初マイレージ旅は中欧 (1)　プラハの街歩きと初のホッケー観戦

2014/04/01 - 2014/04/24

大韓航空のマイレージ、スカイパス。
クレジットカードも利用してコツコツ貯めて久しぶりのヨーロッパへ。
今まで行ったことのない国、スポーツ観戦という２つの希望を叶えてくれるのは中欧という結論に達し行先決定！
今回はチェコ・プラハを起点にポーランド、スロバキア、ハンガリー、オーストリアとまわってきました。

4/1 トランジットのためソウル１泊して仁川空港からプラハに到着。
翌日(4/2)は夜行バスでポーランドへ移動します。
その間に昼はプラハ散策、夜は初めてのアイスホッケー観戦です。

久しぶりのヨーロッパ。期待大です。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

仁川空港(ICN)
私が搭乗するKE935は定刻通りの様です。

早速チェックインです。
手続きをしてもらっている時に大韓航空のスタッフから東京からプラハへの直行便はないのか聞かれました。
ないと答えた後その方がソウル旅行がおまけで着いてくるからいいと言ったら笑っていました。

出国審査を終えて搭乗ゲートへ向かいます。
大きくて機能的そしてわかりやすい。
さすが仁川空港です。

搭乗ゲートは7番。
端にありました。

KE935の機材はB747-400
日系航空会社がジャンボジェットをどんどん引退させていますが大韓航空はまだまだ現役です。

シートは予めネットで指定しておきました。
一番後ろの窓側
後の人に遠慮することなくリクライニングが利用できます。

およそ11時間のフライトです。
搭乗率は8割強といったところでしょうか。
私の周りには韓国のおばちゃん軍団が．．．
日本も韓国ともに女性強し。

初めてKEのA380を見ました。
アシアナ航空機とのKissing。

離陸して10分の光景です。
仁川周辺はまだまだ開発途上の様です。

離陸して1時間ほどで食事が出ました。
KE長距離線ではおなじみ(?)のビビンバです。

ただ今ロシア上空を飛行中。
「ゼロ・グラビティ(Gravity)」と「アナと雪の女王(Frozen)」を鑑賞しました。

到着3時間前に2回目の食事が出ました。
ビーフ、ポークorシーフードでビーフをチョイスしました。
味はまあまあ。
2回の食事の間におにぎりが提供されました。適当に取った1個の中身が韓国の甘辛い味噌で絶妙にごはんとマッチしていました。
韓国風おにぎり、恐るべし！

間もなく着陸です。
チェコの街並みが見えてきました。

見事なランディングでした。
さすがプラハだけあってヨーロッパの航空機が多く駐機しています。
私の好きなeasyJetも見つけました。

最近改名した「ヴァーツラフ・ハヴェル国際空港」

ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港(PRG) 空港

日本では見られないチェコ航空機が並んでいます。

仁川からプラハまでの飛行を終えたB747-400に感謝です。

韓国・金浦空港同様パスポートを管理官に渡しただけで何も聞かれませんでした。
そしてチェコ入国！
パスポートの入国印を見たら空港の旧名であるRUZYNEとありました。

首都の空港なのに小さいというのが印象です。
まずは両替。他国同様空港の両替所は想像以上にレートが悪かったです。加えて手数料もとるし．．．
100円＝17.2489コルナ手数料を考慮すると1コルナ＝6.156円≒6.2円
コルナがないので仕方なく1万円のみ両替しました。

インフォメーションで地図をもらいました。
チェコ語とドイツ語しかありません。
英語版はないのか聞いたら地図だから英語版も表記は同じでしょうと言われ納得です。

インフォメーションではチケットも買えます。
32コルナのチケットを購入。
これでバス、地下鉄、トラムに90分乗れます。

バス停に向かいます。

100番のバスに乗り込みました。

20分弱でズリチーン駅に到着しました。
多くの人が地下鉄の駅に向かっています。
そして私もその流れに乗りました。

丁度地下鉄が来ていました。

とりあえず多くのトラムと合流している駅で降りてみました。
駅を出ると目の前に大きな川(ヴルタヴァ川)と橋が．．．

24番のトラムに乗りたかったのですがそれらしきものが見つかりません。
一駅乗ったらようやく見つけられました。

18時半過ぎにSlaviaに到着です。
桜(?)が咲いていました。

サッカーのスラビア・プラハのスタジアムが目の前にあります。
後で聞いたところチェコで一番大きいスタジアムで国際試合もここで行われるとか。
コンサート会場としても使われるそうです。

15分程さかをのぼって着いたのが今日の宿、民宿桐渕。
チェコやプラハの情報だけでなくアイスホッケーの事やレートのいい両替所なども教えてくれました。

民宿 桐渕 ホテル

今回は1泊のみ。
3階の部屋に案内されました。
広い、きれい。
1,200コルナ/泊
今回も貧乏旅行なので決して安くはありませんが部屋にはPCがあったりさまざまな質問にも答えてくれるなど大満足の宿です。

夕食がまだだったのでどうしたらいいか尋ねたら
・近くにスーパーがあるのでそこで何か買って帰る
・近くにホテルのレストランがあるのでそこで食べる
の選択肢を教えてくれました。
せっかくチェコに来たのだからと後者を選択しました。
歩いて5分弱程で到着です。
チェコ語のメニューしかないので宿で日本語のメニューを借りました。
それだけおすすめなのでしょう。

まずはチェコで最初の一杯。
Kozel
スーッと飲んでしまいます。

チキンとポークのグランベリーソース和え
ポテトの付け合せで135コルナ。
ビールとあわせても161コルナ。日本円で1,000円ほど。
民宿桐渕のオーナーによればプラハ中心街の2/3程の値段だそうです。
確かにお得！

3F窓からの眺め
遠くに見える夜景がきれいです。
そして静か。

いつものことですが旅先では早起きになります。
この日も4時半前に起きてしまいました。

民宿 桐渕 ホテル

8時に朝食が部屋に運ばれるのでその前にちょっと散歩をしました。
前日はSlaviaから丘を登る感じて宿に着いたので反対側に降りてみました。
大通りに出るとここにもKarflandというスーパーを発見。
7時過ぎでしたが開いていました。

プラハ郊外朝の通勤風景？

宿に戻ると丁度朝食の時間でした。
運ばれてきた朝食は．．．
豪華、すごいボリューム！
そして窓を開けるとひんやりとした空気と鳥の鳴き声が流れてきました。
究極の朝食

チェックアウト後バスでフローレンツに来ました。

フローレンツ駅 駅

フローレンツのバスターミナルに着きました。
ここが今晩出発するポーランド・グダンスク行きの夜行バス発車場です。
まず最初にバックパックを預けます。
これで行動範囲が広がります。

フローレンツバスターミナル バス系

今夜のバスはポルスキバスというポーランドの会社。
ネットで予約済みなのですがどのバス停か確認しておきました。
これでひと安心。

今夜のホッケーの試合のチケットを買いに来ました。
地下鉄でフローレンツから2つ目、ナドラジー・ホレショヴィツェ駅。

プラハ ホレショヴィツェ駅 駅

駅を出たところで八百屋を発見。
ちょっとベンチに座ってその風景を見てしまいました。

駅を出て間違えて進んでいました。
人に聞いて反対方向とわかりましたが間違えたおかげでこんなアーティスティックなオブジェとご対面できました。

ホッケーの試合会場Tipsport Arenaに到着しました。
しかし人気がありません。
スタジアムに併設しているスパルタショップも閉店しています。
係員がいたので聞いてみるとチケットは13時から発売されると言われました。
市街地に戻ります。

ホッケーの試合までは予定なし。
街をブラブラするだけです。
ということで目的がないので地下鉄のホームでどこに行こうか考えていたら入線してきてしまいました。

とりあえず路線図で一番賑わっていそうな所ということでムゼウムにしました。
地上にあがあると威厳のある建物が。
これが駅名になった国立博物館の様です。

国立博物館の前には聖ヴァーツラフ騎馬像があります。

ヴァーツラフ広場
「プラハの春」で世界から注目された場所も今はベンチでのんびりする人もいたりして平和そのものです。

ヴァーツラフ広場をトラムが横切ったりもします。

土産物屋が並んだ市場を見つけました。
テンションアップ

ハヴェルシュカ マーケット 市場

魔女のお土産が沢山ありました。
音に反応して笑うという品。
見るのは面白いけれど買って帰るのは．．．

マグカップや皿の土産物屋

フルーツ屋もありました。

フルーツ安い！
49.9コルナ

市場越しに教会が見えます。
お気に入りの一枚。

先に進みます。

旧市街広場に出ました。
多くの観光客そしてお店が出ています。

旧市街広場 広場・公園

馬車までありました。
観光用です。
石畳を走る馬の蹄の音がいい感じ。

ヤン・フス像
多くの人が集まっていました。

ヤン フス像 モニュメント・記念碑

旧市街広場を後にします。
民宿桐渕のオーナーに教えてもらった両替所です。
確かにほかのところと比べてレートは良かったです。

マーネスーフ橋に着きました。

ヴルタヴァ川そしてカレル橋が見えました。
カレル橋に行ってみます。

近づけば近づくほど多くの人がカレル橋を訪れているのがわかります。

旧市街橋塔
存在感あります。

旧市街橋塔 建造物

旧市街橋塔の向かいには教会がありました。
この間の道はトラムが走っています。

振り返って旧市街橋塔をくぐります。

カレル橋には多くの像が鎮座しています。

カレル橋 建造物

像だけではありません。
似顔絵描きや土産物屋などが並んでいます。

カレル橋からヴルタヴァ川の眺め

ほぼ橋の中央にある聖ヤン・ネポムツキー像
幸運が訪れると多くの人が台にふれているのでそこだけ色が変わっています。

さらに先に進んでみます。
橋の端まで賑わっています。

マラー・ストラナ地区に入ります。

カレル橋 建造物

マラーストラナ広場に着きました。
トラムの往来が激しく多くの人が行き交っています。

マラーストラナ広場 広場・公園

お腹が空いたなあ、と思い上がらマラーストラナ広場から旧市街広場そしてヴァーツラフ広場まで戻ってしまいました。
結局この広場のスタンドでソーセージとコーラが昼食です。
これで120コルナ。
いかに昨日の夕食が安かったかを改めて実感しました。

朝とは逆に広場を進んでいきます。
この時間(14時半前)になると多くの人が飲食を楽しんでいます。

ヴァーツラフ広場 広場・公園

聖ヴァーツラフ騎馬像と国立博物館
朝見たのですが太陽の位置が変わったので雰囲気が少し変わっていました。

再度Tipsport Arenaに行きようやくチケットを購入しました。
300コルナ、日本円で1,600円弱です。
アイスホッケーを観戦したことがないのですがトップレベルの試合が2,000円もしないのは日本の感覚ではお得感満載でしょう。
でもチェコの人にとって300コルナは少々高いようです。

試合時間まで時間があるので街中まで戻りました。
トラムに乗っていて気になったのがここです。

桜がきれいに咲いています。

トラムが通ると絵になります。

花のきれいなところにはベンチ。
そこには多くの人が休んでいます。
確かにこんなところでゆっくりするのもいいかも。
サンドウィッチなんかを頬張りながら。

公園の中を進んでみます。

ケーブルカーの発着所に着きました。
早速乗車。
1日券を持っているのでそれを見せるだけでOK。

ケーブルカーに自転車を持ち込む乗客がいました。
正直うらやましいです。
日本も早くこういう状況になってほしい．．．

車窓より

車内からもハッキリプラハ城が見えます。

到着しました。
降りると一面に庭園が広がっています。

多くの人がピクニックを楽しんでいます。
羨ましい〜。

塔を見つけました。
展望台の様なので早速登ってみることに。

ペトシーン展望台タワー 建造物

入場料120コルナ
この様な狭い階段をのぼっていきます。
因みに登り用と下り用2つの階段があります。

１階に到着しました。
後でわかったのはここは20mのぼったということ。
なかなかの眺めです。

旧市街も一望できます。

ヴルタヴァ川のくねり具合も確認できます。

展望台の近くに教会を確認しました。
それにしても首都なのに緑が沢山あります。

さらにのぼり展望台の２階に到着です。
さらにいい眺め。
高さ60m
プラハ城の全体像がわかります。

こちらは旧市街

ヴルタヴァ川に架かるカレル橋

こちらは南側。
やっぱり緑が多いです。

丘のケーブルカー発着所付近
あとひと月ほどたったらいろいろな花が咲きそうです。

南西方面には団地が見えました。
中心地に近いので利便性はかなりいいでしょう。

展望台にいた係員に聞いてみたらストラホフというスタジアムだそうです。
サッカースタジアムのようにも見えましたが陸上競技用とのこと。
明らかにサッカー用にしては大きすぎます。
でも5つに分けてサッカーの練習場としても使われていると言っていました。

ケーブルカーではなく歩いて丘を降りることにしました。

ケーブルカーには２つの橋が架かっていてこのように見下ろすことができます。

ケーブルカーが並ぶときがシャッターチャンスの様です。
私だけでなく多くの観光客がこのタイミングを待っていました。

丘から降りている途中でも森と街を眺めることができます。
プラハ城もハッキリ。

歩きながら「プラハに住んでいたら絶対に週末ここで１日もしくは半日過ごすだろうなあ」と思っていました。

家族連れだけやカップルだけでなく若者のグループも楽しんでいました。

そう、こんな所で寝そべって本なんか読んでみたいですね。

子供たちが無邪気に遊んでいます。
妬みも込めて「君たちはどんなに素晴らしい環境で遊んでいるのかわからないだろうなあ」と思ってしまいました。

さあ、時間です。
ホッケーの試合会場であるTipsport Arenaに向かいます(本日3度目)。
前にはSpartaの対戦相手であるBrnoのファンが歩いていました。

試合開始1時間半前になってもまだ会場には入れません。

多くの人は近くでビールを飲んで時間潰し。
私もチェコに来たならと試合前に1杯飲みました。
ここでもビールは0.3Lで17コルナ(100円ちょっと)と激安です。

会場に入るのにセキュリティチェックがありました。
セキュリティチェックがあるのはサッカーだけかと思っていました。
寒さ対策バッチリです。

初めてのアイスホッケーが世界でもトップレベルのチェコの試合とはラッキーです。

試合前のちょっとしたパフォーマンス。
試合だけでなく結構イベント性がありました。

光もうまく使っています。

いよいよ試合開始です。

その前に整列です。

試合前に国歌斉唱。
観客一同起立。
チェコの国歌、当然歌えません。

スピーディーな展開です。
日本ではスポーツ番組で見た程度でしたがやっぱり生で観戦すると迫力あります。

ちょっとしたインターバルでも音楽や光の演出があります。
結構楽しい！

試合は終始Brnoペース。
サッカー観戦の経験からですが実力はSpartaの方が上です。
Spartaにとっては典型的な格下の相手に負けてしまうスパイラルに陥ってしまった展開でした。

熱狂的なファンはサッカー同様ゴール裏に陣取っています。

ホッケー名物乱闘もレフリーの素早い対応で防いでいました。

Sparta Praha 2-5 Kometa Brno
数少ないブルノファンは大盛り上がりです。

試合終了後最前列の席に行ってみました。
サッカーでいうところのピッチレベルの眺めを確認したくて。

スパルタファンは肩を落として帰っていきました。

フローレンツのバスターミナルに戻ったのは22時。
まだ出発まで2時間近くありました。
併設しているミニスーパー(コンビニ？)でサンドウィッチを買って夕食です。

バックパックを受け取って後はバスを待つだけ。

フローレンツバスターミナル バス系

23時55分発のポーランド・グダンスク行きのバスが到着しました。
ポルスキバスというポーランドの民間会社が運行しています。
乗り心地はGood。

フローレンツバスターミナル バス系

この旅行記へのコメント （3）

• ateruiさん 2014/05/10 22:31:27

  うらやましい

  いやいや本場で
  アイスホッケー観戦はうらやましいです
  enn8801

  HIDSYさん からの返信 2014/05/10 22:57:17

  RE: うらやましい

  enn8801さん　
  
  コメントありがとうございます。
  
  シーズン終盤で見れたのはラッキーでした。
  ハンガリーではたまたまEuro Ice Hockey Challengeという
  大会でハンガリーvオーストリアの試合も観戦できました。
  初めての観戦でしたが病み付きになりそうです。
  
  HIDSY
  

  ateruiさん からの返信 2014/05/10 23:13:55

  RE: RE: うらやましい

  　こんばんは
  
  そうそうに返事
  ありがとうございます
  
  私はモノレールが出来たおかげで
  西武新宿線にでやすくなり
  
  大学の試合や
  アジアリーグの試合に行けるようになりました
  
  今年は韓国でみてみたいと思ってたんですが　
  終わってしまい
  秋の試合目指して日本戦ですが　張り切ってます
  enn8801