2013/05/11 - 2013/05/12
344位(同エリア1144件中)
ショコラさん
春になったら水芭蕉を見に行きたいなぁと思っていたところ、長野の戸隠に水芭蕉の群生地があるのを知って、さっそく旅の計画を立てました。
戸隠の場所を調べてみると、前から訪れたいと思っていた小布施もけっこう近く、少し足を延ばせば、菜の花の名所の飯山へも行けそうです。戸隠の水芭蕉の見頃が例年通りならGW後だそうなので、GW明けの週末に1泊で行くことにしました。
前回、北信州へ行ったときは、長野まで新幹線で行き、そこからレンタカーで回りましたが、今回は交通費節約のため自宅から車で行くことに(往復走行距離約640km)。
予約した宿は、小布施から車で20分ほどのところの上林温泉にある《湯宿せきや》さん。創業90年余の宿ながら、2011年9月にリニューアルオープンしたとのことで、館内はとても綺麗そうだし、全8室のこじんまりとしたところも好みだったのでここに。
5ヵ月も前の予約だったにもかかわらず、第1希望のお部屋はすでに予約が入っていました。どうやら週末は早くから予約でうまってしまうようです。予約するには早すぎるかなと思っていたくらいだったけれど、早めに動いてよかった。
宿から徒歩30分のところに、温泉に入るサルが見られる〈スノーモンキーパーク〉がありますが、今回は立ち寄りませんでした。いつか冬に行ってみたい。
★《湯宿せきや》
http://www.yuyadosekiya.com/index.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
当初は、1日目は小布施でランチをして、そのあと飯山で菜の花を見て、それから宿へ向かう予定でした。けれど、初日は天気がおもわしくなく、小布施へ着いた頃からパラパラと雨が降り出しました。
それで菜の花はあきらめ、小布施でお蕎麦を食べたあと、まっすぐ宿へ向かいました(戸隠の水芭蕉と小布施散策は2日目に)。チェックインが午後2時からOKだったので助かりました。
※小布施のランチ(お蕎麦)の様子は、2日目の小布施散策と合わせて、旅行記を別にまとめます。
そぼ降る雨の中、お宿に到着。
純和風の風情あるたたずまい。垣根代わりになっている薪のディスプレイが素敵です。湯宿せきや 宿・ホテル
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落ち着いた雰囲気の内玄関。
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ラウンジは和モダンでお洒落〜。
この大きなソファー、すわり心地がとてもよかった。
実は、チェックイン受付時間より30分早く着いてしまったのですが、すぐにお部屋に案内していただけました。 -
館内のディスプレイ。
アンティークなライティングビューローを花台にするって、素敵なアイディア。 -
泊まったのは〈駒草〉というお部屋。
プレートの彫りこみも駒草〜。 -
玄関を入ったところ。
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玄関をあがって扉を開けると、広〜いリビング。
大きなコーナーカウチソファーに、60型のフラットテレビ、暖炉、マッサージチェア、ボーズサウンドシステム、DVDプレーヤーと、くつろぎのアイテムが勢ぞろい〜!
このリビングはとても居心地がよくて、起きている間はずっとここで過ごしていました。CDを持ってきていたので、BGMはお気に入りの音楽で。ボーズはさすがに音が素晴らしい〜。最新式のマッサージチェアも最高の気持ちよさ(夫と交代で何度も使用)。
肩や足をモミモミしてもらいながら音楽を聞いたり、大画面でテレビを楽しんだり、本を読んだり。極楽でありました。 -
リビングの隣りのベッドルーム。灯りは間接照明だけで、和モダンな雰囲気。
シモンズのダブルベッドが2台置かれています。 -
こちらは和室。
3部屋もあって、ほんとに広い! 全部で74平米あるらしい。ふたりでは広すぎて、もったいないくらい。
最初に予約しようとした〈桔梗〉や〈睡蓮〉のお部屋は99平米だったから、こちらのお部屋で十分でした。
お部屋に案内してくださったスタッフがお茶を入れてくださり、お茶と和菓子でちょっと一息。 -
和室の窓から見えているのは半露天風呂。
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ミニキッチンもあり、電子レンジも置かれていました。
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ミニキッチンの左側にトイレ。
タンクレスの最新式のウォシュレット。小さな手洗いもあり、ペパータオルが置かれています。 -
ミニキッチンの右側はパウダールーム。
モダンでとても清潔。間接照明がいい感じです。
隣りにはシャワールームがあり、その奥が半露天風呂になっています。 -
桧の半露天風呂。源泉かけ流しです。
こちらには夜寝る前に入りました。ちょっと熱くて水を足さないと入れなかったけど。 -
これは翌日の朝、朝風呂に入った夫が湯船から撮った写真。
半露天だけど、窓を開け放すと山と緑が見えます。 -
宿には大浴場(内風呂)1つと、貸切の露天風呂が3つあります。すべて源泉かけ流し。貸切風呂は予約制ではなく、空いていればいつでも入れます。
お風呂はどれもクローズの時間帯はなく、チェックインしてから翌日の午前10時まで利用可能。
中庭を囲むように建物が配されています。
右手の暖簾がさがっているところが大浴場。 -
露天風呂には洗い場がなかったので、まずは体を洗うために大浴場へ。
壁も天井も桧板張りで、湯船と床は石造り。とても綺麗です。湯船はあまり大きくはありませんが、8室しかない宿なので込み合うことはなさそうです。
わたしが入ったときは他には誰もいなくて貸切状態。湯温はちょうどいい感じでした。外の景色がもうちょっと見えるとよかったかな。 -
そして露天風呂めぐりへ。
右手の扉の向こうには桶の露天風呂〈けや木の湯〉がありますが、まずは岩風呂〈楓の湯〉へ入ることにしました。 -
〈楓の湯〉
ゆったりとした広さ。前には森が広がっていて、森林浴しながら湯浴みが楽しめます。雨にけむる緑も風情があって美しいな〜。
だた、湯温がかなり高かったので、だいぶ水を足しました。せっかくの源泉かけ流しなので、水を足すのはもったいないのだけど。 -
続いて、檜の〈もみじの湯〉へ。
こちらは先ほどの〈楓の湯〉よりさらに視界が開けていて、森の中のお風呂という感じ。時間制限もないので、ゆっくりくつろげます。湯温もちょうどよくて、長いこと入っていました。 -
読書室兼湯上り処
あともうひとつある露天風呂も空いていましたが、すでに3ヵ所のお風呂に入って、かなり湯だっていたので、そちらは明日の朝、入ることに。 -
お風呂から上がって、お部屋で音楽を聞いたり、マッサージチェアで体をほぐしたり、本を読んだりしていたら、あっという間に夕食の時間になりました。
夕食・朝食とも、個室の食事処。案内されたのは〈紫陽花〉というお部屋でした。 -
個室の畳ダイニング。
大きな窓があり、緑がたくさん見えます。 -
飾り棚には綺麗なお花が。
このお宿は館内のあちこちにお花が生けてあります。やっぱりいいな、お花があるのは。 -
お造り
トロや甘海老、美味〜。 -
季節の盛り合せ
お豆のテリーヌ、紫芋のムース、よもぎの生麩などなど、まるでプティフールみたい♪ -
季節の煮物
春らしい若竹煮。小花模様の器も素敵。 -
揚げ物
木の芽とグリーンアスパラの天ぷら。
これ、めちゃウマ〜〜!!!
ほんとにサックサクで、口いっぱいに広がる香りと野菜の甘み。衣の付き方といい、揚げ方といい、これはもうパーフェクト! プロにしかできない技だと思います。 -
天ぷらに添えられた、抹茶とゆずのお塩。
でも、何もつけなくても十分おいしいっ。 -
信州牛のすき焼き♪
お肉やわらか〜〜。
もっと食べたかった。 -
深雪岩魚の塩焼き
夫とふたり、もくもくと岩魚に取り組む。
サーブのタイミングが早くて、まだ食べ終わらないうちに次々にお料理が運ばれてきて、ちょっとあせってしまいました。わたしたちが食べるのが遅いのかもしれませんが。 -
ホタルイカの酢味噌和え
献立にはないものでしたが、サービスしてくださいました。 -
帆立と鮪のソテー
ラタトゥイユ風にアレンジされた洋風の一皿。
これはトマトの味が強くて、帆立本来の味があまり感じられず、ちょっと残念。 -
ご飯の上に野沢菜の佃煮が載っています。
この飯椀、素敵だな。 -
桜海老のお吸い物
-
さすが長野、お漬物の種類が豊富です。
ゴボウのお漬物は初めて。やはり野沢菜ははずせませんね〜。 -
レモンのムースと苺のデザート
レモンと苺の酸味でお口さっぱり。
おいしかった! とくに天ぷらは最高でした。 -
館内のサロンで飲み物が1杯無料でいただけるそうなので、食後に立ち寄りました。
ジャズが流れる大人の雰囲気のサロン。 -
アルコール、ノンアルコールと飲み物はいろいろありましたが、コーヒーを飲みたかったのでこれに。
大きなソファーに座り、ジャズを聞きながら、淹れたてのコーヒーを飲む、ゆったりとした時間。
お部屋にもどってのんびりして、寝る前にお部屋のお風呂にも入りました。
お部屋のベッドは素晴らしい寝心地でした。夫いわく、わたしは「おやすみ」と言って1分で寝息をたてていたらしい。 -
翌朝。
昨日のお天気とはうってかわって、素晴らしいお天気!
←お部屋のリビングからの眺め -
まだグーグー寝ている夫を部屋に残して、わたしは露天風呂へ。
こちらは2階にある〈けや木テラス〉
デッキチェアが置かれています。 -
中庭
雨をたっぷりもらった木々は、緑が生き生きしています。 -
昨日入って気に入った〈もみじの湯〉へ。
朝日の差し込む露天風呂を独り占め〜♪ -
水面に緑が映りこんでいます。
とっても気持ちよくて、ぼ〜っと森を眺めながら、朝風呂を楽しみました。 -
続いて、昨日入らなかった桶の露天風呂〈けや木の湯〉へも行ってみました。
かなり大きな桶で、大人3人くらい入れそう。内側に腰かけ状の板があるので、座って湯船に浸かれます。
このお風呂、ジャクジーだったみたいだけど、どこにスイッチがあったのかな? -
湯船に波紋が広がって。
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お部屋にもどると、夫はお部屋のお風呂に浸かっていました。
さてさて、朝ごはんの時間です。
お食事場所は、昨夜と同じ個室にて。
食事処からの眺め。お天気になってよかった〜♪ -
まずは長野産のりんごジュースで目覚めの1杯。
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厚揚げの煮物、シラス和え、明太子などの盛り合わせ。
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サラダ
このポテトサラダ、すごくおいしかった〜。 -
出汁巻き卵
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こちらのお鍋は、
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湯豆腐
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焼き鮭。身がふんわり。
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野沢菜となめこのお味噌汁
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最後になぜかお雑煮が運ばれてきました。長野ではお正月以外でも食べるのかな?
すまし汁仕立てで、とてもおいしかった♪
お雑煮はお正月に自宅以外で食べることがあまりないので、得した気分です。 -
デザートはヨーグルト
おいしくて、朝からモリモリ。完食です。 -
食後のコーヒー
中身を飲んでしまっていたので、カップの写真だけ。
ロイヤルコペンハーゲン(このパターンはブルーコペンハーゲンかな)のカップで、ちょっとリッチなコーヒータイム。 -
チェックアウトは11時なので、それまでゆっくりしたかったのだけれど、この旅行の目的の水芭蕉を見に戸隠へ行くため、10時前に宿を出ることに。
←正面玄関から外を見た様子
ガラスに縦に渡してある木の彫りこみは湯気かな? -
外から見た正面玄関
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とても居心地のいい素敵なお宿でした。
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旅行記グループ 水芭蕉を見に北信州へ
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