初マイレージ旅は中欧 (17)　のんびりウィーン散策と住宅街とドナウ川と

2014/04/01 - 2014/04/24

大韓航空のマイレージ、スカイパス。
クレジットカードも利用してコツコツ貯めて久しぶりのヨーロッパへ。
今まで行ったことのない国、スポーツ観戦という２つの希望を叶えてくれるのは中欧という結論に達し行先決定！
今回はチェコ・プラハを起点にポーランド、スロバキア、ハンガリー、オーストリアとまわってきました。

4/18
旅行を計画するときは1日ほど予備日を設定しています。
順調に進んでいたのでここで予備日を消化することにしました。
つまりは予定もなくただブラブラするだけ。
夜にはチェコ・プラハへバスで移動です。

1ユーロ=144.55円≒145円

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホステルのチェックアウトは10時まで。
なので少しこの辺りを散策してみることにしました。

ウィーン西駅
天井が高くて広々としています。
国際線もあるのでいろいろな施設がありました。
地下にはスーパーも入ったショッピングセンターがあります。

ウィーン西駅 駅

改札がないのでホームに入ってみました。
見るからに長距離用の列車が並んでいました。

駅ビル？
オフィスビルの様です。
この後9時半にチェックアウト後ホステル内のコインロッカー(デポジットに２ユーロが必要ですが実質無料)にバックパックを預け市街へ。

フラッと来て思わず立ち止まったのが昨日も来た乗馬学校の厩舎です。

スペイン乗馬学校 アクティビティ・乗り物体験

時おり馬が顔をあげる瞬間を思わず待ってしまいました。

何か品のある顔立ちです。

ミヒャエル広場に来てみると観光馬車が通っていきました。

客待ちの馬車と王宮。
絵になります。

ミヒャエル広場からドームに入ってみました。
見事な建築です。
素人の私でも凄さがわかりました。

王宮をぬけると広場に出ました。
左手には新王宮が見えます。

新王宮 城・宮殿

この辺りは多くの観光用馬車を見られました。

カール大公の騎馬像
この像の下で本を読んだり日向ぼっこをしている人がいました。
おかげでのんびりとした雰囲気が醸し出されていました。

ブルク門をめざし王宮を後にしました。

路面電車に乗ってリンクをほぼ半周しました。

郵便貯金局
建築業界では注目の建築物とのこと。

郵便貯金局 現代・近代建築

無機質な感じがします。
1912年に建てられたようですが確かにその頃の未来的な建築という素人的な感想です。

郵便貯金局を訪れるのに降りた路面電車の停留所近くに銅像を見つけました。

よく見るとラデツキー行進曲でおなじみのラデツキー伯爵の像でした。
すぐにMP3からラデツキー行進曲を選曲しそれに合わせて手拍子してしまいました。
周りに誰もいなくてよかった...

11時半になったのでアンカー時計を見に行ってみました。
20分前に着いた時は既に数十人は時計前で待機していました。

アンカー時計 建造物

毎時丁度に人形が現れるのですが正午には12体全員が登場します。

登場するのはウィーンにゆかりのある歴史的人物とのこと。

時計の左右には窓があります。
その左の窓には次に時計に搭乗する人形が見えます。

登場が単調なので徐々に飽きてきました。
ウィーンの歴史に興味がある人なら面白いのでしょうが。

アンカー時計を後にして地図を見ずにブラブラしてみました。
すると教会に遭遇しました。

路地裏の小路にも色々なお店があって歩くだけでも楽しめます。

12時半をまわってランチタイム！
今日もJCBプラザでもらったリストから決めました。
Augustiner Keller

雰囲気もよさそうです。

アウグスティーナーケラー 地元の料理

ワインも豊富の様です。

雰囲気もGOOD！

スタッフはフレンドリーでした。

メニューには英語表記もあるので助かります。

ダンプリングの付いたグラーシュを注文しました。
ダンプリングの存在感がスゴイです。
申し分ない味でした。　Yummy!

ワインが有名ですが思わずビールを頼んでしまいました。
ただ唯一残念だったのがビールの提供が遅かったことです。

おととい訪れた楽友協会ホールのすぐ近くの公園カールス公園まで酔い覚ましも兼ねて歩いてきました。

ふと見上げると飛行機雲。
ポーランド、ハンガリーとこの旅ではよく見られました。
首都が空港に近くさらに市街地の上空を飛んでいる証拠でしょう。
でもうるさく感じられないのがいいです。

カールス教会前の広場では多くの人が座って休んでいました。
私も少しここで酔い覚ましをしました。

カールス教会 寺院・教会

教会の前では中世の格好をした人がコンサートのチケット営業をしていました。
こういうのを見るとあまり人気がないのかなと思ってしまいます。

カールス教会右の通りの先にも教会の様な尖塔が見えました。

広場の花壇にはチューリップが満開です。
つくづくいい季節に来たと思います。

昔駅舎だったオットー・ヴァーグナー・パビリオン・カールプラッツ。
向かって左側に地下鉄の駅に向かう階段があります。
プラハへのバスまで3時間強あります。
次どこに行こうと考えた時に思いついたのが観光客のあまりいない所という結論に達しました。
まずは地下鉄に乗り込みます。

オットー ヴァーグナー パビリオン カールスプラッツ 現代・近代建築

地下鉄U1北の終点レオポルダウ(Leopoldau)に来ました。

レオポルダウ駅
近代的な駅。
この時間はあまり駅に人はいませんでした。

典型的な郊外の住宅街の様です。
この辺りをウロウロしたら不審者とみられても当然の様な雰囲気です。

駅の反対側に出てみました。
こちらも住宅街です。地下鉄駅の隣にSバーンの駅がありました。
ウィーンの中心街まで30分程なので住むには絶好の街と思います。

暫く駅近くの広場(空き地？)付近を歩いてみました。

この辺りの家の庭は広そうです。
やっぱり住むなら郊外がいいと改めて思ってしまいました。

また地下鉄に乗って移動です。

来る時に気になっていた駅で途中下車しました。
ドナウインゼル(Donauinsel)駅

ドナウインゼル駅 駅

Donauinselはドナウ川と新ドナウ川の間にあります。
もちろんここでもBGMは「美しき青きドナウ」です。

新ドナウ川の向こうには高層ビルが建っています。
ビジネス街の様です。

橋を渡って新ドナウ川を越えます。

橋より下流側。
川沿いは緑が多いですが集合住宅もありました。

こちらは上流側。
大きな橋やビルも見えますがより自然を感じられます。

橋の先の川沿いはカフェやレストランが並んでいました。
ギリシャ料理の店まであるようです。
その向こうには大きな集合住宅があります。
ここは人口密度が高そう。
帰国して調べたらコパカグラーナという所でした。

コパカグラーナ 散歩・街歩き

ホステルに戻って荷物をピックアップしてからErdbergのバスターミナルへ向かいました。
確か出発時間の15分前までにチェックインするように言われていました。
着いた時にチェックインの長い列ができていたので焦りましたがチェックインが開始されるとあっという間に手続きが完了できました。

ウィーン国際バスターミナル(VIB) バス系

乗車前に腹ごしらえです。
ウィーン最後の食事はホットドック(3ユーロ)です。
パンに切れ目を入れてソーセージを挟むのではなく、パンを縦に穿って穴を作りそこにソーセージを押し込んでいました。

乗車するバスはEurolinesでした。
イギリスにいた時には何度か利用したバス会社です。

バス内にトイレがあるためか途中休憩することなく走り続けました。
22時プラハ着予定でしたが約20分早く着きました。

フローレンツバスターミナル バス系

この夜の宿はまだ決まっていません。
ポーランドに行く前に泊まった民宿桐渕には大体2週間後に戻ってくると伝えていただけでした(個人旅行の為日程は流動的なので)。
電話して開いていなければSpy Cityで近場のホステルをさがすことにしました。
幸い部屋は空いているとのこと。
バスターミナルのあるフローレンツからバスで1本で行けます。
その前に夕食ですが手っ取り早く近くのマクドナルドで済ませました。

23時半に民宿桐渕に着きました。
案内された部屋は1F。
ここもきれいな部屋です。

民宿 桐渕 ホテル

これから5日間滞在する予定なので冷蔵庫や電子レンジがあるのは助かりました。
バス・トイレは共同ですがほとんど自分一人で使っていたようです。