のだめのパリの撮影地＆ヴェリブ（自転車）の旅（パリ前編）

2012/08/02 - 2012/08/12

ヨーロッパの主要５都市を巡る夫婦2人の個人手配旅行のはじまりです。
最初に入ったのは2度目のパリ。今回は大人2人だけなのでヴェリブ（自転車）でパリを廻ろう！！
パリのモンソー公園近くのヒルトン・アルクド・トリオンフ（宿泊先）で荷物を置いてさっそくヴェリブを借りてまずは凱旋門へ！実は凱旋門は少し高くなっているので、ここまでは地下鉄が良かったかも・・この日は自転車でアンヴァリッド、オルセー美術館（入場）、ソルフェリーノ橋、ルーブル美術館（広場で昼寝）、ギャルリー・ヴィヴィエンヌ、パレ・ロワイヤル、シテ島のそぞろ歩き（楽しい！）を経て、のだめちゃんが千秋と食事をしたバスティーユ広場近くのBofingerで食事。
パリはコンコルド広場のあたりを底にお盆のような地形になっているので、自転車に乗る場合は坂を下るように道を選択し、登りはバスや地下鉄を併用したほうが良さそうです。
【知っ得情報】2度目のパリなら街中にたくさん置いてあるヴェリブ（自転車）が便利。昼のルーブル近辺のステーションは自転車がいっぱいで返却できない事が多いです。貸出が30分を超えると追加料金がかかりますが、値段が安い（確か30分１ユーロ）のであまり30分を気にせずに乗るとあせらなくてすみます。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自転車

モンソー公園前でヴェリブを借りてまずは凱旋門へ！実は良く見ると結構な上り坂なので5分程度ですが、ちょっとくたびれます。ヴェリブは保証金150ユーロ（問題無ければ実際は支払いはありません）意外には1日1.7ユーロ（30分以上の貸出は追加料金、30分以内なら何度でも自由に貸出）しかかからないし、小回りも利くので最も便利な乗りものです。パリの街がだいたい頭に入っている人にはお勧めです。
（そうでない場合は道に迷うことは間違いないでしょう・・経験談）

シャンゼリゼ通りを下り、プチパレ・グランパレを通過し、アンバリッドへ。シャンゼリゼ通りは交通量も多く、自転車での通行はしんどかったです。（後から行ってみると、歩道が広いので結構歩道を走ってしまっている自転車もいました）グランパレの前からは自転車通行帯が道の右はじに出て来たので、快適に走る事が出来ました。

オルセー美術館はH.P.から予約していたのでここも全く並ばずに入場。少し回って早めのランチ。この2階のレストランは非常に美しくておすすめです。味はオススメランチなら値段も味もそこそこです。

オルセーは最近改装されましたが、なんといっても5階の屋根が自然光を取り入れており、その自然光の下で見る印象派絵画は素晴らしい！特にルノアールやモネなど光の取り入れ方に特徴のある作品は陽のあたり方で絵の表情も変わり、しばらく見ていたくなります。絵の背景の壁も絵を引きしめる効果がバツグンの色になっています。

時計の裏側も歩けるようになっていました。かっこいい！！

何と言っても一番良かったのは屋上に出られるようになったこと。ここからはパリのセーヌ河の左岸が綺麗に一望できました。遠くにはモンマルトルの丘も良く見えます。屋上では５ユーロ程でパニーノを購入して食べれるようにもなっていました。改装前よりもゆっくりくつろげるようになっていました。

5階に新たにレストランが加わっていました。なんともモダンでしゃれていますね。1階にもカフェがあるので、食事であまり並ぶ必要はなくなったようです。

オルセーを出て徒歩でソルフェリーノ橋へ。（映画のだめでも出て来た橋です）恋人同士が名前の描いたカギをかけてゆきます。ちゃんとこの橋の上でカギも５ユーロ以下で買えるのが商売上手ですね。

時差ボケぎみ＆歩き疲れなのでルーブル美術館前の広場の木陰で少し昼寝。３０分も寝ると気分爽快です。

ここから行ったことのなかったパレ・ロワイヤルとギャルリー・ヴィヴィエンヌへ・・どちらもまあ行っても行かなくても・・って感じでした。もちろん綺麗なのですが、他と比べてしまうので・・この近辺の駐輪場もいっぱいでした。

ノートルダムの側面を通って、裏側の公園でまたまた休憩。初日はのんびりの予定がいいですね。

ここから徒歩でサン・ルイ島をそぞろ歩き。ジェラート屋さんやおしゃれな小物屋さん、飲食店が多く、ガイド本にはあまり載っていませんがパリで一番好きな通りになりました。
ここから自転車でのだめが食事をしたBofingerで夕食。クーポラもさほど美しいものではなかったのと、食事が非常に口に合わなかったので凄く残念でした。

夕食でがっくりきてしまい、テンションが下がってしまい、夜のパリめぐりはせずにホテルへ・・

翌朝は気分を取り直してパリ市庁舎からスタート！

ノートルダム寺院に入ると、夏だからでしょうかステンドグラスの窓が一部空いていて、涼しい風が入って来てなんともすがすがしい朝でした。

時間があればノートルダムに登ろうと思っていましたが、ＯＰＥＮの２０分前の９時４０分でこの状態。あきらめて近辺を散策しました。

この日は昼の便でローマへ移動しました。途中アルプス山脈を越えて行きました。ナポレオンの行軍を想像すると、この山並みを軍隊が超えて行くとは信じがたい気がしました。
旅行記はローマ編へ