二人合わせて130歳、40年、80日間世界一周　後半　130924　四十七日目

2013/09/23 - 2013/11/02

スター・アライアンスで入手した世界一周切符もいよいよ後半に突入です。9月24日（火）

　地下鉄の一日券を入手。6.60ユーロ。

　これまで真剣にタイジしてこなかったエッフェル塔を見物（見物しただけ、登ったりしない）。駅にパブリックトイレがあるところに初めて遭遇。ここから歩く歩く。しまいには自由の女神まで歩いちゃった。

　その上この日は夜にエッフェル塔の上のダイニングで夕食。あげくにセーヌ川クルーズという無茶苦茶詰め込みすぎの一日！

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Montparnasse大通りに「La Coupole」という1927年に開いたという、ブラッセリーのような大きな店があります。ここが朝ご飯も供しているんです。一度入ってみようと思っていました。
　ちゃんとナプキンがありますから、いい値段なんだろうなぁと思っていたんです。

天井や壁に描かれている絵はいつの頃のものか知りませんけれど、とんでもなく飛んでいます。

パンも各種でて参りましたけれど、バケットがないんですなぁ。見ていると次から次に出勤してくる連中が必ず店主のようなおっさんに握手していきます。面白いです。

フルーツサラダなんて朝から食うのも随分久しぶりでござますな。こういうところでお昼を喰えば良かったとあとから思うのですが、宿に近いので朝しかチャンスがありませぬ。　ひとり14.5ユーロでした。

　なかなか洒落ているじゃありませんか。

期待しないでトイレはやっぱり地下かい？と聞いてやってきたら、こんな造りの階段です。

しかもトイレの入り口に電話室があったりして、パリのレストラン、カフェにしては特記すべき地下でございますよ。ウィーンあたりのホテルでお目にかかるような代物でございますな。

モンパルナスの駅まで歩いて地下鉄6号線に乗ります。いつも、ここに入ってから、あ、歩くんだったと思い出す。

La Motte-Picquet - GrenelleでM8号線に乗り換えて一つ目のÉcole Militaireで地上に出ると・・・。公園の遙か向こうにエッフェル塔が見えるわけですよ。この辺の路上には観光バスがやたらと停まっているわけです。

2000年に建てられたという「平和の壁」なるものが建っています。「嘆きの壁」をヒントに作られたという説があるそうです。

49カ国語で「平和」と書かれている、というのですけれど。

いくら何でもこりゃないよね。多分日本人でも中国人でもない人がお手本を見ながら「あ、これだったら俺でも書けるよ」といってマジックで模造紙に書いた、って奴に相違ありませぬ。

しかし、こうして写真を撮ると、まぁまぁ、それらしい。

それでもやっぱりそんなものがない方が清々としてエッフェル塔そのものとしては良いんじゃないでしょうか。

エッフェル塔って一番天辺ってどうなっているんだろうと思っていました。マイクロウェーブのアンテナで、まぁ、見えない方が良い、というものでしたね。

　この公園には決まって観光客がやってきます。ということは決まってロマの署名詐欺軍団もやってきます。

近づいていくと向こうからやってきたのは、なんと平日の朝だっていうのに、花嫁さんです。まさか、パフォーマーじゃないよね？

ふ〜ん、まさにこうして見るとやっぱり凄いなぁ〜！

そう思っていたのに、こうして見た方がもっと凄いや！

上ばっかり見ているから、飛んでいる飛行機も良く目に入ります。お、エア・フランスじゃないか。

うわっ、工事中なのね。なんだか、直線的にあがるエレベーターができちゃうのかと思った。

もうエレベーターに登る人の列ができているのでしょうか。

昔の構造物はこういうところが綺麗にできていますよね。

こうなるとどこから見ても面白いですねぇ。

もう、これでも面白い。

これでどうだ！

これも。

あぁやめられないぞ。

これはもうシャイヨー宮にあがって見下ろしています。

あれ？この船、どこかで見たような船だぞ。隅田川？どっちが先だ？

シャイヨー宮にあがってきました。ここも観光客で一杯。ここに直接来るのには地下鉄6号線、9号線のTrocadéro駅なんですが、何とここの駅には珍しくも公衆トイレがあるんですよ！それだけ古い観光スポットだってことですよね。

　こんなヘンなことに感心しちゃったよ。

9号線に乗って二つ目のLa Muetteで降ります。Marmottan美術館を目指すのです。駅前の通りがなんと「モーツアルト通り」。（実は道を一本間違えています。）

　この通りはかなり洒落た通りで軒並み首と突っ込みたくなるようなお店ばかりです。すると、こんなチョコレート屋さんが。この店オペラ座のそばにもあります。

そうこうするうちに旨そうなケーキやさんを発見。イヤ、君が見つける遙か前からここにあるんだって。

　お店の外に「魔笛」なんて書いてあるのはこの通りがモールアルトだからかな？

で、このモンブランを買っちまったって訳です。どうすんだよ？

　なんだかこの辺高級アパートばっかりでしてね、門を入って中庭に入っていくような造りのアパートばかり。おいおい、何だよ、その東洋人は・・てな雰囲気。

　紆余曲折ありまして、ようやくたどり着いたMarmottanです。シ〜ンとしています。今さっき昼飯を買ってきたと思しき作業服の一団が入っていきました。

　な、何と、次の展示（「ナポレオンの姉妹」）の準備の為、昨日から10月2日までお休みだってんです。

　次から次にやってくる私たちと同様の方々が、この表示を見てはガッカリとして帰っていきます。

　ま、しょうがないと、帰りかけて、通りの向こうにある公園のベンチにやって参りますと、あれ？そこに日本の方と思しきおばさまがひとり。Marmottanに来られたんですか？と話しかけてみると、何とこの方は毎年今頃から2-3ヶ月パリに滞在しておられる方なんだそうで、「また、来るからいい」ンだそうです。羨ましい！

　様々な情報を頂きました。さすが先達さんを捜すのが一番でございますよ。

なんだか不思議な銅像が建っています。狐が近寄っています。相当謂われのある人なんだろうなと思って写真に撮っておきました。
　
　ジャン・ド・ラ・フォンテーヌといって17世紀の作家だそうです。なんと「すべての道はローマに通ず」といったのはこの人だそうですよ。イソップを元にした詩を書いたんだそうです。

　次に目指しますのは川の中州に立っている「自由の女神」でございます。New Yorkに入る前に元祖を見ようというわけですが、中途半端な距離です。じゃ、歩いちゃえというわけですが、このあたりがまた面白い建物が結構残っています、というかそのまま使われています。

　凝りに凝っている扉でございますよ。

　良いな、この景色！年橋見とれておりますと向こうから来た男性が不思議そうな顔をされますな。

　多分これ全部上はアパートでしょ？そんなに高級そうには見えないけれど、昔の建物そのものですよね。

　あれ！参っちゃうなぁ。こんな窓です。薔薇に竪琴ですか？

　Radio Franceの横を通ってグルネル橋を渡ります。お、丁度いいじゃないの。

後ろから女神に接近。

　上から走ってきたリヴァー・クルーズ船はこの中州から上にあがっていきます。

橋から階段を下りて中州にいってみると、こんなアスレティック器具があっておっさんが黙々と筋トレをやっていたりするのはアメリカの公園に似ていますよね。

　これです！これ！これでNew Yorkに行ってきたといっても通用するすかね？

　こうやってアップにすればばれないでしょ？あ、でもあっちは上に上がれちゃうのか！？

　こうすると直ぐにばれますね。アハハ。ベンチに座ってさっき買ってきたケーキを美味しく戴きましたぞ。

　だるま船のようなバージに何かを積んでいるのでしょうか、ホコリ防止のスプレイみたいです。

　今日は夕方も大イベントが控えていますから早めですが、一旦ホテルに帰ります。エッフェル塔の手前の橋は地下鉄6号線です。

リノワ通りは大ショッピングセンターができるらしいです。こっちには英国高級スーパーでしょ？

　あっち側にはユニクロができるみたいですよ。

Charles Michelsから10号線、La Motte-Picquet - Grenelleで6号線に乗り換えてEdgar Quinetで下車。ホテルに帰ってきました。

　さ、今夜の夕食は、何とエッフェル塔でディナー後にセーヌ川クルーズです。典型的お上りさんコースです。エッフェル塔のエレベーターに並ばないで登る手っ取り早い方法ともいいますね。といっても下のエレベーターに乗るだけです。

　夕焼けが見えるんじゃないの？と。

　オントレーでござる。

なんだったかな・・・。

　チキンの向こうはシャイヨー宮です。

エッフェル塔から沈む夕日をお送りしました。

あっという間にデザートに到達してしまいました。

向かいにお座りになりました女性が二人でパリを観光しているおばさまで楽しく食べられました。

ダスト・イン・パリス！

　雰囲気出てきましたねぇ〜！

　船はもう満員でしてね、座るところを確保するのも難儀でございました。その上、ブルブル振動でろくな写真は撮れません。下手ってことでございますなぁ。

寂しい写真ばかり撮れております。

　シテ島ですな、これは見まごうことなく。

　こりゃ昼間も乗った方がいいのかなぁ。

　このクルーズの良いのは最後の最後にこんな山場が来ることでしょうねぇ。みんな満足しますよ。

そんなわけで、山盛りの一日もこれにて、終了！なんと今日は20,289歩！