食べられました。

開封の手前の駅、商丘駅。前に来た事があります。

徐州東で在来線に入る為、方向転換します。座席の向きを乗客が逆にします。

やっと開封に着きました。６時間半の「無座」の旅は疲れました。

在来線の駅。中国の軌道は広軌なので高速列車も走れます。

開封駅前。昔の都ですが取り残された街と言う感じです。

駅前の長距離バスターミナル。開封客運駅。

開封駅に着くと即帰りのキップを確保しました。買えて良かった。

開封駅、今日も暑そうです。３０度越えてます。

開封駅、高速鉄道駅は別に出来そうです。

開封駅の待合室は大混雑。

徐州東駅は在来線から高速軌道に入る為、停車時間が長いのと座席の向きを変えます。