ウィーンで音楽家の墓地を訪問

2014/04/12 - 2014/04/25

ウィーンはクラシック音楽好きにとっては、音楽会に行くだけではなく、彼らのゆかりの地を訪問することも、大切な目的だ。1974年の初訪問以来、ウィーンには度々来たが、今回は天候もよく、久しぶりに中央墓地を訪問した。

最初の写真は３２Ａの中央にある左からベートーヴェンとモーツァルトとシューベルトのトリオの墓地。ただし、モーツァルトはここは墓地ではなく記念碑だ。

あと、聖マルクス墓地（モーツァルト）とグリンツィン墓地（マーラー）も訪問した。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

Zentralfriedhof中央墓地の入り口。71番電車で来る。

音楽家のコーナーの掲示板。３２Ａ区。

ベートーヴェンの墓。1974年に来た時は、自分で花を持ってきて、ここに捧げたが、今回は既に沢山、花があった。

モーツァルトの記念碑

シューベルトの墓

ブラームスの墓

ヨハン・シュトラウスの墓

ヨーゼフ・シュトラウス

ヨハン・シュトラウス一世

エデュアルト・シュトラウス

フーゴ・ヴォルフ

ヨーゼフ・ランナー

フランツ・ズッペ

カール・ミレッカー

ミュールフェルト

墓地内の道路は、はるか遠くまで続く。。。

墓地の出口。第2の門。

第2の門から71番電車で一駅、ウィーン側に戻ると、映画「第3の男」で最後に出る墓地への入り口、第1の門と長い道路を見に行った。Tor 1とあるのはDoor 1のこと。

第3の男のシーンは冬だったのだろう。木には、葉が茂っていなかったと思う。

71番電車でウィーンに戻る途中でSt.Marxで降りた。モーツァルトの墓地がある。ここが入り口。ただし、ここは、共同墓地で、モーツァルトがこのあたりに埋葬されたという事実はあるが、正確に特定された場所があるわけではない。ベートーヴェンは葬儀にウィーンの人が2万人も参加したそうだが、モーツァルトの葬儀は簡素で、妻のコンスタンツェも墓地まで来なかったという。悪妻だ。かえって、哀れを誘う。

左側の真ん中あたりにモーツァルトが埋葬されたとされる地域。

豪華な中央墓地と違い、こちらは質素だ。

モーツァルトの墓の表示

奥に見えるのが、モーツァルトの墓というか、記念碑。

なんだか哀しい雰囲気。モーツァルトの最後に相応しいのか。。。

周囲は花が咲き、慰められた。

これはグリンツィンの墓地の説明版。マーラーの墓があるというので、探す。なかなか見つからなかった。

やっと見つけたマーラーの墓。やや質素な感じだ。ユダヤ系であることと関係が。。。？
この近くにアルマ・マーラーの墓もあるらしいが、わからなかった。とおりがかった人たちに聞いたら、彼らもしらなかった。

後で、この3人連れの一人と、偶然、墓地の途中であい、電車の中であい、また、なんと、ウィーン空港であい、さらにロンドン行きの飛行機のなかでもあった！イギリス人で、シュトラウスの音楽愛好会のイギリス支部の会長とのことで、飛行機で並んで座ることにし、交流を深めた。勿論、何度も会った偶然に驚きあった！彼らはここにマーラーの墓があることを知らなかった。一緒に歩いていた老婦人はシュトラウス一家の子孫だそうだ！で、そのイギリス紳士はウィーンのシュトラウスの会で講演するために来たという。

話が脱線した。