備前・岡山　岡山市街を走る路面電車を追って一日乗車券でスポット巡り ぶらぶら歩き旅ー８

2024/09/08 - 2024/09/08

６日目の今日は一日岡山市内の観光スポットをぶらぶら歩きます～、その移動手段として路面電車である岡電（岡山電気軌道）・一日乗車券を購入して活用します。

広島での広電（広島電鉄）同様に各地で残り少ない路面電車に揺られながら車窓を楽しむのはこの上ない幸せで、また次は何時に成るのかが判らないし、その車両が活躍しているのことも判らないので乗車出来る時に利用するのが鉄則です。

宿から近い岡山城跡・烏城公園辺りを散策します。で岡電・東山電停終点まで行き車庫やチャギントン電車を観ます（おかでんミュージアムは中止）。
そして、岡電・岡山駅前までへ向かいながら車窓から町並みを楽しみます。

ＪＲ岡山駅構内の観光案内所に立ち寄って情報取集をしてから駅西口の高層ビル群を通りぬけて昭和レトロな雰囲気で人気の奉還町商店街を散策します。
旧山陽道・西国街道上に在る歴史的な経緯を持つアーケード商店街として
戦後の昭和２０年から３０年代は黄金期と言われるほど隆盛を極めた商店街ですが、現在はどうなっているんでしょうか？…。

撮影使用カメラ　クールピクスＳ６０００・エクスリムＺＲ１５

エリア 岡山市(岡山)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

齢を取ると朝の覚めるが早くて困ります？…、

で仕方なく朝のニュースを観ていると映りが悪くなくなるので、早くチェックアウトしろ！ということでしょうか？。

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ホテルキャビンスタイル 宿・ホテル

チェックアウトは近くのこちらのホテルです、

せめてチェックアウトはルームキーの返却だけなので、ボックスが有れば事足りる訳だと思いうのですが？…、自己都合で客に足を運ばせるのは駄目ですね！？。

岡山スクエアホテル 宿・ホテル

表町商店街に在る「キムラヤのパン 表町一丁目店」です、

市民ならだれでも知ってるキムラヤのパン屋は大正８年創業し１００年以上も親しまれて来ました。
創業者が銀座木村屋で修業して生まれ故郷の岡山で独立をしたそうです。

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キムラヤのパン 表町一丁目店 グルメ・レストラン

やはり素通りは出来ませんね？…、

暫く岡山に来てなかったのでモーニングをいただきましょう！、メニューボードにはシンプルな４種類のみで￥４００とは実にリーズナブルで嬉しく成ります。

迷わずトーストセットにしました！、

やっぱり美味しい食パンです！、食べ終わって気が付いたのですが？、レーズントーストも追加にすれば良かったと後悔…、地元の方々は色々な食べ方を知っていますね。

今日も朝から暑くて困ります…、が歩きます！、

城下電停を渡り岡山城へ続く”烏城みち”沿いに石垣が在りましたが、城郭配置図によれば城内の二之丸・西の丸跡だそうです…、なるほどね。

市内を流れる旭川沿いの「石山公園」の眺めです、

向こう岸は日本三大名園・後楽園、手前は岡山城跡の烏山公園ですが、ミンミンと蝉の鳴き声が元気過ぎてそれだけで暑い…。

手前は旭川遊覧クルーズ乗り場とありました。

石山公園 公園・植物園

やっと天守が観えて来ました「烏城公園」です、

烏城（岡山城）跡一帯が公園として整備されています～、令和の大改修が令和４年１１月に終了し（耐震補強も含めた）実に綺麗にお色直しがされています。

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烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

天守の下には「開祖宇喜多氏顕彰之碑」です、

天正元年に宇喜多直家が元在った城を修築し入城して城下町を開き、その後秀家が主君の秀吉の命によりこの地、岡山に本丸を移して城下町を完成。
直家入城４００年を記念し岡山市発展の礎を築いた宇喜多父子を顕彰する為の碑です。

天守をズームアップですが実に美しい！、

昭和２０年の岡山空襲で焼失するまでは国宝でしたが、昭和４１年に複合式望楼型４層６階建ての外観復興天守が完成しました。

では、本丸へ登城しましょう！～、

立派な石垣の間に櫓門型式の「廊下門」が在り、本丸中の段（表向）へ入る為の門で搦手門（裏手）にあたり上屋も備えています。

門を潜れば石段が狭く防御されてます、

往時は取り囲むように小納戸櫓から鉄砲で攻撃できるように成っていたのでしょう。

現在は一人用リフトで中の段までバリアフリー化でされてます。

北西方向の本丸中の段に在る「月見櫓」です、

江戸時代元和６年頃築と言われ城内で現存するのは西の丸西手櫓と当櫓のみです。

昭和２０年の岡山空襲でも焼けなかった奇跡の櫓として国指定重要文化財です。

本丸本段跡へ向かう石垣です、

本丸本段とは本丸御殿のことで藩主私邸なので一般藩士の出入りは厳しく禁止されてます。

更に路地の様に狭く侵入がし難い様になってます、

枡型の様に曲がってドン突きは天守の一部である塩蔵をまた曲がります。

やっと天守の建つ本丸「岡山城 天守」です、

現在は広場に成っていますが往時は本段御殿が在ったわけで、違った景色が観られたことでしょう。
備前岡山藩・池田家３８万石の城下町として安泰の治世が幕末まで続きましたね。

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岡山城 名所・史跡

余りに暑いので木々のある隅まで避難です…、

天守内を見学するかどうか迷ったのですが？…、ここはパスします。

それにしてもザ・日本の城って眺めが実に良いです！。

本丸中の段に降りる「不明門・あかずのもん」です、

普段は閉じられていたのでこの名が付いたのでしょう、門上に上屋を架けた櫓門の型式で昭和４１年に復興再現されました。

本丸を出て内濠からの眺めです～、

向こうには目安橋が観えています、表口・大手から本丸へ通じる橋で袂に目安箱が置かれそうです。
明治に成って土橋に変えられたそうで水質が悪くて濁っていました？…。

南西に位置する内濠の角には太鼓櫓が在ったそうす？、

更に向こうには修覆櫓も在ったそうで本丸には多数の櫓で固めていたようです。また、内濠幅が異常に広いと思うのですが？…、守備貫徹なのでしょうか。

城下通りに在る「岡山城 西之丸西手櫓」です、

桃山時代築の２層２階隅櫓で、月見櫓同様に空襲で焼けなかったのが奇跡です。

国指定重要文化財と成っていますが個人所有だそうです。

交差点で路面電車が良い塩梅でやって来ました～、

中国地方では広島・広電に続く「岡山電気軌道」の愛称・岡電です。今日も岡山市街を路面電車を追って観光スポット巡り歩きします。

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路面電車 (岡山電気軌道) 乗り物

では、最寄りの「城下電停」から乗車します、

岡電は２路線ありこちらは東山線という岡山駅前から東山までのメイン路線です。

この７９００形電車は主要車両として在籍数も一番多いです。

城下停留場 駅

車内で「一日乗車券」￥４００を購入しました、

予想していたのと違って期間限定デザインだそうです？、”推しが武道館いってくれたら死ぬ”というアニメのようですが？、和気町ファンクラブとコラボのようです。

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路面電車 (岡山電気軌道) 乗り物

裏側には本日の日付けが入ってます、

が運転手さんがわざわざ赤ペンで記入をしてくれる親切には感謝です。

販売・有効期間は来年の３月末日までだそうです。

で終点の東山電停で下車しました、

直ぐ目の前には「おかでんミュージアム」が在ります、展示内容を調べたのですがちびっ子達がメインなので今回はパスします。

おかでんミュージアム 美術館・博物館

ミュージアムのオブジェのようです？、

ちびっ子達に人気のあるチャギントンの赤と青を表現しているようですがそれが何かは判りませんでした？…。

向かい側から全体を眺めたところです～、

レールが引き込まれているのは車庫が両側に在る為ですが見学は出来ないようでした。

折り返しの電車が次々とやって来ます、

１系統・岡山駅前行の７９００形電車のようで、関西のアルナ工機で平成３年製造された車両です。

道路上の軌道から「東山電停・乗り場」に入りました、

町中に路面電車のある風景は昭和４０年代までは日本中に在りました～、その後はモータリゼーションの普及により廃止に追い込まれ今では１９社しかありません。

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東山停留場 駅

イベント観光電車の「おかでんチャギントン」です、

先頭は赤い機関車・ウイルソンでアニメの世界のままの姿で登場しました！、これならちびっ子達は興奮しますね！、岡電は凄いです！。

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おかでんチャギントン 乗り物

東山電停に到着しました～、

チャギントンは英国の列車を擬人化したチャガーの日常を描いた子ども向けのアニメ作品で、チャガーと人間が一緒に暮らす街・チャギントンが舞台だそうです。

青い機関車・ブルースターで楽しく成ります～、

車内の様子は判りませんが？、チャギントンの世界が待っているんでしょうね？…。

ナビゲーターのお姉さんが楽しく演出を奏でてくれるのでしょうね！。

お姉さんが手を振ってくれました！、

こちらも手を振って挨拶しましょう！～、チャギントンの目が窓のスクリーンに成っているとは上手く考えたもので、こちらにウインクですかね？。

折り返しの電車が次々とやって来ます～、

１系統・岡山行の７９００形電車は関西のアルナ工機で平成５年製造された車両です。
黄色いのラッピング電車とは珍しいカラーで目立ってい良いですね。

県民共済のラッピング電車は知名度が全国的！、

１系統・岡山行の７３００形電車ですが元７１００形電車をベースに元呉市電の主要機器流用を調達した電車だそうです。

先程、城下電停で見掛けた同じ電車です、

７４００形電車も７３００形電車同様の主要機器流用型車両です、で気が付いたのですが他では見掛けないパンタグラフは岡電式と称される独自の形です？。

「東山電停」から１系統・岡山駅前行に乗車します、

３０分ほど居ましたが汗でびっしょりです…、涼しい車内で休憩を兼ねてガタゴト揺れる街の車窓を楽しみましょう！～。

＊詳細はクチコミでお願いしすす

東山停留場 駅

３０分ほどで「岡山駅」に着きました、

駅前の桃太郎像やピーコック噴水は無く成りましたが六高生記念像は今も駅へ向かって何を見ているのでしょうか？…。
もしかすれば路面電車の駅前広場への乗り入れ事業を見据えているのかも？。

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岡山駅 駅

「岡山市ももたろう観光センター」に寄って行きます、

駅周辺と市内の商店街の情報などを教えて頂くことにしました。広島市内ほどではありませんが外国人観光客利用も多いようです。

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岡山市ももたろう観光センター 名所・史跡

駅西口から徒歩で１０分ほどでしょうか？、

岡山駅・西口も随分と様変わりして驚きました！？…、バスターミナルや高層ビル群と多くのビジネスホテルが密集して都会的な景観に成りました。

アーケード街が観えて来ました！～。

やっと来ました「奉還町商店街」です、

旧山陽道（西国街道）上にあるアーケード商店街の歴史は古く大政奉還で失職した武士達が奉還金を手に始めた世にも珍しい士族ばかりの商店街が事の起こりです。

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奉還町商店街 市場・商店街

アーケード街の横にはいくつもの路地…、

モルタル２階建ての間にはこのような光景が昔はどこにもありました…。

今では珍しい帽子の専門店「イシイハット」、

高齢者御用達のような渋いものが演出されてますが中には変わった旧海軍艦内帽なども有りました。
創業は昭和２０年と商店街の黄金期にぴったりと当てはまりますね。

路地の先に在る景観がアジアっぽい！、

奉還町第一ビルという草臥れた昭和の雰囲気が残る３階建ての雑居ビルが好い！。

１階の店舗は定休日なのか廃業なのかは判りませんね？…。

角の果物屋から更に路地を観れば～、

アジアの片隅で観たような青い空の景色が思い出されます…、但し、＋異臭が付きものなので日本ではまず無いです。

ここからアーケードが安っぽく成ってます？…、

屋根の波板が透明で色褪せたセピアカラー？、「西奉還町商店街」のゲートも安っぽいもの？…、しかし、それが昭和のレトロ感とマッチして好い雰囲気です。

中古屋の「きゃ楽＆ＳＯＲＯ」は古本屋？、

個性の強いユニークな店の様ですが、ゲーム機器やソフトにキャラクターグッズなどを販売でしょうか？、でも定休日なのか廃業なのか判り難い雰囲気です？。

並びにはもう一軒「映画の冒険」とは何屋？、

シネマ・コレクターズ・ショップとありますが、映画のポスターやパンフレットにグッズ・中古レコードなどが販売されてる様ですよ？。
健さんがあればどうしても欲しくなるので止めておきます…。

ここまでがアーケード街でした、

昭和２０年から３０年代は奉還町商店街の黄金期と言われ、買い物やウインドウショッピングをする為に県北から列車で買い物する客も多く交通整理をしなければならないほどの人でごった返したそうです。

商店街の端に成る「奉還町３丁目商店街」のゲートです、

この辺りまで来ると人も本当に少なくて寂し雰囲気だけが漂っていますよ？…。

大通りを超えた商店街です、

更に続いていますが定休日なのか廃業なのかシャッター通りが目立ちます？。

更に行ってみましたがシャッター通り？…、

このまま行けば国道１８０号線に出ますが旧山陽道（西国街道）は更に真っ直ぐだそうです。

戻りながら「西奉還町商店街」のアーケードです、

時間はお昼時なのですがシーンとした静寂感に包まれています？…、商店街独特の旨そうな好い匂いも無く平日に来るべきだったでしょうか？。

商店街に中心辺りまで戻って来ました…、

この辺りだと人も歩いてそれなりに活気も有りますね？、閉まってる店も少なく休日の商店街の顔を見せています。

昔ながらの駄菓子屋「紅陽」です、

店頭では夏の風物詩である花火セットがいっぱいで駄菓子も売られていますが、元は進物用菓子店として高価な菓子を販売していたとは意外です？…。

角で目立つパン屋「キムラヤ奉還町店」です、

こちらはイートインコーナーが無いようですが、倉敷工場には直売店が在るようで是非行ってみたいですね。

＊詳細はキムラヤのパン表町一丁目店のクチコミでお願いします

キムラヤ 奉還町東店 グルメ・レストラン

アーケードの端、西口通りまで来ました、

幕末から明治・大正・昭和・平成・令和へと歴史的な背景を背負いながらもレトロな外観で魅力的な商店街へと変貌成し遂げたようです。

この後は、岡山市街を走る路面電車を追って一日乗車券でスポット巡り ぶらぶら歩き旅ー９へ続きます