ついに実現☆南米で目の保養　3　～イグアスの滝・アルゼンチン編～

2013/05/07 - 2013/05/08

マチュピチュ、ナスカの地上絵、イグアスの滝

南米で行ってみたかった3大ポイントを網羅し、しかも乗り継ぎ地のNYまでビジネスクラス☆というツアーがあったので参加してみました。
11日間で全10フライト、ピンポイント攻撃で移動が大変でしたが、長年の夢が実現して満足な旅となりました。

旅行4日目はペルーからブラジルのフォス・ド・イグアスへ移動、5日目はイグアスの滝をまずはアルゼンチン側から観光します。

～日程～

1日目　伊丹→成田→NY→　　　　　　　　＜機中泊＞
2日目　リマ→クスコ　　　　　　　　　　＜ウルバンバ泊＞
3日目　マチュピチュ観光　　　　　　　　＜ウルバンバ泊＞
4日目　クスコ→リマ→イグアス　　　　　＜イグアス泊＞
5日目　イグアス観光（アルゼンチン側）　＜イグアス泊＞
6日目　イグアス観光（ブラジル側）→リマ　　＜リマ泊＞
7日目　ピスコ→ナスカの地上絵見学　　　　　＜リマ泊＞
8日目　リマ観光→　　　　　　　　　　　＜機中泊＞
9日目　 NY→ ＜機中泊＞
10日目　成田　　　　　　　　　　　　　 ＜成田泊＞
11日目　羽田→伊丹

エリア イグアスの滝周辺(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

4日目は移動日。早朝ウルバンバのホテルを出発してクスコの空港へ。

フライト5　クスコ 8:05発　LA2010　リマ 9:30着

クスコは空から見ても雰囲気がある街でした。

もうおなじみになった例のスナックセット。

フライト6　リマ 12:10発　LA2443　フォス・ド・イグアス 18:10着
（時差＋2時間）

ランチはサンドイッチ。
レモンメレンゲは甘すぎて食べられず。

景色はアンデスの山々から…

アマゾンっぽい感じに変化していきます。

夕方フォス・ド・イグアスの空港に到着。
こじんまりした空港です。
ブラジルに入国しますが、係官が2人しかいなくて超のんびりしてて、かなり長く行列しました。

お泊りはホテルカリマ
http://www.hotelcarima.com.br/home/index.php

やたら広いロビーとながーい廊下を通り抜けてたどりついたお部屋がこちら。
…しょぼいっ！
簡素で古めかしい感じです。おまけに暑いと思っていたイグアス、意外に寒くて毛布を出してきて寝ましたが、この毛布がまた「いつの？」ってぐらい昭和テイストでした。

バスルームはシャワーのみです。

お湯は出るけど調節が難しいと、他のお客さんからもかなり不評のシャワーでした。

夕食はホテルのバイキング。

お肉類が沢山あって、ペルーよりこってりしたお料理が多い印象。
フルーツはスイカとパパイヤが美味しかったです。

ブラジルのビール　SKOL
わたしがビールの感想を言うとたいてい「軽くて飲みやすい」になってしまいます。←表現力なし。

ブラジルのエナジードリンク　ガラナ。
甘いです。

日付が変わって5日目の朝ごはん。
ブラジルといえば、ポン・デ・ケイジョ！
塩味がきいたチーズパンです。

このホテル、お部屋はしょぼいけど朝食バイキングは種類が豊富でした。

本日はアルゼンチン側のイグアス滝観光です。
イグアス川が国境なので、橋をわたるとそこはアルゼンチン。

橋の色ですが、ブラジル側が黄色と緑、アルゼンチン側は水色と白に塗られています。

気温が低いせいか川から霧が立ちのぼっています。

アルゼンチンの入国手続き中はバスで待機。
ガイドさんが全員分のパスポートを集めて、名簿をもってオフィスへ。
そこでまとめてスタンプを押してもらいます。
国境付近は撮影禁止。

イグアス国立公園に到着。
ブラジルからきたから「ボンジーア」（ポルトガル語）って言ってしまったけど、ここはアルゼンチンだから「ブエノスディアス」（スペイン語）
ややこしいわ～

とーっても広いです。

今日も快晴♪

遊歩道を歩いてトロッコ列車の駅に向かいます。

線路が見えてきました。

トロッコに乗ってアルゼンチン側のハイライト「悪魔ののどぶえ」に向かいます。
トロッコは200人ぐらい乗れるそうですが、出発ギリギリにすべりこんだのですでに各国からの観光客でいっぱい。
わたしはイタリア人らしき人に席をつめてもらって乗りこみました。

ようこそ「悪魔ののどぶえ」へ☆

滝はどこに？というぐらい静かな川の流れです。

雲ひとつない青空にテンションも上がりますが、気温はけっこう低め。
水ぬれ防止用のカッパが防寒着代わりになります。

おや？なんか水煙が見えてきましたよ。

ここら辺の水深は浅く、ナマズのようなものが泳いでるのが見えたりします。

どうやら近づいてきたようです。

あ、あれがうわさの…

悪魔の…

のどぶえ！！

この写真では全然伝わりませんが、水しぶきが雨のように降ってきます。
ソッコーで濡れます。
風向きによってはものすごいことになるので、カメラを防御しながら撮影。

悪魔の喉笛はイグアスの滝の最大落差82mポイント。

ナイアガラの滝はストンときれいに水が落ちる印象でしたが、ここは「どわっしゃーん」って感じですごい勢いを感じます。

こんな感じで付近を歩きまわれます。

あちこちで虹がかかっています。

自然ってすごいな。

イグアスの滝は少女漫画の影響で小学生の頃から来てみたい場所だったので、念願がかなって大感動。
地球の裏側まで来て良かったと本当に思いました。

水にぬれて緑も生き生きしています。

ここで悪魔の喉笛をバックに記念撮影サービスをやっています。
撮影するおっちゃんも水しぶきからカメラを守るために、ビニールをかぶせたり、はずしたり、忙しそうでした。

わたしはデジカメはそのまま、iPhoneはジップロックに入れて撮影してました。

たっぷり見物、ずぶぬれになったあと振り返りつつ悪魔の喉笛をあとにします。

いや～、すごいものを見せてもらいました。

かわった鳥がいました。

悪魔の喉笛見物後は滝につっこむボートツアー組（オプショナル）と遊歩道散策組にわかれて行動です。
わたしはボートツアーに参加。

ボート乗り場に向かう遊歩道でもいろんな滝を見ることができます。
イグアスって275も滝があるんだって。知らなかったわ。

一つひとつがどれもすごい！

橋の上にかかる虹。

川が見えてきました。
ボート乗り場に向かっておりていきます。

あ！滝にボートが突っ込んでいく！
あれに乗るのね♪と興奮モード。

けっこう接近してるな。

わくわくしてきます。

ボート乗り場に到着。ナウティカっていうのね。
ここで荷物を入れる防水用の袋をもらって救命胴衣を着けます。

ボートに乗ってから靴もぬいで袋に入れました。
撮影ポイントとカメラをしまうタイミングはスタッフが声をかけてくれるので大丈夫です。

正面に見えるのがさっき見た悪魔の喉笛。
さすがにここには突っ込みません。

三銃士と呼ばれる滝。
ボートが突っ込んでます。

わたしは最後列左端に乗っていましたが、滝につっこむ前に最初のカーブでばっさーんと横から水が入ってきて、しょっぱなから濡れまくり。

しっかりしたカッパの上下でがっちりガードするか、いさぎよく濡れるかした方がいいです。
テーマパークとか霧の乙女号で着るようなヘロヘロのカッパは全然役に立ちません。

はぁ～っ、なんて素敵なんでしょう！美しすぎです。

この滝をバックに希望者の撮影タイムがありました。
わたしも撮ってもらった♪

滝に突っ込むときは水が落ちてくる様子を必死で見上げつつ、濡れないようにガードしつつ。忙しかったですが、滝の迫力を間近に感じることができて良かったです。

これ、わたしが実際に乗っているボートの写真です。
遊歩道散策組だった母が上から見ていたそう。

何回か滝に突っ込んで満足したら、ボートはスピードをあげて川を下り降り場へ向かいます。青空のもと、気分爽快でした。

ボートをおりたら防水袋と救命胴衣を返却し、階段を200段ぐらい（？）あがってジープ乗り場へ。
階段をすれ違いでおりていく人がいたので、この逆コースもあるのでしょうかね。

5kmほどのジャングルドライブ。
わたしたち日本人ツアー客とコロンビア人カップルが乗っていたので、おねえさんが英語とスペイン語でジャングルの動植物などについて説明してくれます。

ふりかえるとこんな感じ。
この季節は秋ということで気温が低く、あまり動物はでてこないそうです。

見上げれば青空☆

さっき乗ったトロッコ列車だ。

ジープは昼食のレストランまで送ってくれました。

ランチは国立公園内のレストランFortinにてビュッフェ。
いろんなお肉を切り分けてくれました。

ここで散策組と合流。

昼食後、3国国境地点見学に向かいます。

ちょうどシエスタの時間でプエルト・イグアスの町は閑散としていました。

アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの３国国境地点です。
滝から流れ込むイグアス川とパラナ川がT字型に合流するところ。
向かって左手がパラグアイ、右手の川向こうがブラジルです。
島国の日本では絶対にないシチュエーション。

各国の地点に国旗カラーで塗られた三角錐のようなモニュメントがあります。
アルゼンチンはこんな感じ。

ブラジルは緑と黄色。

パラグアイは赤と白。

３国の旗のモニュメント。

この後は早めにホテルへ戻りましたが、けっこう疲れていたので夕食まで一休み。

きたない写真ですが…ホテルのごはん。
どす黒いのはフェジョアーダという黒豆とお肉を煮込んだブラジルの国民食。

左上はカイピリーニャというブラジルのカクテル。
カシャッサというさとうきびの蒸留酒にライムと砂糖を加えた甘めのカクテルです。

このホテル、フォス・ド・イグアスの町から離れていて周りに何もないので、出歩くことはありませんでした。