2013/05/15 - 2013/06/29
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keithforestさん
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スター・アライアンスの世界一周航空券を無謀にも買ってしまいました。
本日はその花のパリでも、ここを外したら何をしに行ったのかわからないじゃないかとあとで大後悔をしそうな、ルーブル美術館にやってきました。私たちにしたら珍しく朝一番に飛び起きて、朝飯も撮らず(実はどうもおなかの調子がイマイチ)、地下鉄を急いで早足でやってきました。
早すぎてあくまで列に並んで待ちます。それでも私たちはミュゼパス6日間を持っていますから、並ばなくても良いだろうと思ったら、それでも並べといいます。なんだと思ったらセキュリティ・チェック(といってもやたらゆるいチェック)のために全員が並ばなくてはならず、なんだか来る人を並ばして苦しめて(しめしめ)と喜んでいるんじゃないかと思うほど。
これはベルサイユ宮殿では究極の列となって観光客を苦しめます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地下の方の入り口にはこんな具合に小さいピラミッドが逆さになっておるのでございますよ。
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でもってグラウンド・フロアーにあがってみると、ほうら、あのピラミッドです!
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普通の人は混まないうちにモナリザやミロやニケに行くらしいんですが、わが家はまずフランダース絵画でございますなぁ。この時間ではまだひっそり閑としております。
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フェルメールの「レースを編む女」でございますな。小さい絵なんですよ。
あとでわかりますが、アメリカ人はフェルメールを「ヴァーミアー」と発音しやがります。 -
この絵のフレーム、よく見ると寄せ木になっておりまして、こっちに目がいっちゃいました。
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如何にも当時の絵画の典型という感じでございます。
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このフレームと、この絵がとてもマッチしていてじっくり見入っていると・・・。
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いくら役割が違うとはいっても、あれだけ係員がウロウロ暇そうにしているのに、こんなホコリだらけで見せられるのはあんまりぞっとしません。これが天下のルーブルなのかと。
そんなことを思うのは日本人くらいのものでございましょう。 -
Jacob van Loo (Sluis 1614 - Paris 1670)はかなりの数の女性を描いていますけれど、これも確か聖書の中に出てくる話を題材にしているのではなかったかと思います。
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この類が好きなんですねぇ。
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こうこなくちゃねぇ。
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こうして模写に励んでおられる方があちこちにおられるのがルーブルの特徴かも知れないですね。中には「写真を撮るな」と主張されておられる方もおられますが、全く気にしていない方もおられますし、とにかく年齢性別にこだわらず何人もおられます。
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中庭を見下ろすとこんな感じです。
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外も見えちゃいます。
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この絵がノーマン・ロックウェルみたいで好きなんですが、この写真は良くないなぁ。
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雰囲気が好きです。
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こういう癖のあるのがよいです。
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オランダのライデン生まれのJacob van Spreeuwenという17世紀の画家です。とても「らしい」雰囲気が。
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Peder Balkeは19世紀のノルウェー出身で、北欧の自然を描き続けた画家です。
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これはレンブラントじゃなかったですかね?この人は自画像が多いですねぇ。あっちこっちに残っていますよね。
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誰がどう見てもルーベンスでございます。
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17世紀のオランダの女性画家、Judith Jans Leyster。
ワシントンのNational Gallery of Artにある自画像が知られているらしいですが、この「幸せな夫婦」も良い絵です。しかし、この当時の画家の絵はかなり似ていることは事実でしょう。 -
昼ご飯は美術館の中にあるサンドイッチ売り場がある、あたかも遊園地の「無料休憩所」のようなスペースで食べました。とにかく世界各国からの見物客でワンワンしておりますから、言葉も様々です。どうやらスペインからやってきたと思しきおばさん集団がこの日は文字通り幅を利かせておりました。
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さて、それでは勇躍、最も人気の場所へ。
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あ、あれは・・・。
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う〜む、よくみえないけれど、あれが・・・。多分・・・。
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こっちの壁を見ている人と、あっちの壁を見ている人が交錯して、この部屋はとんでもないことになっています。午前中見ていた部屋とは比べようがありません。
こっちは浅草の仲見世のようです。 -
このおばさん、なんでか知らないけれど、私を睨んでませんか?
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ほら、やっぱり仲見世だ。
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あ、やっぱりここでも模写をしてる方が。
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近づいてみたらこの絵、パッチがあたったみたいになっています。長い歳月の中ではいろいろなことが起きているんでしょうねぇ。一体何があったんだろう。
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これがその絵なんですけれど・・・・実はこの絵は・・・
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裏に全く裏返しの絵が描かれているという、これはまた随分変わった趣向でございますよねぇ。こんなの初めて見ましたね。
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エ〜ッと、有名な人の絵です。思い出せない・・・・。
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18世紀末にフランスからスペインにやってきた「Ferdinand Guillemardetの肖像」って奴です。フランスのトリコロール・カラーって奴が配置されているというゴヤの絵です。格好良いじゃねぇの、という感じでした。
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17世紀のイタリアの画家、Jusepe de RIBERAの作。解説によるとこの乞食が持っている紙にはラテン語で「主の私の愛を遂げさせてください」と書いてあるのだそうで、誇り高い意思が雰囲気に表れているというものなんだそうですが、この絵のタイトルは「湾曲足」。RIBERAの作品にはルーブルにもう一点乞食の少年を描いたものがあります。
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これがもう一つの作品で「若き物乞い」というタイトルですが、別名「シラミに悩む少年」ってんです。随分イメージが違うなぁ。
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トイレに入ったら、歩いているうちに暑くなったのか、ズボン下を脱いで、そのまま忘れていっちゃった人がいます。「あぁ、さっぱりした!」とかいってのかもしれないです。
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やや、あれなる人だかりは!?
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むっ!間違いない!
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あぁ、やっぱりこれだ!教科書で随分見ました。
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でっかいなぁ!Jacques-Louis Davidの大作、ナポレオンの戴冠式でございますよ。これ、ヴェルサイユ宮殿にも同じように大きなものがありますね。ちょっと違うところがあるそうです。もちろんDavidの作品でございますよ。
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かなり皆さん、このくらいの時間になると疲れが見えますが、子どもたちも見ています。
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何かテーマがあるんでしょうねぇ、みんなゴロゴロしながら何か書いていますよ。多くの美術館で、こうして子どもたちが名作、話題作を見ていますね。
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自分でカミさんに王冠を授けるナポレオン。私なんかから見るとナポレオンてぇのはずいぶん傲慢な奴ですが、フランス人は今でも好きなんじゃないですかね。
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その当時のローマ法王、じゃなかったかなぁ・・・。
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また人だかりがしていますね、これまた教科書で見たことがあります。
18-19世紀にかけてのフランス画家、Théodore GÉRICAULTの『メデューズ号の筏』でございます。1816年7月5日に起きた実際の遭難事故を描いたんだそうですねぇ。 -
491 cm × 716 cmですから、かなりでかいです。
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生存者からもヒヤリングをして模型まで作ったと云いいますよ。
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19世紀初頭のフランス画家、Ary SchefferのThe Souliot Women
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あ、あの遠くに見えるンは・・・まさしく!
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そうでしょうねぇ。
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そう来なくっちゃねぇ・・・。
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こうなると木漏れ日さえも芸術だ!
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ねぇ・・・。もうちょっと疲れて来ちゃいました。
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ここの美術館も一日ではどうにもなりませんよ。
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フランス人画家、Theodore Rousseauの「Les chênes d'Apremont」つまり樫の木だそうです。
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お、『メデューズ号の筏』の下絵でございますよ。
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こうして見ると良くわかります。
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あの人の絵じゃなかったかぁというのはわかりますが、あたっているかどうか。
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ルーブル美術館でも、こんな具合にライティングに恵まれていない作品もあるんだなぁと可哀想になってね。
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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「ダイヤのエースを持ついかさま師」1635年
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この目をご覧なさい。
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こんなところに隠していやがる!
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やっぱルーブルといったらこの景色ざましょ!
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このシャフトで持ち上がるエレベーターもどきに、どうしてもいい歳をしたおっさんも乗ってみたいらしいですよ。
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帰りがけにふと見たら、こんなカフェができているんですね。多分予約するのかなぁ。結構気取ったカフェですぞ。
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帰ってくる途中で遭遇した花屋さんが、まぁ、綺麗でねぇ〜!
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なんと中華のテイク・アウェーやさんを見つけてしまいました!旨い!
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