ザルツブルク＆ウィーン　2012/13年末年始　街歩き～ウィーン西駅、トラム、ガソメーターetc.～

2012/12/30 - 2013/01/02

他の旅行記に入れられなかった、街歩き中に気になったもの達

長期間の工事が終了したウィーン西駅、新旧混じって運行するトラム、観光用トラム、王宮家具・調度品博物館、以前から気になっていたガソメーター、市立公園周辺の何気ない風景etc.

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■ウィーン西駅

ただいま、ウィーン！　3年も来ていなかったなんて(T_T)

ザルツブルクからレイルジェットで到着。長期間の工事が終わってすっかりキレイに(^^)

あれ？シシィ様。以前はお外にいらっしゃいませんでした？

ウィーン西駅 駅

ホームから出て右手に地下鉄へ降りるエレベーターがあります。エレベーターはかなり前から完成していましたね

お手洗いはエレベーターの右奥にありますが、2階です。エスカレーターはありません。大きな荷物がある場合、交代で行くしかない。でも一人旅だったら…私は諦めるでしょうね(^_^;)　年配の方は結構急な階段なのでキツイと思われます。お手洗いは有料。改札があったと思います

折角工事で生まれ変わった駅なのに、どーしてバリアフリーにしなかったんでしょ？もちろん、車椅子用のお手洗いはひとつだけ1階にありましたけど

大工事をしていた駅がすっかり生まれ変わって、なんだか感慨深い

ツリーの裏側にはカフェもありました

エスカレーターの奥、突き当たりのガラスの向こうがホームです

地下鉄の券売機

英語モードがあるので、使いやすい(^^)

もちろん、クレジットカードも利用可。毎回西駅の券売機でクレジットカード拒否されるけど、今回は一発OK！

今までの訪問で、カードが悪いわけじゃなく隣りの券売機では使えるということを繰り返すこと3回ぐらいありました

到着したのは日曜日

日曜日用の地下鉄1日券(ヴァリデート＝刻印から24時間有効)6.7EURと、月曜始まりの1週間券15EURを購入。1週間券、3年前より1EUR値上がりしてる(^_^;)

1週間券は12/31（月）始まり。既に2013年第1週のチケットになってました

乗車前にホームに行く前にあるヴァリデート機でヴァリデートをお忘れなく！

■応用美術博物館前

漢字発見！　来月マンガ展をやるってこと？

日本沈没のマンガってあったっけ？（謎）

オーストリア応用美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー

いつも時間切れで行けなくなる美術館。次回こそは是非！

■市立公園

そういえば初ウィーンの時に訪れて以来、そばを通ってはいても中に入ったことがない市立公園。シューベルトさんにご挨拶してないなぁ

市立公園 広場・公園

なんだか丸っこくてちっちゃい車が2台通り過ぎて行った。軽自動車はウィーンでは見かけないので、珍しい

■Stubentor駅前（U3、トラム2、市立公園前）

初ウィーンの友人が「こんな所に体重計！？」ととても驚いて面白がってました

確かに私も初めて訪れた時には珍しがっていたっけ。今では当たり前の光景になっているけれど

駅周辺は趣のある建物ばかり

この建物1階のカフェも気になった

通りを渡って正面（写真右手前）が応用美術博物館

トラムの停留所

黄色の「R」が観光トラムが停まるよマーク

猫の目「N」が深夜バスが停まるよマーク

観光用の黄色いトラムが来ました。リンクを1周できます。乗り降り自由。但し、24時間コンビチケットor24時間リンクトラムチケット（乗り降り自由）、リンクツアーチケット等通常チケットとは別のチケットが必要です

音声ガイド付（日本語あり）毎日10:00〜17:20　1周約25分

現在はこの黄色いトラム以外にリンクを1周できるトラムはありません

↓詳細はウィーン交通局公式サイトへ
http://www.wienerlinien.at/wl/ep/programView.do?channelId=-28163&programId=19580&pageTypeId=19568

随分新型車両のトラムが増えました。低床で段差がないのはありがたいけれど、ちょっぴり寂しい気もする

こんな旧型車両が来るとちょっと嬉しい(^^)

レトロな木の座席

■Schwarzenbergplatz

こちらは新型車輛

■王宮家具・調度品博物館

シシィチケットを購入したので、シェーンブルン宮殿、王宮家具・調度品博物館、ホーフブルクに入れます

来る予定はなかったけど、特別展がエリーザベト皇后のコルフ島展だったので、急遽来ることに。特別展は写真撮影不可だったけれど、あまり他で公開されていない彼女のコルフ島縁の家具、調度、衣服等々を見ることができて、来た甲斐がありました(^^)

王宮家具博物館 博物館・美術館・ギャラリー

4年半前に訪れた時と展示品はあまり変わっていませんでしたが、かなり整理して展示されてました

以前はただの「倉庫」だった部分もありましたから(笑)

↓ブダペスト＆ウィーン　2008春　王宮家具・調度品博物館　前編
http://4travel.jp/traveler/wol/album/10251145/

マリア・テレジアの車椅子

エリーザベト皇后の長男ルドルフ皇太子の長女エリーザベト・マリー6歳の肖像画

5歳で父を亡くし、その後波乱の人生を送ったプリンセス

ルドルフコーナー

ルドルフ皇太子

ルドルフ皇太子のゆりかご

ウォールナッツ、メープル、マホガニー製。内部はシルク

シシィコーナー

身長70cm、ウエスト52cmのシシィ実物大人形

ドレスの刺繍が綺麗☆彡

聖シュテファン、ハンガリー国王の王冠

大公の王冠

ボヘミアン王St. Wenzelsの王冠

オーストリア皇帝ルドルフ二世の王冠。1600年製

1804-1918年に渡ってオーストリア皇帝の王冠として使われたものの複製

クローク

コートや荷物はこちらへ預けて身軽に見学。無料。ロッカーは後でコインが戻って来るタイプ

■ガソメーター

王宮家具・調度博物館を出て単独行動。買い物はしたいけど、さて何処に行こう？

おもちゃ屋さんを探してるんだけど、とりあえずショッピングモールだし、以前から気になっていたガソメーターに行こう！

シュテファン寺院駅からU3 Gasometer駅まで約8分。駅の目の前

ガスタンクをショッピングモール、住居にするなんて発想、斬新過ぎませんか？

ガソメーター 現代・近代建築

なんとこのガスタンク、1899年の建造当時はヨーロッパ最大規模のものだったそうです。「産業革命後の都市発展を象徴する歴史的な外観」だそうですが、今の無機質なガスタンクと違って美しい

ガスタンクは全部で4基。それぞれ別の建築家が1基ずつ担当して、1999〜2001年にかけて抜本的修復を行ったそうです

正面にある建物も個性的

ご近所には普通の集合住宅

4基それぞれの高さが75mあって、プラーター公園の大観覧車が完全に中に納まるほどの大きさだそう(驚)

ガスタンクにしておくのがもったいないくらい細部まで凝った造り

もう少し離れた所で全体像を見たかったな〜。またいつか機会があれば…

内部は、ショッピングモール、住宅、展示場（収容人員4,200名）、学生寮、映画館、ウィーン市とウィーン特別州の文書保管所

建物内部で上を見上げて

ショッピングモール内

残念ながら目的だったおもちゃ屋さんはなかったけど、外観を見ることができたから満足(^^)