ちょっとだけ三溪園の紅葉を　

2014/11/27 - 2014/11/27

毎年この時期の必ず訪れる三溪園
何日か前に旧天瑞寺寿塔覆堂周辺のイチョウとモミジがいい感じとの話を聞いて、仕事の移動の合間の昼休みにちょこっとだけ
覗いてきました。
もみじは少し早かったようですが、イチョウの黄葉はいい感じでした。
ちなみに三溪園は今年世界遺産になった富岡製糸場の元のオーナーの原三溪が作った庭園です。

エリア 本牧・根岸・磯子(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

ここ数年毎年三溪園の紅葉を見に行っていますが、いつも微妙にピークから外れた時期

三溪園のウェブサイトで状況は確認しているものの、中々見頃の時期に時間が取れずここのイチョウの黄葉を見たことがありません。

そろそろいい時期ではと、状況確認するとイチョウが見ごろを迎えているよう

仕事の移動の合間に行ってきました。

イチョウ　いい感じに黄色く色づいています。

足元は見事な黄色いじゅうたん

これに建物の屋根が入ると更にいい感じに

もみじもまだちょっと早い感じはしますがまずまずの色づき

山の上の三重塔が入ると、ここは鎌倉？
はたまた京都？
そんな感じの写真になります。

でも、ここは横浜の重工業地帯が控える本牧のベイエリア

裏側の高速道路の先には工場夜景が楽しめる、高い煙突の立ち並ぶコンビナートがあります。

でも広い三溪園の敷地に入ってしまえば四季折々の自然が楽しめる日本庭園が広がります。

なんせ敷地は約17万5000?もの広さがあります。約５万３０００坪といっても果たしてどのくらいの大きさがあるのか、なかなか想像できませんよね。

東京ドームで換算すると、４個分

めちゃめちゃ広い庭園の中には山あり、川あり、池あり

そんな広い自然の中に点在するの京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物

もともとここは生糸貿易により財を成した明治の実業家 原 三溪の自宅があった場所

もみじはまだす濃い早い感じがありましたが、部分的にはいい感じに染まっているところもあります。

合掌造りの建物の前のかやぶきの茶室のあたりは見ごろになっています。

ここを作った原三溪さん
実は今年世界遺産になった富岡製糸場のオーナーでもあった人

日本画にも造詣が深く、横山大観、下村観山といった日本美術院の画家がここに滞在し作品を描いたりもしていたそうです。

三溪自身も絵の才能があったようで三溪記念館では三溪や観山の作品を見ることができます。
ちなみにここは無料
もっとも入園料５００円払っているので料金は込なんでしょうが。

池と三重塔を入れるとここは京都？
そんな感じに見えますよね。

三溪記念館の中から見えるもみじ　きれいでした。

明治３５年に原三溪が建てた自宅の鶴翔閣では結婚式ができるため、この時期園内では写真を撮影するカップルがあちこちに。
今日挙式を上げるわけではなく、撮影だけのようです。

苔フェチの私には歴史的建造物の点在するエリアは特に居心地の良い場所でもあります。

園内は春は梅に始まり桜秋のこの時期は紅葉と、四季折々の自然が楽しめて、横浜市民の憩いの場所にもなっています。

ここは猫もいっぱいいます。
天気がいいので日向ぼっこをする猫が５，５匹かたまってました。

すすきも水面をバックにするといい感じ

ちっちゃな水仙も何本か咲いています。

敷地外の高速道路側の公園には中国式庭園があります。

池に浮かぶ東屋の老朽化が進み今はフェンスで仕切られて立ち入り禁止になっています。

震災前までは中に入れたのですが、この周辺は液状化現象で大きな被害が出たので、その時の影響なんでしょうね。

車で来園の際には、本牧の正面から入ってくると併設の駐車場はいくらも台数が停まらずに料金も高いので、１時間ほどの滞在なら高速側の公園の駐車場は１時間２００円なので、そちらに駐車することをお勧めします。