2013/02/24 - 2013/02/24
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ぬいぬいさん
今年は例年になく寒い冬。そのせいもあってか梅の開花が遅れているようです。
そんな中で、三渓園の梅がいい具合に咲いているとの知らせを聞いて出かけてきました。
この時期の梅、春の桜と秋の紅葉、毎年に3、4回訪れている三渓園ですが、去年の桜以来1年ぶりの散策になりました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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今年は例年よりも寒かったせいか、梅の開花が遅れているようですね。
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三渓園の梅が、そろそろいい感じとの話を聞いて行ってきました。
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この日は駐車場が安い裏側の公園口から入りました。
正門の駐車場は500円かかりますが、こちらは1時間200円、格安です。 -
三溪園は生糸貿易により財を成した明治の実業家 原 三溪によって、1906年(明治39)公開された個人邸の庭園です。
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個人の住宅の庭といっても、その広さは17.5ヘクタール。
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広さの規模が良くわからないので、東京ドームにたとえると、なんと3.7倍もの広さになるそうで、都心にあるような大名庭園とは比較にならない広さです。
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園内には、京都や鎌倉などから移築された、歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されています。
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移築された建物は、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟あります。
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東京湾を望む本牧三之谷に広がる広大な土地は、三溪の手によって明治35年頃から造成が始められました。
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敷地が広いので造成工事も時間を要し、外苑が完成したのが大正3年、内苑は大正15年に完成し現在の庭園となりました。
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三溪は、当時の新進芸術家のスポンサーにもなっていたそうで前田青邨の「御輿振り」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品がここ三渓園で生まれたそうです。
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原三渓とはどんな人だったのか興味をもって調べてみると・・・
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本名は原富太郎といって、明治・大正・昭和のはじめにかけて生糸貿易で財を成した実業家。
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1868年(慶応4年)岐阜県厚見郡佐波村で生まれました。
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18歳で東京専門学校(現早稲田大学)に入学のため上京。
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卒業後は跡見女学校の教師となりました。
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1892年、横浜の豪商・原善三郎の孫・原 屋寿さんと結婚し原家に婿入りしました。
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奥さんの屋寿さんは跡見女学校出身だったようですので、教え子と結婚したのでしょうかねえ。
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その後は横浜市を本拠地とし、絹の貿易により富を築いていきました。
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また、世界遺産の富岡製糸場を中心とした製糸工場を各地に持ち、製糸家としても知られていきました。
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その後1915年に帝国蚕糸の社長、1920年に横浜興信銀行(現在の横浜銀行)の頭取となって財界での立場も築かれていきます。
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関東大震災後には、横浜市復興会の会長を務め、震災の復興支援のため私財を投じたがために、事業にかげりが出はじめます。
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更に人絹やデュポン社によるナイロンの開発により、横浜シルクの行く手にも暗雲がたちこめるようになります。
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昭和13年には製糸工場の閉鎖、売却を含む事業を縮小、翌14年に70歳で生涯を閉じることになります。
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2年後の昭和16年に太平洋戦争が勃発し、終戦直前の空襲で、三渓園も大きな被害を受けることになります。
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しかし終戦後の原合名会社には、三渓園を保持する力さえなく、昭和28年に数多くの文化財を横浜市に寄贈し土地も売却。
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その後維持団体として三渓園保勝会が設立されて、整備工事が着手されました。
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翌29年に外苑の復旧整備が整い公開されました。
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全面復旧が完了するのは昭和33年のこと。
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以来横浜市民のオアシスとして愛されています。
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昭和35年には、岐阜の白川郷よりこの合掌造りの矢箆原家住宅が移築されています。
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水仙と白梅とのコラボ
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白梅が圧倒的に多く紅梅はなかなか見つかりません。
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園内の梅の花はまだ5分咲き程度
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観梅会の最終日は桃の節句のひな祭り。ちょうどその頃が満開かもしれませんね。
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広い園内にあって梅林があるのは、先ほどの矢箆原家住宅のあたり
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こちらの山の上に建つ三重塔は京都の燈明寺から移築されたもの。
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ようやく紅梅を見つけました。
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大池のそばに2本だけあった紅梅
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白もいいけど紅梅もいいですね。
梅は接木もできるので、1本の木で白と紅の2色の花がついているのを、よく民家の庭先などでも見ることがありますね。 -
最後にもう一度白梅
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南口を出るとそこには本格的な中国庭園があります。
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横浜市と上海市の友好都市締結15周年を記念して1969年に作られた上海横浜友好園は、老朽化のため現在は立ち入り禁止になっています。何年か前まで入れたので、きっと東日本大震災の影響もあるんでしょうね。
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