２０１２年冬１８きっぷの旅３日目～新宮・熊野編～

2012/12/22 - 2012/12/22

３日目の利用は日帰りで、紀勢本線の旅です。
紀勢本線といっても亀山まで行けばとても長い距離になるので、この日はその半分の熊野市まで和歌山駅から旅立ちました。
往復約１０時間ということで長い旅でしたが、熊野と新宮の２つの町と車窓の風景を楽しめた１日となりました。

エリア 新宮(和歌山)

スタートは早朝の和歌山駅。

紀伊田辺駅で、乗換します。
ちょうど１００周年のヘッドマーク看板がついていました。

紀勢本線をひたすら南下し、海が見えてきます。
途中、串本駅で１２分程度の停車時間があったので、一休み。

トルコ船を助けた歴史があることから、トルコとの交流がいまでもこの町はあるようです。

新宮方面に進みますが、海に近い場所も走るので、結構迫力のある風景を楽しめます。

新宮駅に到着し、もう少しだけ進んでみます。
ここからは、ＪＲ東海の管轄のようで、おなじみのおれんじラインが入っています。

新宮といえば、めはり寿司ですね。
高菜の葉を使ったシンプルな寿司ですが、おいしいです。

新宮から３０分ほど進むと、熊野市駅に到着。
駅中に観光案内所があり、レンタサイクルも借りれますが、短時間であれば駅前のショップで借りた方が得といわれて、そちらで自転車を借りました。

とりあえず、鬼が城に行きました。
駅からトンネルを越え、１５分ほどの場所にあります。

入り口は売店となっていて、ここで自転車を停め、遊歩道に入ります。

遊歩道は結構距離があります。

ここがメインの洞窟ですね〜。
自然にこんな空間ができたなんて、なんとも不思議です。

断崖絶壁の場所にありますが、海からのしぶきが飛んでくる場合があるので、注意はしてください！

それにしてもすごい場所を行くな〜。
ちょっと怖くなってきた・・・

波の勢いを半端ないな〜。
足元近くまで来るような場所も中にはあります。

続いては、プチ熊野古道散策。
鬼が城近くに、松本峠越えのコースがあります。

松本峠までは５００Ｍほどですが、上り始めてすぐこの急な坂があり、結構きついです〜。

２５０Ｍほど行くと一旦楽になりますが、また急な坂・・・

とりあえず、１２分ほどで松本峠に到着しました。
ここから分岐して、鬼が城方面に行くと絶景も見えますが、今回は時間がないので、ここで折り返します。

短いですが神秘的でとても雰囲気があります。
松本峠をまっすぐ進むと、熊野市駅方面に抜けることもできます。

獅子巖

花の窟

さて、新宮に戻ります。
ワイドビューに乗りたいとこですけど、今回は１８きっぷの旅なので、各駅でのんびり。

新宮駅に戻ってきました。

駅から見える位置に、叙福公園があります。
この門だけ見てみると、すごく立派な中華公園ですね。

中はこんな感じ。
表の門を見ると、中はそう大きくはないようです。
ちなみに、園内には売店もあり、レンタサイクルもできます。

西村記念館に立ち寄りました。
入館料は１００円で、記帳はできればしてほしいということ。

オーナーは親切な方で、お茶を入れてくれました。
こんなスペースでのんびりくつろぐのもいいですね。

立派な洋館ですね！

と思っていると、畳の純和風の部屋もありました。

２階にも部屋がたくさんありとても見応えがあります。

昭和の「お風呂」って感じですね。
洗面や浴槽の感じが懐かしい。

やはり世界遺産の「熊野速玉神社」は外せませんよね！

さて、これからいよいよ参拝です。

社殿は鮮やかな朱色をしています。
なぜか、大きな破魔矢が両サイドにあり、存在感を放っていました。

江戸から昭和にかけて熊野川河川敷に並んだ商店を再現した川原家横丁です。
みかんや各種お土産を売る売店として利用できるようです。

和歌山を今度は目指し、帰路につきます。

新宮駅にて。
昔はこのような顔を洗ったりするスペースがありましたよね。
ちょっと懐かしいので、思わずパシャリ！

新宮から約５時間。
長い旅が終わりました！

旅の締めは和歌山ラーメンです。
有名な○高にしましたが、駅からは徒歩で７分程度ですかね。

ラーメンはシンプルな味わいで、かなりあっさりしていました。
やはりこれも定番で、早寿司は外せません！