ヴァッハウ渓谷をドナウ川下り

2014/04/12 - 2014/04/25

今度のウィーン滞在中、音楽会のない日にヴァッハウ渓谷まででかけた。朝、ウィーン西駅で、周遊券を一人49ユーロで買い、メルク修道院までまず電車で移動した。見物後、メルク修道院内のレストランで美味しいランチを食べ、ドナウ川下りの船に乗った。デュルンシュタインで船をおり、街というか村を散策して、ワイン・テイスティングを楽しんだ後、人気のワイン酒場で夕食を食べた。ここは、ドナウ川を見下ろし、ブドウ畑に囲まれた素敵な場所。この後、バスでクレームスまで移動。クレームスはかつて、国際会議で一週間滞在したところ。ここでも懐かしいクレームスの白ワインを一杯やってから、ウィーンに最終列車で宿に戻った。

なお、この列車は普通電車だが、2階席もあり、線路幅、車両幅もはるかに広い。乗り心地はとてもよい。日本の鉄道のカタカタゴトンの音は聞こえない。

エリア ヴァッハウ渓谷周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

ウィーンから鉄道で西に向かう。途中はウィーンの森を通過。

メルク修道院の駅に到着。

修道院入り口

修道院から下界を見る。すばらしい眺め。

1974年にここに入った記憶がよみがえった。当時のほうが綺麗だったかも。。。

豪華な書庫は撮影禁止。

この右下の修道院付属のレストランに入る。

メルク修道院を後にする。

この船でドナウ川下り

出発

ヴァッハウ渓谷のワイン畑

段々になったワイン畑。日射量が多く、南斜面はいい葡萄が収穫できる。ただし、ここの問題点は、機械化できないので、収穫費がたかくつく。どうしても、ワインも手作りだが、やや高いのは、しかたない。

懐かしのデュルンシュタインに到着

私はこの塔を昔から”ウェッジウッド”の塔と呼んでいる。左上の古城には、十字軍のリチャード獅子心王が幽閉されたところ。もっとも、幽閉とはいっても、この地方の名酒を楽しんだそうだ。

多くの船客は、さらに下流のクレームスまで乗っていく。どうして、ここで降りないのだろう？

ワイン名産地のひとつ、デュルンシュタイン。

Chorherrenstift修道院の内部にはいる

ワインショップで、話がはずみ、なんと超名門ピヒラーを2種、試飲させていただいた。流石の充実感。さらっと飲み下す白ワインとは次元が異なる。普通は、Gruner Vertliner, Rieslingをこのあたりでは飲むが、さらに、ヴァッハウのgeburztraminer, mascut、さらには名物杏酒などもこの日は3箇所で飲んだ。料理は普通にローカルなものにした。

Alter Kosterkellerで飲み、かつ、食べる。少し寒くても外で飲んだ。その内に、焚き火に火をつけてくれた。

なつかしいクレームスの街に移動。かつて、ここに一週間、国際会議で滞在した。

ここの教会でも復活祭のミサ。

列車でクレームスからウィーンに戻る

この旅行記へのコメント （1）

• dankeさん 2014/12/11 03:59:17

  電車内でほぼ同じ写真撮りましたよ

  tadさん、
  
  こちらの旅行記の写真の表紙の写真とほぼ同じ写真を撮ったのですが、私の場合、その中に母の顔が少しうつっていました。乗客わたしたちだけで。なんか母の顔モザイクかけるのも嫌だし、でも顔は公開したくないと思い結局旅行記に写真を載せませんでしたが、同じような構図で同じ社内、しかも私もメルク行きの朝のあの電車内で撮りました。tadさんのウィーンの旅行記で数枚
  
  デュルンシュタインは舟がとまらなかったのですが、そんなことありますか？私たちの乗っていない舟がすぐ（もう一つの会社）横にいて、彼らはとまったの記憶していますが。私は散策する予定はなかったのですが、もしいかれたい方がいたらどうしたのかなぁと思いました。可愛い街並みですね。tadさんはウィーン郊外にもたくさん行かれているので羨ましいです。