初マイレージ旅は中欧 (4)　ワルシャワでアカデミックな午前と庶民的な午後

2014/04/01 - 2014/04/24

大韓航空のマイレージ、スカイパス。
クレジットカードも利用してコツコツ貯めて久しぶりのヨーロッパへ。
今まで行ったことのない国、スポーツ観戦という２つの希望を叶えてくれるのは中欧という結論に達し行先決定！
今回はチェコ・プラハを起点にポーランド、スロバキア、ハンガリー、オーストリアとまわってきました。

4/5
ワルシャワで行ってみたかったところは３つ。
・レギアの(サッカー)試合観戦
・ショパン博物館
・キュリー夫人博物館
サッカー観戦は昨日チケットを購入し明日開催なので午前はそれ以外の２つを中心にまわりました。
また午後はプラガと呼ばれる地区にも行ってみることに。
そしたら国立競技場に着いてしまい、そのままスタジアムツアーに参加してしまいました。

1PLN≒34.5円

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日のスタートはコペルニクス像から、と思っていたらその前に馬車が来ました。

どうやらテレビクルーを乗せるための様です。

気を取り直して出発です。

コペルニクスの像 (ワルシャワ) モニュメント・記念碑

クラクフ郊外通りにはいくつかこのような案内地図が彫られたベンチがあります。
正直夏でなければ冷たくて座る気にはなりません。

でも素晴らしいのはボタンを押すとショパンの曲が流れるということ。

すぐ近くにある聖十字架教会に入ってみます。

聖十字架教会 (ワルシャワ) 寺院・教会

大きくて豪勢な印象を受けました。

祈りをささげている人はあまりいませんでした。

少ないと言っても熱心な信者はいます。

懺悔(?)をしている人がいました。
その場面を撮るのは憚れたので終わっていなくなってから撮らせてもらいました。

ワルシャワ大学
私とは縁のない大学です。

ワルシャワ大学 建造物

ヴィジトキ教会
ガイドブックによればショパンが日曜ミサで演奏したとか。

大統領官邸
通りから奥まったところにあり立ち入り禁止になっていますがセキュリティ面からこれで大丈夫？と思えるほど手薄な感じです。

大統領官邸 (ラジヴィウ宮殿) 城・宮殿

聖ヨゼフ教会
この辺りは本当に教会と像が多いです。

朝見たテレビクルーを乗せた馬車がまた前を通っていきました。

王宮広場到着です。
観光スポットですが９時でまだまだ寒いので人があまりいませんでした。

王宮広場 広場・公園

昨夜ライトアップしていた国立競技場。
日中はあまり自己主張していません。

ジグムント３世の碑
王宮広場で待ち合わせには最適でしょう。

ジグムント3世の碑 モニュメント・記念碑

旧王宮
13世紀ジグムト３世の城郭だったものが1526年からポーランド国王の居城に。
ポーランドの首都をクラクフから遷都すると立法府・行政当局として利用されたそうです。
第２次大戦中に破壊されたようですが見事に復元されています。

旧王宮 (旧王宮博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

王宮広場から旧市街広場に行く途中に聖礼者ヨハネ大聖堂があります。

ワルシャワで最も古い教会ということですがとてもきれいで古さを感じさせません。

ステンドグラスがとてもきれいです。

旧市街広場
中心には剣を振り上げた人魚像があります。

旧市街広場 旧市街・古い町並み

人魚は姉妹でもう一人はデンマーク・コペンハーゲン港の入口に座っているという伝説があります。
面白い！

広場の周りにはパステル色の建物もあります。
見事にマッチしています。

馬車でまわる観光地をまわることもできるようです。
日本だったら馬車ではなく人力車でしょうね。

旧市街を赤レンガが囲んでいます。
城壁に沿ってぐるっとまわると中世の街並みが楽しめます。

旧王宮同様第２次世界大戦で破壊されましたが見事に復元されています。

キュリー夫人博物館に入ってみました。 11PLN
生家でもあります。

キュリー夫人博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ワンフロアだけの小ぢんまりとした博物館です。
入って最初にキュリー家の家系図がありました。

正直物理に興味があるわけではありません。
小学生の時にNHKでキュリー夫人の映画を見てからなぜか興味を持つようになりました。

実験で使用していた器具もあります。
当時としては普通でしょうが現代から見ると粗末なものに見えてしまいます。
こんなもので(失礼)よくラジウムやポロニウムを発見できたなあと思ってしまいました。
それだけ優秀だったということでしょう。

王宮広場を通ってショパン博物館へ向かいました。
途中の大統領官邸前には警備の人が２人。
寒そうです。

大統領官邸 (ラジヴィウ宮殿) 城・宮殿

ショパン博物館
22PLN

ショパン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入場券は紙ではなくカードでした。
出る時に回収されます。

立つ所によって違うショパンの曲が流れてきます。
エンターテインメント性あります。

ショパンが亡くなった時は衝撃だったのでしょう。
Chopin is no more の一文が物語っています。

ショパンのデスマスクと髪の毛まで展示されていました。

展示の仕方が独特です。

博物館自体がハイソサエティの感があります。

天井もこの通り。

窓から壁画が見えました。
ショパンが描かれているようです。

ショパンが生きた時代のサロンとはこんな感じだったとか。

引き出しを引くと直筆の譜面が出てきます。
それと同時に曲も流れてきます。
なかなかいい演出です。

間違いを直しているところが直筆っぽくていいですね。

地下の展示

実は特別ショパンが好きというわけではありません。
でも読書するときのBGMなどについつい聞いてしまう曲が多いのがショパンの作品。
ということで２時間も滞在してしまいました。

王宮広場に戻ってきました。
さすがにこの時間(15：25)になると人も多く集まっています。

王宮広場 広場・公園

これからどこに行こうかと地図を広げたところで気になる場所を見つけました。
それはプラガと言われている地区。
以前は治安が悪いと言われていたようですが最近はだいぶ良くなったようです。
まるでニューヨークのハーレムの様(行ったことはないけれど)。
ヴィスワ川を渡ったところにあります。

歩いて橋を渡るとプラガ地区。
多くの人が行き交っているようです。

聖ミカエル、聖フロリアヌス大聖堂

動物園が近いということで大通り沿いに熊がいました。
親子連れが多く見ていました。

やはり旧市街と雰囲気が違います。
この先の大通りは大規模な道路工事をしていました。

聖マグダラのマリア・ギリシア正教会。
ちょっと通りから奥まったところにあるので最初は気づきませんでした。

オーソドックス教会 寺院・教会

中に入ると外から見る以上に大きく感じます。
そして聖十字架教会に負けず豪華な装飾でした。

プラガ地区にあるショッピングセンターに入ってみました。
カルフールも入っています。

カルフールの鮮魚
地元で見られない魚が結構ありました。
もっとも海なし県なのであまり詳しくありませんが (^^ゞ

野菜の陳列も欧米流でダイナミックでした。
そしてパンを買ってこれが今日の昼食となってしまいました。

南の方に行ってみました。
週末だからかちょっと閑散としています。
ここも将来再開発されるのでしょうか。

プラガ地区を南下していたら国立競技場近くに着きました。
Euro2012の準決勝・準々決勝の会場となったことからきれいに整備されています。
ここは競技場最寄りの駅。
新しいのできれいです。

国立競技場周辺はあまり人は見かけませんでしたが近づくにつれプレハブ小屋を多く見られるようになりました。

警備をしている人に聞くと翌日マラソン大会があるようでプレハブ小屋は着替えなどをする為だそうです。

列車の本数も多い様です。

ランナーだけではなく観客も楽しめるように明日の大会にはいろんなイベントがあるようです。
東京マラソンも参考にすればと思ってしまいました。

てっきり国立競技場の近くには行けないものと思っていました。
しかし散歩する人やジョギングをしている人が沢山います。
すると施設の中に入っている人までいました。
警備員に聞くとレセプションに行けと言われたので．．．

どうやらスタジアムツアーがあるようです。
色々なツアーがるようでしたが選手のロッカールームやVIPルームが見学できるプレミアムツアーに参加しました(25PLN)。
レセプションは英語が通じますがツアーはポーランド語です。
でも雰囲気が楽しめるからポーランド語がわからない人でも参加していると言っていました。

エレベーターで上階へ。
試合があると多くの人が出入りするので通路はかなり幅が広いです。

ピッチには青々とした芝生が．．．ありません。
ヨットなどマリーン関連の展示会が行われていました。

さすがVIP席だけあって足が十分伸ばせます。

移動してゴール裏へ。

ツアーの参加者は熱心に説明を聞いていますが私は雰囲気を楽しむだけです。

VIPルームからもピッチがよく見えそうです。

１階に下りてきました。
ここは選手など関係者入口のようです。

そして直接控室につながる出入口に車をつけていくようなことを。

ロッカールーム

飾ってあるのはEuro2012のポーランドの選手のユニフォームかな？

ArsenalのEmirates Stadiumのロッカールームよりちょっと小ぶりかな。

ロッカールームの隣にはマッサージルームがありました。

シャワールーム

バスタブまであります。
汗を流すのが目的なのでリラックスするのは無理でしょう。

また上階に上がりました。

ここもVIPルームの様です。

これにて45分程のツアーは終了です。

今度はここで試合を見てみたいです。

国立競技場を後にします。

18時半になり徐々に暗くなってきました。

来た道とほぼ同じ道をたどりプラガに戻りました。
土曜の夕方は人通りがほとんどない所もありました。
楽器を演奏する等身大の像は多くの芸術家がアトリエを構えていることの証でしょうか。

聖ミカエル、聖フロリアヌス大聖堂
ちょっと覗いてみます。

ミサ(?)が行われていました。
そそくさと退散です。

ヴィスワ川に架かる橋から中心部の光景です。

空港からワルシャワの中心地まではそれほど離れていないのでよく低空を飛ぶ飛行機や飛行機雲が見えました。

旧市街広場ではレストランが明かりをつけて営業しています。
でも寒いのでほとんど外で食事をしている人はいませんでした。

王宮広場 広場・公園

旧市街広場から新市街広場さらにその先(北)に進んでみました。

ポローニア・ワルシャワのスタジアムを見つけました。
丁度試合中の様です。
ここもセキュリティが厳しそう。

ピッチが少し見える場所を見つけました。
警備の人も見逃してくれました。

観客は少なそうでしたが盛り上がっていました。

旧市街広場付近ではアイスクリームやワッフルを食べている人を良く見かけます。
さすがにアイスクリームは食べる気がしませんでしたがワッフルには興味あります。
ということで食べることに。
テイクアウト、イートインどちらもできます。
店内は満席でしたが出来上がるのを待っている間に席が空きました。

多くのフルーツがのっているのでこれにしました。
6.05PLN
ワッフルもクリームも軽いです。
食べにくいので歩きながら食べるのは難しいと思います。

ホステルの正面にある小さな公園。
文化科学宮殿のライトアップがきれいです。