乗客はマニア3人だけという寂しい（そして予想通りの）状態のまま、バスは県境地帯を走ります。そして宇都井駅では思いもよらぬ撮影タイムがｗ<br />【乗り鉄・乗りバス】【秋の乗り放題パス】<br /><br />◇鉄道の日・秋の乗り放題パス旅行目次◇<br />★が現在地です。<br />(1) 1日目-1 山陰本線（京都-浜田）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717669/<br />(2) 1日目-2 山陰本線（城崎温泉-鳥取）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717693/<br />(3) 1日目-3 山陰本線（鳥取-浜田）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717752/<br />(4) 2日目-1 山陰本線（浜田-江津）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717761/<br />(5) 2日目-2 三江線社会実験増便バス（5B　江津-石見川本）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717766/<br />(6) 2日目-3 三江線社会実験増便バス（5B　石見川本-浜原）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717781/<br />(7) 2日目-4 三江線社会実験増便バス（7B　浜原-宇都井）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717789/<br />(8) 2日目-5 三江線社会実験増便バス（7B　宇都井-式敷）★<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717791/<br />(9) 2日目-6 三江線社会実験増便バス（7B　式敷-三次）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10717798/<br />(10)2日目-7 芸備線（三次-広島）<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10727150/<br />(11)2日目-8 岩国・錦帯橋<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/11334224/<br />(12)3日目-1　若戸渡船・JR九州支線乗りつぶし<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/11334225/<br />(13)3日目-2　博多駅ビル屋上庭園・帰宅<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/11334513/<br /><br />◆全旅行記目次◆<br />http://4travel.jp/traveler/planaly/album/10642746/

121013-15　鉄道の日・秋の乗り放題パス旅行（8）2日目-5 三江線社会実験増便バス（7B 宇都井-式敷）

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2012/10/13 - 2012/10/15

73位(同エリア145件中)

エリア

飯南・邑南・美郷(島根)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 高速・路線バス JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

宇都井は静かな集落といった感じです。
イチオシ

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バスの運転手さんも、「こんな駅は全国でもなかなかないらしいね」と。やはり地元の方にも有名なのですね。
で、バスに乗車しているのはわざわざ泊まりで三江線増便バスに乗りに来る物好き3人なわけで。。。
発車まで数分あるとのことで、運転手さんのご好意により撮影会が開始されましたｗ　いやあありがとうございますｗ

宇都井駅駅

 日本一ののっぽ駅・宇都井駅 by planalyさん
で、まあ、バスを降りての撮影会なわけですが。皆さん、カメラを手にバスを降り立ち思い思いの構図で撮影。
まあ思い思いといいましても宇都井駅が高すぎるおかげでなかなか写真が撮りにくいわけでw
バスを中心に入れるか、駅を中心にバスを小さく写すかといった感じですけれども、自然と構図が限られてくる感じですね。
イチオシ

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ここまで後ろに下がって、ようやく駅のホームが写るという塩梅。

宇都井駅駅

 日本一ののっぽ駅・宇都井駅 by planalyさん
しかし、どこかの団地の入口にしか見えない無機質な作りです。時代ですなー。

まあ、この駅そのものが時代を感じさせるわけですが。今ならエレベーターの1つや2つ（いや、2つもいらん）付くことはうけあいでしょう。そして、そもそも採算が取れないようなこんな田舎に路線を作ることがそもそも無いでしょうし。
で、せっかくだからホームまで登ってみたかったのですが……
なんというか、見上げるほどの高さに圧巻されているうちに登る時間がなくなってしまいました、というかもともと2,3分しかなかったので無理だったかな？
せっかくなので一つ目の踊り場まで行ってみました。宇都井駅は全部で116段。10段登ったので残り106段。
案外いけるのではないかとちらりと思いましたが、こういうのは上に上がるのにつれてしんどくなるものですし、というか発車時刻になっていますので、この駅を登り降りすることはまたいつかの機会に……ということにします。
というわけで、満足したマニア3人を乗せてバスは出発。
ではまた〜ノシ

バスは先程渡った宇都井大橋を戻ってR375旧道へと戻ります。

三江線も第三江川橋梁でこちらへ渡ってくることは、前回の旅行記に書いた通り。そして、この第三江川橋梁付近から、島根・広島県境が江の川の上をなぞることになります。
しかしこの橋、人が渡れたのか……ぜひとも渡ってみたかった。
今でも渡れるなら、宇都井駅下車と第三江川橋梁をセットでなかなか充実した散策ができたでしょうに。まあ通常は本数が少なすぎるのが問題なのですが。

そしてバスも広島県へと突入です。対岸はこれまで走ってきた島根県。
さて、相変わらずの狭隘国道を進みます。
山をどかんとぶち抜いて石見都賀から口羽までを13kmで結ぶ立派なバイパスがある以上、この区間が改善されることはないと見ていいでしょう。
次の集落が見えてきたところで、川沿いの国道（旧道）から少し離れます。
伊賀和志駅が見えました。
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伊賀和志駅です。住所は広島県三次市作木町。三江線で初めての広島県駅です。三次市ということは、間もなく終点という感じですが、やはりというか平成の大合併により作木村が合併された結果のようです。

伊賀和志駅駅
ちなみにこの駅、旅行記にまとめるために調べるまでは、てっきり「いがかずし」駅と思っていました。こんなところなのに「伊賀（いが）」なのか、紛らわしいなぁ……などと思っていましたが、そんなわけなく。
正解は「いかわし」駅でした。いや、でも普通は「いが」って読んじゃうと思うんだ。

集落から国道へ。
三江線は川をわたって島根県の方へと戻っていきました。
そして、さらに少し走った所でようやく国道のバイパスに合流。
なんか山奥から戻ってきた感じです。
前方には両国橋が見えます。両国と言えば、JRの駅か何かで東京の方に聞いたことがありますが。ネットでは東京の両国橋に似ているからそう名付けられたのだろうとかいう意見もありましたが真偽はいかに？
なお、この橋を境に江の川の漁業権者が変わるそうです。へえ。
で、バスはr4の両国橋を右折。
島根県邑南町へと戻って来ました。
r4の集落部を通過。
集落を越えて道幅が広くなり、道路r7に。さあトンネルで山を超えて。このままずっと走れば浜田、途中で因原で別れたR261へ合流できますよ……
……というトンネルの手前で道を外れ。口羽駅へ到着です。
石見都賀でみた標識からこれまで、長かった……

ってあれ？駅前に何人か立っているようですが。
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口羽駅。
ここでなんとびっくり、4名の乗車が。おっちゃん4人組が乗車してきました。
車内ではもう皆内心で（どうせ、出発から終点までマニア3人だけの乗車だろ……さすが三江線）とか思ってたので、これにはビックリ。まあ乗客がいることは嬉しい限りです。荷物がないということは、地元客？？？

口羽駅駅

 口羽駅 by planalyさん

ホームの様子。
この口羽は道路標識に掲載されるだけあって大きく、人の姿も見かけました。いや、歩いてる人の姿を見たのは実に久々だった気が……
で、4人加えて7人の客を乗せたバスは、先程の両国橋をわたって対岸へと戻り、再び広島県へ。
この付近で、三次駅を9時ころに出発する石見川本行きの列車が見えました。
数年前にあれに乗ったことがありますが、いやあ、ここですれ違うんですか。
見づらいですが、先の方に赤い丹渡橋が見えます。
あの橋を渡った手前側が江平駅なようです。
あとから、地図や衛星写真やらと付きあわせてみたところ、この写真の、左側の茂みに隠れたところが江平駅かな？
よくよく拡大してみると、ホームが見える……ような気もします。
丹渡橋
丹渡橋のたもとが江平駅バス停です。

ここを左折してr62を進むと、三次市の市役所支所があるようです。つまり旧作木村の中心部なのでしょう。
バスは快適に国道を走行中。
おそらく、三次までこのままR375を行くのでしょう。

そう思っていた時期が私にもありました、ええ。
川の駅常清なる施設を通過します。ドライブインであると同時に、このあたりはカヌーの遊び場としても最適なそうなので、そのための施設なのでしょう。
三国橋が見えてきました。
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三国橋のたもとに作木口駅があります。前の写真を拡大しても写っています。
駅は島根県邑南町にあるので、広島県三次市作木地区（旧作着村）への入口、というわけで作木口駅なのでしょうね。

ちなみに、この駅のバス停は川のこちらがわにありました。橋は渡らずにバス停を通過。マイクロバスに乗り換えてからは、芸美バスの運転手さんは駅名のアナウンスをせずにばんばんとばして行くので（浜原までの中国JRバスの運転手さんは一駅一駅止まってはアナウンスしていましたが）、ちょっと気を抜くと数駅くらい気づかずに通過しそうになります。乗降も皆無ですし……

作木口駅駅

 作木口駅 by planalyさん
堆肥センターさくぎ、だそうです。
堆肥作ってるのかな？
この先で、県境は江の川から外れ、右岸側を走っていた私達はもとより、左岸側の三江線も広島県へと入ります。
カヌーの姿が見えます。さすが、川の駅があっただけあり結構な人数が楽しんでますね。
視界が少々開けてきました。
三江線がこちらがわ（右岸）へと渡ってきます。

バスはトンネルでショートカットするR375本線から離れて旧道へ。
三江線の横へと付きます。
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香淀駅へ到着です。駅舎はログハウス調と、洒落た感じ。

香淀駅駅
で、バスは駅前のロータリーでUターン。
バイパスのトンネルを通過しました。
で、トンネルを出ると下流側へと少し戻ります。この道はR433となっているようです。
走ってきたトンネルがちらりと写っていますね。
前方に見える式敷大橋をバスは左折して左岸へ。

三江線も、既に左岸へと移っているようです。
川を渡って三江線も渡ります。
前方の標識では、口羽駅付近で走ったr4が山を超えてここで合流していることが伺えます。
で、踏切を渡る際に右を見ると、そこは式敷駅でした。

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式敷駅へ到着です。

式敷駅駅
こちらの駅で、トイレ休憩をかねて数分停車となりました。
口羽で乗ってきたみなさんも含めて、全員が一旦車外に。最初から乗っていたマニア3人のみならず、口羽駅で乗ってきた4人組のおっちゃん達の中にもカメラを手にしている人がいるということは、地元客ではないのかな？
というわけで、しばらく式敷駅の様子です。
昔はホームが二面もあったのですね。調べてみると、一時期この駅は三江南線の終点だったようなので、その影響なのでしょう。
時刻表の記述は上り・下り共にわずか5行。非常に簡潔です。
なお、この駅が三江南線の終点ということは、此処から先はまたへなちょこ路線へと戻るわけなのですが……