2013/05/06 - 2013/05/06
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pacorinさん
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マチュピチュ、ナスカの地上絵、イグアスの滝
南米で行ってみたかった3大ポイントを網羅し、しかも乗り継ぎ地のNYまでビジネスクラス☆というツアーがあったので参加してみました。
11日間で全10フライト、ピンポイント攻撃で移動が大変でしたが、長年の夢が実現して満足な旅となりました。
旅行3日目はメインイベント第1弾、世界遺産マチュピチュ遺跡☆
曇りのち雨の天気予報をくつがえし、晴れて素晴らしい景色を堪能しました♪
~日程~
1日目 伊丹→成田→NY→ <機中泊>
2日目 リマ→クスコ <ウルバンバ泊>
3日目 マチュピチュ観光 <ウルバンバ泊>
4日目 クスコ→リマ→イグアス <イグアス泊>
5日目 イグアス観光(アルゼンチン側) <イグアス泊>
6日目 イグアス観光(ブラジル側)→リマ <リマ泊>
7日目 ピスコ→ナスカの地上絵見学 <リマ泊>
8日目 リマ観光→ <機中泊>
9日目 NY→ <機中泊>
10日目 成田 <成田泊>
11日目 羽田→伊丹
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
早朝5時頃ホテルを出発して、オリャンタイタンボ駅へ向かいます。
本日の天気予報は曇りのち雨…どんより気分です。
せっかく乾季に来たのにぃ・・・。 -
駅が近くなると町っぽくなってきます。
オリャンタイタンボはインカの宿場町として栄えたところだそうです。 -
わたしたちが乗るのはインカレイルの列車です。
隣の青い車両はペルーレイルの列車。 -
物売りの人たち。
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マチュピチュへ向かう途中にも遺跡っぽいものがちらほら見えます。
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インカトレイルの看板。マチュピチュへのトレッキングの出発地点です。
インカ道はインカ帝国時代に、北はエクアドルから南はチリまで各都市を結んでいたとされる幹線道路とのこと。
険しいアンデス山中に道路まで整備していたんですね。 -
山頂に雪が残っていて標高の高さを感じます。
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車内ではお茶のサービスあり。
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写真がボケてますが、お菓子とチョコもくれるし、車両もきれいでシートもなかなか良いソファで、素敵な列車の旅でした。
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そして、うれしいことに晴れてきた☆
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オリャンタイタンボ駅を出発して1時間半ほどでマチュピチュ駅に到着。
麓の村はアグアス・カリエンテスといいます。 -
お土産やさんを通り抜けて、村の中心にあるマチュピチュ行きのバス乗り場へ向かいます。
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ちなみにこの村、温泉の町という意味だそうでウルバンバ川上流部に温泉があるそうです。
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言われてみればこういう川の感じ、城崎とかに似てる?
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中心に近づくとお宿やレストランが並んでいます。
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この村で宿泊する人も多いだろうし、食べるところには困らなさそうです。
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村の中心広場にはマチュピチュを造らせたインカ第9代皇帝パチャクティ(在位:1438~1471)の銅像があります。
ちなみにペルーのどの町でも中心部の広場の名前は「アルマス広場」。
そういや、クスコにもアルマス広場があったな。 -
マチュピチュ行きのバスチケット。
U$18.5って米ドル?ソル?
ちなみにマチュピチュ遺跡のチケットは128ソルでした。
ツアーだと全ておまかせで自分で調べたりしないので、個々のお値段がよくわかりません。
個人で行く時とは全然意気込みが違って、ただ連れてもらうだけになってしまうのがいけないところでもあり、楽チンでもあり… -
バスは乗り合いなのでちょっと並びました。
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いよいよマチュピチュ見学へ。
入口には1911年にこの遺跡を発見したアメリカの探検家ハイラム・ビンガムの名前なんかが書いてあります。
最近ではそれより先にペルー人が発見していたという説もあるようですね。 -
入り口から10分ほどのぼっていくと、なんかすごい石積みが見えてきましたよ。
そしてあのとんがり山は… -
ごたいめーん!マチュピチュといえばコレ!!な景色。
感動です。
マチュピチュとはケチュア語で「老いた峰」という意味。
後方に見えるとんがり山がワイナピチュで「若い峰」という意味。 -
マチュピチュはインカのパチャクティ王時代の1440年頃に建設が着手され、1532年にスペイン人により征服されるまでの約80年間、人々の生活が続いていたそうです。
リャマがいますね。 -
歩いていくと遺跡エリアが広がってきます。
山裾からはその存在が確認できないことから、「空中都市」「インカの失われた都市」などといわれるのですね。標高は2430m。 -
まわりはこんな山だし。
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こんなところによく造ったなとしか言いようがない立地条件。
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山の尾根に造られているのがよくわかりますね。
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ワイナピチュは標高2750m。
ほんとはワイナピチュにものぼってマチュピチュを眺めてみたかったけど、ツアーには組み込まれておらず残念。 -
ここからだと遺跡の全体が見渡せます。
いや〜すごいな〜と何枚も同じような写真を撮りまくるわたし。 -
見張り小屋の下は段々畑(アンデネスという)になっています。
500年たってもこんなにきれいに残っているなんて。 -
模型のように整然としています。
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石って本当にそのまま残るんですね。
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見張り小屋を見上げてみる。
さすが、観光客も沢山です。 -
ここはインカの王族や貴族のための避暑地としての冬の都(離宮)や、田舎の別荘といったところで、最大でも約750名の住人しかいなかったそうです。
一年中ここ生活していた人は少なかったんでしょうね。
だとすると、こんな孤立した場所で数十人で生活…とかちょっと想像できません。さみしすぎる。 -
それでは遺跡の内部へとおりていきます。
見張り小屋がどんどん小さくなっていきます。 -
遺跡入口、太陽の門です。
意外に小さいです。 -
こうして見ると小さく仕切った建物が多いですね。
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この辺りは倉庫かな。
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意外に緑が多いです。かわいい花が咲いていたり。
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神聖な広場。
これは神官の館…かな。あとから見ると何がなんだか…(汗) -
主神殿。
きっちり組まれている石組ですが、さすがに崩れてしまっているところもあるようです。 -
3つの窓の神殿。
夏至とか冬至の太陽の位置がわかるようです。 -
見下ろすとこんな感じ。
ウルバンバ川流域には貴重な生態系を有する密林が広がり、世界でも珍しい複合遺産の一つだそうです。 -
石切り場。ここから石を切り出してマチュピチュを建造したんですね。
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これは…何か説明してたけど、全然思い出せない。
どなたかご存知でしたら教えてください。 -
窓からのぞいてみる。絶景かな。
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主神殿には日時計とされるインティワタナがあります。
パワーストーンらしく、一応手をかざしておきました。 -
畑では、ジャガイモ、トウモロコシ、ユカ、キノア、コカなどの作物を栽培していたようです。
特に重要なのはチチャ酒を作る原料となるトウモロコシ。チチャは儀式に使われる神聖なお酒だそうです。 -
マチュピチュ総面積約5km2の約半分が山の斜面を利用した段々畑です。
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天体観測の石。
水に太陽や月を映して見ていたのかな。 -
エコーの部屋。一方で声を出すと対面の壁のくぼみに共鳴します。
ガイドさんが声を出してくれました。
ぼわーんと響いて聞こえました。 -
コンドルの神殿付近。
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コンドルの神殿。
説明を聞いても何がどうコンドルなのかあんまりわからなかったところ。 -
コンドルの石。
拷問に使われたとか…コンドルの頭には見えないけど… -
水汲み場。石の水路が張り巡らされ、十数か所の水汲み場があります。
山頂であるにもかかわらず、高度な利水システムが完備されているのがすごいですね。
そういえば、スリランカのシギリヤロックにも貯水システムがあった気がする。水は大事ですもんね。 -
太陽の神殿。曲線を描いている石組みはここだけだそう。
ワイナピチュには太陽と対をなす月の神殿があるようです。
下部に見える階段状の石の部分は陵墓です。 -
かみそりの刃も通さない…ってやつですね。
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王の別荘。王のトイレとか言ってたかな。
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16世紀半ば、インカの人々はスペイン人の侵略を恐れて(?)ジャングルの奥地へと逃げてしまったそうで。
捨て去られたマチュピチュがビンガムに発見されるまで400年、草に覆われて眠っていたんですね。 -
充実のマチュピチュ観光。
名残惜しいけどこれにておしまい。
見学時間は3時間弱程度かな。わりとゆっくり見て回れました。 -
下山してきてランチタイム。
路面電車の線路沿いにレストランが並んでいます。 -
コーンスープ。
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ロモ・サルタード。牛肉、玉ネギ、トマトの炒め物。
これはペルーの一般的な料理でどこでも食べられるそう。
味付けに醤油が使われていてなじみやすい味ですが、コリアンダーがたっぷり入っているので苦手な人は絶対無理かも。
お肉は予想に反してやわらかく、わたしは美味しくいただきました。 -
レストラン前の線路。
未来のアンデスおばさん?
なんか首がつまったような体型の人が多いような気がします… -
14時半の列車で戻ります。
マチュピチュ駅はトイレもきれいです。 -
列車に向かって手をふる女の子。
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あ、ブタだ。
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牛もいる。
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帰りはお菓子なしでお茶だけ出ました。
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あっという間にオリャンタイタンボ駅に到着。
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大満足なマチュピチュ観光でした。
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オリャンタイタンボにもインカ帝国の砦の遺跡があります。
標高2846mにあるこの砦は正面に6枚岩の壁を備え、その背後には太陽神殿を構成していたと考えられる主要建築物が山上まで続いるそうです。 -
これは家?
石の壁に対してあまりにも屋根がはかないような気がしますが… -
それにしてもこんな山の谷間のあちこちに都市や要塞、道路を造るなんて、インカの人は優れた技術をもっていたんですね。
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ホテルに明るいうちに戻ってきました。
お花がきれいに咲いています。 -
敷地内はきれいに整備されています。
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今日もホテルでディナー。
たっぷり野菜サラダ。 -
トゥルチャ・ア・ラ・プランチャ(マスのグリル)
山間部でよく食べられるそう。
ウルバンバ川でとれたのかな。 -
クレープもどき。(やたら分厚かった)
明日はイグアスへ向けての移動日です。
ホテル周辺には何もなく、明日も朝早いのでおとなしく就寝。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ☆なおみ☆さん 2013/06/16 11:01:48
- こんにちは
- 私も、同じアングルの写真を撮っていましたが、
たしか、「後ろの山と同じ形」みたいなものだったかと思います。
遺跡の奥、ワイナピチュの入り口あたりにも、巨大な景色と同じシルエットの岩があったので、そういう感じだったと思います。
pacorinさんの旅行記はとっても丁寧で、
ペルーに行く前の予習や、今、帰ってきてからの復習に
何度も拝見させていただいています!
細かい情報、自分では全然覚えていなかったりで、
本当に参考になりました。
ありがとうございます!
- pacorinさん からの返信 2013/06/16 13:34:19
- RE: こんにちは
- ☆なおみ☆さん
こんにちは。
メッセージありがとうございます。
> 「後ろの山と同じ形」みたいなものだったかと思います。
おー、言われてみればそう見えるし、ガイドさんもそんなこと言ってた気がする!!(笑)
教えて頂いてありがとうございます☆
「なんだこの写真は?」と思って一瞬削除しかけていたので、何かわかってスッキリしました♪
ほぼ自分のために書いている旅行記ですが、少しでもお役に立っていたとすればうれしい限りです。
☆なおみ☆さんはわたしが未訪問の国へたくさん行かれているようなので、また旅行記を拝見しにいきますね。
ありがとうございました。
pacorin
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