下津井・鞆の浦　瀬戸の風待ち港と下津井電鉄をぶらぶら歩き旅

2011/12/23 - 2011/12/25

今年も岡山のレスパール藤ヶ鳴でゆっくり温泉を楽しむ為、その近場でどこかぶらぶら歩けるところを探していたら…、暖かい冬の日差しが心地良く流れる海辺の町、瀬戸内に面した古くからの風待ち港・下津井と鞆の浦へ行く事に決めた。

下津井へ初めて行ったのは下津井電鉄がまだ走ってる頃?…、そして、鞆の浦は塩飽諸島を旅した時に、福山からバスに揺られて二度ばかり歩いた…。
あれから３０年近く経って…、まだ同じ景色のままなんだろうか？…。

下津井港近くの細い路地を入って行くと、旧街道筋に当時の廻船問屋の家々が立ち並び、栄華の面影を今に誘うように静かに佇んでいます…。

その後、旧下電「下津井駅跡」を見たくなり移動～、一般公開はされていないが保存会のご好意で、旧駅跡に並べられている下電車両を見学。ただただ懐かしさと嬉しさ…、またその現実の変わり様にショック！受けました…。

帰りは海の香りを胸いっぱい吸い込んで、Ｂ級グルメで町お越しの日生で「牡蠣お好み焼」を食べて、冬はやっぱり牡蠣が旨い！。

今回は瀬戸の海…、潮風も空気も恵みもいっぱい頂いて、温泉効果を身体いっぱい受けて、とても和風なクリスマス休日でした。

＊写真掲載を増やしました　２０２０年５月２日

エリア 鷲羽山・児島・瀬戸大橋周辺(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２/２３（金）　下電が廃止に成ってからは来てない?…、懐かしいそんな気持ちを抱いて下津井港の観光無料駐車場へＭＹ車止める。

細い路地は旧街道筋に栄華を誇った廻船問屋の家々が立ち並ぶ景観は、必見の価値があるところです。

下津井の町並み 名所・史跡

旧街道筋を行くとこのような家並みには港町の風情が今も残ります～。

人が全く歩いていませんが、それも風情でしょう！。

この白壁を用いた重み有る建て方は、海の財があった証しなんでしょうね?。

とても静かな佇まいですが、当時は嘸かし賑やかな風待ち港だったのでしょう！…。

贅を尽くした建て方が物語ってます～、随分と貫禄があります！。

下津井郵便局が見えてきたら、折り返しです。

ここは「むかし下津井回船問屋」と言う資料館です。

座敷に上がれるようになって、当時の資料が解り易く説明展示されて勉強になりますね！。

むかし下津井回船問屋 美術館・博物館

その館内に在る白壁のレストランですが、名物の蛸が干してありました…。

この後、鷲羽山から瀬戸を一望ドライブして?本日の宿泊先レスパール藤ヶ鳴へ向かって終了?。

＊プチ情報　ここのレストランは高い！、入り口にメニューボードが有りますが?、それを見て入る勇気は有りませんでした？。

”旧下津井駅跡”に保存されている「下電（下津井電鉄）達…」

懐かしくて訪れたところ、保存会の方々が快く中に入れてくれました。
忙しいところ、親切に案内や説明をして頂き、あの頃の…青春の旅が甦りました…！。

モハ１０２かモハ１０３形だと思いますが？…、車内です?。

意外に保存状態が良いので驚きました！…、そう言えば昔の電車はロングシートが主流でしたね?。

下電では古株のクハ５形、塗装が渋くて実に良いです！。
先端に荷物台（鮮魚）が有るガソリンカー改造電車ですね。

何とか動くところが見たいものです？。

この面構え?、何とも言えませんね！～、
今の車両には無いお茶目で可愛いデザインが好いです。

これもガソリンカーのホジ３形、確か”旧井笠鉄道”の車両で塗装もそのままですね。

青空の下には、この赤色がとても映えます！、
ガタゴト！ガタゴト！と瀬戸内を眺めながら、今のも動き出しそうです。

保存会の皆さんの努力が報われて、早く”鉄道記念公園”になればと思います。
その時は、是非伺います！！。

１２/２３（土）　鞆の浦バス停近くの市営駐車場へＭＹ車入れ（有料です）。

直ぐ側が瀬戸の海でキラキラと眩しいほどで、今日もカメラ片手にぶらぶら歩きスタートです。

漁師町はどこも細い路地が有って、その間からこんな景色が見えるんです。

鞆の浦 自然・景勝地

路地を曲がって、また路地を歩いて、向こうに港のシンボル常夜灯が見えてきました～。

冬だと言うのに日差しが眩しいほど強いです、後もう少しです。

この景色が「ザ・鞆の浦」で、この舟着場は、江戸時代から変わってない唯一現存するものとか?…、それは凄い！。

そして、変わらぬ灯りを守り続けてきた石作りの常夜灯…、とっても穏やかな景色です。

常夜燈 名所・史跡

旧倉庫では今風のカフェに成っています～、

折角なのでちょっと珈琲タイムにしていきましょう！。

船溜は暖かい潮風を運んできます～。

風待ち港の旧街中は細い路地が入り組んでいます…、

ここからも港のシンボルである常夜灯が観えますね…。

途中で見つけた甘党の店?…、

こんな季節なのに…かき氷やってるんですかね…？。

でも、いかにも美味しそうなので入っておけば好かったかなぁ?…。

ベンガラ色の船具屋とは随分と目立ちますね？～、
でも、ディスプレイがとても今風でお洒落で好いですよ！。

早速、中に入ってみますが…、これは面白いです。

竹細工が、軒下に吊るしてあった…。
干しているのか、作って途中なのか、ちょっと気になるなぁ？…。

この後、福山へ戻っておきに入りの回転寿司屋で遅いランチ頂きま?す。
これで本日も終了?レスパール藤ヶ鳴へ連泊です。

＊プチ情報　海鮮すし「しまなみ」瀬戸の魚が美味しくて安くて旨いです。
鞆の浦であれば季節料理「衣笠」がいいです。