2012/12/28 - 2012/12/28
28位(同エリア109件中)
Rinさん
フランクフルト国際空港に無事到着し、次はいよいよ観光の為ドイツ鉄道に乗り込みます。
行き先は世界遺産の街ゴスラー。
約3時間の鉄道の旅です。
普通鉄道での移動距離が3時間以上あれば飛行機で行ってもいいのですが、そこは遅延の話が付きまとう中国東方航空、遅れる時はどれだけ遅れるかわからないのでそんな危険は冒せません(笑)
結果的にはそれほど遅れなかったので飛行機でも行けたなぁ〜とは思いましたが、それは結果論。
この街に行こうと決めたのは…まぁフランクフルトから鉄道で行ける範囲内で世界遺産の街だから(^_^;)
他にもいろいろありますが大きな理由はその辺ですね。
たっぷり時間を取っていたつもりでしたが結果的には足りなかった(>_<)
本当にドイツの街歩きは楽しいです。
ゴスラーの街は
ノイヴェルク修道院〜ヤコブ教会〜街歩き〜皇帝居城〜ドーム・フォア・ハレ〜マルクト広場(グロッケンシュピールの仕掛け時計・クリスマスマーケット・市庁舎・ホテルカイザーヴォルト)〜ローミュレの水車小屋〜マルクト教会
という感じで回りました。
ランメルスベルク鉱山は残念ながら時間がないので行けませんでした…。
結構写真の枚数がありますので2冊に分けてみました。
ここでは前半の皇帝居城までの旅をまとめてみました。
それではゴスラーの旅行記その1をどうぞ。
日程
12/27(木) 関空〜上海〜(1冊)
12/28(金) 上海〜フランクフルト〜ゴスラー〜ヒルデスハイム〜ハノーバー(4冊)
12/29(土) ハノーバー〜ブレーメン(2冊)
12/30(日) ブレーメン〜リューベック〜ハンブルク(ミュージカル「ターザン」鑑賞)(3冊)
12/31(月) ハンブルク1日観光ミュージカル「ロッキー」鑑賞
1/1(火) ハンブルク〜シュベリーン〜ヴィスマール〜ハンブルク(2冊)
1/2(水) ハンブルク〜フランクフルト〜
1/3(木) 〜上海〜関空
番外編 お土産編(1冊)
詳しいスケジュールは↓
http://tabisuke.arukikata.co.jp/schedule/54402/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ドイツ鉄道のフランクフルト空港駅到着です。
ここもクリスマスしてます。
乗る予定の列車まで時間があるのでここでちょっと荷物の整理をしました(^_^;)
機内でしか使わない荷物とか、機内で貰ったアメニティとかを全部スーツケースに突っ込んでしましました。
これでちょっと身軽になりました。
この直前の旅行記は↓
http://4travel.jp/traveler/applejuice/album/10715376/ -
そろそろ時間なので駅のホームへ。
ちなみにドイツの鉄道に改札はありません。
ホームまで入るのは誰でも自由。
検札は車内で行います。
時刻通りICEがやってきたので乗り込みます。
ちなみにICEとはドイツの新幹線。
最高時速は300キロだそうです。 -
朝6:42発の電車のせいか中はガラガラ。
席の予約もほとんど入っていなかったので好きな席に座れました。
この列車の切符は事前にインターネットで購入済。
やってきた車掌さんにプリントアウトしたチケットと購入した時のクレジットカードを身分証明書代わりに見せればOKです。
車掌さんは一度検札をした人の顔は覚えているのか一度検札を受けると二度目の検札を受けることはありませんでした。 -
こんなコンパートメント対応の席もあります。
-
私が座ったのはテーブル付のこの席。
机の上にあるのは… -
これ。
直訳すると「あなたの旅行予定」
要するに時刻表です。
止まる駅とその駅から乗り継げる電車が書いてます。
これ英語でも書いてあります。
乗継の電車の時刻表も一部書いてあるので本当に便利です。
というのもこの時刻表が置いてあるのはICやICEだけなのでRE等に乗り継ぐと時刻表は置いてないのです。
でもこの時刻表を持っていれば乗り継いだREの時刻表も書いてあるというスクレもの。
ICやICEに乗った時はすぐにこの時刻表を確認し、トイレに行くタイミングや社内探索に行くタイミングを考えてました。
この時刻表を記念に持ち帰り、帰国後鉄道好きの同僚にお土産代わりに渡したらとても喜んでました。 -
さて車内でちょっと小腹が空いたので日本から持ってきたお茶とおにぎりで朝ごはん。
やっぱりリフレッシュメントのチョコレートケーキ食べとけばよかった…とここでも後悔。
本当に貧乏性だわ(>_<) -
さてお腹も落ち着いたところで車内探検。
食堂車まで行ってみました。
誰もいないみたいで係員の人も暇そうです。 -
2時間ほど走った後Gottingenという駅で乗り換えです。
ここからはREという快速列車に乗り換えます。 -
REの車内。
ICEとはちょっと違います。
このREの中でも再び車掌さんが検札にやってきました。
これにはちょっとびっくりしました1年ちょっと前ドイツを旅行した時はICEやICはともかくREではあんまり検札が回ってきていなかったような気がしますので…。
この時は一度ICEで検札を受けていたのでクレジットカードの提示はしなくてもOKでした。 -
車窓はこんなこんなのどかな風景が続いていました。
いい天気です。
そろそろゴスラーに着く…というところでお手洗いへ。
背中に貼るカイロを貼り付け、ブーツの中には靴用カイロを入れ、寒さ対策の準備完了! -
フランクフルト空港駅を出発して約3時間後ゴスラー駅に到着しました!
なんか魔女の街っぽい看板をみつけてちょっとうれしい♪ -
荷物をロッカーに預けます。
一番大きいタイプで4ユーロ。 -
ゴスラー駅。
いい天気です。
でも寒い! -
それもそのはず地面を見ると水たまりが凍ってました。
胴体は背中のカイロとロングダウンコートのおかげでそれほどでもないですが、やはり足ですね。
特に太ももが冷えるような気がします…。
この教訓から次の日からはカイロを太ももに貼り付けてみました。
これは正解でした。
上半身はダウンのおかげで結構暖かいのでカイロを貼ると暑いくらいになってしまいましたので。 -
ふと見るとかわいらしい観光列車が走っていきました。
誰も乗ってませんでしたが…。
寒いですもんね〜。 -
歴史にありそうな建物。
ホテルみたいです。 -
銀行もうまいこと街並みに溶け込んでいます。
サンタさんが可愛い。 -
ふと銀行の前の温度計を見ると氷点下3度!
寒いはずです。
これだけ天気がいいのに。 -
駅から伸びるローゼントーア通りをしばらく歩くとノイヴェルク修道院到着。
ここは1186年に建てられた修道院だそうです。
中の撮影は1ユーロとのことだったので撮ってません。
ちょうどパイプオルガンの演奏をしていたのでしばし聞き入りました。 -
旧市街入り口にあったブロンズ像。
-
早速かわいい木組みの家。
-
さて次は聖ヤコビ教会。
この教会は11世紀に建てられてものが元となっておりそ12〜16世紀、何度も改装や増築が繰り返されています。
今残っている外壁は、13世紀に作られたものだといわれています。 -
主祭壇は、1727年ごろに作られたといわれるバロック様式。
クリスマスツリーが飾られていました。 -
美しいレリーフで飾られた説教壇は、1620年ごろに作られたそうです。
-
主祭壇の反対側にはパイプオルガン。
-
この豚のイラストのトラックは肉屋さん。
ソーセージとかも売ってました。 -
肉屋さんの横には魚屋さんのトラックが。
-
すごく素敵なショーウィンドウ。
何のお店かな?とよく見ると眼鏡屋さん。 -
赤レンガと木組みの素敵なおうち発見。
-
Beckerstrabe
木組みの家が多いです。 -
スレート壁の家も多いです。
-
木の部分に1668年と書かれています。
1668年に建てられた家ということだと思います。 -
ジーメンスハウス Siemenshaus
この家はジーメンス社の創始者、ハンス・ジーメンスが1693年に建てたものです。
ジーメンス社とはドイツ屈指の大企業です。
日本とも1861年徳川将軍家幕末の頃から付き合いがあるそうです。
ちなみに偶々泊まったホテルの電話がジーメンス製でした。
ドイツでは有名な企業なんでしょうね。 -
ジーメンスハウスの向かいにあるホテルツア・ベルゼ。
1573年に建てられました。
こちらも素敵な建物です。 -
-
An der Gose通り
-
人のいない静かな通りが続きます。
-
用水路と並行して走るNeue通り。
向かいのLiebfrauenberg通りにはクリスマスの飾りつけをしているおうちが。 -
Neue通り。
皇帝居城へ続く道の街並み。
ここも素敵。 -
ドアにもクリスマスらしい飾りが。
-
Neue通り。
-
スレート壁の家が続くHeerwinkel通り。
神戸の異人館のうろこの館はこのゴスラー家がモデルなんだとか。 -
歩いているうちに皇帝居城に到着。
皇帝居城 Kaiserpfalz
「黒王」と呼ばれた神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ3世(1017〜1056年)が1050年に建てたロマネスク様式の宮殿です。
現在の建物は1868年から1879年にかけて復元されたものです。
当時の神聖ローマ帝国皇帝は決まった居城を持たず、国内の宮殿を転々としていましたが、ハインリヒ3世はこの宮殿を20回以上訪れ、滞在したとか。
この間、この宮殿では20回以上の帝国議会が開かれています。
宮殿2階の帝国の間には、童話いばら姫やゴスラーの歴史をテーマにした壁画が壁一面に描かれています。
地下のウルリッヒ礼拝堂(St. Ulrich Kapelle)には、ハインリヒ3世の心臓を収めた石棺があります。
ドイツに現存する宮殿様式の建物の中では最大規模のものです。 -
早速中に入ってみます。
こちらが入口。 -
中に入ると意外に近代的な建物。
ちょっとびっくりしました。
この右端がチケット売り場でここでチケットを購入します。 -
ドイツ語が出来るのなら中でガイドをしているとのことでしたが…無理なので英語のガイドを貸してもらいました。
お城についていろいろ書いてました。
でも時間がないのであんまりよく読んでないです。 -
昔の皇帝居城の模型…だと思います。
-
この2階が皇帝居城ご自慢の帝国の間。
中は撮影禁止ですので…扉の外から一枚。
童話いばら姫やゴスラーの歴史をテーマにした壁画が壁一面に描かれていました。
あと宗教改革のマルティン・ルターも描かれていました。
どうもゴスラーとも縁があるみたいです。
ルターってドイツを旅すると結構よく見かけます。
宗教改革の時逃げ回ってたせいですかね。 -
帝国の間撮影禁止ですが、中から外を見た分にはいいだろうと思いお庭の景色を撮りました。
広いお庭です。 -
帝国の間を抜けてそのまま奥に歩いていくと下に行く階段がありました。
その階段を下りていくとこんな部屋が。
ここはウルリッヒ礼拝堂(St. Ulrich Kapelle)だそうです。
真ん中にあるのはハインリヒ3世の心臓を収めた石棺。
誰もいないのでちょっと怖い…。 -
1階の展示室に展示されていた守護神グリフィン。
貸して貰った説明書きに「鷲じゃない!これはグリフィンというんです」と強調して書かれていたのが面白かった。
しかし…目つき悪い…。 -
城の庭にはハインリヒ獅子公の象徴ブラウンシュヴァイクの2頭の獅子像と、左右にドイツ統一後の初代皇帝ヴィルヘルム1世(左)と赤髭王フリードリヒ1世の両騎馬像が居城を守っています。
この写真では獅子が一頭しか見えませんが…。
ちなみにこのお二人は2階の帝国の間でも描かれまくっておりました。
長くなりそうなのでその2に続きます。↓
http://4travel.jp/traveler/applejuice/album/10740397
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