別府再訪　一週間のプチ湯治（２）

2014/01/19 - 2014/01/25

別府で一人、のんびり一週間の２日目です。
この日も、またまた気ままにぶらり＋気が向くままに温泉ですが、鉄輪と明礬にも足をのばしてみました。ひろーい国東荘のお風呂はすばらしく、泥湯で有名な別府温泉保養ランドにも初めていきました。
最高の温泉が無数にあるし、皆さんやさしいし、本当に別府はすばらしい！

移動手段：公共交通機関のみ
宿泊先　：花菱ホテル（そら館の洋室）

エリア 別府温泉(大分)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

５時には目が覚めて、のんびり温泉につかったり、お茶を飲んだりして夜明けを待ちます。写真は７時ちょっと前。いつもなら会社にでかける時間だけど、別府ではまだ暗いのてすな。　

朝食はうみ館にて。ブッフェです。１週間メニューは全く同じでしたが、たとえば焼き魚は３種、卵料理は生含め４種と、そこそこの種類があるので、特に飽きて困ることもなく。
ちなみに右下の赤いものは「りゅうきゅう」というブツ切りにしたお刺身をズケにした郷土料理です。写真の色が悪いですが、おいしいですよ。お茶漬けにしたりもできますし。

別府温泉　花菱ホテル 宿・ホテル

うみ館10階からは一面の海と、眩しいほどの朝日！この景色を見ながら食べるご飯はうまい。

部屋にから見える景色も、刻々と変わってキレイ。普段ビルに囲まれて暮らしているからなぁ。

今日も気ままにブラブラするぞー。と、すっぴんでタオルと石鹸をもってのお散歩。まだお店も開いていないアーケードをぶらり「寿温泉」へ。100円払っておじゃましまーす。

番頭っていうか受付っていうか、おねえさんがいらっしゃったのですが、なかなかワイルドな感じの方でちょっと面白かった・・・

寿温泉 温泉

わーい、貸切状態です。別府らしいアチチの湯。プハー！

私、はじめて別府に行ったときには、観光客の多い竹瓦温泉などは別として、こういう共同浴場に入るのをためらったりもしたのです。でも入ってみると皆さん優しいし、ちょっと地元の方とおしゃべりできるのも楽しいし、もちろん古いところでも不潔ではないし。もはや何のためらいもございません！

温泉道のスタンプも忘れずに。

これは一種のスタンプラリーで、その名も「スパポート」を観光案内所などで100円で購入し、88湯巡ると名人になれるのです。なんか楽しそうでしょう？いつどこに入ったか、かわいいスタンプで記録できるし、これ考えた方ブラボー！

街の中心部はお花のマークのマンホール。

ニャンコさん、おはよ。

きれいな市営の「海門寺温泉」は入ったことがあるので素通りし、

海門寺公園 公園・植物園

「春日温泉」へ。
こんにちはー、と声をかけ、お風呂は奥だよ、と教えていただく。向かって右手の横から、奥に行くんですね。

春日温泉 温泉

わーい、また貸切状態。

ここは外観はそっけないけれど、お風呂場はミント色でかわいらしい。共同浴場のなかでは女の子が好きそうな雰囲気です。

高架下がなにやら可愛らしいことになっていました。

前からこんなカフェなんかあったかしら？

女の子が好きそうな小さなお店が集まってました。

別府は、戦時中も爆撃されなかったらしく古い建物が残っていて、いい意味でひなびた感がよい街ですが、ただ寂れた感じじゃなくてこういうちょっとした生きてる感もあり、お散歩が楽しい。

中心部だけブラブラもなんなので、バスに乗って鉄輪へ向かうことに。
SuicaやPASMOなど電子マネーが使えるようになっており、バスに格段に乗りやすくなっていました。小銭があるかドキドキしちゃうんですよね、小心者の私は。

地獄蒸し工房。わたし、宿の食事でいただいたことはあるけど、自分で蒸したことはありません。次にいったときには絶対やろー。飲泉すると昆布茶味だもん、あれで蒸したらうまいに決まってるよ〜

地獄蒸し工房 鉄輪 名所・史跡

かわりに足でも蒸すか。
箱のなかを温泉の蒸気がとおっており、足だけ天然サウナ状態にできる「足蒸し」。奥に足湯もありますよ。もちろんどちらも無料で楽しめます。

地獄蒸し工房鉄輪 ポケットパーク (足蒸し 足湯) 温泉

モクモクすぎて、湯けむりと雲の区別がつきません。

鉄輪の味のある道をブラブラし・・・

お風呂がいいという「旅館国東荘」へ。こちらは日帰入浴が600円とお高めなので、ここだ！とばかりに温泉本の無料券を利用（せこい）。

源泉湯元の宿　旅館　国東荘 宿・ホテル

こちらの温泉「坂吉の湯」は道路を隔てた別棟にあり、寒いのにわざわざ外に出て案内してくださいました。電気つけるから待っててね、ということは・・・やった！貸切状態ですな。
蒸し湯と砂湯、どっちがいい？誰もいないから好きな方を女湯にしてあげる〜と。優しいなぁ。

おおお。キレイなところじゃないですか！失礼ながら、もっと古くて小汚いようなところをイメージをしておりました。

わー！広い！プールみたい！
泳げるよ〜といわれ、もちろん泳いじゃいました。（※泳いじゃダメって書いてあったので、よい子は真似しないでね）

広いだけじゃなく、お湯もほんとに良い。ここはまた行きたいなぁ。

写真ブレブレですけど（急いで撮らないと曇るから）蒸し湯も初体験。セキショウという草が敷かれていて、なんともいい香り。このときは熱くもなく、気持ちよーくほんわり。

坂吉の湯でホカホカなり、またブラブラ。

かわいい黒ニャンコが近寄ってきました。地元の方が、この子は捨て猫なんだけど人懐っこいんだよ、と撫でながら教えてくれました。きっとやさしくされてるから、警戒心が少ないんでしょうねー。

見よ、小さな商店の、このカボスの充実ぶり！

大谷公園のモクモクすごいよー。あの木は大丈夫なのでしょうか。

むっちり。

鉄輪はネコ天国ですな。

温泉が流れててあたたかいのだと思うのです。

石畳を進んで

「熱の湯」の裏手のほうから、ちょっと高台にのぼってみます。
このホーローの案内版がかわいい。別府にはたくさんあるのですよ。

ゆけむりビューを楽しんだのち、またバスに乗って今度は明礬へ。

地蔵湯前で下車し、ちょっとお腹が空いてきたので岡本屋売店へ。とり天、炒飯おにぎり、プリンを食べる。人気のプリンは食べたことあるけど、とり天（500円）もおいしいですね。おにぎりは別の味にすればよかったか・・・

岡本屋 売店 グルメ・レストラン

「明礬湯の里」へ。ここの温泉も好きなんだけど、食事直後なのでお散歩のみ。

明礬 湯の里 温泉

湯の花小屋を見学。
岡本屋さんでやってるらしい有料のところもあるけれど、ここでは無料で見学できます。

大きな食事処もあるためか、団体さんが観光バスでゴーッとやってくることがあるけど、どうせすぐにいなくなっちゃうので、タイミングをはかればのんびり見学できます。

次は、湯の里からてくてく鉄輪側へ戻る感じに歩いて、別府温泉保養ランドにきました。なだらかに下りだから、歩いても楽ちん。

別府温泉保養ランド 宿・ホテル

ここのメインともいえる泥湯は混浴。濁っているので難易度は低いと思われるも、いわゆるワニ（女性をガン見するやつ）が多発するとも…混浴は平気だけど、ワニはいやじゃな…

1050円で入浴券を買い、100円のコインロッカーに荷物をいれて・・・しまった！入浴券を入れて鍵をかけてしまいました。ばかー、私のばかー。

気（と入浴券）をとりなおして、いざ！
この先お風呂の写真はありませんが、思っていたよりは小さかったかな？泥も奥のほうの泥湯だけでしたね、ドロドロは。混浴に関してはどうってことありませんでした。ちょっと「ん？」って人もいたけれど、空いてたし。
なかなかすごい奥の泥湯は裸で混浴エリアを歩かないといけないので、よほど豪快でなければ女性はバスタオル必携ッス。

温泉保養ランドを出て、またまたブラブラ歩いて下りていきます。

「SHABBY CHIC」というかわいいインテリアショップ。

温泉本を見てどこに行こうかなーと。なにしろ気ままにブラリなもので。

「陽だまり温泉 花の湯」へ。ここは1500円の貸切湯なのですが、平日の日中は一人なら500円になるのです。温室のなかの貸切部屋へ。

いろいろな花の名前の温泉のなかから「ゆり」をチョイス。きれいだし、いい香り！

一時間あるし、泥湯のあとでもあるので、頭からしっかり洗ってスッキリ♪

あっ「ずばっとちゃん」だ。かわいい。
駅から明礬方面まで直線的に運行しているバス路線のことを、そう呼ぶようになったらしいです。もう少し低いエリアを循環するのは「ぐるっとくん」。

写真を撮り忘れてしまったのですが、このあと「おにやまホテル」の大きな露天風呂にも入浴。大きなホテルで団体客向けかしらとちょっと避けていたのですが、ホテルの方もすごくきちんとしていて、感じのよいところでした。割引券をもっていたので半額の400円だったし。

鉄輪から亀川側へ少し歩いて、人気の「亀正くるくる寿司」へ。まだ17時半くらいですが、空いていたのでご飯食べちゃおうっと。回転ずしですが、紙に好きなネタを書いてオーダーするタイプ。お味噌汁はセルフで無料。

カツオうまっ！そして二貫で126円ですよ、コンビニのおにぎりより安いじゃん。

亀正くるくる寿司 グルメ・レストラン

ウニもおいしかった。たしか300円台だったのですよ。
玉子など食べてみると、やはり職人さんが握る本気のお寿司屋さんほどのワザは感じないですが、海鮮ネタがうまい。

十二貫食べて、ちょうど1000円くらいでした。すばらしきかな別府。

バスで別府北浜まで帰り、夜の竹瓦小路などを散歩。

宿泊している花菱ホテルはすぐそこ、ですが・・・

温泉本で無料入浴できる、近くの「ニューツルタ」さんに立ち寄ります。北浜あたりの旅館・ホテルは夜も日帰り入浴できるところが多いです。
無料なのに、こちらもとても気持ちよく受け入れてくださいました。ありがたや。

別府温泉 ホテルニューツルタ 宿・ホテル

二條泉という、なにやら由緒正しき湯らしい。なのに無料で恐縮です。

こちらはタオルも完備。しつこいようですが、無料で恐縮です。

別府温泉 ホテルニューツルタ 宿・ホテル

またまた貸切状態でしたので、思う存分のんびり入浴させていただきました。いいお湯でした、ありがとうニューツルタさん！

花菱ホテルへ戻ると、朝お願いしていた加湿器が部屋にセットされておりました。ありがたい。おばちゃん、乾燥にめっぽう弱くてね・・・

別府温泉　花菱ホテル 宿・ホテル

お着き菓子をモリモリ食べながらゴロゴロして、早めに寝ました。

この旅行記へのコメント （2）

• きしゆめさん 2014/02/08 00:06:17

  楽しい旅行記堪能しました

  初めまして！
  
  4月に九州旅行（念願の！！！）
  に行くので、
  とってもワクワクして拝見しました
  
  初の九州温泉なので、
  ど素人のど定番の旅程です
  
  
  いつか私もwataさまみたいなDeepな温泉旅行したいな
  
  
  町の温泉て良いですよね
  私も大好きです
  500円以下で源泉って首都圏ではありえませんもんね
  
  これからもちょくちょく見させていただきたいです(^^♪
  
  
  
  きしゆめ
  
  

  wataさん からの返信 2014/02/19 22:09:03

  RE: 楽しい旅行記堪能しました

  きしゆめ様
  
  はじめまして！
  ただただブラブラ温泉に入るだけの旅行記を見ていただいて
  ありがとうございます。
  おまけにメッセージまで・・・恐縮です。
  
  九州はいろいろ巡られるのでしょうか？
  すてきなところが沢山ありますものね。しかも春。うらやましいなぁ。
  帰ってこられたら、是非楽しい旅行記拝見させてくださいね。
  
  wata