2013/12/27 - 2014/01/03
411位(同エリア806件中)
ライカさん
リガにいつか行こうと決めたのは、4年前の北欧旅行の時。フィンエアー・ストライキの影響で、ヘルシンキー日本の直行便に乗るはずが、他社便を乗り継いで帰る事になりました(詳しくはこの旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10586710)。
その時に利用したのがエアバルティック、そしてエアバルのハブ空港であるリガ空港。
あのとき、空港から外を見ながら、「リガも乗り継ぎじゃなくて外出たい! いつか行く」と胸に誓いました。
その誓い通り……リガよ、私は帰って来た!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リガ到着。
飛行機を降りて、徒歩(!?)でターミナルに入ります。
残念ながら、天気は小雨。観光にはちょっと厳しいかなあ。 -
リガ空港はコンパクトなので、すんなり出口から出られました。
出てすぐにあったインフォメーションで、パンフレットを入手。
そして、バス等の1日乗車券を買おうとしますが、私の語学力がなく上手く言えず……orz
(「いーたろんす」といっても、「いーちけっと」っていっても、上手く通じなかった)
なんとか、「Public trancefort?」と聞いてもらえたので、いえすいえすと答えると、「31日と1日は無料だけど?」と言われました。
……お姉さん、私は今日(29日)と明日(30日)の分の乗車券が欲しいんだ……。
その後、メモ用紙とボールペンを貸してもらって、筆談開始。
(※筆談なのは、私が英語が出来ないからです。インフォのお姉さんのせいではないです)
「48hour」(私:とりあえず、2日間乗り放題になったら良いんだよう!)
「24hour+24hour」(インフォ:2日券はないから、1日券を2枚使いなさいね)
という感じのやり取りで、なんとか1日券×2を入手。
最後に、市内行きのバス乗り場の場所を教えてもらいました。
こんな旅人に親切にしてくれた、インフォのお姉さんありがとう。 -
市内行きのバス(22番)は、写真に写っている空港前の駐車場を横切った所にバス停が有ります。ガラスの囲いのある所で、多分他にも大荷物持った様な人が待っていると思うので、何となく分かると思います。
-
バスに揺られる事、20分以上。
途中、大きなショッピングセンターが見えたり、市内に入る川の所で近代的な図書館を見かけたり、と、結構開発されてるんだなーと思いつつ。
しかし、家の建物とかを見ると「そういえば、バルト3国は元々ソ連から独立したんだっけ」と、旧共産圏であることを思い出させられたりしました。
ストックマンの前の停留所で降ります。
今日のホテルはここから近いはずなんだけど、迷子にならずに行けるかな……って、ホテルがうっすら見えてる! これなら大丈夫! -
ホテルに行くまでの道のりで、大通りを渡らなければなりません。
横断歩道はなく、代わりに地下道でした。
ベビーカー用の測道はありますが、スーツケース転がすのは無理っぽい。
……これ、70Lクラスのキャリーケースで来てたら、無理だったな……。
今回、荷物をコンパクトにしておいて良かった。 -
今回泊まるホテルは、「AVALON」というホテルです。
4星ホテル……ですが、実は1泊約10000円で、今回の旅行では一番安いホテルになります。予約は毎度のHIS経由で、今回はちゃんと自分でホテルの住所や連絡先を調べて控えておきました。
(※前回は、HISが出したホテルのパウチャーの、ホテルの電話番号が間違っていて、偉い目に遭いました)
チェックイン時間には早いので、荷物だけ預かってもらう事に。
あと、部屋は準備出来てませんが、チェックインだけはしといてほしいということで、チェックイン。その際に、リガータリンの長距離バスのパウチャーを見せつつ、「朝が早い、朝ご飯……」的な事を説明して、朝食ボックスを作ってもらえるようにお願いしました。
さて、それではチェックイン時間まで、街をおさんぽです。 -
まずは、2日後に利用する、長距離バスのバスステーションから確認です。
フロントで「すぐそこだよ」と言われた通り、歩いて5分ぐらい。本当は道路横切ってすぐなんですが、道路を横切る為には先ほどの地下道を使う必要が有るため、少し時間がかかります。
よし、これなら迷子にならずに済みそう。 -
そのバスステーションの近くには、中央市場があります。
この市場は、バルト3国で一番広いのだとか。
よし、行ってみよう! -
まずは建物の中の市場から見学です。
建物によって売っているものが違います。
この写真の建物の中では、お肉類のお店がほとんどでした。
人も多くて、活気があって面白い! -
市場は建物の中だけではなく、外にも有ります。
外は、野菜や果物のお店、あとニットのお店もありました。
ザクロとか、本当に美味しそうだった! 同じ品物でも、お店によって値段が違うので、本気でお買い物するのが楽しそうでした。私、市場だけで2時間はぐるぐるしていた気がします。
ただ、今回、ラトビアは新年よりユーロ導入が決まっていたため、あえて両替を避けました。故に、市場で買い物ができません……orz
街中でもそうだったのですが、残念ながら「値札はユーロ併記だけど、実際はラトビアラッツしか使えない」所ばかりでした。実は、有人トイレでさえそうでした(ユーロを出しても首を振られ、結局「お金は良いから行きな!」と、タダで利用させて頂きました……トイレのおばちゃん、ありがとう) -
こんな、クリスマスらしいお店も。
気が済むまで市場を見学した後は、旧市街に向かいます。 -
本気の観光はチェックインして、準備を整えてから……ということで、今は下見程度に旧市街のお散歩です。
過去に来たタリンの旧市街よりも、シックで落ち着いた雰囲気。 -
寒いのと、小腹が減ったのと、トイレを借りたかったので、お店に飛び込みました。
お店は「XLペルメニ」。
バイキング形式で取って、最後に会計をするお店なのですが、何をどうもって良いか分からずこんな状況に。流石に量が少ないので、200円しませんでした。
お味は可もなく不可もなく。 -
お店を出て、再び探索を続けます。
ちょろちょろしていると、クリスマスマーケットっぽい物に遭遇。
行ってみよう! -
あれ、歌が聞こえてる?
そして、なんか人だかりが出来てる?? -
おおー、ステージでなんかやってる!
しかし、この手の着ぐるみ物は、ヲタ大国Nipponのクオリティって凄いよな……とちょっと遠い目で思いました。 -
ちょっと旧市街を外れかけた所で見つけた、クリスマスツリー。
看板は……おや、ライマだ!
(※ライマ=ラトビアのお菓子メーカー) -
近くで見つけた、花の露店。
かわいいー。 -
いいなー、あれ乗ってみたい!
-
これは、自由の記念碑か!
そして、パトロール中の警察官のお二方、お仕事お疲れさまです。 -
その記念碑を見に行く途中で見つけた、可愛い建物。
中に入って良いかどうかは分からなかったので、外から写真を撮るだけにしました。 -
3度目のライマな建築物。
これが、ライマの時計なのかー。
さて、チェックイン時間まではあと1時間以上。
どうやって時間潰すかな……と、タブレットに取り込んであるリガの地図を見ながらしばし思案。 -
あ、ここから川沿いに歩けば、興味のあったカフェに行けそう。カフェならゆっくり出来るし、行ってみよう!
リガでもタリンでも良くお見かけした、カモさんたち。
みんな、冬なのに寒くないの?? -
これはオペラ座かな?
-
さて、見つける事が出来ました。
興味のあったカフェ、「Apsara」です。
公式HP→http://www.apsara.lv/tea-houses/ -
見よ、この茶葉の種類の多さを!
私は見た瞬間、「ここから自分の飲みたいお茶を選ぶなんて無理だ!」と敗北(?)を悟りました。
なので、お店のお姉さんにおすすめのお茶を入れてもらう事に。
ショーケースからケーキを選んで、2階の客席へ移動します。 -
こちらが2階です。
見づらい写真で申し訳ないのですが、ソファーの席で、ぐるっと円形になっているのです。
(カフェの雰囲気は、多分前に載せた公式HPを見る方が分かりやすいです) -
数分後、お茶の用意を持って来てくれたお姉さんが、入れ方を教えて下さいます。
……って、あれ、これ中国っぽい茶器?
そして、このお茶は……日本茶かー!?
あ、いや、グリーンな茶葉だな、とは思っていたけれどまさか。
まさか、ラトビアに来て、日本人で日本茶を勧められてしまうとは……日本人として、ラトビアでも飲める事に喜んでいいのか、……うん、なんか微妙な気分。美味しいけど。
そして、お茶請けのケーキもおいしかったです。 -
外は残念ながら雨。
でも、こうやって、まったりとカフェで雨宿りするのも悪くない。
ここはのんびり出来るカフェなので、今まで取った写真等を整理しつつ、のんびりお茶を楽しみました。 -
さて、お茶をしている間に良い時間になりましたので、ホテルに帰投します。
フロントに行くと、人は変わってましたが申し送りはされていたらしく、「ああ!」という感じで、さっと先に書いたチェックイン用紙を出されました。
ほとんどの事は伝わっていたのですが、唯一チェックアウト後の朝食の件だけが漏れていた様なので、再度「ミールボックスお願い!」と念押し。
写真に写っているのは、新年の朝食について。やはり、年末年始は朝食のスタートが遅いようです。 -
さて、では早速お部屋に入ります。
うおー、流石4星ホテル。部屋も広いし、バスタブもついてました。
今回のホテルはアクセス(空港からのバス、及び、バスターミナルから近い)で決めたのですが、大正解です。 -
お散歩の間に、スーパーで買ったザクロジュース。
お味は良かったのですが、匂いがその……。残念ながら、飲みきる事は出来ませんでした。
この後、本当は一休みしてから、夜の旧市街を観光する、はずが……一休みして、起きたら真夜中でした……orz
仕方ない、朝までぐっすり寝て、明日1日で回れる所を回るか!
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この旅行記へのコメント (3)
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- ねこどんさん 2014/01/09 11:33:19
- 笑っちゃいました
- 今年、エストニア、行けたらリーガも、の旅を計画してるので、旅行記参考にさせてもらってます。
はるばるリーガで緑茶・・・笑っちゃいました。
こういうのもご愛嬌ですね。
一人旅なんでしょうか?
英語ダメ、ってわりにはしっかり旅してらっしゃって尊敬です。
私はやっぱり一人はダメで・・・行動するのはいいのですが、治安とか、食事の時いろいろ食べたいとか・・・でどうしてもツレを探してしまいます。
先日のエクアドルのような事件があるとさらに小心者に。
2月に行こうかと考えてたんですが、寒いし天気悪そうだし、暖かい時期のがいいのか、でもいいシーズンだと高くなっちゃうし、とうじうじ悩んでます。
もしわかれば教えていただきたいのですが、ロシア語話す方はいらっしゃるでしょうか?以前、旧共産圏でお年寄りの方はロシア語通じたので、どうかと思ったのですが。
あと、一人で歩いても危険な感じはないかどうか。
よろしくお願いします。
- ライカさん からの返信 2014/01/09 21:27:57
- これも旅の楽しみと思う事にしています(笑)
- ねこどんさん、初めまして。
まず、ご旅行の参考になればいいな……と思う項目から書かせて頂きますね。
☆旅行時期(季節)
目一杯観光を楽しむのであれば、やはり日の長い夏が良いと思います。
(私も、次に行くなら夏と決めています)
しかし、冬の旅行の楽しみは、夜景やイルミネーションだと思いますので、そちらがお好きであれば冬でもおすすめです。
(これの次の旅行記が、早朝(=夜景)のリガ旧市街です。そちらの写真が参考になるかな?)
ただ、12月から1月上旬までなら、今回の旅行記の様にクリスマスマーケットが行われていますが、2月だとどんな感じになるのかが分からないです。すみません。
☆治安面
私は主に「旧市街」「リガ駅前」「ユーゲントシュティール建築群」の辺りを動いていました。女の1人旅ですが、どこでも治安の不安はあまりありませんでした。
また、エストニアのタリンは、リガよりも治安の不安が少ないと感じました。
「人のあまりいない所には行かない事」を鉄則にすれば、それほど怖くないのではないかと思います。
☆ロシア語
私自身がロシア語が分からないので、会話で使われているかどうか判断がつかなかったです。ごめんなさい。
ただ、
・街中でキリル文字(ロシア語で使われるアルファベット)を見る機会が多かった
(例えば……リーガの市場はキッチリ覚えていないのですが、タリンの中央市場は英語表記の物が少なくキリル文字の物が多かったです)
・今調べた所、ラトビア語もエストニア語もキリル文字を使用しない
以上から、ロシア語が日常で使われている可能性は高いと思います。
この4travelに上げている旅行記は、全て1人旅です。旅行、特に外国となると、よほど気心の知れている相手じゃないと一緒にいるのが難しく、そしてそんな友人とはなかなか休みがあわないので……(笑) 実は、ねこどんさんが行かれているアイスランドのブルーラグーンは、先日この旅行のお土産を渡した時に友人と「いつか行きたいね」と話していたばっかりだったりします。
1人旅の難しさは、おっしゃる通り食事はあります。レストランに入る事は、ハードルが上がりますね。ただ、カフェならまだ気軽に入れますので、旅の計画はまず気になるカフェを探す事から始まります。
あと、英語力に関しては、旅行に行くたびにヒヤヒヤです(笑) 周りからも「よくそれで……」とあきれられてます。
以上、ご旅行の参考になれば嬉しいです。
- ねこどんさん からの返信 2014/01/10 10:37:57
- RE: これも旅の楽しみと思う事にしています(笑)
- こんにちは。
いろいろたくさん情報ありがとうございます。
しかも、私の旅行記にも投票いただいて、さらにありがとうございます。
やはり、夏の方がよさそうですね。
根性なしなので、寒そうな外見たら、ホテルでゴロゴロしちゃいそうです。
冬は冬で夏には見れないものもあるんですけどね、最初は夏にしておきます。
ロシア語、私も英語よりもさらにひどいもんですが、昔習ったので使えるものなら使ってみたいな、と。
情報ありがとうございます。
アイスランドはよかったですよ〜。
私ももう一度行きたいと思っています、夏に。
旅行シーズン終わっちゃうと、氷河の方とか、クルーズとか、ぜんぜんいけなくなっちゃうんですね。
レイキャビクの周りだけで。
なので、いろいろ行ってみたいと思われたらシーズン中(9月くらいまでだっけな?)がいいと思います。
ブルーラグーンも、ぬるいので、入ったら寒くて出られなくなるので。
たしかに誰かと一緒に旅行行くのは難しいですね。
仲のよい友達でさえ、むっとしちゃうこともあり。
ホテルと食事、あと同じところ行きたい場合のみ一緒に行動して、あとは各々、っていうのがいいですね。
> 1人旅の難しさは、おっしゃる通り食事はあります。レストランに入る事は、ハードルが上がりますね。ただ、カフェならまだ気軽に入れますので、旅の計画はまず気になるカフェを探す事から始まります。
いいですね〜、はずれもあるだろうけど、ガイドブックにないような掘り出し物のカフェなんか見つけたらラッキー!ですね。
私は行動力はないけど、方向感覚はよいので、またまた旅行記参考にさせていただきます。
ありがとうございます。お互いに宝物になるような旅をしたいですね。
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