2013/05/22 - 2013/05/27
4位(同エリア68件中)
binchanさん
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なんと、「ノルウェー・トラベルモニター大募集 ルート2白夜とアートに触れる旅」のモニターになっちゃいました!
ゴールデンウィーク直前に打診があり、確定したのが5月8日。飛行機とホテルの手配は企画旅行会社が行ってくれるというものの、陸路移動や詳しい観光ルートについては自分で調べなければなりません。出発までの2週間であわてて詰め込み出発です。
旅程は以下の通り。この中で、「ノールカップ、白夜体験、ムンク美術館」の三つのレポートをしなくてはいけません。
5月22日(水) 成田→コペンハーゲン→オスロ→トロムソ
トロムソ泊
5月23日(木) トロムソ→ホニングスボーグ(ノールカップ)
ホニングスボーグ泊
5月24日(金) ホニングスボーグ→トロムソ→オスロ
オスロ泊
5月25日(土) オスロ泊
5月26日(日) オスロ→コペンハーゲン→成田(翌27日)
※ノルウェークローネは実質的な交換レートを考え1NOK=19円で計算します。
※表示できないノルウェー語の文字はアルファベットを括弧でまとめたりして表現しています。
※営業時間などは季節、曜日によって変動しますのでご訪問の際は現地サイトにてお確かめください。
前編は往路とホニングスボーグ・ノールカップ・トロムソです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
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<トロムソへ、24時間移動>
モニターツアーは成田が出発地ですが、私は愛知県民なのでまずは成田まで飛行機に乗ります。
8:10発のJL3082で成田着が9:20。2タミから1タミ南へ移動しスカンジナビア航空コペンハーゲン行きに乗り換えます。
11:40成田発SK984、コペンハーゲン16:05着。出発も到着もほぼ予定通りでした。
スカンジナビア航空の長距離線(エコノミー)は機内食と食事の際の飲み物はサービスで出てきますが、その後の飲み物については水、コーヒー、紅茶以外は有料です。だから、食事の時飲み物を2種類くらいすすめてくれました。
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17:10コペンハーゲン発SK462、オスロ18:20着。
この写真はオスロ空港の到着フロアのもの。ムンク生誕150年で盛り上がってますね!テンションあがります。しかし、今日はまだこの後乗り継いでトロムソへ行かなくてはいけません。
19:55オスロ発SK4434、トロムソ21:50着。どれも順調な航行で助かりました。
こういった短距離、国内の路線では飲み物もスナック類(サンドイッチとかお菓子とか)も最初から有料です。ただし水とコーヒー、紅茶は無料です。
それにしても、成田からコペンハーゲンまではたくさんの日本人団体客が一緒だったのに、オスロ行にはほぼゼロ。東洋人をほとんど見かけないのでちょっと緊張します。
こうして4本の飛行機を乗り継いで、なんとかトロムソまで到達。今日はここで一泊します。
トロムソは白夜なので22:00と言えどもまるで昼間のような明るさです。ホテルは空港から徒歩30分程度の場所だし、公共のバスはないので歩いて行こうかとも考えましたが、明るいとはいえ夜は夜、やっぱりタクシーに乗りました。
スカンディックトロムソホテルまで約5分、133NOK・2,527円。もちろんカード支払い可です。 -
さて、この写真はスカンディックトロムソホテルの部屋の窓から撮ったものです
この宿は冬には窓からオーロラが見えることもあるとのこと。なるほど、近くに町の明かりも少なく、視界が開けてますから十分ありそうですね!
朝食(ビュッフェ)のメニューは豊富で、とても楽しめましたよ。
今日は最終目的地ホニングスボーグへの飛行機に乗ります。朝なので歩いて空港へ向かうことにしました。所要時間は30分弱と、歩くのには問題ない距離ですが、路面状況があまりよくありません。未舗装だったり、砂や砂利が表面を覆っていたりとスーツケースには過酷です。
ホテルから空港への経路はホテルのHP、location→travel instructionsの機能を使うとすぐ検索できます。 -
せっかくなので朝食内容も紹介します。
チーズの下に隠れちゃってますけど、ノルウェーサーモンもいただきましたよ。右下のくしゃくしゃっとしたのはノルウェーパンケーキ。自分で焼くんです。このパンケーキがもちもちしていてとてもおいしい! ホニングスボーグのコンビニでも買い食いしちゃいました。 -
パンケーキを焼いているところです。最初油をひくのを忘れて、ひっくり返す時くしゃくしゃにしてしまいました。
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<問題発生>
空港へ到着し、ホニングスボーグ行きの飛行機にチェックインしようとしたら、なんとホニングスボーグ空港を含む地方空港のストライキのため、目的地まで便は飛ばないことが判明。代わりに手前のハンメルフェストまで飛行機で行き、その後はバスでの移送になるとのこと。
びっくりです!
係員さんによるとかなりまえからスト中とのこと。だったらもっと早く連絡くれてもいいのに。航空会社の考えでは、最終的には目的地に行けるのだから問題ないでしょ、ということらしいです。確かに、ストはいつ終わるかわからないし、HPではアナウンスしてますよってことなんでしょうね。
困ったところでどうしようもないです。とにかくホニングスボーグへ行ければいいので、その便に乗りました。航空会社のストライキではなく、空港のストだったのは幸いです。
手配していただいた旅行会社に連絡し詳細とこの後の対応を調べてもらいつつ、ウィデロー航空WF940、ホニングスボーグ行き改めハンメルフェスト行きに搭乗しました。
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ハンメルフェストへは1時間もかからず到着。ヴィデローの機内サービスはすべて有料です。座席数も少ないので客室乗務員はたった1名。でもちゃんと機内販売までこなします。
座席は指定ではないので、窓際に座りたいなら早めに列に並ばなくてはいけません。眼下は世界屈指のフィヨルド海岸。見ない手はありません。(私は往路では窓際を確保できませんでした><)
写真はハンメルフェスト空港。
移送のバスは12時発。1時間ほどの待ち時間です。こういった情報は掲示されたりアナウンスされることはなく、HPで確認するか、地上係員に確認するしかありません。今回は初めてタブレットPCを持って行ったのですが、このおかげで大助かりでした。言葉(英語)が達者であれば事細かに聞けるのでしょうが、そうはいかない語学力なので、「書いてあるもの」に頼らざるを得ないのです。
ノルウェーの空港でフリーwifiを利用するには、携帯でショートメールを受信しパスワードを手に入れなくてはいけません。しかし、航空運航に関する情報は電波さえキャッチ出来れば閲覧が可能です。
多くの乗客が、他の町への乗り合いタクシーや迎えの車で去って行き、ホニングスボーグへの移送バスに乗り込んだのはたった2名でした。 -
<塞翁が馬>
目的地のホニングスボーグでは白夜体験とノールカップという2つのミッションをクリアしなくてはいけません。
ノールカップはホニングスボーグからバスで45分ほどのところにあり、そのバスも1日6往復しかありません。ハンメルフェストからホニングスボーグがバスになったために、現地での滞在時間が往復合わせて6時間半ほど削られています。バスが出発するまで、私はそのことを考えてかなりテンションは低めでした。
ところが、人間何が幸いを招くかわかりませんね!このバスからの景色が実に美しいのです。
この写真はハンメルフェストのある島から半島へ渡るKvalsund橋。
ここに至るまでの道も、紺碧の海と雪に覆われた丘陵、そこで草を食むトナカイがいたり、カラフルでかわいらしい家が点在していたり。初夏の北ノルウェーを満喫です。
ああ、バスって素晴らしい。乗り心地も上々! -
橋から見た海。
この旅では毎日のように海を見ましたが、波が打ち寄せているのを見たことがありません。風がなかったせいかもしれませんが、これがフィヨルドの静けさなのでしょうか。 -
車窓から撮ったトナカイ。もっとたくさん群れいているのもいたのですが、なにせ走っているバスから撮るので気付いた時にはもう遅いのです。
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雪解け水が勢いよく流れていました。大きな滝を形成しているところもあります。この景色はきっとこの時期にしか見られないのでは?
ハンメルフェストの島から半島へは大きな橋を渡りましたが、ホニングスボーグのあるマーロゲイ島へは海底トンネルで渡りました。道幅が狭かったのでてっきり上下線は別々のトンネルなのかと思ったら、対面通行でした。すれ違う時はお互いに幅寄せし合って行き交います。 -
<ホニングスボーグ>
行きのバスは空港まで行かず、ホニングスボーグのホテル前で降ろしてくれました。タクシー代が浮いてちょっと嬉しいです。
予定されていたホテル「リカ ホニングスボーグ」は町の中心部にあります。この交差点はまさにホニングスボーグの中心地。なのに人っ子ひとりいません。
沿岸急行船が到着すると観光客が増えるのではないかと思われます。この時は船が一隻も入港していませんでした。 -
<ホテル リカ ブリッゲン>
ホテルリカホニングスボーグの玄関を入ると、レセプションにいた女性に「ここはクローズしています。あなたの予約は同系列のリカブリッゲンになっていますよ。」と言われました。
ホテルのバウチャーにはちゃんとここの名前と住所が書いてあるのに…と思いながらも、クローズしてるホテルには泊まれないので言われた通り徒歩10分程のところにあるリカブリッゲンへと移動。リカホニングスボーグよりは少し新しそうだし、港に面していてリゾート感があります。
帰国後旅行会社に聞いたところ、リカグループのホテル予約は地域の系列ホテルを一括で受付けて振り分けているとのこと。空港のストライキの一件といい、この件といい、想定外が多いなあ、ノルウェー…。 -
これはホテルの遠景。
私の部屋は港に面していて、夜間少し離れた桟橋に停泊している客船が見えました。今は白夜なので暗くなりませんが、もし暗くなったら、港の明かりがきれいだろうな。 -
<ノールカップ博物館ほか>
当初予定していた15:15のノールカップ行きバスには間に合わなかったので、まずは町を散策することに。ノールカップ博物館はホニングスボーグにありますが、なぜか「ノールカップ博物館」と言います。混乱すると思いますが、今いるのはホニングスボーグです。(ここで言うノールカップとは地区名ではなくノールカップの岬のことです。)
この建物にはツーリストインフォメーションと土産物店とノールカップ博物館が入っています。現在閉鎖中のリカホニングスボーグホテルのすぐ裏です。 -
<Bamse像>
建物の前には第二次世界大戦中に活躍したセントバーナード犬Bamseの像があります。Bamseはノルウェーがナチスの手に落ちた後、スコットランドへと移り活躍しそこで埋葬されたそうです。ですからこの銅像はスコットランドの方を向いているそうですよ。軍艦のマスコットとして、また兵士を助けたりしたそうで、土産物店でも絵本などのグッズが売られていました。
土産物店は営業時間も長く、一通りのものがそろっていて便利です。ノールカップ柄のTシャツはなかなかよかったのですが、Mサイズが売り切れてて残念!
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<ノールカップ博物館>
私が行った時期(8月中旬から5月下旬)、開館時間は月〜金の12:00〜16:00。短いですね。
私も時間がなくて入れませんでした。
6月から8月中旬までは月〜土が10:00〜19:00。日曜も12:00〜19:00まで開いています。 -
<ツーリストインフォメーション>
土産物店の裏にあります。ここもオフシーズンは16:00に閉まってしまうようです。
かろうじて間に合いパンフレットをもらうことができました。A5サイズのNordkappという冊子がとても役立ちました。
ノールカップへのバスはこの建物の横のバス停から出ます。インフォメーションの外に時刻表も貼り出してありました。
この地域の詳細はnordnorge.comの左下アイコンtravel guidesからダウンロードするBrochuresが便利です。 -
<北ノルウェーの風景>
硬い岩盤の上の薄い土壌、地衣類と草がその上を覆い、海岸沿いのわずかな平地にある町。これが私の北ノルウェーの印象です。
ホニングスボーグの町もすぐ後ろは荒涼とした岩山。冬にはここが雪で覆われ、夏にはつかのま緑に覆われるのでしょう。
こうした広大な自然の中、よくぞあれほど整備された道を造ったものだと思います。 -
<ホニングスボーグ教会>
町の南の小高い場所に立つこの教会は、第二次世界大戦を行きぬいた唯一の建物と言われています。手前の碑は当時のレジスタンス戦死者の慰霊碑。
戦火から程遠く見えるこの極北の地も、かの戦争ではドイツ軍に占領され、彼らが撤退するときに焦土と化したのでした。油田や鉱山があったわけでもないのに係争の地となるとは、北極航路がいかに重要なものだったのかがよくわかります。 -
<ノールカップ行きバス>
17:15発のノールカップ行きバスに乗るためにツーリストインフォメーションまで戻ってきました。
このバスについてはこちらから検索ができます。
boreal.no/timetables-bus
他に公共交通機関はフィンランド(ロバニエミ)からのバスがありますが、運行は6月から8月下旬です。こちらのtimetableから検索できます。
eskelisen-lapinlinjat.com -
<料金システムの謎>
上に書いたBoreal社のバス時刻表には価格も載っているのですが、書いてあるのはノールカップホールへの入場料込みの価格のみ(今年は490NOK・9,310円)。往復の運賃のみがいくらなのかはわかりません。
バスで運転手さんから直接買うのですが、運転手さんの口ぶりでもやはり場料コミの往復切符が基本のようです。カードで払おうとしたら「ノルウェークローネ持ってないの?」と言われ結局現金で払いました。
写真はその切符です。これがホールの入場券を兼ねています。
ノールカップホールの情報はここから得られます。↓
visitnordkapp.net/en/nordkapp/opening-hours-and-prices
これによると入場料は245NOK・4,655円。要するに半分はノールカップホールへの入場料なのです。HPによると入場券には48時間タイプと利用できる施設が限られた12時間タイプがあるのですが、バスで買う切符にその区別はないようです。
そもそも、ノールカップホールに入るときに切符のチェックがなかったんです。チケット売り場というものもない。
考えるに、バスで来る人は必ずコンビチケットを買っている、車で来る人は駐車場のゲートで駐車料金とともに支払っている、歩いてくる人はもともと無料(HPの下の方に書いてある)、ということで、わざわざチェックしなくても全員が支払っているから大丈夫。かな?
ただ、北ノルウェーでは5月はまだシーズンオフ。ハイシーズンになるとシステムは変わるかもしれません。
モニターのくせに何も確認してなくて申し訳ないのですが、自分の語学力ではこの辺が限界で… -
<ノールカップホール>
マーロゲイ島の絶景を車窓に見ながら約40分バスに揺られ、ノールカップホール到着。
バスには途中から4〜5名のお客さんが乗ってきましたが、みなさんホールの職員さんのようです。定期券のようなものを見せて乗り、それぞれ荷物を持ってホールの各所に散って行きました。
道中、空港への分かれ道のところにBoreal社の基地があり、そこに寄って荷物を積んでいました。路線バスは物資を運ぶ役目もになっているのですね。 -
<レセプション>
ホールにはレセプションがありますが改札はされませんでした。
ここにあったパンフレットの見取り図を頼りにホールを見学します。 -
<ノールカップホール見取り図>
これ、ネット上では探せなかったので画像を載せますね。
これが左半分。下が右半分です。 -
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<The Globe>
まずはノールカップのシンボル、このオブジェから。
後で見たパノラマフィルムではてっぺんにカップルが座っているところが格好良く写っていますが、実際ははこの上に乗ることは安全上禁止です。
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<バレンツ海>
ノールカップの先には、見える範囲海しかありません。
しかしこの沖はるかかなたにはスバールバル諸島があるんですね。
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<ヨーロッパ最北の地>
陸続きのヨーロッパ最北の地がノールカップと言われていますが、実際にはマーロゲイ島内ここよりちょっとだけ北寄りの岬があるのは有名な話。写真に写っている岬がそのKnivskjeloddenだと思われます。
時刻は18:00。沈まぬ太陽もかなり低い位置にあります。 -
<観光びより>
写真は岬側から見たノールカップホール。
この日は風もほとんどなく、日差しのあたたかい良い日でした。週刊天気予報を見ても割と穏やかな日の多いこのシーズン。カレンダー上はシーズンオフですが、観光客が少なくてのんびりするにはよい時期なのではないかと思います。 -
<St.Johannes Chapel>
ホールの中に戻ってきました。
レセプション横の階段を一番下まで降りると、Grotten Barへと向かう長いトンネルがあります。
私が行った時には工事中で、とても観光客が通る道とは思えない状態でしたが、通行止めではありませんでした。このホール、意外とわかりにくい造りになっています。
トンネルの途中にはノールカップの歴史をジオラマで表現した小窓がいくつかあり、それを見ながら進んでいくとこのチャペルがあります。入口はこんな感じ。小さいので見落としてしまいそう。 -
小さなチャペルなので頑張って撮影しても全景が入りません。
なぜここにチャペルなのか脈絡がわかりませんが、なんだか神秘的でいいですね。1990年に造られたそうです。 -
チャペルの座席側はこんな感じ。座ると、めちゃくちゃ落ち着けます。
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<The Thai Museum>
チャペルの先にはタイミュージアムがあります。
1907年にノールカップを訪問されたタイのChulalongkorn国王を記念して、1989年に造られたそうです。
1907年にこの地を訪れるのはかなり大変だったでしょうね。記念されてしかるべきかもしれません。こんな極北の地でタイの文物を目にするのも、なかなかエキゾチックです。 -
<工事中>
さて、この先にあるのがGrotten Barで、そこからも眺望が楽しめそう(パンフレットのイラストによると)なのですが、残念なことにタイミュージアムのところで通行止め。245NOKもするチケット持っているのに、アクセスできない場所があるなんてちょっと癪だなあ。
きっとハイシーズンに向けて一生懸命工事をしてるんですよね。これから行かれる方は期待できますよ! -
<北極海輸送>
IN MEMORY OF ALL THOSE WHO TOOK PART ON LAND AND SEA CONTRIBUTING TO THE VITAL CONTINUATION OF THE TRANSPORT OF ALLIED SUPPLIES TO THE SOVIET UNION
1941-1945
通路への階段の途中にありました。
ノールカップにきて、これほど第二次大戦の爪痕を見るとは… -
<Panorma film>
毎日14回(12:00〜24:00)上映される、ノールカップの四季を撮ったドキュメンタリー映画。15分程度のショートムービーです。
ラッセル車が雪を取り払い、さあこれから春が来るぞというオープニング。つかの間の夏を謳歌する動物たち。カニ漁に湧く港。冬を前にトナカイを囲いに追い込む牧人。一面の雪景色の中バスを待つ人…。大自然を映すと同時に人々の暮らしがクローズアップされていました。
土産物店にDVD売ってるそうです。 -
<極北郵便ポスト>
郵便局というものはなく、ただポストがあるだけです。(シーズンオフだから?)でも、ここに投函するとノールカップの消印が押されるんだそうですよ。
すぐ隣にある土産物店で、絵葉書と同時に切手を買って、書いて貼って投函するシステム。ポストは1Fの入口脇にありました。
私は絵ハガキは買ったものの、郵便は送りませんでした。ちょっと後悔… -
<ノールカップ訪問証明書>
土産物店で売っています。ヨーロッパ諸言語版がありこれは英語版。しかしどの言語のものも「SERTIFIKAT」としか書いてないので本当にこれがcertificateなのか半信半疑でレジに持って行きました。
レジでは、「certificateね」と確認され、付箋で隠してある場所に私の名前、下に係の方のサイン、その下に日付印を押してくれました。
サインの入ったA4の紙一枚に55NOK・1,045円。高いか安いかは考え方次第ですな。
土産物店の袋は有料で、小さいタイプは1NOKでした。細かいところを節約したい方は断ればよいですが、なかなか素敵なデザインの袋なので記念品代わりに買うのもよし。 -
<Children of the World>
メインエントランスを出て左へ行くとこのオブジェがあります。
世界各地7カ国の子供が描いた絵が並んでいます。この中に日本の子供のものもあるんですよ。 -
<ヨーロッパ「大陸」最北というならば>
ヨーロッパ大陸最北の地と言われているノールカップ(又は隣の岬Knivskjelodden)ですが、実はマーロゲイ島という「島」にあるわけで、厳密に言うと「大陸最北」ではないとも言えます。本当に大陸にある最北の地は隣の半島にあるKinnarodden岬。方角からして、この写真の奥に白く写っているのがそれではないかと思います。
この岬、立派な観光地であるノールカップとは対照的に、最終アクセス手段は丸一日徒歩という過酷な場所だそうです。
しかし、マーロゲイ島は島で、島でいいならスバールバルが最北じゃないかというのは現地の実感とは離れている気がしますね。橋や海底トンネルで行き来できる島と、広い海を挟んだ離島とは大いに違いますから。それにノルウェーは内陸交通と同時に海路による交通が重要な土地柄。そんな船から見たら、この手の島は半島と大差ないのでしょう。 -
<禁止事項>
パンフレットには5つの注意(禁止)事項が載っていました。
植物や鳥の卵を持ち帰らない、ゴミを捨てない、車やバイクは道路以外に侵入したり駐車場以外に駐車しない、岩山にのぼったりフェンスを越えたりしない、という普通の4項目に加え、「石塔を造ってはいけない」(Please do not build stone cairns.)というのがありました。土壌を破壊し植生を乱すのだそうです。
でも、このように小さいのは至るところに…。こういう場所ってどこの国でもたいがいこの手の石塔が造ってありますよね。人間の本能なんでしょうか。 -
<白夜の季節>
夕方以降ノールカップで景色を撮ろうとすると、方角によっては自分の影がしつこく入りこんでしまいます。太陽の位置がかなり低いので影法師がこの長さなんです。
モニターに決まった5月初旬、まだこの辺りは白夜ではありませんでした。天気予報を見て衣類を準備したのですが、夜は0度以下にまでなることもあり、分厚いセーターを詰め込みました。ところが、出かける直前に天気予報を再確認すると、なんと夜でも10度以上の気温の予想です。白夜になったとたん、夜の気温が下がらないのです。考えてみれば当たり前のことながら改めてびっくり。それでも念のためセーターとブーツは持って行きましたが全く不用でした。
この日の私の服装は、薄手の長袖カットソー(綿とレーヨン素材)にナイロンのウインドブレーカー。ボトムは厚手のタイツに裏起毛の綿パン。靴も普通のカジュアルシューズです。
現地の方はほとんどが半袖。足はサンダルなんて方も。子供はノースリーブに短パンだったりします。確かに、寒さ慣れしていない私も晴れた昼間など長袖では暑く感じました。でも、日陰で風があったりすると寒いので、やっぱり上着は必要です。
北極圏ですから太陽は高くは昇りません。それは知識として知っています。だからいくら晴れていても熱帯のように容赦のない日射はないと思っていましたが、それがなかなかの日射力なのです。オゾンが薄いんでしょうか?昼間はじりじりと肌に浸みこむような日光が照りつけ、夜は低い角度からしつこい日差しが目を射るんです。
この夜の日差しが曲者で、真上から来る光はうつむいたり、廂のある帽子をかぶることで遮ることが出来ますが、低い光はどこを向いていても目を刺すように入ってくるのです。しかも沈みそうで沈まない太陽。かなりイラっとします。
こんな日差しの中でも現地の方は日陰には入りません。とにかく日向で過ごす。カフェなんかでも陽の当らない席は末席といった感じで誰も座ってませんし…。日の昇らない冬を過ごせば、この気持ちがわかるのでしょうか。 -
<再びバスに乗って>
20:00のバスに乗ってホニングスボーグに帰ります。乗客は私一人。
途中中高年欧米人を満載した観光バスとすれ違いました。ホニングスボーグに戻ったら大きな客船が入港していたので、そこからのエクスカージョンツアーでしょうか。
ノールカップのクチコミ情報でもアクセス手段として一番多いのが、クルーズ船か沿岸急行船でホニングスボーグ港へ入りツアーで訪れるというもの。次が自家用車かレンタカー、その次にロバニエミ、アルタといった都市からのバス。ホニングスボーグに飛行機で来てバスという人はあまり見かけなかったように思います。 -
<マーロゲイ島>
ノールカップからホニングスボーグの道は意外なことにかなりアップダウンがあります。時々耳がツーンとするくらい。ですから峠にあたる部分からは結構いい景色がみられます。
ところどころにある真水の池はまだ凍っています。グレイッシャーブルーの湖面が美しい!後から行くアイスバーの氷はこういった近郊の池から切り出してくるんだそうですよ。
集落の近くではタラを干す櫓が見えたりもしました。そういった郊外の光景はカメラに収めることが出来ず残念です。 -
<客船Astor号>
ホニングスボーグに戻ったら港がちょっとだけ華やいでいました。客船が入港していたのです。これがノルウェー海上交通の大動脈「沿岸急行船」だったらもっと人が多いんでしょうね。
この船、24:00頃ホテルの窓から見た時はまだ停まっていましたが、朝にはいなくなっていました。 -
<Artico Ice Bar>
港に面したわかりやすい場所にあります。
やっぱり気になるので入ってみました。入口は同経営の土産物店です。この土産物店もかわいらしい品が多くて素敵でした。
店の奥にアイスバーの入口があります。土産物店のレジでアイスバーの入場券を購入し、大型テレビでアイスバーに関するビデオ(3〜4分)を見てから入場です。入場料はソフトドリンク2杯コミで135NOK・2,565円、防寒着レンタルもコミです。 -
まずはポンチョ型の防寒着を借りて着ます。手袋はないので持って行くと便利です。
中は壁一面が氷。カウンターもテーブルももちろん氷です。透明な氷に白い雪を象嵌して装飾を施しています。こういったデザインはオーナー自らが行うとのこと。土産物のレジにいたイケメンがそのオーナーだそうです。(いつもかな?)
中では濃厚なフルーツジュース(シロップ?)が2種類味わえます。お酒を出すのはいろいろ難しんでしょうね。グラスももちろん氷ですよ。お客は私一人だったので、お姉さんがとても親切に説明をしてくれました。 -
こんな雪の小屋(イグルーの一種か?)もあって、中にはトナカイの毛皮が敷いてありました。もちろん中に入れます。中でははしゃぎすぎて写真がブレブレ…
防寒着を借りているとはいえ氷点下5度に保たれている室内。すぐに体が冷えてきます。15分程で外に出たくなりました。
使った氷のグラスはもらえます。それを海に向かって後ろ向きに投げるといいことがあるそうですよ。 -
<食事事情>
実はこれまで、機内食とホテルの朝食以外、あまり食べていませんでした。時差による食欲の混乱、移動に次ぐ移動で時間がなかったなど様々な理由があるのですが、特に大きいのが、「ノルウェーらしい店がない」と「物価が高い」こと。
私が見た町にはなぜかピザ屋が多く、次がハンバーガー屋。それでも食事をすれば2,000円以上はかかると聞いていました。
でも港付近でこの看板を見かけ、一念発起して立ち寄ってみました。キングクラブ(タラバガニ)なら大金を払う価値ありです!
ところが、店に入って「何か食べられますか?」と聞くと、「ごめんなさい、ソーセージと乾きものしかないわ」とのこと。確かに、他のお客さんもポテチつまみにビール飲んでるだけです。手書き看板なのに大いに偽りアリですね!時間が遅すぎたのでしょうか?
と言うわけで晩御飯はあきらめました。ホテルのカフェは営業時間中でしたがなんだか食指がそそられなくて…。明日の朝ごはんをたっぷりいただくことにします。 -
<住宅街から>
宿泊したホテル、リカブリッゲンは港よりの住宅街にあります。時刻は21:00ですが、まだ部屋に戻るのはもったいない気がして、住宅街を散策してみました。
高台からみたホニングスボーグの町です。波一つない穏やかな海に、喧騒のかけらもない静かな町、優しいそよ風、新緑…。でも日差しはイラっとくる真横から! -
<白夜>
これが一番遅くに撮影した景色です。23:20。
夜中の2時くらいに目が覚めて外を見ましたが、明るさは同じくらいでした。 -
<朝食>
昨日の晩御飯はパスしたのでおなかペコペコです。
幸いダイニングに誰もいなかったので品ぞろえを撮影しちゃいました。
並べ方もきれいで、品ぞろえも多いです。これは他の2都市のホテルも同様でした。今回はモニターなので自分で支払ってませんが、どのホテルも検索すると宿泊費は2万円程します。朝食もこれくらいは普通なんでしょうか。(いつもはお値打ちホテルにばかり泊まっているので…) -
食べた内容はこんな感じ。ここは特にフルーツが多かったと思います。
もっとたくさん食べたつもりでしたが、こうしてみると少ないですね。 -
<空港へ>
まだストライキは終わってないのでホニングスボーグから飛行機は飛びません。ここから航空会社の用意したハンメルフェスト行きのバスに乗ります。
空港への公共交通機関はないのでホテルでタクシーを呼んでもらいました。所要約5分、152NOK・2,888円、カード払いです。
空港へは荷物さえなければ徒歩も可能かと思います。道も比較的平坦です。
飛行機の出発時間は関係なく、移送バスは朝8時発と決まっていました。ストがなければここに11:00位に到着していればよかったのが、3時間も早まっています。到着についてもかなり遅れたため、ホニングスボーグ滞在は17時間(寝てる時間含む)。少々消化不良気味かな。またいらっしゃいという神のお告げと解釈しておきましょう。 -
空港の建物前にはすでに同胞が数人バスを待っていました。建物の中には一応係員がいて、新しいEチケットをプリントしてくれます。これでハンメルフェストからトロムソへの飛行機には無事に乗れそうです。
空港は実に殺風景で、何かの基地のようです。吹きさらしの風なか、皆にならって外でバスを待っていましたが、このときはさすがに寒いと感じました。 -
<ハンメルフェスト>
再び北ノルウェーの海岸線を2時間半走り、10:30ハンメルフェストに到着。ハンメルフェスト出発は12:33なので搭乗までにはまだ1時間以上の余裕があります。
荷物をチェックインし、歩ける範囲で町まで行って見ることにしました。
町の中心部はさすがに遠く、港が見える住宅街が限界でしたが、港に沿岸急行船が入港するところが見えました。ホニングスボーグにくらべはるかに大きな港町。今港に行ったら活気があるんだろうな。 -
ふと足元を見たら、白クマデザインのマンホール。
町の入り口にも大きな白クマ像があったし、町で白クマを見かけることもあるのでしょうか?
ほんのちょっぴりのハンメルフェスト見物を終えて空港へ。自動販売機しかない待合室で搭乗を待ちました。 -
<空から見るフィヨルド海岸>
前日の反省を踏まえて、早めに列に並んだので窓際を確保出来ました。(この便は座席が自由席なんです)
プロペラがちょっと邪魔ですが、眼下はずっとこんな眺め。トロムソ→ハンメルフェストは右側、復路は左側がオススメです。 -
<物価>
大して買い物していないのに物価を語るのは気がひけるのですが、ちょっとだけ語っちゃいます。
人間には水分が必要なので500mlのペットボトルは一日2本くらいは消費していました。水なら一本26NOK・494円、ジュースなら28〜35NOKほどします。つまり水を飲むだけで一日1,000円くらいかかるんです。水道水が飲めると聞いていたので、トロムソとホニングスボーグのホテルでは空きボトルに水を詰めてみたりもしました。特に問題はありませんでしたよ。(注:私はそのあたりがかなり丈夫です。)
国内線フライトは水も有料なのですが、現地のお客さんは水や食べ物を結構注文していました。後から気付いたのですが、機内で買う水は500mlで25NOK。なんとコンビニで買う一番安い水より1NOK安いんです。なるほど、それなら空港で買って持ち込むより中で買おうって気になりますね。たぶんサンドイッチの類も機内だから高いということはないのでしょう。
※補記(旅行記UP後にわかったことを追記します)
ノルウェーではペットボトルを回収機に返すと1NOK返金されるのだそうです。ボトルを航空会社に返却すると考えると、差額はなくなりますね。
他に使ったお金と言えば交通費くらいなのですが、これがまた高いです。トロムソのバス、一回券が40NOK・760円(事前にチケットオフィスで買えば30NOK)。時間券ではなく1回の乗車が760円って…。タクシーも2回乗りましたが、日本より高めだと思います。
今回はモニターですので全ての航空券、ホテル代は自分で払っていません。それ以外の陸路移動の運賃、食費などでカード、現金合わせて1,809NOK・34,371円(お土産代は含まない)を使いました。モニターとしてオスロパスももらっているので、それが自腹ならプラス270NOK・5,130円かかります。(いただいたパスは72時間用でしたが、実際のオスロ観光は24時間以内だったのでその値段)
飛行機に乗っていた時間が多く、あまり観光していないにしてはかなりの金額だと感じています。(あまり食事もしてないし…)
なかなか手ごわいですよ、ノルウェーの物価。 -
<トロムソ>
無事トロムソに到着しました。ほぼ時間通りです。荷物はオスロまでスルーだし、ここで5時間半の乗り継ぎ時間があるのでトロムソ観光へ出かけます。
空港ターミナル目の前からはflybussenというリムジンバスが出ていますが、これに乗っちゃあ芸がない(って言うより高い!往復100NOK・1,900円)。普通の路線バス(40番と42番)も乗り入れているはずなのですが乗り場が見当たりません。天気もいいので、歩いて15分程の所にあるバスジャンクションへ行くことにしました。場所は2日前に確認済みです。
ここGi(ae)verbuktaはトロムソ島を走るほとんどの路線が乗り入れる大きなジャンクション。ここから26番のバスに乗り、Fiellheisen(ケーブルカー)乗り場へ行くのです。バスの情報はここ
romskortet.no/busser/category23.html
空港にもバスのパンフレットがありますが、路線図はないのでここでよく確認しておく必要があります。
先ほど1乗車の運賃は40NOKと書きましたが、3乗車以上するなら90NOK・1,710円の24時間券が便利です。乗車時に運転手さんから買えます(現金のみ)。ペラペラのレシートがその券なので、なくさないように。また他のヨーロッパ都市でよくある時間券を打刻機でバリデーションするというシステムではないので、乗車時には運転手さんに券を提示する必要があります。 -
<Fiellheisen>
26番バスはGi(ae)verbuktaからトロムソ市街地を抜け、橋を渡って大陸側にあるPyramidenまで行き、そこから一部別ルートを通ってもとに戻ってきます。このひと回りが1乗車です。時刻表を見るとPyramidenが終点で、そこでいったんバスを降りなくてはいけないような気がしますが、実際はPyramidenで時間調整をするだけで普通に通り過ぎました。
トロムソのバスは電光掲示の設備はあるものの機能していませんでした。車内放送もありません。ですのでグーグルマップで見たバス停の位置や、時刻表に載っているおおきなバス停(小さなバス停は載っていない)を頼りに下車するバス停を予測します。2回間違えて下車ボタンを押し、現地の方に「ケーブルカーに行くなら次の次よ」と教えられ、正しいバス停で下車出来ました。たしかPyramidenから4つ目だったと思います。バス停より先に右手にケーブルカー乗り場が見えるので、それが見えてからボタンを押しても間に合うと思います。
バスを降り、来た道を少し戻ると丘のふもとに乗り場が見えました。 -
ケーブルカーの発着は30分ごと。私は15:00のに乗ることができました。料金は130NOK・2,470円(往復)。
上からの眺めはまさに絶景です。写真に写っている崖の上にも行くことが出来るのですが、あいにく足元がドロドロで靴を水浸しにしたくなかった私は行きませんでした。そもそも高所恐怖症なのでそこまでいったところで崖の端まで行く勇気なんてないんです。
カフェもありましたがこの時は営業していませんでした。
トロムソの観光についてはvisittoromsoというサイトが詳しいです。空港にもパンフレットがありました。(セブンイレブンの前のベンチのところ)
-
町の方を見るとこんな感じ。トロムソ大橋が遠く見えます。
-
まだまだ雪の残るトロムソ。
ケーブルカーにはスキー板を持った人も乗っていました。彼らはさらに上を目指して歩いて行きます。
30分後、下りのケーブルカーで下山。徒歩で北極教会(Tromsdalen Kirke)へ。 -
<Ishavskatedralen(北極教会)>
10分程度で教会に到着です。入場には40NOK・760円いります。カード不可です。
シーズン、曜日によって入場できる時間が変わりますので要注意。
この教会を紹介した写真の多くは夜の様子です。神秘的にライトアップされた姿はそれはもう神々しいばかり。しかし、お昼間もなかなかのものだと思いました。非常にシンプルでモダンな教会内に、大きな窓からさんさんと降り注ぐ陽光。これもまた神秘的な雰囲気です。 -
<トロムソ島>
教会前のバス停からバスに乗って市中心部にやってきました。市中心部はトロムソ島側に、ケーブルカーや北極教会は大陸側にあります。
大陸側のトロムソと島は大きな橋で結ばれています。(北部には海底トンネルもあり)
島側から教会の方を見るとこんな感じです。大きな橋は徒歩で渡ることも出来ますが、高所恐怖症の私には絶対無理。トロムソ在住でなくてよかった。 -
<トロムソ中心部>
市の中心部にはビルも多く現代都市なんですが、港の方にはこんなかわいい建物も多くあります。中には古そうなものもありましたよ。
お土産屋さんなどを冷やかしながら町をぶらぶらしてみました。
-
港には大きな船が2隻も入っていて町は活気にあふれています。
奥の白い船はなんとホニングスボーグで見たAstor号。私と同じペースで移動してきたのでしょうか。 -
港から海をじっと見つめるのはロアール・アムンゼン。
初の南極点到達を成し遂げた冒険家ですね。アムンゼンやナンセンといった冒険家の足跡を訪ねるのも興味深そうです。
銅像の頭の上にはカモメ。なんか可愛い… -
Domkirke 大聖堂とでも訳せばいいのでしょうか。近代的な建物が多い街中でひときわ目を引きます。
この後は42番のバスに乗って空港へ。中心部のバス停は路線ごとに散在しています。上で紹介したトロムソ市内バスのサイトで中心部の乗場地図を確認しておくといいでしょう。 -
<トロムソ島横断トンネル>
実はこの42番バス、すごいんです。
市中心部から空港までトンネルであっという間(20分弱)というのもすごいのですが、トンネル内に交差点(ロータリー)まであって四方からの車が行き交ってるんです。なかなか面白い光景でした。
市中心部ショーガータのバス乗り場からバス停3つくらいでもうトンネル。トンネルを出たら次のバス停はGi(ae)verbuktaです。
42番は空港に乗りいれています。バス停はターミナルビルから駐車場を挟んだところにあり、ちょっとわかりにくい場所。空港からバス停に行くには、エレベーターでパーキングの階まで降り、降りたらまっすぐ駐車場をつっきります。その外にバス停があります。
この後はトロムソからオスロへ。スカンジナビア航空の国内線で移動です。
後編へ続く
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この旅行記へのコメント (3)
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- TSUNEさん 2013/06/05 09:38:25
- 当選おめでとうございます!
- binchanさん、おはようございます。
当選おはようございます。
私は落選してしまったんですよね。
数年前に北欧旅行した時、ノルウェーはオスロ、ベルゲン、ソグネフィヨルドを見ましたがそれ以外はいけていないから。
短期間での旅行の準備も大変ですが、空港ストライキも大変ですよね。
トラブル回避してミッションクリアなんて達人ですね(^^)
続き楽しみにしています。
- binchanさん からの返信 2013/06/05 18:40:27
- RE: 当選おめでとうございます!
- ツネさん、コメントありがとうございます。
モニターとして旅行出来たことも、こうして旅行記を読んでいただけるのも、つくづく幸運なことだと思います。
当選できなかった皆さまの分もノルウェーの良さを伝えなくては、と意気込んでいましたが、物価が高いとか想定外が多いとか冴えない内容で申し訳ない限りです。想定外の出来ごとに出会った時は、私はあたふたしてしまってこれもまたお恥ずかしい限り。しかし、本当に楽しい旅行だったんですよ。ノルウェーに行かれたことのあるツネさんには、国土の美しさや、街並みの素敵さはこれ以上お伝えする必要はないでしょう。
今後北ノルウェーに行かれる際には、この旅行記が少しでもお役に立てればと思っています。
-
- TSUNEさん 2013/06/05 09:38:24
- 当選おめでとうございます!
- binchanさん、おはようございます。
当選おはようございます。
私は落選してしまったんですよね。
数年前に北欧旅行した時、ノルウェーはオスロ、ベルゲン、ソグネフィヨルドを見ましたがそれ以外はいけていないから。
短期間での旅行の準備も大変ですが、空港ストライキも大変ですよね。
トラブル回避してミッションクリアなんて達人ですね(^^)
続き楽しみにしています。
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