初マイレージ旅は中欧 (16)　シェーンブルン宮殿とウィーン中心地をブラブラ

2014/04/01 - 2014/04/24

大韓航空のマイレージ、スカイパス。
クレジットカードも利用してコツコツ貯めて久しぶりのヨーロッパへ。
今まで行ったことのない国、スポーツ観戦という２つの希望を叶えてくれるのは中欧という結論に達し行先決定！
今回はチェコ・プラハを起点にポーランド、スロバキア、ハンガリー、オーストリアとまわってきました。

4/17
正直この旅でウィーンは重視していませんでした。
事前に行きたかった場所は楽友協会ホールは昨日行ったので今日はどうしようとホステルのPCで調べた結果シェーンブルン宮殿へ行くことにしました。
そのあとは地図片手にウィーン市街をウロウロ。

1ユーロ=143.62円≒144円

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホステルの中庭
もう少し暖かければここで朝食も良かったのですが4月はまだ早いようです。

Vienna Hostel Ruthensteiner ホテル

朝食
近くのスーパーで買ったパン、ジャム、パプリカペーストそしてコーヒー。
特にパプリカペーストのピリ辛が病み付きになりそうです。

地下鉄を乗り継いでシェーンブルン宮殿に着きました。
まだ9時をまわったばかりだというのに多くの観光客で賑わっています。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

風が強く噴水も風で煽られていました。

馬車が通りました。
確かにこの宮殿に馬車は合いますね。

バルコニーに上がれるようなので行ってみます。

バルコニーからの眺め
遠くまで眺めることができます。
これが権力者の視点なのでしょう。

様々なタイプのチケットがありますが自分のペースでまわりたいのでオーディオガイドが付いたグランドツアーにしました。14.50ユーロ。
9時40分スタートなので待ち時間はほとんどなしでした。
宮殿内は写真撮影禁止です。

宮殿内の見学は1時間半近く架かりました。
そのあとは庭園巡りです。
宮殿の奥に大きな庭園が広がっています。

ここはまだ早いようです。
あと2ヶ月もすれば綺麗な花のアーチができているでしょう。

こちらは見頃です。

庭園は入場無料ですがこれだけで見ごたえあります。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

4月のウィーンはまだまだ寒いのに...
庭園を管理する庭師の腕の高さが素人にもわかります。

宮殿の裏に出ました。
広大な敷地に見事に整備された庭園が広がっています。

シェーンブルン宮殿と庭園群 城・宮殿

庭園の左右には高い木が並んでいました。
ここをジョギングコースとして走っている人が少なからずいました。
羨ましい...

遠くに離れてようやく宮殿全体を写真におさめられました。
いかにシェーンブルン宮殿が大きいかを実感しました。

噴水がありました。
ネプチューンの泉

ネプチューンの泉 建造物

庭園が広いのでこの噴水の淵で多くの人が休んでいました。

鴨がいました。
人に慣れているのか逃げる様子も見せません。

近くにはリスも。

ネプチューンの泉から先は坂になっています。
急だからなのかジグザグな道です。

ここにもいました、鴨。
すっかりリラックスモードです。
私も含めて何人かは一緒に写真を撮りました。

坂をのぼりきるとシェーンブルン宮殿を見下ろせます。
なかなかの光景です。

丘を登ったところにあるのがグロリエッテ。
カフェは混んでいました。

風が強い中しばらく眺めていました。

10分程で坂を下りてきました。
木のトンネルは圧巻です。

豪華な宮殿に広大できれいな庭園。
まさに権力の象徴でしょう。
十分堪能できました。

朝見た馬車が連なっていました。
客待ちの様です。

シェーンブルン宮殿の入口を入って左手に屋台が出ていました。
常設のものなのかイースターが近いからなのかわかりませんがここを見て回るだけでも楽しそうです。

ホットワインが売られていました。
マグカップ1杯(250ml)で3.5ユーロ(他にデポジット2.5ユーロが必要)。
ちょっと高かった(?)けれど寒さも手伝って飲みたい衝動に駆られました。
美味しかったし酔いで寒さも軽減できました。
このマグカップですがほかの屋台で2.5ユーロで売っていたので即購入してしまいました。
中心街の土産物屋で売っている土産用のマグカップが5ユーロ、7ユーロするのを見るとお得感満載です。

ホットワインを飲みながら暫くこの屋台街を見ていましたがどんどん人が増えてきます。
食事する人、買い物する人。
これだけ見ると寒さを感じられません。

ホットワインを飲みながら店を巡ってみました。
酔いもちょっと手伝って見ているだけでも存分に楽しめます。

イースターエッグの店。
この季節ならではです。

こちらはイースター用オーナメントの店。
日本ではほとんど普及していないイースターですが欧米ではクリスマスに匹敵するイベントというのがよくわかります。

シェーンブルン宮殿を後にしました。
マグカップを買ってしまったので一旦ホステルに戻って置いてきました。

ウィーン市街に来ました。
14時近くになったので昼食にします。
この時もJCBプラザでもらったランチマップからFuhrich(ヒューリッヒ)にしました。

ヒューリッヒ 地元の料理

高級な雰囲気ですがスタッフはフレンドリーです。

ホットワインに次いで昼食もワインを頼んでしまいました。
料理はホワイトアスパラ。
かなり昔ホワイトアスパラを食べてとても不味かった記憶があります。
それ以来ホワイトアスパラは食べず嫌いでしたがサーブしてくれた店員のおススメがこれでしたので挑戦してみました。
味は...大正解でした。
ウィーンでホワイトアスパラの美味しさに開花してしまいました。
18.30ユーロ
昼食としてはかなり高かったのですがウィーンはグルメで行こうと決めていたので問題なし！

ケルントナー通りに出ました。
相変わらず混雑しています。
そしてこの日は天気がいいので風があっても外で飲食している人が多いです。

ケルントナー通り 散歩・街歩き

ウィーン観光の起点、シュテファン寺院。
中に入ってみます。

シュテファン大聖堂 寺院・教会

観光客は多かったのですが参拝者は片手で数える程度でした。
ここも主祭壇近くは参拝者のみ入れます。
壮大というのが第一印象でした。

日本人のツアー客も多くいました。
やはりメジャー観光地のメジャースポットと実感。

シュテファン寺院から歩いて3分ほどのところにあるモーツァルトハウス・ウィーンに来ました。
入場料は10ユーロ。　写真撮影は禁止です。
規模はベートーベンのパスクァラティハウスより大規模でした。
入場者も多かったです。
ベートーベンよりモーツァルトの方が人気があるという証拠でしょう。

モーツァルトハウス ウィーン 建造物

再びシュテファン寺院。
観光用の馬車が並んでいました。
この後若干のお金を両替しましたがレートは前日よりも悪くなっていました。

グラーベンも何度も歩きました。
アメックスのT/Cを持ってきていましたがキャッシュに両替できないかと何軒かの銀行に聞いてみましたがどこも取り扱っていませんでした。

ペスト記念柱 建造物

ペスト記念塔からすぐにペーター教会があります。

聖ペーター教会 寺院・教会

ペーター教会に入ってみるとミサ(?)が行われていました。

見事な主祭壇です。
これもキリスト教に魅かれる理由とまで思ってしまいました。

ほぼ満席です。
参拝者は皆熱心に見聞きしていました。

天井には見事なフラスコ画がありました。
後で調べたら「聖母マリアの被昇天」という作品でした。

再びグラーベン。
だいぶ影も長くなってきました。

グラーベンの突き当たりを左折すると向かいに見えたのは王宮。

王宮
中は素晴らしい展示が豊富にあるようですが閉館時間間近でした。

ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿

王宮はミヒャエル広場に面していますが同じくその広場に面して聖ミヒャエル教会があります。
ペーター教会に入ったばかりだったので何故かここは入りませんでした。
ちょっと後悔。

聖ミヒャエル教会 寺院・教会

オペラ座に向かうライトシュールガッセを進んでみると厩舎らしきものを見つけました。

スペイン乗馬学校 アクティビティ・乗り物体験

白い馬が多いです。

厩舎の斜め向かいにヨーゼフ広場がありました。
ヨーゼフ2世の像が存在感を示しています。
散策の休憩にはいいかも。

アルベルティーナの階段に見事なウサギの絵が描かれていました。

18時を過ぎて次にどこに行こうと思いどうせ考えるならと路面電車にとりあえず乗ってみました。

地図を見て決めたのがドナウ川(正確には運河)。
ブダペスト、ブラチスラヴァとみてきたので3ヶ国で同じ川を見てみようと思って。

ドナウ運河沿いを歩いてみました。
もちろん「美しく青きドナウ」を聞きながら。

落書きが多く見られました。
この辺りは治安が悪いのかな。

昼食は豪華だった分夕食は質素に、というわけではありませんが簡単に済ませてしまいました。
こういう店はどんどん減って中華やトルコのケバブ屋が躍進していると聞きました。

フライドポテトにソーセージ。
店の脇で食べていましたがお客さんは次から次へと来ていました。
商売繁盛

19:50
多くの人がオペラ座に掲げられていた映像を見ていました。
どうやら現在オペラ座で上演されているオペラの映像の様です。
タダで見られるのだったらこれで十分、というのは貧乏性の証でしょうか。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

この日最後の一枚
声楽科の学生と勝手に思っていますが路上(ケルントナー通り)で歌っていました。
別にオペラが好きなわけではありませんが思わず立ち止まって聞き入ってしまう私。
ロンドン・コヴェントガーデンでも思ったことですが日本でも学生が気軽にできるようになればいいのに。

この旅行記へのコメント （2）

• ペコリーノさん 2014/06/21 10:30:40

  散歩している気分になりました。

  HIDSYさん、はじめまして。
  
  のんびりと街歩きをしている雰囲気が伝わって、素敵な旅行記で、思わずコメントしてしまいました。
  お正月にウィーンフィルのニューイヤーコンサートをテレビで見ているとのことで、私と一緒で仲間に出会った気持ちです。
  
  ランチのお店も美味しそうで、いつか、参考にさせていただきます。
  
  ペコリーノ

  HIDSYさん からの返信 2014/06/21 15:07:43

  RE: 散歩している気分になりました。

  ペコリーノさん　コメントありがとうございます。
  
  ニューイヤーコンサートを見ているせいでラデツキー行進曲がかかると無意識のうちに手拍子をしてしまっています。
  パブロフの犬の様ですね。
  楽友教会ホールを訪れたのでより一層ニューイヤーコンサートが楽しみになりました。
  ペコリーノさんも同じ体験ができるといいですね。
  
  HIDSY