京都・洛西・大原野の古刹、金蔵寺

2013/03/07 - 2013/03/07

京都市西京区大原野南春日町には国宝の如意輪観音菩薩半跏像が祀られている願徳寺があります。

その国宝の如意輪観音菩薩半跏像は、すばらしい観音様のようです。

そこでこの辺りを調べてみると、その南春日町には、他にも良さそうな神社仏閣があります。

また、その南春日町からちょっと奥まったところには、金蔵寺（こんぞうじ）という古刹があり、まずはそこを目指すことにしました。

【写真は、金蔵寺の仁王門です。】

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

車で、この金蔵寺（こんぞうじ）仁王門のあるところまで、上ってきました。
途中から狭い道もあったりして、対向車がないことを祈りながらの到着です。

入山料は、この賽銭箱に入れて、仁王門を通っていきます。

仁王像（阿形）です。

仁王像（吽形）です。

階段を上っていきます。

階段の途中の石垣は、お城のよう。

階段の上ると、左側には鐘楼が。

右側には、護摩堂が。

鐘楼からは、ちょっと下界の風景が見えます。

本堂に行くには、また階段を上がっていきます。
階段の途中から振り返った風景です。

本堂です。
金蔵寺（こんぞうじ）は、養老２年（７１８）元正天皇の勅願でされた天台宗の古刹で、現存する建物は桂昌院によって再建されたものです。

本堂から振り返ると、金蔵寺の名前からでしょうか「円」の字になっています。

本堂を回り込みます。

ここには、愛宕大権現堂への登り口があります。
だいぶ上っていかないといけないようなので、ちょっと上っていくのを躊躇。

とりあえず、開山堂のほうに行きました。

開山堂から展望台に行く途中に、下の川弁財天があります。
結界でしょうか、敷地が六角形になっています。

展望台からの風景です。
伏見のほうでしょうか。

山のほうの風景です。

本堂のほうに戻ります。
暖かい日差しです。

鳥を発見しましたが、嘴と頭だけしか写りませんでした。

本堂です。

本堂の前には、弘法大師さまが。
天台宗のお寺に何故。
ご住職にお尋ねすると、この辺りのでしょうか、観音霊場の一つになっていて、置いてくれとたのまれたからなのだそうです。

本堂の扁額です。
ご本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩像です。
年に一度、４月２３日にご開帳されるとの、ご住職のお話。

これもご住職にお尋ねすると、愛宕大権現堂はちょっと上るとあるそうなので、行ってみることにしました。
この階段を上っていきます。

愛宕大権現堂です。

階段を下りていくと・・・。

蛇の抜け殻か？
金蔵寺という名のお寺の境内で蛇の抜け殻、これでお金がガッポガッポ。
しかし、これは蜂の巣でした。

階段の右側には、本堂の屋根が。
味のある曲線です。

左側には、開山堂の屋根が。

本堂の横、切り株から芽がでています。

車で来た道を下りていくと、一願不動明王をお祀りする祠があります。
これから、つぎの目的地、大原野神社に行きます。

（おしまい）