2012/08/06 - 2012/08/07
2280位(同エリア3873件中)
てんろくけぼりさん
- てんろくけぼりさんTOP
- 旅行記18冊
- クチコミ81件
- Q&A回答2件
- 88,759アクセス
- フォロワー13人
月曜の午前中にローマからフィレンツェに移動しました。切符はイタリア鉄道のH.P. http://www.trenitalia.com/ から予約可能な4ヶ月前に予約。なんと2人で38ユーロでした。90分以上高速鉄道に乗って2,000円以内って・・安い! 宿泊は便利な駅前のホテル・ナジオーニ(3ベッドで80ユーロ/部屋)と安価で旅行できました。フィレンツェではタクシーにのるような所もあまりなく、ミケランジェロ広場までのバスは往復で1.2ユーロ/人。
こんな低予算な上に、美しい街並みは見学料0円ですから、お財布にもゆとりが・・ 中央市場で食べた臓物のトリッパも4ユーロながら絶品の美味。ドゥオーモやウフィッツイ美術館、ダビンチの秘められた絵画「アンギアーリの戦い」のヴェッキオ宮、超お金持ちのメディチ・リッカルディ宮など見どころを効率よく回れる美しい街でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
お得なイタリアの高速鉄道でフィレンツェへ。2等ですが、荷物置きも広く、快適な旅です。所々ひまわり畑も見えます。駅についたら徒歩3分程のホテルへ荷物を預け、フィレンツエの街へ・・
-
5分もしないうちにサンタマリアノヴェッラ教会前に。ファサードが張り付けられたようになっていて、なんか張りぼてっぽい感じの教会です。
-
10分も歩かずに花の聖母大聖堂ドゥオーモが見えてきました。ローマの教会と違い壁の大理石が赤や緑の色のものも使用されているのでとても綺麗で華やかです
-
その向かいにはミケランジェロが絶賛したサンジョヴァンニ洗礼堂の「天国の門」があります。
1枚1枚キリスト教の重要なシーンがキンピカかつ立体的に彫り込まれています。
お昼だったので教会に入ったり、鐘楼に登る前に腹ごしらえを。
近くの通りにレストランやピッツエリアがずらり。パスタが美味でした。 -
昼食時間になったのかドゥオーモの列が短くなっていました。10分程待って中へ。クーポラの周りを人が登って行ってるのが見えます。ひえー、あんな高くに??
こちらはしんどそうなのでジョットの鐘楼に登ることにしました -
イチオシ
キター!!ジョットの鐘楼からの景色スゲー!
これぞ!フィレンツェ かあああ・・美しすぎる。けど、嫁さんは階段のきつさに横でへたばっています。何でも414段だったかな?あるそうです。
それでもクーポラより若干低いし、途中休憩が3か所あるし、写真にクーポラが入れられるので、ジョットの鐘楼の方ににのぼって正解だったと思う。
ガイドには「時間を変えて両方登ろう!」って書いてあったけど・・
かなりの体育会系以外の方はやめた方がいいです・・・ -
ここからは平坦な道だから・・って事で、途中ジェラート休憩とかはさみながら、徒歩10分程のシニョーリア広場へ。写真のヴェッキオ宮の前にはミケランジェロのダビデ像(レプリカ)があります。完成当時は本物がこの場所にあったそうです。どうしても下からのアングルだとち○こに目が行ってしまいます・・
-
で、かつての共和国政庁舎だったヴェッキオ宮に入ると・・イ、イキナリ出ました。「これこれ!「アンギアーリの戦い」だよ!!って思わず結構な声を出してしまったら、係員の方は注意するんじゃなくて満足そうに微笑み返してくれました。
「そうか、これ意外とマイナーなんだな・・人も少ないし・・」と思いました。
この不自然に壁画を塞ぐ工事中の壁に描かれたような絵が隠されたダビンチの最高傑作なのです。 -
これが展示されていた『アンギアーリの戦い』の復元版。と言うのもこの絵は前の写真の大広間の壁画『マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い』が二重壁になっていてその絵の裏に1504年からレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた途中作品である戦いの絵が隠されていたことがここ最近はっきりとわかったから。何故わかったかと言うと、なんとここにあったVTRによれば既に手前にある『マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い』に6ヶ所も穴をあけ、内視鏡カメラを入れて確認しているとの事。この絵が出てきたら、モナリザなんぞ吹き飛ぶほどの大フィーバーで多くの人がここを訪れる事になるでしょう。油絵が溶けまくっていなければ・・の話しですが・・今はさほど人気もないようなので、ひょとしたら数年以内に手前の絵を切り外して・・ってな大胆作業が行われるかも・・
-
このヴェッキオ宮も上まで登れるようになっていました。「登る?」「んなわけないでしょ」ってな事で、まだ先程の疲れが残っています。
-
ここから徒歩300m程のヴェッキオ橋まで来ました。この橋は当時フィレンツェの政治を行っていたメディチ家のメンバーが住居(ピッティ宮殿がある河の反対側)から、橋の上に作られたヴァザーリの回廊を通って、ウフィッツィ(事務所と言う意味)美術館、ヴェッキオ宮殿へと毎日通うために作られたんだとか・・
回廊にすることでお金持ちであるメディチさんが身の安全を図ったとか・・ -
橋の上は宝石屋さんがずらーーーーーっと集まっています。なんでも昔は橋の上に肉屋さんが集まっていたそうですが、あまりの悪臭のためにコジモ・メディチの息子フェルディナンド1世が肉屋を撤去し、宝石屋を橋の上に集めた事に由来しているそうです。400年以上続いている宝石屋もあったりして?どうなんだろう??
-
少し休んでバスでも乗ろうか・・って事で、ブラブラとバス停に向かう事に
途中の新市場では有名な「黄金のイノシシ像」の口から運だめしのコイン落としを・・イノシシのよだれ(水ですが)と共に口からはなたれたコインが見事に下の排水口のすきまに落ちてゆきました。ここにダイレクトに落ちると非常に運が向いてくるそうです。 -
近くで路面にラッファエロをチョークで描いている女性の2人組がいました。素晴らしい出来です。さすが芸術の街ですね。有名な斎藤さんはいませんでしたが・・
-
イチオシ
キター!来ました!ミケランジェロ広場。冷静と情熱のあいだチックですねえ。写真左のカフェは見晴らしもよく、超お手軽な値段でしたので、ゆっくり夕日を眺めるには最高ですね。
ここには街中から12番バスで来て、帰りは13番バスで来た道を帰ります。(片道15分くらいでした)行きのバス停で現地の?おばさんに2ユーロ見せながら「これで乗れますか?」って聞いたら、「Barで切符買わないと運転手は売ってくれないよ!」って事でした(全てジェスチャーのみの意思交換ですが)。結局Barがしまっていたのでおばさんから2枚2.4ユーロで分けてもらいました。いのししの御利益かな?(90分以内なので帰りもこのチケットで帰りました。って言っても90%以上の人が無賃乗車のような気がしましたが・・・) -
正午からの観光はミケランジェロ広場の夕日で終了。翌日は朝からウフィッツイ美術館へ!(夜中に1人でこそり街に出ました。どこも人が多く、Barなどは若者で盛り上がっていました)中は撮影禁止ですが、素晴らしい作品が目白押し。途中の喫茶も気持ちよさそうです。
当日は朝一の予約で入ってので、1時間以上の待ち時間はなく入れました。(予約者用の2番窓口がわかりづらいのでよく下調べしてから行きましょう。) -
美術館で親しくなった美人女性と嫁の3人で(これもイノシシの御利益か?)メディチ・リッカルディ宮へ。外見は市民にねたまれないように無骨な作りのこの家は、内装はこの通り、ベルサイユ宮殿なみの豪華さ。さすがメディチ!市民感情を無視して市民から妬まれたルイ16世よりも知的ですね。冷静と情熱のあいだくらい知的です。なんのこっちゃ
-
この後、中央市場で「臓物」を美女2人と頂きました。ヨーロッパで食べる美味しいステーキよりも美味しかったです。しかも4ユーロ!味は博多の持つ鍋の塩味に似ていますが、それより少し上品な感じの味です。
ここからホテルに荷物を取りに帰り、駅へ。1時30分頃の電車でヴェネチアに向かいます。フィレンツエ滞在25時間でしたが、とても満足。
ちなみにヴェネチアまでの電車もやはり事前予約で1人19ユーロでした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
てんろくけぼりさんの関連旅行記
フィレンツェ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
18